学校ブログ
授業研究(5-2&わかば4)
今日の2時間目と3時間目に授業研究会の授業参観を行いました。2時間目が5年2組の杉本先生の算数(「割合」)の授業、3時間目がわかば4組の寺田先生の自立活動の授業でした。
学校では、ほとんどの職員が授業を参観する研究会を「大研(だいけん)」と呼んでいますが、今回は、大研にあたります。多くの先生方が参観する中、子ども達よりも杉本先生と寺田先生がちょっと緊張ぎみの様子でしたが、この時間のめあてをもとに学習ができていました。
この研究授業までに、教材研究をしっかり行って「学習構想案」(単元や授業の設計図的なものです)を作成して、事前に学年部の先生方と何度も話し合いを重ねてきました。今日の放課後には、参観した先生方と授業研究会を行い、よりよい授業づくりに向けての研修会を実施します。
授業参観の時間は、多くの学級は課題を与えて自習となりますが、自習している各クラスとも自分達でしっかりと取り組んでいました(写真は4-4の自主の様子)。先生がいない時でも自分達でしっかり取り組める学級づくりができていることも楓の森小の子ども達のすごさです。また、今回は、より多く先生方が参観できるよう授業の様子を空き教室で参観できるサテライトスタジオ(授業配信)も設置するなどの工夫を研究主任の岩田先生が取り組んでくれました。
あいさつがあふれ出していく・・
10月末にHPで紹介した「3つのお願い」の一つに「先にあいさつ」をあげていますが、現在、児童会を中心に様々な場面を通して「あいさつ」に取り組んでくれています。
小学校の生活委員会は、朝から昇降口での「おはようございます」と元気な声であいさつ運動を行っています。中学校の生徒会でも校門での挨拶運動にに取り組んでいます。
また、小学校の企画委員会は、帰りの時間帯に校門で「さようなら」と声をかけながらあいさつ運動を展開してくれています。
さらに、企画委員会では一歩進めて「学校でも地域でもすすんであいさつをしよう」と今月のめあてを決めて、活動をしています。下校時に校門には、企画委員がそれぞれゴッホ画用紙に書いたお手製の啓発看板(家に持ち帰り2時間以上もかけて制作した力作もあります)を持ってのあいさつ運動です。「気をつけて帰りましょう」と交通安全も含めて啓発もあわせて行ってくれています。
実際、民生委員の方や見守り隊の方々からも「最近、元気にあいさつをしてくれます」との声も聞かれます。こうした子ども達の取組を通して、学校だけに限らず、「あいさつ」があふれる地域になればと思います。
メディアセンター(図書室)
4年生の総合的な学習の時間に取り組んでいる「人とのつがなりを深めよう」。HPでも紹介してきた合志市社会福祉協議会の協力をしていただき、福祉や福祉体験、当事者の方やボランティアの方々のお話を聞いて、現在は、子どもたちがそれぞれのテーマを設定して、まとめの学習をしています。
図書室では、2組の子どもたちが関連書籍とタブレットを使い、調べ学習とまとめを行っていました。その様子は、どこかの大学の図書室の雰囲気です!。
2年程前に作られた本校の設計図を見ると、現在の図書館は「メディアセンター」という名称がつけられています。小・中学校では、馴染みのない部屋名だなと感じていましたが、現在の子どもたちの図書室での利用の様子を見ていると、まさしく「メディアセンター」という名称は的を得ているなと感じました。
ブラッシング指導
今日からブラッシング指導が始まりました。今年は、1・2・3・5年生の4学年で行います(22日は1年、29日は2年、12月6日は3・5年生)。
菊池郡市歯科衛生士会から歯科衛生士4名の方々に来て頂き、2時間目と3時間目に1年生のブラッシング指導をして頂きました。元気な小学生の女の子「きくち ハイジ」ちゃん(人形)と一緒にバランスのよい食事やよくかんで食べること、第一大臼歯(歯の大様、王子様)の大切さ、歯ブラシの選び方、歯みがきの仕方、仕上げみがきの大切さなどの勉強をしました。
前半は、ハイジちゃんが好き嫌いで野菜を食べずに甘いお菓子やジュースを飲んだり、歯磨きをしなかったりする行動を見て、子ども達が「ダメー!!」「いけないよー!!」とハイジちゃんをたしなめるほどの歯科衛生士の方々の素晴らしい演技力に子ども達も引き込まれていました。
後半は、実際に自分の第一大臼歯(歯の王子様)を確認し、歯磨きの仕方を丁寧に練習していました。しかし、小学生では、まだまだ十分に磨ききれない場所も多いとのことです。ご家庭での「仕上げ磨き」をよろしくお願いします。ぜひ、どんなお話があったのか今夜の夕食で話題にしてもらえれば幸いです。
楓の森小のパンダ!
