学校ブログ

学校生活

やまびこ返ってきたかな?

12月9日(火)

今日も朝から冷えました。

朝から登校坂の下で子どもたちの登校の様子を見ていたら、いつも挨拶を交わすゴミ収集車の方が、

「先生、寒かけん、ちゃんと着とかなんですよ。」

と声をかけてくださいました。

ジャケットは着ていましたが、防寒着を着ていなかった私を心配してくださったようです。

ありがたいです。

さて、そんな寒さ残る1時間目。

1年生2人が外に出ていこうとしていました。

どうしたのか尋ねると、

国語で勉強している「おとうとねずみチロ」になりきって運動場で

「おばあちゃ~ん」

「あ・り・が・と・う」

と叫びに行くというではありませんか。

もちろん、私もついていきました。

運動場の端っこにあるちょっとした盛り土の上に登って

「あばあちゃ~ん」

「あ・り・が・と・う」

力が入りすぎて最後はしゃがみ込んでしまいました。

チロのように山の向こうに向かって

だんだん、家族の名前や先生たちの名前を叫んでみたり。

ちょっとはねかえる山が遠かったのか、やまびこまではいきませんでしたが、いろいろなところに反響してかすかに返ってきた音に耳を傾ける二人でした。

一通り叫び終わって教室に戻りながら、

「ところで、りっちゃんのサラダは作った?」

と聞いてみると、

「妹の誕生日の日に家族と一緒に作ったよ。」

と教えてくれました。

澄み切った空気の中を二人のかわいらしい声が、私にはどこまでもこだまして励徳校区中に響き渡ったと感じました。

寒さを和らげてくれます

12月5日(金)③

昨日ほどではありませんでしたが、今日も寒い1日となりました。

そんな中、職員玄関、図書室、校長室前にはクリスマスの飾りがささやかですがありました。

 

職員玄関の飾りは、昨年度の飾りにプラスして教員業務支援員の先生が、忙しい仕事の合間を縫って作ってくださいました。

図書室の飾りは、司書の先生が、先月の図書館教育部会で教えていただいた飾りつけを早速実践して作ってくださっていました。

校長室前の飾りは、いったいだれが作ったのでしょう。

校長室を訪れる子どもたちが気付いてくれるといいな。

学校を訪れる方のことを 学校に勤務する職員のことを そして何より、子どもたちのことを思い、冬の寒さを少しでも和らげようとする先生方の思いが伝わるといいな。

スクールカウンセラーによる授業

12月5日(金)②

今日の5時間目は、衛藤スクールカウンセラーに授業をお願いしました。

私たちの中にある様々な感情。それがあふれたときどうなるのか?あふれた感情をどのようにコントロールするのか?

その方法の一つとして誰かに話をする(相談する)という方法があることについて今回は話をしていただきました。事前にとった子どもたちへのアンケートに対して丁寧な返しもしていただきました。

今回は、4~6年生を対象とした授業でした。

子どもたちは、「マップ」でメモを取りながら真剣に話を聞いていました。

今日の授業を受けて3学期にお試しカウンセリングを行う予定です。

少人数がゆえに大人の目が届きすぎ、先回りして声をかけることも少なくありません。もちろんそれも大事なことですが、この環境がこれから先ずっと続くわけではないこともまた事実です。子どもたちには、自分からSOSを発信できるようにしていかなければならないと思っています。

そのためにも、学校の職員全体で子どもたちの見取りはしっかりしつつ「子どもたちを信じて『待つ』」姿勢を大切にしていくことを共通理解しているところです。

珍入者?

12月5日(金)

今日、出勤すると職員から

「昨日、駐車場や運動場に猿が出ました」

と報告を受けました。

子どもたちは帰った後だったようですが、親子とみられる猿4頭が、運動場で追いかけっこをしたり木に登って木の幹を揺らしたり。ひとしきり遊んで森の中に消えていったようです。

今日は、3時間目に持久走の練習で運動場を子どもたちが走るということだったので、その前に運動場の落ち葉掃きを兼ねて見回りました。

すると・・・

 ②     

  ④

①きれいな紅葉

②イノシシが掘り返した跡

③大量の鹿の糞

④これまた大量の落ち葉

11月の詩(11月は短歌でした)の中に入れたのが、水町春さんの

「来ちゃった」と秋はいきなりやってきて長居もせずに過ぎ去ってゆく

まさにその通りの短い秋でした。

1か月以上前に芝刈り機で芝を刈りましたが、もうさすがに成長は遅く、しばらく芝刈りはしなくてもよさそうです。その代わりと言わんばかりの落ち葉です。

ともあれ残念ながらか幸いか猿は出てくる気配なく、子どもたちは無事に持久走の練習に集中することができました。

今日の練習は、1~4年の合同練習。

今年は、全学年が500メートル 800メートル 1000メートル 1200メートル 1500メートル の中から自分でコースを選び走るスタイルになりましたので、どのコースも複数学年の子どもたちがおり、一斉に出発していきます。

走っている友達への応援あり、担任の先生のアドバイス(まるで青山学院の駅伝監督のような)あり、子どもたちは、自分のペースを心掛けながらも下の学年には負けられない!お兄ちゃんお姉ちゃんたちに追いつき追い越すぞ!とモチベーションをアップさせているところもあるようです。 

持久走大会(12/12)まであと1週間。体調を整え、猿に邪魔されることなく子どもたちの持てる力を存分に発揮した走りを期待しています。

当日は、持久走だけではなく地域の方や熊大の映画研究会の皆さん、保護者の皆さんとのディスカッションや餅つきも計画されています。また、にぎやかな1日となりそうです。

Happyはっぴプロジェクト始動

12月3日(水)

