学校生活

校区探検に出発!!【1年生生活科】

 6月23日(金)1時間目の朝、職員室の運動場側の出入り口からかわいい声が聞こえます。

 「前にならえ!!」

 1年生、整列もとっても上手になりました。校区探検に出かける前に、並んで職員室に向かって挨拶をしようとしているところです。挨拶の大切さ、交通ルール、集団行動の心構え、周りへの思いやり…。ちょっと校外学習に出かけるだけですが、大切なことを一つ一つ学んでいます。

 長野先生のきびきびとした指示、そして、頑張る7人を温かく見守る末岡先生。9人で出発です。

 いよいよ校外に出ます。担任の長野先生の先導できちんと1列に並んで進んでいます。長野先生が正門前のひまわりを指さして、子どもたちに声をかけます。いつもは気づかない発見をした子どももいることでしょう。

 長野先生の質問に、子どもたちはしっかり考えて答えています。

「この川に水が流れるのはどんなとき?」

「雨が降っているとき!!」

 見たこと、気づいたこと、知っていることを口々に教えてくれます。一人一人がとっても生き生きとしていました。

 あっというまの1時間目が終わりました。

 「帰ってきました!!」7人がたくましく元気に挨拶をしてくれました。

 わずかな時間の中にも、子どもたちは確実に1歩ずつ成長し続けています。

お米つくり学習【田植え編】

 先日、お米つくりの学習で講師をしていただいた、「もやいネット真城」の吉良 登美雄様の全面協力により、今日は実際に田んぼに行って5年生が田植え体験を行いました。

  吉良様の他にも、地域学校協働活動推進員の内田様、松岡様、西村様、その他地域の方も助っ人に来ていただきました。早速、田んぼに入って田植え開始。

 最初は動くのもままならず、一列植えるだけでも時間がかかっていましたが、だんだん要領が分かってくると植えるスピードも速くなってきました。みんなで頑張った結果、1時間もするとすっかり植え終わりました。

 多くの方のお陰で、子どもたちはとても貴重な体験をすることができました。地域の皆様のご協力に感謝です。子どもたちは実りの秋を楽しみに帰路につきました。

健康な体は、健康な「歯」から…

 養護教諭の大塚先生が、児童玄関前に掲示物を貼っていらっしゃいます。何でしょうか。近づいてみます。

 本校の歯科検診の結果でした。

 大塚先生によると、北小の子どもたちはむし歯が少ないそうです。歯磨きをしっかりしていることと(給食の後も、3分間しっかり時間を計って磨いています。)、フッ化物洗口を続けているからではないかというお話でした。ただ、どうしても奥歯はむし歯になりやすいそうです。奥歯を磨くときのこつは「毛先を歯の表面にきちんとあてて、軽い力で小刻みに動かしてみがくこと」。小刻みに歯ブラシを動かすことで、奥歯の溝まできちんと磨けるとのことでした。しっかり磨こうと思うあまりに「力強くゴシゴシと磨く」ではだめなのですね。

 歯科検診の結果を見ると、幸いなことに現在、北小に「大人の歯のむし歯」がある児童はいません。子どもたちが全員、自分の歯で一生噛むことができるよう毎日の歯磨きをしっかり続けていきましょうね。

 むし歯のあったご家庭は学校からの通知が届きましたら、夏休みなどを利用してむし歯の治療をよろしくお願いいたします。

健康な体を作りましょう【朝活動の体づくり】

 今週の朝活動は「体づくり」…縦割り班のメンバーで長縄をすることになりました。

 1年生から6年生までの混合グループでの長縄跳びは難しいんじゃないかしら。怖がる1年生もいるかもしれないなあ…。

 担当の先生に尋ねると、「大丈夫です。今日は、初歩的なものからスタートしますから」とのこと。それなら大丈夫。安心して運動場に出てみると…予想外の展開が…!!

 こちらの心配などなんのその、1年生も楽しそうにぴょんぴょん跳びはねているではありませんか!! すごい、すごい、たいしたものです。

 …でも、初めての1年生や運動が苦手な子どもにとっては、やっぱり長縄はとっても難しいもの。今日はあんまり跳べなかった子どもももちろんいます。これから10分間の練習を続けることで、「あ、今日はいつもより跳べた!!」「こつが分かった!!」というような達成感を全員が味わってくれたらいいなあと思います。

 縦割り班の5・6年のリーダーのみなさん、頼りにしてますよ。

お米つくり学習【5年生総合的な学習の時間】

 5年生は総合的な学習の時間に「お米つくり」を学習します。

 6月20日(木)5時間目、実際に田植え体験をする前に「お米つくり」について事前学習をしました。講師は「株式会社もやいネット真城」の吉良登美雄様です。お米つくりの準備から田植え、稲刈りまでの流れを詳しく教えていただきました。

 米の種子の準備から種まき作業など、毎日食べているお米を収穫するまでにはたくさんの工程があることにびっくりしました。

 吉良様は、カラー写真の入った資料を準備してくださいました。おかげで米作りの流れがとてもよく分かりました。

 先生も子どもたちも真剣です。聞きながら大切だと思ったことは、しっかりメモをとっています。

 学習の最後に、吉良さんから米作りに関するクイズが出されました。どれも難問でしたが、みんなで写真を見たり想像したりしながら考えました。

第1問  「田植えは、1株に苗を何本ずつ植えるでしょうか。」

 2本、3本…いろいろな答えが出ましたが、正解は「5本」

 実際に田植えをするときのための、とても重要な問題でした。5年生のみなさん、忘れないでくださいね。

第2問  「収穫のとき、植えた苗は1株が何本になっているでしょうか。」

 これも難問です。「10本くらいかな」「12~13本くらいじゃない」との声が聞かれる中、正解は「25~30本」一株の稲がそんなに増えるなんて驚きです。

最終問題 「収穫のとき、1本の稲穂に何粒くらいの実をつけるでしょうか。」

 これもいろいろな答えが出ましたが、正解はなんと「125粒」

 吉良様によると、種まきをした小さな一粒のお米から約625粒のお米が収穫できるとのこと。また、昔から米作りには「八十八の手間がかかる」と言われるくらい、たくさんの工程があることも教えてくださいました。

 この後、実際に田植えを経験することで、子どもたちの食についての思いがさらに深まることでしょう。6月23日(金)田植えの日、どうかいい天気になりますように!! 