わかば学級(緒方学級)では、パンタがお出迎えをしてくれています。
10月末ごろに訪れた時には、新聞紙で形が作られている途中だったため、完成がどのようになるのか気になっていましたが、立派なパンダに成長?!していました。子どもたちによって無事に名前もつけらえたようで名前は「ペイペイ」。上野動物園(東京)やアドメンチャーワールド(和歌山)にひけをとらない楓の森小の人気者になりそうです。
みんなでお留守番!
今日、1年4組の三城先生は1日出張の日(道徳の研究会に参加)です。4組の子ども達は、教務主任の森田先生や教育活動指導員の谷口先生と一緒に1日を過ごしています。音楽は1組と合同で榎田先生と授業をするなど、他の先生方も協力して対応しています。
黒板には、三城先生が子ども達への12枚の日めくりカレンダーならぬ「時間めくり」メッセージが掲げられています。朝の会から各時間、給食、掃除、帰りの会、そして最後の「じゃんけん」まで、いつもの日常を「時間めくり」にしたもので、子ども達への思いが感じられる内容です。
教室に入っていた森田先生も「子ども達でしっかりできていてスゴい1年生ですよ」と感心されていました。先生がいない時にこそ、子ども達の力が見られます。
図書室「月」だらけコーナー
図書室の「月」に関する本が大集合しています。科学的な本から月にまつわる物語や絵本まで、堀田先生が図書カウンター前の一等地に設置された「月」だらけのコーナー。
今日(11月19日)は、月の一部が地球の影に入って欠けたように見える「部分月食」です。夕方から夜にかけて見られるそうで、午後4時すぎから少しずつかけ始めて、午後6時2分には、月の直径の約97%が地球の影に入るそうです。
天気もいいため「皆既月食」日和?!です。子ども達にもぜひ夜空を見上げて欲しいなと思います。その後、図書室の「月」満載コーナーで余韻にひたって欲しいと思います。
学校訪問でのまとめ
昨日(18日)は、菊池教育事務所、合志市教育委員会、協力者(授業を参観された他校の先生方)による学校訪問でした。35名ほどの方々が来校され、子ども達の生活や授業の様子、学校の様子を参観していただきました。
訪問のまとめでは、次のような事をお話がありました(概要)。
〇小・中学生が一緒に生活、学習している様子に活気を感じた。
〇挨拶をよくしてくれて、中には立ち止まって挨拶をしてくれる子どもや目が合うとニコッとしてくれる子どももいて気持ちよかった。
〇靴箱で丁寧に靴をそろえている子どもの姿、靴がきれいにそろっている靴箱がすばらしい。
〇1年生で、休み時間に元気に遊んでいた子ども達が、授業前に「もくそう」をして落ち着いて授業に入る姿がメリハリがあり驚いた(この子ども達が中学校に行く姿が楽しみになった)。
〇低学年での授業中の姿勢がとてもよく、学習習慣が身についていた。
〇授業で子ども達や先生方が頑張っている姿が見られた。子ども達が自分の意見や考えをしっかりと述べている姿が見られた。
日常の子ども達や先生方の取組やがんばりを多く評価して頂きました。
この他にもさらに改善していく点なども今回の学校訪問でわかりましたので、今後の教育活動につなげていきたいと思います。
合志市更生保護女性会からの花
合志市更生保護女性会からパンジーの苗を頂きました。
更生保護女性会からは、開校前にも花で子ども達を迎えて欲しいとプランターに植えられた花を寄贈いただいいています。また、会で制作されたぞうきんも定期的に寄贈いただいています。ありがとうございます。
クルクル鉄棒(3年生)
3年生の体育で鉄棒を行っています。低学年では、鉄棒にぶらさがったり、揺れや上がり、下がりなどの運動遊びから始まり、中学年では、前回り、膝掛け振り上がり、補助逆上がりなどを練習して、高学年でさらに発展技を行っていきます。
