食育だより
地産地消の回鍋肉
2月7日のメニューは、麦ごはん、回鍋肉、ぎょうざ、コーンと卵のスープ、牛乳でした。
回鍋肉は、ホイコーローと読みますが、キャベツと豚肉を炒めて中華風にみそ和えした料理です。私は、市販の調味レトルトを使ってしまいますが、給食は、きちんと調味料を使ってあります。
回鍋肉は、鍋を回すのではなく、一度調理したものを再び鍋に戻して調理する、という意味です。加熱した肉を、もう一度炒めて作ります。今日は、南関産のキャベツと和水町のさいき農場の豚肉を使った、地産地消の回鍋肉でした。
余談ですが、給食の卵スープは、いつも卵をきれいに溶いてあり、感心します。どんなコツがあるのでしょうか。今日もおいしくいただきました。
すき焼き
2月6日のメニューは、ご飯、すき焼き、じゃことごまのサラダ、手作りふりかけ、りんご、牛乳でした。
すき焼きは、和食の1つだと思われますが、江戸時代までは牛肉を食べなかったので、明治以降の割と新しい和食になります。牛は農耕の大事な労働力だったので、今で言えばコンバインをつぶしてしまうようなものだったでしょうか、、
冬場がおいしい白菜やネギ、こんにゃく等と牛肉をたっぷり摂れる、栄養満点のすき焼き。家では溶いた卵と一緒に食べる、という楽しみもありますね。立春を過ぎたとはいえ、今日もまだ曇天で寒い日でしたから、すき焼きはうれしいメニューでした。今日もおいしくいただきました。
今日は節分メニュー
2月3日のメニューは、すしめし、のっぺい汁、厚焼き卵、ツナサラダ、海苔、福豆りんかけ、牛乳でした。
今日は節分。豆まきの日なので大豆の福豆がついていました。子どもの頃は年の数だけ食べると病気をしないと言われていましたが、年をとると、逆に食べ過ぎると体調に悪そうです、、
いつ頃からか、節分のメニューとして、恵方巻きが出回るようになりました。昭和の世代にはなじみのなかった恵方巻きですが、今では町の至る所で売られています。商売人たちに踊らされているような気もしますが、おいしいものを食べるのに不満はありません。
きょうは、半切の海苔がついていたので、厚焼き卵で1つ、ツナサラダで1つ、短い海苔巻きを作って食べました。恵方巻きにどんな効能があるのか、よく分からないままですが、今日もおいしくいただきました。
かつのりサラダ
2月2日のメニューは、麦ごはん、魚のオーロラソース、かつのりサラダ、じゃがいものみそ汁、牛乳でした。
「かつのりサラダ」って何?と思わず突っ込みたくなるネーミングですが、これは「かつ」と「のり」の「サラダ」でした。
「かつ」お節と刻み「のり」を炒って、野菜と和えることで磯の風味やかつお節のうま味や香りがプラスされ、野菜をよりおいしくたくさん食べられるように工夫されたサラダでした。和風の味付けで、あっさりしたおいしさでした。揚げ物との組み合わせで、バランスが良かったです。
みそ汁は、かぼちゃの入荷がなく、じゃがいものみそ汁になっていました。温かいみそ汁でした。今日もおいしくいただきました。
スパゲティミートソース
2月1日のメニューは、ココアパン、スパゲティミートソース、和風サラダ、フルーツヨーグルト、牛乳でした。
スパゲティミートソースは、給食でお馴染みの大豆ミート入りで、栄養満点なうえおいしいスパゲティでした。写真ではナポリタンのような色にも見えますが、給食では麺とミートソースを最初から混ぜてあります。麺好きにはうれしい献立です。
ヨーグルトには、バナナ、みかん、桃、りんごが入っていました。家庭ではこんなにふんだんには入れられないので、給食ならではのデザートです。今日もおいしくいただきました。
今日は南関三小の人気メニュー
1月31日のメニューは、麦ごはん、クリームシチュー、チーズオムレツ、シーザーサラダ、牛乳でした。
給食週間最後のメニューは、雪で休校になった25日に予定されていた南関三小の人気メニューでした。
クリームシチューは、日本で考え出され、給食で広まったそうです。給食センターでは、市販のルウは使わず、手作りのルウで作ってあります。そう言われてみれば、家で食べるシチューと少し味が違うような気もします。サラサラであっさりした食べ応えでした。大皿のおかずも含めて、色あいの美しいメニューでした。
給食週間メニューは今日で終わりましたが、これからも、給食に感謝して食べたいと思います。今日もおいしくいただきました。
今日は南関中の人気メニュー
1月30日のメニューは、豚キムチご飯、鶏肉のから揚げ、ポテトサラダ、ふしそうめんのみそ汁、牛乳でした。
今日も給食週間の続きで、南関中の人気メニューでした。豚キムチご飯は、決して辛くはなく、おいしい味つきご飯、という感じでした。
ふしそうめんのみそ汁は、さすがそうめんどころ南関の味、という感じですね。我が家でも、ふしそうめんはいつも買い置きしてあります。幅のある麺が、食べ応えがありますよね。
から揚げもポテトサラダも、中学生に限らず、好きな人は多いですよね。から揚げは、皮までぱりっとしておいしかったですよ。今日もおいしくいただきました。
今日は四小の人気メニュー!