今日の昼休み、校長室で「Happyはっぴプロジェクト」会議は開かれました。

参加者は、励徳小児童有志です。

励徳小では、数年前から太鼓を教育活動に取り入れ活動を続けてきました。

今年だけでもいろいろな場所で演奏をしたり映画とコラボしたりしています。

そういった活動を通して子どもたちは演奏の腕前だけではなく自信もつけてきています。

使う太鼓は、地域の方の手作り太鼓だったり、職員がタイヤにテープを巻いて作ったタイヤ太鼓だったり、美里町所有の太鼓を地域ボランティアの方に運搬をお願いして使わせてもらったり・・・駆使しています。

 

演奏を地域の方々に聞いていただく機会も増える中で出てきたのが、

「おそろいの法被が欲しい」

でした。

そこで、学校の限られた予算の中ではありますが、子どもたちの思いを詰め込んだ法被を作りたいと考え、このプロジェクトを立ち上げました。

今日のプロジェクト会議で子どもたちに伝えたのが、

1 予算

2 締め切り日時

3 長く励徳小太鼓の法被として着れるもの

です。

子どもたちは、メモする紙やタブレットを持参して校長室に入ってきました。

3つの条件を子どもたちに伝えると、早速、1着当たりの単価を計算したりデザインについてタブレットで検索したり・・・

昼休みいっぱい校長室で

「これどうかな~」

「これ安いよ」

「後ろには、○○って入れたらどうかな」

「袖あり?袖なし?どっちがいい?」

などなど早速タブレットを駆使しながら白熱した議論が交わされていました。

 

昼休みの25分間いっぱい使って時間となりました。

次の会議は、5日金曜日の昼休み。プレゼン大歓迎と伝えて解散しました。

どんなプレゼンが出てくるか楽しみです。

予算オーバーしないといいのですが

表彰!

12月2日(火)②

今日は、12月の全校集会がありました。

校長不在のため、教頭先生が表彰及びお話をしてくれました。

まず、先月行われた宇城絵画展の表彰。

入賞した子どもたちの代表として金賞を受賞した4年生が賞状を受け取りました。

次は、熊本朝日放送「第38回こどもの詩コンクール」の表彰です。

熊本朝日放送の担当の方が、わざわざ賞状を届けていただきました。

その表彰です。

 

本校からは、2人が優良賞をいただきました。

また、励徳小の全児童がこのコンクールに応募したこともあり「学校賞」もいただきました。

これからも月に1つの詩を子どもたちと味わいながら、子どもたちの心を耕し表現力を磨いていきたいと思います。

ちなみに2025年12月の詩は、谷川俊太郎の「冬に」です。

少し難しい詩ですが、11月に人権学習を重ねた子どもたちですから何か感じてくれるのではないかと思っています。

また、大人としても「確かにそうだな」と今年1年を振り返り、来る2026年に思いを馳せる良い詩だと思います。

 

持久走大会に向け

12月2日(火)

今朝は、それほどの冷え込みもなくランニングするには最適の朝でした。

励徳小では、12月12日(金)に持久走大会を行います。

そのため体育主任他職員総出で運動場整備を行いきれいに整地された運動場で毎朝子どもたちと職員(若手)がランニングをしています。今朝も、登校して朝の準備が終わると運動場に出て走り始める子どもたちです。

私が、その様子を見ていると

「校長先生、サインしてください。」

と鉛筆と「れいとく走ろうカード」(下の写真)を持ってきた5年生と6年生。すでに3枚目に突入しています。

運動場100周したら校長のサインでゴールのようです。

職員の中にも校長サインをもらいに来たりしてひそかに盛り上がっています。

一人一人のペースで楽しそうにおいしい空気を胸いっぱいに吸いながら来る持久走大会に向けて頑張っています。

テストに向けて給食でも応援

12月1日(月)

今日と明日は、県学力学習状況調査及び美里町学力テストが行われています。

今日は、国語と社会でした。(社会は、5,6年生のみ)

国語は、聞き取りのテストもありましたので完全複式学級の本校では、特別支援学級教室や音楽室、通級教室も使い学年ごとに行いました。みんな真剣です。

集中力を使ったためかなり栄養を使いました。

そんな中、今日の給食は、美里の新米ご飯(励徳小校区の米農家の方が美里町5つの小中学校にくださった新米です)、大根の味噌汁、手作り豚カツ、こんぶあえでした。

検食の給食からは、ソースのいい香りが。それだけでも食欲をそそられましたが、豚カツの大きさに二度見してしまうほどでした。給食の豚カツとは思えない大きさ!

