八代市立八千把小学校
学校生活(ブログ)
「お店屋さんごっこをしよう」
☆2月1日
特別支援学級の子供4人が、生活単元学習「お店屋さんごっこをしよう」で大型ショッピングセンターに行きました。
この学級には1・2・3年生が在籍しており、2・3年生は昨年度もお買い物に行ったので、1年生の手を引いてバス停まで行きました。
臨港線の横断歩道を渡ったのですが、きちんと手を挙げて安全に歩行できました。
バス停に着くと3年生が1年生に、「バスは後ろから乗るんだよ。降りるときは前から」と優しく教えていました。
バス停に少し早く着いたので、何度も「まだですか?」と聞いてきました、本当に待ち遠しかったようでした。いよいよ、バスがきました。先生と一緒にバスに乗りました。バスに乗る経験が、あまりなく整理券を取り忘れて乗ろうとしたので、先生が優しく教えられました。
国語で「ものの名前」、算数で「100を超える数」の学習をしました。その学習を活かすために、事前学習として「ものの名前」(野菜や花)をメモしていました。そして、実際にお店に行って値段を調べシートに書き込んでいました。
学習した後は、しばらく休み時間を取りました。二人で話したり、じゃれ合ったり本当に仲がよく、見ていて心が温かくなります。
学習のまとめとして、パン屋さんで好きなパンを買いました。昨年度買ったパンの味が忘れられず、2,3年生の二人は「メロンパン」をお家にお土産に買いました。
また、お買い物の後は、先生がパンを買ってくれたので、みんなでおいしくいただきました。「おいしい、おいしい」と言ってあっという間に食べ上げてしまいました。
実は、この学習は昨日行く予定でした。しかし、雨のために順延したので、今日は待ちに待った学習でした。一人500円持ってきました。片道バス代が、80円かかります。担任の先生が小さい袋に80円ずつ分けて準備し、子供たちの財布にきちんと分かるように入れてくれていました。子供たちは、残りのお金でパンを買うように指導されました。また、いきなり買うのではなく、買いたいパンの値段をまず確認されたあとにパンを買いました。4人は、言うまでもなく大切にパンをお家まで持ち帰りました。
本校には特別支援学級が、8学級あります。どの学級でも、子供たちの教育的ニーズに応じた特別支援教育を実践しています。特別支援教育は「教育の原点」と言われます。今日の学習の様子を見ていて、担任の先生の細かい配慮に頭が下がりました。
校内工作展
☆1月31日
1月29日~2月1日まで、校内工作展を行っています。
今年度の校内工作展は、諸事情により校長室で実施しています。各学級から、1点ずつの出展です。
1年生の作品です。
2年生の作品です。
3年生の作品です。
4年生の作品です。
5年生の作品です。
6年生の作品です。
5時間目に、2年生の子供たちが鑑賞していました。
静かに鑑賞できました。1周では物足りなかったようで、「もう一回、見ていいですか?」と担任の先生に言っていました。
上級生の作品を見る機会はなかなかありません。この機会をとおして、図工や物作りに対する興味・関心を高めてほしいです。
5年 国語
☆1月30日
5時間目は、5年生の国語の授業でした。単元は「すいせんします」で、本時のめあては「説得力のあるすいせんかどうか伝え合おう」でした。
まず、一つのグループが「海洋汚染」について新聞記事を基に発表しました。
4人でマッコウクジラの胃の中から5,9kgのプラスチックゴミが出た新聞記事を基に説得力のある発表をしました。
発表後は、基準と発表内容を照らし合わせて評価をしました。
また、よかったところと改善点を紙に書いて、みんなで出し合いました。
この学習で、よさや改善点が具体化され、伝え合うことができました。
授業の最後に、まとめと振り返りを行いました。ノートにきちんと自分の考えをまとめていました。また、振り返りでは自分たちの班の発表に活かすことを書くことができました。
この子は、「明日の発表で、間を開けて発表することを意識したい」と本時の学習を活かす点を発表しました。今日の学習内容が次時につながります。
落ち着いた雰囲気の中にも、動的な授業で参観した先生方の参考になりました。また、先生の指示を良く聞き、すぐに活動に移ることができました。さらに、友達の意見を活かそうとする姿もありました。さすが、5年生です!