1月27日のメニューは、カレーライス、スパゲティサラダ、ぶどうゼリー、牛乳でした。
今日は四小の人気メニューのオンパレードでした。デザートまで付いて、最高でした。
給食のカレーは、大きな鍋で煮込むからか、ひときわおいしく感じます。具までほくほくして、ご飯に良く絡みます。
スパゲティサラダはマヨネーズで和えてありました。マイルドな味がカレーの合間に食べるのにちょうど良かったです。
ゼリーで仕上げをして、満足しました。今日もおいしくいただきました。
給食週間は人気メニューです
1月26日のメニューは、チキンライス、ハンバーグデミソース、コーンサラダ、わかめスープ、牛乳でした。
給食週間に入って、町内の各学校の人気メニューが献立になっています。今日は、一小の人気メニューでした。
チキンライス、ハンバーグ、ブロッコリー入りのコーンサラダ。子供に限らず、大人でもうれしいメニューです。
子供の頃の、お子様ランチにもなりそうな組み合わせですね。
私は昭和の人間なので、チキンライスに旗の立ったお子様ランチが懐かしいです。今もあるのかな。
給食について考える週間なのですが、それについては、また別の機会に。今日もおいしくいただきました。
冬においしい大根
1月23日のメニューは、ご飯、豚肉と大根のべっ甲煮、魚のサラダ、手作りふりかけ、牛乳でした。
年中出回るとはいえ、大根は冬においしい野菜ですね。
大根は、奈良時代に中国から伝わった野菜です。奈良時代に伝わったと分かっていることもすごいですね。
その名の通り、大きな根ですが、大根は、食べ過ぎたときの消化剤の効果もあるので、昔から重宝されてきました。咳やたん、のどの痛みにも効果があるそうです。
べっ甲煮の名前は、べっこう飴のように照りが出るまで煮込むことから付いています。今日もおいしくいただきました。
切り干し大根
11月20日のメニューは、麦ごはん、カレーコロッケ、切り干し大根の含め煮、根菜肉団子スープ、牛乳でした。
子どもたちの人気はどうか分かりませんが、私は切り干し大根の含め煮がおいしいと感じる年代になったようです。
子どもの頃は、給食でしか食べず、特に感想もなく食べていた気がしますが、、、
でも、切り干し大根は、保存食の優等生ですね。細く切って日光に当てて干したものは、生のものよりカルシウム、ビタミン、鉄分がとても多くなっているそうで、生活の知恵ってすごい、と感心します。
今日の煮物もいい味付けでしたが、ご家庭では和え物や汁物にもぜひどうぞ。今日もおいしくいただきました。
ふるさとくまさんデー(山鹿地域)
1月19日のメニューは、つなひきよいしょ、おひめさん団子汁、サンマの梅煮、菜果なます、牛乳でした。
郷土料理を味わうふるさとくまさんデー。今日はお隣、山鹿地区の献立でした。
「つなひきよいしょ」は、山鹿市の不動岩の伝説をもとにしたご飯です。
蒲生の山に住む母からかわいがられて育った不動岩と、そうでなかった彦根権現山。おいしい小豆で育った不動岩と、食べにくい大豆ばかり食べていた彦根権現山が、綱引きで力比べをしたところ、不動岩が負けてしまったのです。食べやすくおいしいものばかりを食べていては、強い体や心が育たない、というお話です。
「つなひきよいしょ」は、お米に小豆と大豆の両方を混ぜたご飯でした。小豆はもちろん、大豆も柔らかくて、食べやすかったです。豆のパワーで元気になってほしいと思います。
手作りきなこトースト
1月18日のメニューは、手作りきなこトースト、ミネストローネ、グリーンサラダ、みかん、牛乳でした。
手作りきなこトーストは、きなこペーストを塗ったパンを、1枚1枚トーストにしてありました。食パンだけなら、袋入りを配送するだけなのに、手間をかけて作ってありました。ありがたいです。おいしくて、栄養も満点でした。
また、献立表ではポンカンでしたが、みかんもとても甘くておいしかったです。みかん2個で1日分のビタミンCが摂れるそうですが、病気を寄せ付けないように、と念じながら食べました。今日もおいしくいただきました。
おむすび 阪神淡路大震災に寄せて
1月17日のメニューは、セルフおにぎり、大豆と豆腐のフライ、ひじき和え、みそ汁、牛乳でした。