子どもたちはもちろん職員も大喜びでいただきました。

 

牛乳と比べると大きさがわかりやすいかと教頭先生が写真を撮ってくれました。

もちろん、衣たっぷりではなく、ちゃんとしっかりした豚カツ用のお肉でした。

教頭先生と二人で検食しながらこの豚カツの大きさとおいしさに感嘆。

すぐに調理員の先生にこの感動をお伝えしました。

子どもたちも きっと、明日のテストもこの豚カツパワーで頑張ってくれることでしょう。

 

校内人研修会

11月28日(金)

今日の5時間目は校内人権集会(なかよし集会)でした。

進行は、プロジェクト委員会の子どもたちが行いました。

まず最初に熊本県人権子ども集会の動画を視聴した5,6年生の子どもたちが、そこから学んだことを他の学年の子どもたちに発表してくれました。

その後、「むしむし村の仲間たち みんないいとこあるんだよ」というDVDを見て友達と意見交換をしました。

各学級で人権学習後に考えた人権スローガンを発表してくれました。

1,2年生は、

こころがかっこいい(たのしい おもしろい なかよし やさしい しんせつ) 

勇気があって みんなで力を合わせる

こんなクラスにしたいな

と発表してくれました。

3,4年生は、

みんなでTPODo(時間を考え、場所を考え、目的を考えて行動する)

人のためにすぐ行動する

と発表してくれました。

5,6年生は、

思いやりをもって、相手の気持ちを考えよう

・やさしい言葉を使って、考えて発言する

・自分の気持ちを伝える

・たくさん遊んで他の学年との仲を深める

勇気をもって、いじめをなくす取り組みをしていく

と発表してくれました。

お互いに他の学年のスローガンを聞き合いながら更に自分たちが考えたスローガンを心に刻んだことと思います。

もちろん発表して終わりではありません。

これから残り4か月、学年を超えた強い絆で結ばれた励徳小をめざします。

秋も深まり

11月27日(木)

先週、木曜日、金曜日と修学旅行。その後、3連休。

5日間学校を空けたところ、すっかり秋が深まっていました。

そんな中、11月26日(水)、美里町の宮嵜教育長先生をはじめ各小中学校の先生方が励徳小に来校され、本校職員一ノ口教諭の人権学習の授業を参観されました。修学旅行から帰ってきて5日目の研究授業でしたが、子どもたちはよく考え涙ありほっとした笑顔ありで1時間の授業を終えました。

 

授業後の研究会では、約50名の先生方が、意見を出し合い、これからの励徳小の人権教育だけではなく美里町学人研としても一定の方向性が見えてきたのではないかと思っています。

人権学習をして終わりでは決してありません。これからも人権に対する感覚を鋭くもち学校生活を子どもたちとともに過ごしていきたいと思います。

助言者として来ていただいた南関中の村田先生、美里町の先生方、たくさんのご助言ありがとうございました。

長崎の街並みを満喫

今日は、大浦天主堂、グラバー園、出島、中華街、昼食、長崎市科学館をまわりました。

若干、寝不足の子どももいましたが、元気元気。

 

 

     

子ども達は、何かを必死に探してます。

そうです。3つあるというハートの石。

見つけました。

綿密な計画を立ててきたショッピング。

ネットで調べてきたカステラの値段と同じだということを確かめながら、真剣に買い物。

これは、おばあちゃんでしょ、これは、お母さんとお父さん、これは、野球部のみんな。家族は、どうしよう。

中華街散策でも買えるか!

どうにか予算内で必要な物は買えたようでした。

  

Lunchは、中華街で。

3種類のメニューから好きなものをセレクト。

完食。

すぐに会話は、中華街散策で何を食べ歩くか?

その食欲にうらやましさすら覚えました。

最後の見学場所は、長崎市科学館。

童心?にかえって、汗をかくほど目一杯科学を楽しみました。

 

最後の見学が終わりました。

たくさん学びたくさん遊びたくさん食べたくさん話たくさんの思い出を作ることができました。

この2日間、安全に楽しく過ごせるようお世話いただいた添乗員のみどりさん、運転手のみやこさん。本当にありがとうございました。

そして、子ども達を笑顔で送り出していただいたご家族のみなさん。ありがとうございました。

卒業まで4ヶ月あまり。

またひとつ絆を深めた6人がこの2日間で学んだことを励徳小のリーダーとして発揮してくれることと信じて。

令和7年度修学旅行記を閉じます。

学び多き1日

11月20日(木)②

修学旅行1日目が終わろうとしています。

長崎市内に到着してすぐANAクラウンホテルで語り部の大越さんのお話をお聞きしました。ご家族のこと、ご自分の思い、平和への切なる願いをしっかり受け取った子ども達です。

自分の言葉で大越さんに感想をお返しすることもできました。

子ども達の中から、

大越さんの考える平和とは?

という質問に、大越さんから

毎日毎日が今のように生活をできることだと思う。

と答えていただきました。

 

その後、長崎のソウルフード トルコライスをいただきました。

ホテルでlunchです。

ボリュームがありましたが、全員完食。

デザートのアイスクリームまでペロリ。

 

お腹も一杯になったところで、原爆資料館へ

  

百聞は一見に如かず

黙々とメモをとる

じっくり読む

気になった場所に戻ってもう一度見る

たくさんの入場者の中にあっても臆することなく見たいものを見て学びを深めました。

もう少しゆっくり見たかったようでしたが、次は、平和集会

平和への思いを一人ひとり発表しました。

6人+家族で心を込めて折った千羽鶴を原爆で亡くなられた方々に捧げました。

続いて、さるくガイドさんの園田さんに案内してもらいながら被爆遺構をフィールドワーク。

  

  

ガイドの園田さんのお話の中に

「自分で見極め正しく判断できる力を」

「宗教の違いを乗り越えて平和を祈る」

等、今の私たちが目にし耳にしている世の中のことについても自分事として考えねばと痛感させられました。

最後に園田さんが86歳とお聞きし、2時間ノンストップでガイドできるパワーに、あらためて園田さんの平和への強い思いを、そして、子ども達になんとかこの思いを伝え、子ども達が何らかの形で平和へのアクションをおこしてくれることを期待されていると思わずにはいられませんでした。

午後5時を少し過ぎた頃、長崎の市街地を抜け、宿泊池 伊王島へ。

  

