学校生活

水の学習【事前学習編】

 大津北小学校では、毎年4年生が中心となって水の学習をしています。教えていただくのは地域コーディネーターの内田さんです。その昔、学校がある平川地区はとても水に困っていたそうです。当時の様子や平川地区に水道が引かれた時のことなど、写真を見せながら子どもたちに話をしていただきました。

 子どもたちは自分達が住んでいる地域ある記念碑などが出てくるので興味津々・・・・すっかり話に引き込まれ、前のめりになって聞いている子どもたち。

 秋には実際に地域に出かけて、自分たちの目で見て学習する予定です。当日は、見学に行く時にお手伝いいただく、同じく地域コーディネーターの松岡さん、西村さんも応援にかけつけてくださいました。

 学校にとって、このような地域の教育力は、本当に大切なものとなっています。話を聞いて、見学に行くのをとても楽しみにしている子どもたちでした。

イカのおすし【不審者対応訓練】

 7月4日(火)、大津警察署生活安全課のスクールサポーターを講師にお招きし、刃物を持った不審者が本校敷地内に侵入したという想定で、不審者対応訓練を実施しました。

 

 スクールサポーターの方のお話の中で心に残ったのは、

「火災や地震の避難訓練と違って、不審者対応訓練は先生方のためだと思ってください。先生方がどうやって不審者から児童の命を守るかという訓練なのですから。」

という言葉です。

 体が小さく力が弱い職員であったとしても、いざというときにどのようにして不審者に対峙すればよいのか、具体的にご指導くださいました。

(児童を教室に戻した後、スクールサポーターに具体的な対応についてご指導いただいているところです。)

 防災主任の上野先生からは、不審者から身をまもる合言葉「イカのおすし」について児童に説明がありました。これまでの訓練の成果でしょう。子どもたちは合言葉の内容をよく知っていました。

・イカ…行かない

・の……のらない

・お……おおごえをだす

・す……すぐ逃げる

・し……しらせる

 万一のことがあれば、この合言葉を思い出してくださいね。

 

 「あれ、今日の記事、写真はこれだけ?」と思ったみなさま…。そうなんです。今日の画像はこの2枚だけ…。職員全員が児童の身を守るのに必死で、訓練中の写真を誰も撮っていなかったのでした。「児童の命を守る!」という大津北小学校職員の真剣な思いに免じてどうかお許し願います。

 大津警察署生活安全課スクールサポーター様、本日はご指導、誠にありがとうございました。 

雨の日は

 雨の日が続いても、子どもたちの目は輝いています。

 そして、その瞳の輝きが特に強く光る場所があります。

 それは…

 図書室です。

 1年生のそばに近寄って写真を撮っても全く気づかないくらいに集中しています。

 本の力はすごいのですね。たくさんの子どもたちが、本との出会いで自分の世界を広げていきます。

 

 仲良く本を選ぶ1年生の二人。

 この本には、どんな世界が広がっているのでしょうか。

 降りしきる雨の中、この空気の中にいると、堀口大學の詩の一節が浮かんできます。

「雨の日は 雨を愛そう

 風の日は 風を好もう」

 じっと、本を見つめるまなざしの清らかなこと…。

 1冊の本を選ぶ6年生の後ろ姿に、「凛」とした美しさを感じた昼休みでした。

【お礼】児童の引き渡しへのご協力、誠にありがとうございました。

 保護者の皆様、地域の皆様へ

 本日は、ご多用な中に、下校時刻15:40の児童引き渡しにご協力くださいまして本当にありがとうございました。

 お仕事の都合をつけてくださったり、ご親戚の方に連絡をしてくださったりと、ご家族の状況に応じてご対応くださり、心より感謝を申し上げます。

 また、地域の方々には路線バス下校の見守りをしていただいたり、学童の職員の方々には児童の下校に付き添っていただいたりするなど、たくさんの方々に支えられ、本日も全員無事に下校することができました。

 下校時には北小付近では雨が上がり、雲の隙間からわずかに青空も見えておりましたが、5日(水)には再び大雨の予報も出ています。今後も児童の安全を第一に教育活動を進めてまいりますので、引き続き皆様のご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

にっこり集会

 今日の3・4時間目はにっこり集会でした。各学年が人権学習で学んだことや考えたこと、これからどうしていきたいかなどを発表します。執行部が決めたスローガンは、「一人一人がいいやすい場所をつくり 本当の気持ちを伝え合える みんなにっこり元気な北小」です。

 自分がされて(言われて)嫌だったこと、そのことをきちんと伝えられた時の気持ち、友だちの話を聞いて自分がどうしていきたいかなど、授業の中でしっかり考えたことを発表しました。それに対して、「ちゃんと言えてすごいな」「ぼくもこれから気をつけたい」など、他の学年からきちんとお返しを伝えました。

 その後で、縦割り班ごとに集まって異学年で意見交換をしていきました。

 まずは、自分の気持ちを自分から伝えること、相手の気持ち(立場)をよく考えて大切に言葉を使うこと、今日考えたことをこれから実行していかなければ意味がない(続ける)こと、などを最後に確認して集会を閉じました。

大津北小美術館~ふしぎなアート

 校舎内に、誰がいつ書いたのか分からない、「謎のメッセージ」を発見しました。

「ココにすわってみてね かべとグー1こぶんあけてね」

 2年生が1人、メッセージに吸い寄せられるようにやってきました。

「あー、こういうことか」とつぶやいています。

 今度は2年生が3人やってきました。

「見える?」

「うん、見える見える」

 見えるって何が?