1組の田川先生の私物の補助ベルト(写真の黄色い道具)を使いながら逆上がりの練習を行っていました。一つずつ技ができる楽しさや喜びもあるようで、子ども達は何度も練習をしていました。
アンプラグド プログラミング
小学校ではプログラミング学習を行っています。プログラミング学習は、コンピューター(タブレット等)を動かす(使う)力だけでなく、「ものごとを論理的に捉えて解決方法を組み立てていく能力」を育てるものです。物事を試行錯誤しながら「考え方」を学ぶのがプログラミング学習です。
タブレットPCを使った学習はもちろんですが、タブレットPCを使わない「アンプラグド」と呼ばれるプログラミング学習があります。今まで授業でも行われていたものです。
4年生の「いろいろな音のひびきを感じとろう」の学習では、打楽器(ウッドブロック、タンバリン、すず)を使って3人で音楽を作る授業を行っています。大きな黒丸(写真右)は大きな音、小さな黒丸は小さな音、三角(だんだん強く、だんだん弱く)の4つの図形を置いて音楽のイメージを作り、実際に打楽器で演奏しながら修正をして音楽を作っていきます。音楽は「はじめ」「なか」「おわり」の構成です。3人で一つの打楽器を担当し、どのような組み合わせがよりよいのかを試行錯誤しながら音楽を作っていきます。これも「アンプラグド」プログラミングの1つです。
音楽専科の山下先生によると4年生4クラスでそれぞれの音楽があり、またグループによっても個性が見られたそうです。3部構成の中で全く音を鳴らさない場面を作るなど、新たな発想をしたグループもあったとのことでした。
学校訪問での授業参観
今日は、菊池教育事務所、合志市教育委員会の学校訪問が行われています。学校概要や授業を参観してもらい、今後の授業改善や教育活動にいかしていくために指導・助言をいただきます。
詳細は、早速、楓の森中学校HPでも紹介してもらっています。2時間目、3時間目に全クラスの授業を参観してらもいました。午後からは、今後の授業づくりにむけての分科会が各教科で行われます。
かわいいお客さん
小学校では、この時期頃から幼稚園や保育園、認定こども園からの見学の申し入れがあります。今日は、リズム幼稚園から来年小学校に入学予定10名の園児が保育園の先生と一緒に校内を見学をしました。
米澤教頭先生の案内で1年生の教室や図書室、保健室、職員室などを見学。1年生の算数の授業を見学している園児に教頭先生が「なんの べんきょうか わかるかな?」と尋ねると「すうじ!」と園児達。見られている1年生は、ちょっと自慢げで、いつもより?!やる気満々のように感じました。1年生の成長も感じられた時間でした。
理科移動展示(博物館ネットワークセンター)
校内の1階ロビーで理科の移動展示が行われています。この展示は、菊池管内の小・中学校(中学校は別の展示物)を移動しながら展示しているもので、、熊本県博物館ネットワークセンター(宇城市)が主催しているものです。県内には、県立装飾古墳館(山鹿市)、熊本博物館(熊本市)、八代市立博物館(八代市)などの博物館がありますが、そうした博物館の連携や協力をネットワークセンターが推進されています。博物館ネットワークセンターも見学やインターネット上の「どこでもミュージアム」などもありますので、お時間のあるときにはご覧ください。
今回は、県内の岩石標本などが移動展示としてきています(12月上旬まで)。
かえで月間