夕食は、個室でのバイキング。

子ども達のテンションも上がります。

それでも、野菜を食べないとお母さんに怒られる~

と言いながらちゃんと野菜を食べていた子ども達でした。

たくさん学び、たくさん食べた 今日1日。

 

明日も良い日になりそうです。

修学旅行出発

 

11月20日(木)

修学旅行に出発しました。

まずまずのお天気。

美里町内の小学校も同じフェリーに乗ってます。

学びの多い2日間になりそうです。

寒くても学びは止めません

11月19日(水)②

今日は、月に1度のとくとく算数の日。

午後1時前後から丸付けボランティアの皆さんが校長室に続々と来室。

とくとく算数の時間までいろんなお話を聞かせていただいています。

今日は、明日から修学旅行に行きますよ という話から・・・

渡邉さんが、

自分が小学生の時は、あまりにおとなしかったから?担任の先生が、お前たちは修学旅行には連れて行かん!言っていたよ。ハッハッハッ・・・。(どうもおとなしいではなく元気が良すぎてだったようです)

また、畝野小が火事になった時の話も聞かせていただきました。

ご自分が5年生だった時で、調理室の煙突付近から出火。

畝野小学校から今の励徳小近くの三本松まで走って知らせに来た。そして、そのまま走って学校に戻った。

先生たちがバケツリレーで消火にあたっていた。

校舎は全焼。先生たちの宿直室だけが焼け残った。

などなど。

はたまた、宿直当番の先生に中には、一人で学校に泊まるのは寂しいと子どもたちに一緒に泊まろうと声をかける先生もいたとか。同級生3~4人で泊ったとか泊まらなかったとか・・・

昭和の良き時代、初めて聞くお話ばかりで楽しいひと時となりました。

そして、丸付けボランティアの皆さんは、颯爽と階段を上り子どもたちのために丸付けに向かわれました。

  

 

寒い中、今日もありがとうございました。

黒板アート現る!

11月19日(水)

 

20日(木)21日(金)と修学旅行を目前にしていますので、万全を期すためにランチルーム給食を中止しています。ということでここしばらくランチルームに入っていませんでした。

昨日は、PTA全大会のため久しぶりにランチルームに入りました。

すると、黒板一面がクリスマスに関する絵が描かれていました。

 

誰が描いたのか今日聞いてみると、クラブ活動の時間に子どもたちが、給食の時間がより楽しくなるようにと描いてくれたということです。

子どもたちのみんなを楽しませたいという素敵な思いがこれからもどんどん広がっていくことを願います。

 

絶賛 図書祭り 開催中

11月11日(火)~11月21日(金)まで「励徳小図書祭り」が行われています。

その中の一つとしていつもは読み聞かせボランティア(地域の方)に水曜日の朝、読み聞かせをしていただていますが、その時間に本校職員が読み聞かせを行うという取り組みをしています。

  

  

担任ではない先生の読み聞かせに子どもたちも新鮮な気持ちで耳を傾けていました。

また、図書室では、

プロジェクト委員会の子どもたちが、司書の先生の指導のもと、準備を進めてきました。

ますます本が好きな子どもたちになってくれるのではと期待しています。

宇城絵画展 金賞

11月7日(月)

今日は、朝から宇城絵画展の作品撤去に行ってきました。

本校からは、不知火美術館に1点展示されていました。

金賞入賞した児童は、作品を手に満面の笑みで写真に納まってくれました。

大谷グローブを手にキャッチボールしている絵を描きました。

金賞 おめでとう。

すてきなあいさつ

朝、あいさつ坂の下に立っていますと、歩いてくる子ども、路線バスで来る子ども、スクールタクシーで来る子どもとそれぞれの登校スタイルで登校してきます。

そんな中に1年生が2人います。

2人とも元気ですてきな1年生です。

その中の一人。

1学期は、急な上り坂のあいさつ坂を上るのに、6年生に手を引かれたり、後ろから押してもらったり、時には、保護者におんぶしてもらいながらやっと坂を上っていく後姿を心配しながら見ていました。

2学期になり、手を引かれることも、押してもらうことも、、ましてやおんぶしてもらうこともなく、大きな段ボール一人で持って上ることもあり、たくましくなったなとうれしい気持ちで後姿を見守れるようになりました。

そして、最近、「おはようございます。」とその1年生があいさつをしてくれた時、すかさず、いつも一緒にあいさつ坂の下まで一緒にいらっしゃるご家族の方が「プラス1の言葉は?」と声をかけられます。そうすると、

「今日は、雨が降りましたね。」とか「今日は、雲もなく晴れていますね。」と言葉をつないでくれるようになりました。感動です。この子にもご家族にも。

毎日、今日は何と言ってくれるか楽しみにしています。

これから寒くなりますが、心はポカポカしそうです。

美里町の特産品を

11月12日(水)

朝から保護者の方が、大きな袋を抱えて来校されました。

何事かと思いましたら、サクサクとした食感と上品な甘さが特徴の美里町特産「太秋柿」を子どもたちに食べてもらいたいと持ってきたということでした。

大きくて立派な「太秋柿」です。

早速、給食の時間にいただきました。

たくさんありましたので今週いっぱい給食の時間に出されることになりました。

みんなおいしそうに食べていました。

 

また、学校の敷地内を歩いていましたら、

 

 