28年前の今日、阪神淡路大震災が起きました。朝から、被害の映像をテレビで見て、身が震えたのを覚えています。
冬の寒い日でしたが、炊き出しのご飯をおむすびにして配られていました。
そのことを祈念して、平成12年に、1月17日を「おむすびの日」と定めたのだそうです。
「おむすび」には炊き出しの「おにぎり」と、人と人をつなぐ「結び」の意味が込められているそうです。
今日は塩味の効いたわかめご飯を、立派な海苔でくるんで食べました。
いろんなものを味わっていただきました。
今年最初の中華メニュー
1月16日のメニューは、ご飯、マーボー豆腐、春巻き、バンバンジーサラダ、牛乳でした。
新年1回目の中華メニューでした。バンバンジーや豆腐でたんぱく質も摂取できたし、マーボー味で食欲も増し増しでした。子どもたちの体作りのために、給食センターでも工夫を重ねておられるのがよく分かります。
気がつけば新年の1月も半分が過ぎ、正月気分も抜けてきました。さまざまなメニューを通して、子どもたちの食の体験を広げ、食育にもつながる給食が今年も続いていきます。今日もおいしくいただきました。
正月を味わう
1月12日のメニューは、ご飯、雑煮、千草焼き、紅白なます、牛乳でした。
雑煮は各家庭の味があると思いますが、今日の給食の食材はだいたい入っていると思います。
我が家では「角を立てない」と、切り口が丸い野菜なので、ニンジンやダイコンは、大きいです。
また、餅は「あん入り餅」。我が家では昔からなのですが、私自身は、最近は白餅が好みです。
私の連れ合いは、白餅に納豆を絡めて食べていたと言っていました。
近隣の地区でも違いがあるのが面白いですね。
紅白なますは縁起物ですが、子どもの中には食べ付けない子もいたようです。でも、今日もおいしくいただきました。
2023年の給食はじめは焼きそばパン!
1月11日のメニューは、コッペパン、焼きそば、ナゲット、ブロッコリーとツナのサラダ、牛乳でした。
新年最初のメニューは、パンの日。コッペパンには切り込みが入っていて、このメニューだと、焼きそばを挟んでセルフ「焼きそばパン」だと見当がつきますね。
今日の焼きそばは、麺がしっかりしていて、給食の麺でありがちなべちゃべちゃ感が全くなく、とてもおいしかったです。パンに挟んだら、ソース味の効いた焼きそばパンになりました。
サラダも、緑色がきれいなサラダでした。今年もおいしくいただきます。
クリスマスメニュー
12月23日、2022年最後の給食は、オムライス、もみの木サラダ、コンソメスープ、牛乳、ケーキでした。
オムライスはチキンライスの上に自分で薄焼き卵をのせて、ケチャップで飾ります。私は絵心がないので、何の絵を描いたかは内緒です。
もみの木サラダは、緑の濃い野菜に赤い皮付きのりんごの薄切りを混ぜ、白っぽいドレッシングで和えた、クリスマスカラーのきれいなサラダでした。
そして、お楽しみは、3種類からセレクトできるケーキ。小さくとも、給食で食べるケーキは格別です。
今日で今年の給食は終わりですが、冬休み中も、栄養バランスの良い食事を心がけて、健康にお過ごしください。
良いお年を。あ、今日も、今年もおいしくいただきました。
冬至かぼちゃ
12月22日にメニューは、ご飯、白身魚フライ、かぼちゃのそぼろに、かみかみ和え、牛乳でした。
今日は冬至です。冬至の習わしとして、「かぼちゃを食べる」ことがあります。「冬至かぼちゃ」とも言いますが、本来夏の野菜であるかぼちゃ。保存が効くので、冬のビタミンのもととして貴重だったのでしょうね。
昔から、ビタミンが風邪予防、ストレス予防に効くことを経験で知っていたことがすごいなあと思います。先人の知恵ですね。今日もおいしくいただきました。
ポテトカップグラタン
12月21日のメニューは、食パン、ポテトカップグラタン、マカロニサラダ、米粉のコーンスープ、牛乳でした。
ポテトカップグラタンは、北海道産のじゃがいもを笹型の器にしてあったので、中身はもちろん、器までおいしく食べられました。
ハッシュドポテトのようにさっくり、ほくほくの器に、クリーミーなグラタンが入っていて、楽しい献立でした。今日もおいしくいただきました。