本日は3本の授業を行いましたが、すべての授業に八代市教育委員会の指導主事に参観していただきました。放課後は、授業を見ていただいた指導主事を助言者に迎えて授業研究会を行いました。
授業研究会では、はじめに授業者から本日の授業の自評がありました。
グループ討議では、本時のよかったところや改善点を出し合いました。また、全体でも各グループで出し合ったことを発表して、授業改善の視点を話し合いました。
授業者は直接、指導主事から指導を受けることができました。
本校では「主体的・対話的で深い学び」を今年度から校内研修のテーマに取り組んでいます。このテーマは2020年度から始まる新学習指導要領のスタートに向けた取組です。まだまだ、研究を進める必要があるとは思いますが、まず、全職員が同じ方向で学びを深める必要があります。子供たちの学力を向上させるためには、一人一人の教師の指導力が重要です。本校の先生方は、学びを惜しみません。今後も、子供たちの学力向上に向けて、さらに研究をしてまいります。
3年 算数
☆1月30日
3時間目に、3年生の算数の授業がありました。3年生は今「小数」の学習をしています。
本時のめあては「小数(0,2)と分数(4/10)の大きさを比べよう」でした。
はじめに、ノートに自分の考えを書きました。
分数を小数する子供や1L升の図で考える子供など、複数の考えが出ました。
自力解決が終わった後は、グループで考えを出し合いました。
各グループで出た考えを基に、ホワイトボードを使って発表します。数直線を使って、大きさを比較する子もいました。説明の時、自分の考えを伝えることができました。
3年生になると問題を解く上で、これまでの既習事項を活かしながらいろいろな方法を考えることができます。自分では気付かなかった考えも、友達の意見を聞くことが気付くことができます。多面的・多角的なものの見方・考え方ができるようになるためには、友達の考えのよさに気付くことが大切になってきます。今後も、みんなでいろいろな考えを出し合いながら、より深い学びをしてほしいです。
2年 道徳
☆1月30日
2年生で、道徳の授業がありました。本時の主題は「えこひいき しないで」で、教材は「だれにたくさんあげようかな」でした。内容は手伝いに来てくれた3人の友達に、4個のケーキをどう分けるかでした。
はじめに、事前アンケート結果を子供たちに見せられました。子供たちも友達との関係で困ったことがあったことを確認しました。
大型テレビを使って、事前に範読されていたものを映像を使って見せられました。子供たちは集中していました。
グループで話し合ったことをまとめています。その前にグループをつくったのですが、机の並び替えがとても上手でした。日頃から、学習訓練が行き届いていることがよく分かります。
今日の振り返りを学習シートに書いています。書く速さ、量、字のきれいさなど2年生とは思えないほど、立派でした。
早く書けた子供たちは、友達と意見交流をしました。この活動の後に、他者評価をして良く書けていた子供たちの名前をいい、名前を言われた子供が振り返りを発表しました。
授業の振り返りを聞いていて子供たちは今日の授業の中で、価値の葛藤があったことがよく分かりました。また、生活の場面で同じようなことが起こった場合を想定して振り返りを書いていた子供もいました。
授業の中で、「ケーキが足らないときは、せんべいを足らない人にあげる。」と発表した子がいました。何と気持ちの優しい子供でしょう。とても気温が低く寒かったのですが、心が温かくなりました。あと2か月で、3年生にあります。今日の授業の様子を見て、立派な3年生になることは間違いありません。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者
校長
運用担当者
主幹教諭
情報集約担当者
生徒指導主任
人権教育担当