むかご ザクロ 栗 どんぐりの木が校舎の裏手にあり、ひっそりと、しかし、大量の実を地面に落としていました。

不覚にも私が発見したのはピークを過ぎてから。

来年は、ピークの時期に子どもたちと張り切って見に行きたいと思っています。

担任時代、生活科等で「秋と遊ぼう」みたいな単元の時、休みの日に山へ車を走らせ取りに行った思い出がありますが、励徳小では、そんな必要は全くなく、1歩歩けばどんぐりが足元にといっても過言ではない環境に改めて幸せを感じます。

小規模校交流

11月11日(火)②

この日は、午後、宇城市立海東小学校から校長先生をはじめ先生方が7名いらっしゃいました。

目的は、海東小が、今後、完全複式になる予定であるということで、本校の複式の授業参観と完全複式にあたって教育課程等に関する疑問点についての質疑及び情報交換でした。

 

 

複式での授業のための教材研究の時間の確保、一人当たりの職員が複数の校務分掌を受け持つことによる煩雑さなど、なかなか難しい問題も多くあり解決策は見つかりませんが、課題を共有できる学校どうしが何らかの形で協力し合うことができれば、少しずつでも改善できるのではないかと思います。

その一歩となる時間となりました。

ミニ収穫祭

11月11日(火)

今日は、地域の方をご招待してミニ収穫祭を行いました。

というのも、10月末に芋ほりをしましたが、芋の苗植えから芋ほりをするまでにたくさんお世話になった地域の皆さんがいらっしゃいました。その方々になんからの形でお礼をしたいと考え、給食調理の先生にお願いして収穫した芋を使った料理を作っていただき、一緒に給食を食べていただく計画を立てました。

お世話になった方全員ではありませんでしたが、5人が来ていただき、子どもたちと一緒に給食を食べていただきました。

 

 

この日の給食は、下の写真。

ご飯 スープカレー ツナビーンズサラダ ヨーグルト 牛乳 そして、焼き大学芋

の豪華版でした。

 

最後に低学年から絵入りお礼のお手紙をお渡しし、お礼を言いました。

 

お手紙は、皆さんでしっかり読んでいただき、

「これは、地域の回覧板でまわしていいかな?」

とお尋ねされましたので、

「是非!」

とお答えさせていただきました。

上学年の子どもたちも自分たちが低学年のころ芋ほりしたことを思い出しながら食べていたようです。

給食調理の先生のお力を借りてではありましたが、地域の方に一つ気持ちを伝えることができました。

校区探検ウォークラリー(フットパス)

11月7日(金)

励徳小がある美里町は、フットパスの先進地域です。

ということで、毎年、校区探検ウォークラリーをフットパス協会の方と一緒に行っています。

今日がその日でした。

1~3年生と4~6年生で距離を変えて行いました。

目的地までは、スクールバスで連れて行ってもらいました。

私は、高学年と一緒に焼く7kmを歩きました。

 

バスが通れるところまで連れて行ってもらった後は、スタート地点まで急な坂をひたすら上りました。

 ここが、スタート地点。

ここから下りながらゴールを目指します。

 まだまだ 8月の豪雨の爪痕は生々しく

 湧き水が流れる場所でちょっと一休み

杉木立の間を抜けると稲刈りの後の棚田が目の前に広がりました。

 

洞岳分校跡地で休憩。

今は、あまり見なくなったかわいらしい二宮金次郎の銅像がありました。

また、その横には、

故郷の山にむかいていうことなし ふるさとの山は ありがたきかな

という啄木のこの場所にぴったりの石碑もたっていました。

        

 途中で見つけた二匹のカマキリを手に乗せ

棚田の横を歩きながら

 この花の実には毒があることを教えてもらいながら

よ~く見ると橋の下に大~きなハチの巣。

しかし、この橋の巣の上を気を付けながら無事に渡れたのも地域の方が、わざわざ車で来てくださってハチの巣があることを教えてくださったおかげ

 

岩の間を勢いよく流れる川。ぱっくり開いたあけび

 

ここは、有名な下福良の棚田。田植え直後の夕方は、見事だそうです。

緑川ダムにかかる橋を渡った先がこの日のゴール

橋の下では、ダムの底にたまった土砂を運び出す工事が行われていました。

緑川水系の保全事業は、全国でもかなり進んでいるということも教えていただきました。

励徳小の校区には、本当に宝がいっぱいです。

 先生も童心にかえり

 子どもたちは、リアルジブリの世界へ

緑川ダムの上から学校の方角を眺め

お世話になった皆様に6年生が代表でお礼を言いました。

また来年ね

が合言葉です。

今回も大変貴重な体験をさせていただいた皆様、本当にありがとうございました。

子どもたちは、疲れを見せず満足そうな顔で全員学校に帰ってきました。

保健室の掲示

11月4日(火)

先週から養護教諭が教員業務支援員と一緒に何やら紙粘土で制作していました。

「うんち」

というのがキーワード。

どうやら保健指導で使う小物だったようです。

今日、保健室の前を通ると

なんともリアルなものが掲示してありました。

子どもたちは、これを見て自分の体の調子のバロメーターとしてくれることでしょう。

養護教諭 どんどんアイデアがわいてくるようです。

美里町復興応援文化祭 出演

11月4日(火)

今朝も一段と冷え込んでいます。

さて、昨日11月3日(月)は、美里町復興応援文化祭が開催されました。

その中で本校の子どもたちも太鼓で出演させていただきました。

連休最終日ということで、半数ほどの参加とはなりましたが、今回の演奏は、1年生のデビューという大事な場でした。

 

    (出番を持ちます)                  (舞台のそでで)