「かえで月間」と銘打った先生方で授業を参観し合う取組が今週から始まりました。各学校では、授業をよりよくしていくために校内研究が進められています。本校では、岩田先生が研究主任として校内研究を進めてもらっています。また、楓の森中との合同で小・中学校9年間を見通した校内研究に取り組んでいます。
その校内研究の一つとして、お互いの授業を参観し、意見交換を行うために「かえで月間」を設定しています。早速、4年3組(西方先生)の3時間目「総合的な学習の時間」、4年4組(岩田先生)の5時間目「体育」で参観が行われていました。
おさつチップス
今日の給食のメニューには「おさつチップス」がありました。秋の味覚さつまいものチップス。栄養教諭の橋本先生に聞いたところ、40㎏のサツマイモをスライサーでスライスしフライにしたとのこと。子ども達もおいしくいただいていました。
What food do you like?
4年3組の多久島さん、古川さん、原さんの3人組と佐藤君、星子君の2人組ががインタビューに校長室を訪ねてきてくれました(外国語活動の授業)。
何のインタビューかなと思っていると、3人から“Hello”と英語で挨拶をされ、思わず“Hello”と返答。その後“I have a questions.”と続き、それぞれから“What vegetable do you like ?” “what food do you like ?”と英語での質問攻めに・・。3人の英語はなかなか流ちょうで、私が戸惑い気味になりました。“I like hamburgers.”と答えると“me too.”とリアクションもバッチリ。
それぞれ、“Thank you. See you. Bye Bye.”と校長室を後にしていきました(最後は「失礼しました」と丁寧な日本語も添えるところもさすがです)。
「町の幸福論」(6年生)
6年生の国語で「町の幸福論 コミュニティデザインを考える」(山崎 亮文)を学習しています。山崎氏は「物やお金だけでは、町に住む人々の豊かさや幸福にはつながらない。そのときに重要になってくるのが『コミュニティデザイン』という考え方である。」と本文で述べています。
この「町の幸福論」を読んで、自分達が住んでいる合志市について考えることが学習のゴールです。合志市のまち作りについて調べて提案を考える学習です。子ども達は、改めて、住んでいる合志市について市HPなどを通して調べ学習を進めていました。子ども達からどんな提案があるのか楽しみです。
大村市教育委員会の視察
10月末の6年生の修学旅行の初日、長崎県の大村パーキングエリアで休憩をし、子どもたちは大村湾を背景に写真撮影をしていました。本日、長崎県大村市教育委員会から遠藤雅己教育長を含む5名の方々が合志楓の森小学校と合志楓の森中学校を視察されました。
大村市は人口97808人(合志市は63618人:10月末現在)、児童生徒数も8千人弱で、合志市同様、長崎県内では人口が増加している市の一つだそうです。2時間ほどかけて校舎内外を視察されました。校内ではお客さんに出あった小学生の子どもたちが挨拶をしていることに「子ども達は、気持ちよいあいさつをしてくれますね」と話されうれしくなりました。自慢の子どもたちです。
昼休みの「福田スクール」?!
昼休みの小多目的室で勉強をしている数名がいました。中には4年1組の福田先生の姿もあります。福田先生に話を聞くと、会社活動(子ども達の自主活動の一つ)で、「ミニ先生会社」があり、この会社の経営内容は「福田スクールで、分からない所や授業で分からない所を教えます」とのこと。
まさしく、この福田スクールが行われていました。福田先生いわく「ミニ先生がとても分かりやすく教えてくれるのです」とのこと。とてもいい会社で、私もスクール生になりたいなと思いました。