親子丼
12月20日のメニューは、親子丼、塩昆布和え、りんご、牛乳でした。
親子丼と言えば、鶏肉と卵。どちらも人気の食材です。最近は、鮭の切り身とイクラでできた「鮭イクラ丼」を「親子丼」と呼ぶこともあるそうですが、それはそれでおいしいでしょうね。
今日の親子丼は、かける具が汁気たっぷりだったので、親子おじや、といった感じになりましたが、だしが効いていて、おいしかったです。
りんごには蜜が入っているものもあって、ちょっと得した気分です。今日もおいしくいただきました。
ふるさとくまさんデー 菊池の味
12月19日のメニューは、古代ご飯、武光公鍋、焼きししゃも、ヤーコン入りきんぴら、牛乳でした。
今月は菊池地域の紹介です。
古代、お米は黒米や赤米だったそうです。今日は古代米を混ぜてあるので、まるでお赤飯のような色になりました。味は、、、お米です。
ヤーコンは菊池地域で栽培される野菜で、サツマイモのような見かけですが、生でかじると甘く、しゃきしゃきとした食感があります。今日は、きんぴらに混ぜてありました。
武光公鍋は、南北朝時代の武将、菊池武光公が作った鍋だと言われています。本来は鴨肉を入れるそうです。地元の野菜たっぷりのおかずでした。 今日もおいしくいただきました。
たぬき汁
12月16日のメニューは、生姜ご飯、揚げ出し豆腐の肉味噌あんかけ、ごま酢和え、たぬき汁、牛乳でした。
「たぬき汁」と言えば、日本昔話にでも出てきそうな料理ですが、精進料理の1つです。揚げ出し豆腐もあったので、今日の給食全体が精進料理メニューのようにも見えました。
精進料理は肉を食べることを禁止されていたお坊さんが考えた料理です。肉、魚を使わず、野菜や芋、米などの農作物で作ります。
たぬき汁は、ちぎったこんにゃくをごま油で炒めてたぬきの肉に見立てたことからついた名前です。今日はさつま揚げも入れて、すまし汁にしてありました。今日もおいしくいただきました。
チキンチキンごぼう
12月15日のメニューは、麦ごはん、チキンチキンごぼう、ごまきゅうり、里芋のみそ汁、牛乳でした。
チキンチキンごぼうは、山口県の給食で人気のメニューだそうです。
鶏肉とごぼうに片栗粉をつけて油で揚げ、甘辛いたれに絡めて作ります。
今日は、鶏肉、ごぼう、レンコン、枝豆を入れてチキンチキンごぼうが作ってあります。きょうもおいしくいただきました。
牛乳+??
12月14日のメニューは、黒糖パン、ミートオムレツ、ひよこ豆サラダ、白菜のスープ、牛乳でした。
下の写真で、牛乳の上に乗っかっている黒い物は何でしょう?
私は最初、海苔の佃煮かと思いましたが、今日は黒糖パンなので、そんなはずはない、と思い直し、しばらく考え込んでしまいました。
答えは「ミルメーク」です。
ある年代の方までだと、ビン牛乳に粉を混ぜて、コーヒー牛乳にした記憶がおありだと思います。今は紙パック牛乳なので、ストロー穴から液体を注入し、コーヒー牛乳にするのです。容器に「ミルメーク」とカタカナ書きがありました。
懐かしく飲み味わいました。結構甘かったです。今日もおいしくいただきました。
ラビオリスープ
12月13日のメニューは、ごはん、いわしのアングレーズ、ハムとレンコンのサラダ、ラビオリスープ、牛乳でした。
今日はイメージしにくいカタカナ言葉がありますが、その中の1つ「ラビオリ」についてです。
見た目は、具少なめの洋風ギョウザ?といったところですが、薄くのばしたパスタの生地に肉や野菜、チーズなどの食材を挟んでゆでたイタリア料理です。ラビオリ自体はあっさりした味でしたが、イタリアでは、ラビオリにトマトソースやクリームソースをかけて食べるそうです。
きょうは、野菜たっぷりのスープにラビオリが入っていました。食べ応えと栄養満点のスープでした。今日もおいしくいただきました。
麻婆大根
12月12日のメニューは、麦ごはん、麻婆大根、にんじんシューマイ、中華風コーンサラダ、牛乳でした。
にんじんシューマイは色こそニンジンらしさがありましたが、味はいつもと変わりなかったです。それよりも、今日の大きいおかずを見て、まず???。何だろう???