例年、美里町文化交流センターひびきで行われていた文化祭ですが、当センターが8月の豪雨の影響で使えなくなり、今年は、砥用中学校の体育館で行われました。

これまでも地域の方の前で演奏してきた子どもたちですが、いつもとお客さんも場所も違うということで少々緊張気味でした。

これまで3年生以上の子どもたちだけでの演奏でしたが、真ん中に心強い6年生のお姉さん、その両脇に、1年生と2年生が一人ずつ(今回は1,2年生8人中2人の参加でした)手作りタイヤ太鼓をリズムを合わせて一生懸命たたきました。もしかしたら緊張で固まり止まってしまうのでは・・・と心配しなくもなかったのですか、その心配は、無用でした。

 

最後のポーズも決まり無事演奏を終えました。

衣装は普段着ですが、太鼓の音は、本格的。

励徳小の心意気を見せてくれたのではないかと思います。

happy Halloween

10月31日(金)

今日、世間は、ハロウィンで盛り上がっているところも多くあるかと思います。

朝、とある大学で教授も学生も仮装して講義に臨んでいるというニュースが流れていました。

励徳小でも若手職員を中心に数日前からなにやら企画が進められていました。

3.4年生が育てたカボチャを使って

 

ランチルームにカボチャのお化けが飾られ子どもたちが興味津々で眺めていました。

暗くなるとこんな感じになります。

 

夜の様子を子どもたちが見ることはできませんが、職員の子どもたちを楽しませたいという思いは伝わったのではないかと思います。

31日の朝には、仮装用のお面(手作り)が職員全員分用意され一つずつ渡されました。

お面をつけた先生たちと出会った子どもたちは、何と言っていいのか・・・ちょっと面食らった後、

「Happy Halloween!」

と笑顔で返してくれました。

外は、冷たい雨が降っていますが、校舎内は、暖かです。

大収穫

10月30日(木)

今日は、朝から1.2年生の芋ほりでした。

1学期に植えた芋の苗がどうなったか?

畑まで少々距離があるため、なかなか見に行けていませんでした。

昨年は、鹿に食べられてしまって全滅だったと聞いていました。

だから地域の皆さんが、今年は、鹿とイノシシそれぞれの対策用柵を畑の周りに張り巡らせていただいて大事に育ててくださいました。

そのため、今年は、ほぼ無傷で今日の芋ほりを迎えることができました。

最初に地域の皆さんから芋ほりの手順についてお話をしていただいた後、早速芋ほりに取り掛かりました。

 

最初に雑草防止のビニールを剥ぎました。

  

大きな芋が続々と掘り出されました。

あちこちから

「手伝って~」

の声。

 

子どもたちの顔と同じかそれ以上の大きな芋です。

掘り出した芋は、畝の上に置いていますが、かなりの量です。

見てください。この量。

小さな芋は、イノシシの罠の中に入れ、芋の蔓は、近くの牛を飼っていらっしゃるところで牛のえさとなります。

子どもたちは、自分が持ってきたビニル袋の中に持てる分だけ入れて学校まで帰ってきました。

ちょっと欲張った子どもの中には、途中で友達に持ってもらった人もいたようです。

今回も地域の皆さんに大変お世話になりました。

ありがとうございました。

子どもたちも疲れの中に大満足の笑顔でした。

いつでも持久走大会OK!

10月29日(水)

まだ暑さの残る時期から、出勤するとすぐに運動場に出て草取りに励んだ本校の先生方のおかげで、12月に実施予定の持久走大会に向けて子どもたちが安心して運動場を走れるコンディションが整いました。

特に、教務主任兼体育主任兼特別支援学級担任の超ベテラン教諭が、毎日ねじり鉢巻きで頑張ってくれました。

朝からちょっと出遅れた2年生の男の子が気持ちよさそうにランニングする姿がありました。

先生方に感謝です。

審議員授業がありました。

10月28日(火)

3時間目に3.4年生複式学級の審議員授業がありました。

3,4年生同時にスタートした算数の授業。

まずは全員で100マス計算。

答え合わせの後、それぞれ分かれて授業が始まりました。

担任の先生は、3年生に指示を与えた後、4年生を中心に授業を進めました。

3年生は、与えられた課題をもとに自分たちでめあてをみんなで考えます。

3年生の学習リーダーが、話し合っためあてを板書します。

途中少し担任が声をかけに3年生へ。

その後は、また、4年生へ。

各自考えたものを板書し始めました。(もちろん担任の支持はありません)

お互いの考えを見合いながら共通点や相違点を見つけお互いに質問しあいながら考えをまとめていきます。

最後のまとめは、担任の先生と一緒に

残り10分ほどでまとめ・適応問題・振り返りと進みました。

若干めあてとまとめにずれがありましたが、この時間身に着けるべき内容はおおむね子どもたちは理解できたようでした。

全員が学習リーダーとなることができ、自由な中での学習規律が子どもたちの中にしっかりあることで成り立つ授業です。

ランタンフェスティバルに飾っていただきました

10月27日(月)③

25日(土)は、美里町のランタンフェスティバルが開催されました。

その際に美里町の各小中学校のランタンを飾っていただいていました。

そのランタンが今日、学校に戻ってきました。

ランチルームにしばらく飾ります。

ということで、今日の給食は、自分たちが作ったランタンと一緒に3年生のリクエスト給食を食べました。

本当なら暗い中で灯りを点けて・・・といきたいところですがあいにく暗くなる場所がなく雰囲気だけ味わいました。

秋の深まり

10月27日(月)