 正門前には太陽のようなヒマワリが咲き始めました。これは、あいみょんの「愛の花プロジェクト」前に植えていたものです。

 いよいよ6月も下旬に入りました。早いもので来月の今頃は、夏休みを迎えます。

1日遅れて…今日は3~6年生のプール開き

 前日に続き、6月20日(火)も晴れ。天気にも恵まれ、3~6年生のプール開きを行うことができました。水を浴びる子どもたちの、何と気持ちよさそうなこと!!

 水泳の授業の目的は、「水泳で求められる身体能力を身に付けること」、「水中での安全に関する知的な発達を促すこと」、そして「水の事故を未然に防ぐ論理的な思考力を育むこと」です。言うまでもなく、水泳は生命に関わる学習であり、とても重要なものなのです。

 子どもたちが安全な状況のもとで安心して水泳の学習に参加できるよう、当たり前のことですが、職員は必ず朝から気温や水質などプールの状況を点検しています。そして、もしもに備えてAEDも準備しています。ご家庭でも、水泳の授業のある朝の健康確認をどうぞよろしくお願いいたします。

 まぶしい笑顔……でも、水泳を楽しみにしている子ばかりではなく、水を怖がる子どもや水泳が苦手な子どももいます。

 けのび、バタ足、クロール、平泳ぎ…。この夏、水泳の授業が「できた」「成長した」と子どもたち一人一人が実感できる時間になるよう、職員みんなで頑張って指導していきます。

みんな待ってた 「プール開き」

 今日は1・2年生が楽しみに待っていたプール開き。体育館で先生からのお話を聞いた後、早速プールへ!プールサイドに腰かけて水をパシャパシャすると、あちこちから歓声が・・・。

 今日は天気も良くて、気持ちのいいプール開きとなりました。約1ヶ月の水泳指導となりますが、事故なく安全に水泳の学習ができますように。

復活!! 対面での読み聞かせ【PTA図書委員会】

 この3年間、コロナ禍では集会も講演会も何もかもオンラインの生活でした。読み聞かせもこれまではずっとオンライン。子どもたちは電子黒板の画面ごしに物語と出会うことができました。でも、読み聞かせをする保護者やボランティアの方々にとっては、子どもたちの反応が分からないというのはなんとも味気ないものだったのです。

 嬉しいことに今年度になっていろいろなことが復活できるようになりました。そして迎えた6月15日(木)、待ちに待った読み聞かせの日です。今年は低学年、中学年、高学年と3つの教室に分かれて、対面で読み聞かせをしていただくことになりました。

 「読み聞かせのために、図書館に行って本を選んできたんです。」

 という保護者の方もいらっしゃって、担当された方はみんな、子どもたちを喜ばせようと、本選びから練習まで、時間を割いてくださったのだな…と改めて感謝の思いでいっぱいになります。それにしても本を読んでいただく間、子どもたちの目がキラキラと輝いていたのがとても印象的でした。

 PTA図書委員とボランティアグループBSDの皆様のおかげで、気持ちのよい朝を迎えることができました。本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします!!

アサガオが咲いたよ

 梅雨の晴れ間、さわやかな朝です。「おはようございます。」挨拶をしていると、1年生が嬉しそうに教えてくれました。

「せんせい、わたしのアサガオが咲いたんだよ。」それはすごい。見せてちょうだい。

「ほら、これ。」

 朝日を受けて、きれいに咲いていました。きっとこれからますますつるを伸ばして咲き続けることでしょうね。「きれいだね。すごいね。」と話していたら、2年生が「こっちも見て!!」と腕を引っ張ります。どうしたの? おお、こっちもすごい!!

 いつの間にか、小さなキュウリが育っていたのでした。1、2年生のみんなが、しっかり水やりをしてかわいがっているおかげですね。

 植物の生長の裏に、子どもたちの毎日の地道な頑張りを感じた朝でした。

校長先生の「天草講座」

 1週間前になりますが、6月9日(金)の朝は児童集会でした。児童集会は児童会執行部のみなさんが進行することになっています。大きな声と聞きやすい速さでの司会進行は、北小のみんなの発表のお手本です。堂々としていてとても頼もしさを感じました。

 さて、今年最初の児童集会でお話をしてくださるのは一体だれでしょうか…

 校長先生でした。タイトルは、ずばり「天草講座」。ふるさとについての校長先生の熱い思いを感じる10分間で、時間があっという間に過ぎていきました。

 その日の昼休み…6年生が校長先生にお礼の手紙を届けにやってきました。

 季節外れの「サンタクロース」と「トナカイ」が、突然お手紙のプレゼントを持ってやって来たので、校長先生も思わず笑みがこぼれて、とっても嬉しそうでした。お手紙にはいったいどんな言葉が書かれていたのでしょうか? 校長先生、今度、教えてくださいね。

 

 大津北小の子どもたちが、いつか大人になってふるさとを離れることになったとしても、校長先生のように「ふるさとを思う心」をずっとずっと大切にする人であってほしいと思いました。