献立表で確認したら「麻婆大根」でした。確かに箸ですくってみたら、豆腐の代わりに大根が入っていました。
作り方はマーボー豆腐と一緒のようですが、おそらく味がしみやすいように、大根は薄めに切ってありました。
マーボー豆腐よりあっさりして、汁のとろみも少なかったです。初めて食べましたが、給食用に味もマイルドで、食べやすかったです。今日もおいしくいただきました。
おかか和え
12月9日のメニューは、ご飯、彩り野菜とキャベツのメンチカツ、おかか和え、味噌汁、牛乳でした。
今日の野菜おかずは「おかか和え」でした。かつお節としょうゆで和えた料理です。
かつお節は、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」の大事な食材です。だしをとるのによく使われ、味と香りが持ち味です。我が家ではピーマンをレンチンして削り節1パックをかけて和えた簡単料理が人気です。
今日は、かつお節を炒って香りを出し、キャベツ、にんじん、ほうれん草と和えてありました。彩りも良く、ゆでた野菜に豊かな味と香りがプラスされていました。今日もおいしくいただきました。
かしわ汁
11月8日のメニューは、ご飯、ホキのちゃんちゃん焼き、かしわ汁、アーモンド和え、牛乳でした。
ホキは白身魚でした。あまり鮮魚店では見ない気がしますが、実際は、白身魚としてよく食べているらしいです。そういえば「白身魚のフライ」の食感に似ているような。クセがなくて食べやすい身でした。
「かしわ」汁は、鶏肉の入った汁でした。「かしわ飯」などもありますね。かしわ肉とか、もみじ肉とか、日本人らしいすてきな名付けセンスだなあと思います。
高齢の方から、昔は鶏肉なんてめったに食べられなくて、ごちそうだった、と聞いたことがあります。現代は豊かな恵まれている時代なのだと、時々思い出します。今日もおいしくいただきました。
揚げパンとカリフラワーのサラダ
12月7日のメニューは、揚げパン、南関野菜のみそシチュー、カリフラワーとツナのサラダ、牛乳でした。
やってしまいました!仕事しながら慌てて給食を食べてしまい、写真を撮り忘れてしまいました。文章だけで申し訳ありません。
さて、揚げパンは、給食で人気上位のメニューです。揚げたパンに砂糖がまぶしてあって、大人にはカロリーが気になりますが、やっぱり完食してしまいます。
今日のサラダにはカリフラワーが使ってありました。我が家では「湯がいたカリフラワーに酢味噌」が定番で、好きでも嫌いでもない食材だったのですが、サラダにしてあると、食感が面白く、いい取り合わせでした。
花のつぼみだと思うと申し訳ない気もしますが、ブロッコリーと同じですね。きっと、栄養も詰まっているのでしょう。光を当てないことで白くできるそうで、栽培にもたくさんの手間がかかっていると思うと、いろんな意味でありがたいです。今日もおいしくいただきました。
繰り返しになりますが、画像がなくて申し訳ありません。
ハッシュド・ビーフ・アンド・ライス
12月6日のメニューは、ハヤシライス、ポテトサラダ、ヨーグルト、牛乳でした。
ハヤシライスネタは以前にも書いたかもしれません。重なっていたらすみません。
私は以前「ハヤシライス」の名前の由来は、「林さん」が発明した料理だったから、と聞いたことがあったのですが、どうもそれは怪しい情報です。
今、一般的には、「ハッシュド・ビーフ」をご飯にかけた「ハッシュド・ビーフ・アンド・ライス」の短縮形が「ハヤシライス」になった、といわれていますね。薄切りの牛肉をバターで炒め、野菜と煮込んだ料理ですが、給食では、ワインを使って煮込んであるそうです。そう思って味わうと、なんとなく高級な味がしないでもありません。私の舌では信用なりませんが。今日もおいしくいただきました。
タイピーエン
11月5日のメニューは、麦ごはん、タイピーエン、鶏肉のカシューナッツあえ、手作りふりかけ、牛乳でした。
手作りふりかけは、しらす、かつお節、ごま、昆布等が混ぜてあって、体に良いものづくしでした。もちろん、給食は全ての食材がそうなのですが。
タイピーエンは、中国の郷土料理が熊本でアレンジされた料理です。もともと縁起の良い料理だそうですが、野菜たっぷりで、めんが春雨なので、とてもヘルシーだと、最近は全国的にも有名になりました。家庭でも、春雨スープとしてよく食べられていますが、給食で食べられるのは熊本だけかもしれません。春雨が汁を吸ってしまうので、作ったらすぐに食べたい料理ですね。今日もおいしくいただきました。