朝の登校指導が終わり、学校の裏手を歩いていると「こどもの森」に一つのザクロを見つけました。

  

また、その下にはノコンギク(おそらく)がひっそりと咲いていました。

    

茶畑の斜面にも

写真ではよく分かりませんが、たくさんのノコンギクが咲いていました。

季節の変化を実感できる励徳小です。

冷えてきました

10月27日(月)

今朝も冷えていました。

励徳小の登校坂は、14℃でした。

そんな中、見守り隊の方が立っていただいていました。

子どもたちが登校してくるのを待っているときお話をお聞きしました。

ご自分が中学生(砥用東中)の時は、よく作業をしていたこと(勉強より作業の方が多かったような)。一輪車に砂利を積んでこの登校坂を登っていたこと。その時、大きな事故が起き、大変だったこと。

登校坂の法面が夏の大雨で崩れ、今もそのままになっている様子を見ながらその当時のことを思い出されたようでした。

これまでも砥用東中時代の話で子どもたち地域総出で運動場やプールの工事に携わったという話を聞いたことがありました。だからこそ、今でも地域の方々の励徳小愛が強いんだなと思います。

あたらめて多くの方の汗と涙があって今の励徳小があることを実感しました。

はて、こういう話を子どもたちは聞いたことがあるのかな?

教頭先生とももっと子どもたちとともに励徳小再発見の場を意図的に作っていく必要性について話したところです。

乗り入れ授業(図画工作編)

10月23日(木)

今日は、砥用中学校の美術の当山先生が来てくださり、2,3時間目は3,4年生、5時間目は1,2年生への絵画の指導をしていただきました。

 

専門的で丁寧なご指導で、子どもたちもやる気満々画家気分で自分の絵に向き合っていました。

先週もお世話になり、来週も来校の上ご指導いただきます。

ありがとうございます。

きれいに咲き誇っています

10月23日(木)

昨日の朝、車を降りて職員玄関の前の花壇が目に入ってきました。

ソテツの前に

こんなにきれいなピンクの花が咲き誇っていました。

一日で咲いたわけではないでしょうに、ここまで咲きそろうまで気づかなかったとは・・・。

見えていたのかもしれませんが、目に留める余裕がなかったのだと反省しました。

用務の先生が丹精込めて育ててくださっている花たちです。

用務の先生に話を聞くと、今年の夏は、暑すぎて作っていた苗がだめになってしまい、苦肉の策で花の種を直播し、出てきた芽を植え替えてようやく花が咲いたとのことでした。

昨日から励徳も一気に秋が深まり気温が下がりました。

季節の移り変わり、草花の美しさを感じる余裕をもち、子どもたちとも向き合っていかねばと思います。

もうお米が届きました。

10月22日(水)

21日に稲刈りが終わりましたが、さっそくそのお米(もち米)を松永さんに届けていただきました。

 

このもち米で12月は餅つきです。

それまで校長室で大事に保管します。

松永さん、お世話になりました。

秋の実り

10月21日(火)

全校児童で朝から稲刈りに出かけました。

この日の朝、交通指導であいさつ坂の下に立っていると、6年生の▲▲君が

「校長先生、昨日めっちゃうれしいことがあったんですよ。」

と声をかけてきました。

「うれしいことって何?」

と返すと、

「1年生の〇〇君が、『明日の稲刈り▲▲君(とペア)が良いな』って言ってくれたんですよ。」

「お~それは、6年生みょうりに尽きるね。しっかり稲の刈り方教えてあげないと!」

というと、

「それがですね、〇〇君から聞く前にもうペアが決まってたんですよ。決める前だったら、〇〇君とペアになるはずだったのに。」

と残念そうにあいさつ坂を登っていきました。

▲▲君は、そうはいっても別の子にも優しく教えてあげていました。

1日延期となった稲刈り。

この日も午後から天気が崩れるという予報で、雲の流れを見ながら田んぼまでみんなで歩きました。

1年生も地域の方に教えてもらいながら上手に稲刈りができました。

 

昨年までは、掛け干しをしていましたが、今年は、コンバインでの稲刈り体験をさせていただきました。

(地域の方の見守りのもと)

まずは、6年生から。

6年生の先輩たちのコンバイン操縦をうらやましそうに見守る低学年の子どもたち。

いつかは、自分も・・・

時っと思っていたはずです。

最後の1列は、4年生が行いました。

刈った稲をコンバインまでみんなで持っていきコンバインで脱穀。

刈り終わった田んぼで地域の皆さんと記念写真。

みんなとてもいい笑顔です。

これまで田んぼのお世話をしていただいた地域の皆さん、この日、陰に日なたにお手伝いをいただいた皆さん。

本当にありがとうございました。

とてもいい体験ができました。

1年生にとっては、初めての通知表

10月10日(金)

美里町は、3学期制ですが、通知表は2回です。

ということで、今日が、今年最初の通知表を渡す日でした。

業間活動の時間に全校集会があり、今回は、教頭先生から通知表とは・・・というお話をしてただきました。

その後、美里町の社会教育課の方と子どもの人権相談員の方から「美里町子どもの人権110番」についてお話をしていただきました。

子どもたちの拠り所がまた一つ増えました。

5時間授業の1.2年生は、5時間目に通知表が子どもたちに担任の先生から渡されました。

1年生にとっては生れて始めての通知表です。

 

担任の先生が、一人一人の顔を思い浮かべながら一生懸命書きました。と話すと子どもたちから

「え~~~」

という声。

「じゃあだれが書いたと思うの?」

と担任の先生が尋ねると、後ろにいた私の方をチラ見して

「校長先生~」

と全員声をそろえて答えました。

本気なのか?冗談なのか?

