苓北町立志岐小学校
学びの様子
中学校に向けての準備
3月になりました。今年度も残りわずかです。ということは、6年生の卒業も間近であるということです。6年生は、卒業に向けて、あるいは中学校に向けての準備を進めているところです。
3月3日(水)、今回その一つとして、苓北中学校の英語の先生(桑畑先生)をお招きした外国語の授業を行いました。小学校の外国語で学習したことを中学校の英語に橋渡しをする。また、中学校生活に不安を持つ6年生が、中学校の英語の先生の専門性も授業の中で活用することで、その不安を減らしていく。この2つが今回の授業の目的です。学習のめあては、「中学校入学後の英語授業での自己紹介 その原稿を作ろう」でした。
まずは、桑畑先生が自己紹介をしてくださいました。今年度は中学校の体験入学がなかったので、子どもたちは聞きたいことがいっぱい。子どもたちの質問に、分かりやすい英語で返してくださいました。
山中英語専科と苓中の桑畑先生 そして野中英語助手の3人による授業 質問する子どもたち
子どもたちは、事前に「中学校でがんばりたいこと」を書いていましたので、それを英文に変換。困ったときは3人の先生方にアドバイスをいただき、なんとか書き上げました。出来上がった原稿は、桑畑先生が預かってくださいました。
3人の先生が優しく個別指導にあたりました
早くできた子は、田島先生にスピーチ
いつも楽しい外国語の授業が、桑畑先生のおかげでさらに楽しく学習できました。中学校でもよろしくお願いします!
学びを生かしたおもちゃづくり
3年生の理科は、1年間を通して自然観察が主な学習でしたが、ゴム・風の力や電気・磁石、音についての実験も行いました。3年生の子どもたちは、自然観察も好きですが、実験も大好き!毎時間、とても意欲的に取り組んでいました。すべての単元の学習が終わりましたので、2月25日(木)、今までの学びを生かしたおもちゃづくりをしました。
ゴムの力で動くおもちゃ ピンポン球ロケットやパチンコです パチンコは柔らかい紙を玉にしています
音の出るおもちゃ でんでんだいこやゴムギター ものがふるえることで音が出ます
磁石の性質を生かしたおもちゃ 磁石迷路やきつつきです
違う極どうしは引き合い、同じ極どうしはしりぞけ合います
ものの重さをはかるおもちゃ てんびんです なぜこれを選んだ?
それぞれの学びを生かしたおもちゃづくりを通して、理科の学習内容をきっちりとおさえることができた、はずです・・・。
生物の地球環境
6年生の理科学習について紹介します。単元名は「生物と地球環境」。5年生は「命のつながり」でしたが、6年生は「環境」をテーマに1年間学習してきました。その最後がこの単元になります。
6年生も自分たちで課題を選択し、同じ課題を選んだ子でグループを作り、調べ→まとめ→発表を行いました。6年生もまとめ、発表は、プレゼンテーションソフトを活用しました。それぞれの班の課題は、
①水「生活排水」
②水「工場排水」
③水「ごみ」
④空気「二酸化炭素の増加」
⑤空気「酸素の減少」
⑥生物「食物連鎖の崩壊」
でした。今の現状と課題、それについての世界や国、地方自治体の対策、そして自分にできること、についてまとめ、2月26日(金)に発表会を行いました。
「自分たちにできること」の中では、次のような考えが出されました。
・食べ残し、飲み残しや油などをそのまま流さない
・ものを大切に使いことで工業製品の生産を減らす
・3Rを意識しごみを減らす
・近くに買い物に行くときにはできる限り徒歩や自転車を使う
・森林伐採を減らすために、できる限りわりばしを使わない
・飼っているペットは最後まで面倒を見る
環境を守るために、自分たちにできることを実践してほしいです。
人のたんじょう
3年生以上の理科学習は、担任ではなく専科が行っていますので、学びの様子をお伝えする機会がなかなかありません。そこで、このHPでご紹介していきたいと思います。
今回は、5年「人のたんじょう」という単元です。最後の単元です。5年生は、今まで植物の発芽や成長、受粉、結実について、またメダカの受精や誕生について学習してきました。1年間を通して、「生命のつながり」をテーマにしています。そして最後が「人」の誕生という学習の流れです。
最後の単元ですので、グループ毎に課題を選択し、調べ→まとめ→発表という学習計画を立てました。各班の課題は、
①胎児の形や大きさの変化
②胎児が養分をもらうしくみ
③子宮の様子
④いろいろな動物のたんじょう
⑤にんしん中のお母さんの様子
⑥動物の赤ちゃんの重さ
です。教科書の資料を中心に、足りないところはインターネットを使って調べました。まとめ・発表は、プレゼンテーションを活用。他教科でも経験しているので、画像や絵、表などを取り込んだり、短い言葉で文章をまとめたりしていました。発表会は、2月24日(水)に行いました。
これから先、自分たちが調べたことを相手に分かりやすく伝える、という学習が増えてきます。その方法の一つとしてICTの活用があり、それを使いこなす力が必要となってきます。今回、とても分かりやすくまとめてあって、聞いている側にうまく伝わっていたと思います。
人は、0.1mmという小さな受精卵からスタートし、38週もかけて母親の子宮の中で胎盤やへそのおを使って養分をとり、成長して誕生したことを学びました。かけがえのない命を大切にする気持ちを、ずっと持ち続けてほしいです。
そろばん、おもしろい!
3年生の算数の学習で、「そろばん」に取り組んでいます。そろばんは、5や10のまとまりでたし算、ひき算をしますので、数の概念をとらえるのにとても効果的な学習です。
担任の森下教諭と算数少人数の田上教諭の二人で指導をしていますが、子どもたちの経験があまりないため、指導の手が足りません。
拡大図や大きなそろばんを使って指導の工夫を図りましたが、子どもたちの反応は・・・・?
そこで、助っ人登場!3月2日(火)、4年生の保護者でもある植里直子さんがお手伝いに来てくださいました。
植里さんは、そろばん教室の講師もされています。専門の先生が一人一人丁寧に指導にあたってくださいました。そのおかげで、子どもたちの玉さばき?もめきめきと上達。わかる・できるようになると、楽しさも増してきます。子どもたちは、とても楽しく、真剣にそろばん学習に取り組んでいました。
植里さんには、毎年のようにご指導いただいています。今後も是非よろしくお願いします、
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 栗原
運用担当者 教頭 口脇
教諭 亀子
教諭 岡部