 どうやら、誰かが作った「ふしぎなアート」ですね。

 「ふしぎなアート」は、階段にも…。いったい誰が作ったのでしょうか?

 情報によると作ってくれたのは6年生。図画工作の授業で「ここからみると」という課題に挑戦したそうです。

 おかげで、たくさんの子どもたちが、校内で美術館気分を味わうことができました。

読書で世界を広げよう【みらい号来校】

 天気の良い昼休み、バッグを持った子どもたちが学校の玄関に集まっています。

 3・4年生の子どもたちと担任の村上先生の視線の向こうに見えるのは、おおづとしょかんの「みらい号」でした。

 玄関の子どもたちは、「みらい号」の順番待ちをしていたのです。「みらい号」が来てくださったのは久しぶりです。雨の日は本が濡れてしまうので「みらい号」は来られません。1か月前は雨でお休み、2週間前は蔵書点検でお休みでした。待ちに待った「みらい号」。今日もたくさん本を運んでくださいました。

 今日はどんな本があるのかな? ちょっとお先に失礼。

 靴を履いて外に出ようとすると、待っている子どもたちから「いいなあ」「私も早く行きたい」という声。子どもたちは本との出会いを本当に楽しみにしているのですね。思わず「ごめん、ごめん。写真を撮るだけだから許してね」と謝りました。

 

 ウォルト・ディズニーは、「本には多くの宝が眠っている」という言葉を残したそうです。

 北小の子どもたちが、1冊でも多くの本と出会い、たくさんの宝を手にすることができますように!!

学力充実タイム【1・2年生編】

 26日(月)、5時間目に1・2年生の学力充実タイムがありました。この時間は、担任の先生だけでなく、町職の先生、校長先生や教頭先生も応援にかけつけて子どもたちの勉強を見ます。

 子どもたちの様子を見てみると・・・普段の授業中も頑張っていますが、この時間は特に頑張ってプリントの問題を仕上げて、先生たちに答え合わせをしてもらっていました。全部正解した時には「ニコ~」と最高の笑顔を見せてくれました。「できる喜び」は次の学習へのエネルギーになりますね。

校区探検に出発!!【1年生生活科】

 6月23日(金)1時間目の朝、職員室の運動場側の出入り口からかわいい声が聞こえます。

 「前にならえ!!」

 1年生、整列もとっても上手になりました。校区探検に出かける前に、並んで職員室に向かって挨拶をしようとしているところです。挨拶の大切さ、交通ルール、集団行動の心構え、周りへの思いやり…。ちょっと校外学習に出かけるだけですが、大切なことを一つ一つ学んでいます。

 長野先生のきびきびとした指示、そして、頑張る7人を温かく見守る末岡先生。9人で出発です。

 いよいよ校外に出ます。担任の長野先生の先導できちんと1列に並んで進んでいます。長野先生が正門前のひまわりを指さして、子どもたちに声をかけます。いつもは気づかない発見をした子どももいることでしょう。

 長野先生の質問に、子どもたちはしっかり考えて答えています。

「この川に水が流れるのはどんなとき?」

「雨が降っているとき!!」

 見たこと、気づいたこと、知っていることを口々に教えてくれます。一人一人がとっても生き生きとしていました。

 あっというまの1時間目が終わりました。

 「帰ってきました!!」7人がたくましく元気に挨拶をしてくれました。

 わずかな時間の中にも、子どもたちは確実に1歩ずつ成長し続けています。

お米つくり学習【田植え編】

 先日、お米つくりの学習で講師をしていただいた、「もやいネット真城」の吉良 登美雄様の全面協力により、今日は実際に田んぼに行って5年生が田植え体験を行いました。

  吉良様の他にも、地域学校協働活動推進員の内田様、松岡様、西村様、その他地域の方も助っ人に来ていただきました。早速、田んぼに入って田植え開始。

 最初は動くのもままならず、一列植えるだけでも時間がかかっていましたが、だんだん要領が分かってくると植えるスピードも速くなってきました。みんなで頑張った結果、1時間もするとすっかり植え終わりました。

 多くの方のお陰で、子どもたちはとても貴重な体験をすることができました。地域の皆様のご協力に感謝です。子どもたちは実りの秋を楽しみに帰路につきました。