ほっけの照り焼き
12月2日のメニューは、ご飯、ほっけの照り焼き、大根サラダ、味噌汁、牛乳でした。
大根サラダは、白のベースに緑とオレンジが彩りよく、味もよかったです。
今日の魚はほっけ。お店では、開きの干物状態で売ってあることが多いですね。私の好きな魚の1つですが、切り身で食べることはあまりないので、献立表でほっけだと分かりました。身が食べ応えありますよね。
ほっけは北海道でよく食べられる魚です。体長60センチぐらいで、割と大きな魚です。鮮度が落ちやすいので、干物にして流通することが多いのだそうです。なるほど、と納得しました。今日もおいしくいただきました。
土佐酢和え
12月1日のメニューは、ご飯、てっか煮、土佐酢和え、大豆とアーモンドのりんかけ、牛乳でした。
今日の野菜おかずは「土佐酢和え」でした。「土佐」と言えば高知県ですが、なぜ「土佐」かというと、、、。
かつお節のうま味を加えた合わせ酢「土佐酢」を使った和え物が「土佐酢和え」です。「土佐」は高知県、高知県はかつお節の産地、というつながりから、かつお節を使った料理に「土佐揚げ」「土佐煮」等と、「土佐」を冠した名前が付けられたそうです。そういえば「土佐の一本釣り」というかつお船の出てくる漫画もありましたね、かなり昔ですが。
今日の料理も、酢がマイルドな味わいで、かつお節の風味が生きていました。今日もおいしくいただきました。
ハンバーグ+パン=
11月30日のメニューは、丸パン、ハンバーグ和風ソースかけ、じゃがいものベーコン煮、グリーンサラダ、牛乳でした。
朝から次第に気温が下がって、いよいよ冬の寒さが迫ってきました。じゃがいものベーコン煮の温かさが身にしみます。
今日のパンには切れ目が入っていました。それは「ハンバーグを挟んで食べてね」という合図です。挟むのは手作りハンバーグと、サラダを少し。和風ハンバーガーのできあがりです。
ハンバーグはふわふわして、単品で食べてもおいしいと思いましたが、パンに肉汁やソースがしみて、なお良かったです。少し挟んだサラダの歯ごたえも良いアクセントになって、とてもおいしいハンバーガーになりました。今日もおいしくいただきました。
定番デザート「ムース」
11月29日のメニューは、カレーピラフ、イタリアンサラダ、きのこと白菜のスープ、ムース、牛乳でした。
今日のメニューは子どもたちにも好評です。ピラフはカレー味で見た目もきれいでした。スープは、きのこの風味が良くて、秋から冬を味わうスープでした。サラダもあっさりドレッシングでした。
そして、デザートのムース。給食では定番のデザートですが、私が子どもの頃から給食に出ていた記憶があります。アイスとは違う「ムース」ですが、甘くてミルク味(バニラ味?)で、ゼリーともちょっと違う質感で。解凍が不十分だと、夏にぴったりのデザートになります。給食のデザートは、決して量は多くないのですが、うれしい特典付き、といった感じです。今日もおいしくいただきました。
黒糖大豆
11月28日のメニューは、麦ごはん、卵とじ、オーロラサラダ、黒糖大豆、牛乳でした。
黒糖大豆は、炒った大豆に黒糖を絡めた甘い豆菓子です。
黒糖、黒砂糖といえば、南国のイメージですが、今でも、玉名の一部では作られています。
サトウキビの絞り汁を煮詰めて固めた黒い砂糖ですが、白砂糖がクセのない甘さなのに対して、黒砂糖には特徴的な甘みや風味があります。
我が家では、正月用の餅をつく際、あん餅用のあんは、生あんに黒砂糖を混ぜて練って作ります。我が家ではみんな大好きです。一度、味つきのあんを買ってきて使ったら不評だったので、黒糖入りあんで通しています。
今日の黒糖大豆は、おいしい上に、炒り大豆と黒糖の栄養もたっぷりでした。箸でつまむのが大変だったかもしれませんが、、。今日もおいしくいただきました。
みかんのうんちく
11月25日のメニューは、ごはん、鶏肉のチリソースあえ、キャベツと肉団子のスープ、みかん、牛乳でした。
チリソースあえは、色こそしっかりついていましたが、給食用にマイルドな味わいでした。スープも、体に優しい味と色合いでした。
みかんについて、ちょっとだけうんちくを。
一般的に見かけるみかんは、「温州みかん」ですが、中国から入ってきた果物なのだそうです。
