This is US! ~学校生活~

This is US! ~学校生活~

こつこつがんばる1年生~けいさん・おんどくの取組~

1年生は、毎日「けいさん」と「おんどく」に取り組んでいます。 できたらシールを貼る取組を通して、自分のがんばりが目に見える形で積み重なっていくことが、子供たちのやる気につながっています。

友だちと声をかけ合いながら練習したり、ペアで問題を出し合ったりする中で、「協力する力」が育まれ、 毎日続ける中で、「やり抜く力」も少しずつ身についてきています。 また、計算の工夫や読み方を考える姿からは、「考える力」も感じられます。

読み・書き・計算は、すべての学びの土台。 これからも、楽しみながら力を伸ばしていく1年生の姿が楽しみです。

学級力アンケートから見える成長

南関第三小学校で各学級で取り組んでいる「学級力アンケート」は、自分たちの学級の様子をふり返り、よりよいクラスづくりにつなげる大切な時間です。

子供たちは、日々の生活を見つめ直しながら、協力し合えているか、思いやりのある行動ができているかなどを静かにふり返っています。 その中で、友だちのよさに気づいたり、自分の課題に向き合ったりする姿が見られ、学級全体が少しずつ前に進んでいることを感じます。

この取組を通して、南関第三小学校が大切にしている 「協力する力」「考える力」「やり抜く力」が、日々の生活の中で自然と育まれています。

これからも、子供たち一人ひとりの思いやりと前向きな気持ちを大切にしながら、あたたかい学級づくりを進めていきます。

12月の月目標です

12月の生活目標は、 「自分から差別をなくす行動をとる」。1年生では、 学級の取組として「人がいやがることをしない」 を決めています。

寒さが深まるこの季節、心のあたたかさがより大切になります。 自分の言葉や行動が、まわりの人の気持ちにどんな影響を与えるかを考え、「考える力」を働かせながら行動することが求められます。

また、友だちの気持ちに寄り添い、困っている人にそっと手を差し伸べることは、「協力する力」を育てる大切な一歩です。 たとえ難しい場面でも、あきらめずにやさしい行動を続けようとする姿には、「やり抜く力」が感じられます。

12月は、1年のしめくくりの月でもあります。 思いやりのある行動を自分から選び取ることを通して、心も成長できる月にしていきたいですね

NO.18 251210 学校だより R7「好きです! 南関三小」18号(南関第三小学校)

NO.18 251210 学校だより R7「好きです! 南関三小」18号(南関第三小学校)を配付しました。

今までの学校だよりは、ホームページ「学校だより 『好きです!南関三小』」コーナーにアップしていますので、ご覧ください。

下記PDFファイルをクリックしてください。

 

NO.18 251210 学校だより R7「好きです! 南関三小」18号(南関第三小学校)(送付用・HP用).pdf

広がる“読書の木”~ことばの葉が育つ場所~

図書室前と1年生、2年生教室前にある「読書の木」には、子供たちが読んだ本のタイトルや感想が書かれた葉っぱが、少しずつ増えています。 その一枚一枚には、本との出会いから生まれた気づきや思いが込められており、木はまるで心の森のように広がっています。

図書委員会による本の紹介や、友だち同士のおすすめをきっかけに、読書の輪が広がっています。  子供たちは本を通して想像をふくらませ、感じたことを言葉にし、共有する中で、「考える力」や「協力する力」を育んでいます。  また、一冊の本を最後まで読み切る経験は、「やり抜く力」にもつながっています。

「読書の木」は、子供たちの心の成長をそっと見守りながら、これからも静かに葉を茂らせてほしいと思います。

大里先生をお迎えしての書写指導

12月10日(水)、書道家の大里耕守先生をお迎えし、特別な書写の授業が行われました。 この日は、6年生と3年生が毛筆、1年生は硬筆の学習に取り組みました。

6年生と3年生は、筆の運びや文字のバランスに気を配りながら、集中して一文字一文字を丁寧に書き上げていました。 お手本をじっくり見つめ、筆の動きを確かめながら、納得のいく一枚を目指して何度も挑戦する姿が印象的でした。

1年生は、鉛筆を使っての硬筆学習。 大里先生からひらがなや基本的な漢字の書き方のコツを教わり、お手本を見ながら、ていねいに文字を書くことに挑戦しました。 「とめ」「はね」「はらい」など、これまで何気なく書いていた文字の形にじっくり向き合い、集中して取り組む姿が見られました。

この学習を通して、子供たちは、 文字の形や書き方を工夫する中で「考える力」を、 友だちと励まし合いながら学ぶ中で「協力する力」を、 最後まで集中して書き上げる「やり抜く力」を、自然と育んでいます。

