ブログ

人のたんじょう

 3年生以上の理科学習は、担任ではなく専科が行っていますので、学びの様子をお伝えする機会がなかなかありません。そこで、このHPでご紹介していきたいと思います。

 今回は、5年「人のたんじょう」という単元です。最後の単元です。5年生は、今まで植物の発芽や成長、受粉、結実について、またメダカの受精や誕生について学習してきました。1年間を通して、「生命のつながり」をテーマにしています。そして最後が「人」の誕生という学習の流れです。

 最後の単元ですので、グループ毎に課題を選択し、調べ→まとめ→発表という学習計画を立てました。各班の課題は、

 ①胎児の形や大きさの変化

 ②胎児が養分をもらうしくみ

 ③子宮の様子

 ④いろいろな動物のたんじょう

 ⑤にんしん中のお母さんの様子

 ⑥動物の赤ちゃんの重さ

です。教科書の資料を中心に、足りないところはインターネットを使って調べました。まとめ・発表は、プレゼンテーションを活用。他教科でも経験しているので、画像や絵、表などを取り込んだり、短い言葉で文章をまとめたりしていました。発表会は、2月24日(水)に行いました。

  

  

 これから先、自分たちが調べたことを相手に分かりやすく伝える、という学習が増えてきます。その方法の一つとしてICTの活用があり、それを使いこなす力が必要となってきます。今回、とても分かりやすくまとめてあって、聞いている側にうまく伝わっていたと思います。

 人は、0.1mmという小さな受精卵からスタートし、38週もかけて母親の子宮の中で胎盤やへそのおを使って養分をとり、成長して誕生したことを学びました。かけがえのない命を大切にする気持ちを、ずっと持ち続けてほしいです。