また、みかんは皮をむくと房に分かれていますが、房の数は、皮をむかなくても分かるのだそうです。へたを取って、その下にある点の数を数えると、房の数と同じなのです。
試しにやってみましたが、うまくへたを取ることができませんでした。不器用で失礼しました。
今日もおいしくいただきました。
おいしくて体に良い さば
11月24日のメニューは、ごはん、さばの香味漬け、煮なます、味噌汁、牛乳でした。
今日の魚はさばでした。私の大好きな魚ですが、我が家では、においが強いからと、なかなか食卓に上がらない魚です。でも、おいしいですよね。
秋から冬にかけて脂がのり、よりおいしい季節です。「秋さば」とも呼ばれますね。小骨もあって、食べるのに少し難儀しますが、給食では骨を取り除いてあります。(少し残っていることもありますが)
さばは体を作る働きがあるのはもちろんですが、血液サラサラ効果や、頭の働きをよくする効果もよく知られていて、健康食品に利用されたりもしています。ご家庭でもぜひどうぞ。今日もおいしくいただきました。
なすの肉味噌
11月22日のメニューは、ごはん、なすの肉味噌、カルシウムサラダ、かきたま汁、牛乳でした。
なすは夏から秋が旬の野菜ですが、今はビニールハウスで育てられているので、皮もとてもきれいです。以前、なすのハウスを見学したとき「なすの工場みたいだな」と思ったくらい、整然と栽培されていました。
なすは、煮ても炒めても、揚げても蒸してもおいしい野菜です。和食、洋食、中華と、何にでも使える万能野菜ですね。
今日のなすの肉味噌は、こくがあって、ご飯のおかずにピッタリでした。もう少し食べたかったです。今日もおいしくいただきました。
キャンディポテトって?
11月21日のメニューは、ご飯、すき焼き風煮、あっさり漬け、キャンディポテト、牛乳でした。
キャンディポテトって何だろう?献立表では想像のつかないメニューでしたので、実物を拝見して納得しました。小さくてかわいい四角のキャンディみたいなポテト、でした。
今回のポテトは、サツマイモです。ころころの小さな四角に切って、油できつね色に揚げてあります。水、砂糖を煮てからバターを加えて溶かし、揚げたサツマイモに絡めてありました。仕上げにアーモンドパウダーを振りかけてできあがりです。バターのこくが、いつものサツマイモに洋風の風味を足していて、まろやかな味わいでした。今日もおいしくいただきました。
ふるさとくまさんデー(宇城地区)
11月18日のメニューは、びりんめし、白玉だんご汁、さきいかサラダ、レンコンチップス、牛乳でした。
今日は11月のふるさとくまさんデーでした。今月は宇城地区の献立です。
宇城市三角町のびりんめし、宇城市小川町の白玉餅を使った白玉だんご汁、宇城市松橋町で有名なレンコンを使ったレンコンチップス。宇城市のおいしい料理と食材でした。改めて、郷土料理には地域のおいしい野菜や肉がふんだんに使われていることを実感しました。
ご飯に具が入ると同じお米の量でもかさが増えて腹持ちもよくなり、見た目もきれいで食欲がわきます。汁にも具がたくさん入ることで栄養のバランスも味もよくなります。郷土料理はおいしい上にいいことがプラスされているんですね。今日もおいしくいただきました。
切り干し大根のごまネーズ和え
11月17日のメニューは、麦ごはん、サンマのみぞれ煮、ごまネーズ和え、かぼちゃの味噌汁、牛乳でした。
今日の和え物は、ごまとマヨネーズを使った、洋風の味付けでしたが、メインの食材は切り干し大根で、和と洋のコラボレーションでした。
切り干し大根は、今では家庭であまり見かけない食材になりましたが、冷凍、冷蔵技術がなかった頃は、細切りにして乾燥させた貴重な保存食でした。しかも、加工することで栄養分が増えるといううれしいおまけ付き。今日の和え物では、昔の人の生活の知恵も一緒に味わいました。今日もおいしくいただきました。
米粉パンとひよこ豆
11月16日のメニューは、米粉パン、クリームシチュー、ひよこ豆サラダ、フルーツミックス、牛乳でした。
米粉パンは、その名の通り、米粉を原料にしています。米どころ熊本の、地域の食材を活かしたパンです。かむと、ほんのりともっちりして、パンなのだけれどお餅の風味も味わえます。食べ応えもあるように思います。
ひよこ豆も、その名の通り、まるまるとしたヒヨコのような形です。給食では豆類を使うことが多く、家庭では食べることが少ない豆も出てきます。ひよこ豆はインドの食卓ではよく見かける豆なのだそうです。柔らかくして食べやすいサラダにしてありました。今日もおいしくいただきました。