地域学校協働活動として、地域の専門家から直接学ぶ貴重な機会に、子供たちの表情は生き生きと輝いていました。 これからも、地域とともにある学びを大切にしながら、心を込めて表現する力を育てていきたいと思います。

思いやりの心を育てる~4年生 福祉体験授業

11月28日(金)、4年生が福祉体験授業に取り組みました。 この日のテーマは「高齢者の気持ちを考える」。 教室では、実際にありそうな2つの場面をもとに、子供たちが自分の気持ちや行動をふり返りながら、どうすればもっとやさしく関われるかを考えました。

1つ目の場面では、食事を終えたあとに「ご飯を食べていないよ」と話すおじいちゃんに対して、つい強い言葉で返してしまった自分をふり返る内容。 2つ目の場面では、寒い日に薄着で畑の前を歩くおじいちゃんに、やさしく声をかける子供の姿が描かれていました。

子供たちはグループで話し合いながら、「おじいちゃんの気持ちを考えると、どう声をかけたらよかったかな」「自分だったらどうするかな」と、真剣に考えていました。 その中で、相手の立場に立って考える「考える力」、 思いやりのある言葉や行動を選ぶ「協力する力」、 そして、迷いながらもやさしく関わろうとする「やり抜く力」も育まれていきました。

授業の終わりには、「これからはもっとやさしく声をかけたい」「お年寄りの気持ちを大事にしたい」といった感想も聞かれ、 子供たちの心に、あたたかな気づきの芽が育っていることを感じました。

土のぬくもりと、心の実り— 17年目となる全校で取り組んだサツマイモ掘り —

10月31日(金)、秋晴れの空の下、いよいよ収穫の日を迎えました。 この日は、たてわり班での活動として、全校児童が協力しながらサツマイモ掘りに取り組みました。 2・3・5年生などの組み合わせで班をつくり、学年をこえた声かけや助け合いが自然と生まれていました。

前半は土が硬く、なかなか掘り出せない場面もありましたが、子どもたちはスコップや手を使って根気強く掘り進め、次々と立派なサツマイモを収穫していきました。 土の中から現れるサツマイモに目を輝かせる姿、友だちと顔を見合わせて笑い合う姿――畑にはたくさんの笑顔が広がっていました。

この活動を通して、子どもたちは、異学年の仲間と協力しながら作業を進める中で「協力する力」を、 どう掘ればうまくいくかを考えながら取り組む中で「考える力」を、 そして、苗植えから収穫までの長い道のりをやり遂げる中で「やり抜く力」を、しっかりと育んでいきました。

また、苗植えから収穫までの間、畑の管理や見守りを続けてくださった福山正英さんをはじめ、婦人会の皆様、保護者の皆様、サロン二城山の皆様にも、心より感謝申し上げます。 地域の皆様のあたたかな支えがあったからこそ、子どもたちは自然の恵みと人とのつながりの大切さを、体いっぱいに感じることができました。

収穫したサツマイモとともに、子どもたちの心にも、秋の実りがしっかりと根づいた一日となりました。

無言の時間が育む「3つの力」 — 心を磨く、掃除後の振り返り

南関第三小学校が大切にする「無言掃除」。静寂の中で、子どもたちは自分自身と真剣に向き合い、学校への感謝を込めて一生懸命に手を動かしています。

掃除が終わると、子どもたちは短い時間で、その日の自分の取り組みを振り返ります。これは、学校が育みたい「3つの力」に結びつく、心をチェックする大切な時間です。

「やり抜く力」を育む振り返り
時間に間に合うように集合しましたか。
これは、「やり抜く力(たくましさ)」を問う最初の問いです。時間を守り、気持ちを切り替えてすぐに活動に入れる姿勢は、粘り強く目標を達成するための自己管理能力の土台となります。

無言掃除ができましたか。
静寂の中で、一言も発さず自分の持ち場に集中することは、「やり抜く力(たくましさ)」を大きく伸ばします。自分の目標を最後まで達成する強い心を養います。

「考える力」と「協力する力」を育む振り返り
隅々まで掃除しましたか。
ここは、「考える力」と「協力する力」が試される大切な問いです。
「どうすればもっときれいになるだろうか?」と工夫する「考える力」。そして、言葉を交わさなくても、周りの仲間と無言で連携し、見えないところまで心を配る「協力する力」が育まれています。学校を大切に思う気持ちを形にする、美しい行動です。

無言掃除の後の3つの振り返りが、子どもたちの心に毎日問いかけ、「やさしく・しっかり考え・たくましい」という南関三小っ子の成長の土台を、しっかりと築いてくれています。