冬近し。冬においしい煮物と白菜
今日のメニューは、ご飯、じゃがいものそぼろ煮、ささみチーズフライ、白菜の和え物、牛乳でした。
寒くなってくると、煮物をはふはふしながら食べるのがおいしくなります。今日のそぼろ煮も、じゃがいもが少し煮崩れて、味がよくしみていました。給食は大量に調理するので、煮物がおいしくなるのでしょうか。
寒くなるとおいしくなるのがもう一つ。白菜です。今日は和え物になっていました。白菜は和食の定番のようですが、実は100年ぐらい前に中国から入ってきた、割と新しい野菜なのだそうです。寒さ対策でデンプンを糖に変えて葉に集めるので、甘いですね。使い勝手がよく、大好きな野菜の1つです。今日もおいしくいただきました。
ビビンバともやしのナムルで韓国気分
今日のメニューは、ごはん、ビビンバ、もやしナムル、スーミータン、牛乳でした。
今日は韓国&中華料理の日でした。スーミータンは中華風コーンスープですが、ビビンバとナムルは韓国料理です。
ビビンバは、「混ぜる、ご飯」という意味です。皿にのっているビビンバの具ともやしのナムルをごはんにのせて、はしで混ぜて食べました。給食用に香辛料は控えめで、だれにでも食べやすい味付けでした。今日もおいしくいただきました。
マーボー豆腐も手間かけて
今日のメニューは、麦ごはん、マーボー豆腐、ギョーザ、かみんこサラダ、牛乳でした。
マーボー豆腐は、我が家ではレトルトで売られている丸〇屋などの「~の素」を使ってしまいますが、給食ではもちろんそんなことはありません。今日の説明によると、、
豚肉と大豆ミート(!)を生姜やニンニク、豆板醤を加えて炒めて香り付けをします。豆腐と合わせて、赤味噌、しょうゆ、みりん、オイスターソースで味を調えた後、仕上げにごま油を入れてさらに香りを引き立ててあります。給食はやっぱりきちんと手間をかけた料理でした。
揚げギョウザもついて、今日は中華メニューでした。今日もおいしくいただきました。
初めてのたこ焼き
今日のメニューは、コッペパン、スパゲティサラダ、たこ焼き、野菜のスープ煮、牛乳でした。
このコーナー担当者の出張等が続くと、給食を食べられない日がよくあります。
翌日に「昨日の献立は?」と確認して、「あ、ブドウゼリーだ」「おでんだ」等々、毎回、食べられなくて残念に思うのです。
今週も水曜日にして、やっと給食をいただきました。
たこ焼きが南関町の給食に登場するのは初めてなのだそうです。今日食べられてよかったあ!と純粋に嬉しくなりました。今ではポピュラーなたこ焼きですが、1935年頃、大阪で生まれた食べ物です。もう90年近くの歴史があるのですね。今日もおいしくいただきました。
りんごの食べ方
今日のメニューは、麦ごはん、魚のオーロラソース、キャベツとりんごのサラダ、みそ汁、牛乳でした。
りんごはこれからが本格的なシーズンです。秋はまさしく実りの季節ですね。
給食では、りんごや柑橘系、柿、梨などの果物を野菜と共にサラダにする献立が出ることがあります。ビタミンが豊富な果物をサラダにするのは理にかなっているので、ご家庭でも試してみられてはいかがでしょう。季節感をプラスしたサラダになるかもしれません。
ところで、私は子供の頃読んだ童話に出てきた「焼きりんご」を、「りんごを焼いたらどんな料理になるんだろう」と具体的に想像できなかった記憶があります。コンポートとも違うし、今でも想像できないのですが、西洋ではポピュラーな食べ方なのでしょうか。話がそれましたが、今日もおいしくいただきました。
スパゲティミートソースの秘密
今日のメニューは、ミルクパン、スパゲティミートソース、ごぼうとレンコンのサラダ、牛乳でした。
今日のミートソースは、牛肉と豚肉のひき肉と「大豆ミート」を同量使ってありました。SDGsの観点からも注目されている大豆ミートは、名前の通り大豆からできている「ミート」ですが、今日の給食では、言われなければ気付かない食べやすさでした。3年生の国語教材「すがたを変える大豆」に付け加えたい大豆の変身ぶりです。
これらの肉と玉ねぎ、にんじんを炒めて、トマトの缶詰やケチャップなどを加えたソースとパスタ麺は、給食ならではの混ぜ合わせた状態で調理してあり、麺にソースがよく絡んでいました。今日もおいしくいただきました。