ともかく、子どもたちは担任の先生から心のこもった通知表を受け取りました。

受け取った後、私のところに来て、自分の通知表にある校長印のところを指さして、

「これ、校長先生が押したと?」

と質問されたので、

「心を込めて押しましたよ。」

と答えました。

担任の先生からは、通知表は人と比べるものではありません、おうちの人と一緒に見て来週からの頑張りに生かしてくださいとお話がありました。

 

月に1回のとくとく算数

10月8日(水)

月に一度のとくとく算数。

今日も6人の丸つけ先生が来てくださいました。

始まる前に、校長室でおしゃべり。

見守り隊も兼ねていただいている方もいらっしゃいます。

その見守り隊の方から、見守り隊の中には、かなりご高齢の方もいらっしゃり心配はしているが、子どもたちの登校の見守りを月に数回することが生きがいにもなっていらっしゃる。というお話がありました。

確かに短い距離とはいえ、ご自宅から学校の入り口まで来ていただき、車の往来のある場所に立っていただくのは心配されます。しかし、生きがいと思っていただいていることも学校としてはうれしい限りで、無理のない範囲で続けていただければありがたいなと思っていることをお伝えしました。

また、別の方からは、今栽培に力を入れていらっしゃる「ローゼル」という西アフリカ原産のアオイ科ハイビスカスの一種の話がありました。学校に飾る用と職員へジャム用としていただきました。

 

 

切り花は、職員玄関に。ジャム用は、私も持ち帰り、さっそく作りました。

どちらもきれいな色です。

話が盛り上がったところで各教室に移動していただき、子どもたちのプリントに丸つけしながら声掛けをしていただきました。

 

  

今日もありがとうございました。

丸つけ先生に丸つけをしてもらえることで短い時間ですが、子どもたちのやる気も集中力も高まっています。 

低学年もデビューを控えています

10月8日(水)

今日は、1,2年生が太鼓の練習をしていました。

 

昨年の1,2年生が演奏している動画を見ながらの練習。

腕をしっかり上げながら演奏するを心がけるとリズムがそろわず・・・

自分たちっでも合っていないことには気づいているようですが・・・

それでも先輩たちへのあこがれから徐々に練習に力が入り、チャイムが鳴った後も

「先生、もう一回したいです」

という声が上がりました。

デビューは、11月3日(月)の美里町文化祭の予定です。

今日の児童集会は、スポーツ委員会から

10月7日(火)

今日の業間活動は、スポーツ委員会(3年生以上)が担当でした。

まだまだ暑い日が続いたり雨が降ったりして外遊びができないときのためにと体育館や教室等で遊べるものを紹介してくれました。

体育館で遊べるものとして、サッカーやフリスビー、野球、バドミントンを

教室等で遊べるものとして、的あて、ロジカルルートパズル、ボッチャ、アスレチックバランスを紹介してくれました。私も励徳小にこんな道具があったとは初めて知りました。

紹介だけではなく体験する時間も作ってくれていました。

 

 

本当に短い時間でしたが、28人がそれぞれの遊びを体験し楽しむ姿に見ている私もほっこりしました。

 

ちょっといい話。

今、励徳小では、縦割り給食をランチルームで行っています。

今日も子どもたちと一緒に食べているとき、昨日の十五夜の話になりました。

私が、

「お団子作ったんだけど、水を入れすぎてお団子が丸くならなかったんだよね。」

と話をすると、4年生の男の子が、

「先生、食べれば一緒ですよ。」

とにっこり笑ってフォローしてくれました。

 

今日は、十五夜です

10月6日(月)

今日は、絶好のお月見になりそうなお天気です。

朝から路線バスのバス停で子どもを待っていますと、いつも見守ってくださる地域の方とお月見のお話で盛り上がりました。

ご自宅で毎年行されているお月見のお供えの様子をスマホの写真で見せていただきました。

「箕」という竹で編まれたかごの上にお団子が盛られたお皿、お神酒、一升マスの中にサツマイモの葉を敷きふかしたサツマイモを入れたもの、上品な一輪挿しに一本のススキが縁側に置かれた写真でした。

タイムスリップしたような感覚を覚える素敵な写真でした。

今年は、私もお団子を作って飾ってみたくなりました。

ススキはどこに・・・?

ありました。学校のすぐ裏に。

壮観です。

図書室では、司書の先生が、「月おとこ」という絵本の読み聞かせがあっていました。

そして、給食は、

豆腐と白玉粉の手作り団子が入った団子汁と十五夜デザートがありました。

伝統行事を大切にしたいと思います。

 

秋です。

10月3日(金)

朝から路線バスで登校する子どもたちの様子を見がてら、矢部方面に車を走らせました。

未だ道路の復旧が終わらず、バスは、途中でUターンです。

その分少し歩く距離が長くなっています。

 

田んぼの畔に咲くヒガンバナも盛りを過ぎてはいますが、きれいに咲いていました。

すがすがしい朝でした。

先日、山と風の音楽祭が開かれた農村舞台もいつものようにひっそりとたたずんでいました。

 

前日の2日(木)は、1,2年生が見学旅行に出発しました。

行先は、天草のシードーナツです。

大きなリュックを背負い、意気揚々と出発していきました。

目的地まで2時間弱。

しかし、疲れも見せずしっかりいるかをはじめとした海の生き物と触れ合うことができたようです。

  

帰りのバスでは、ほとんどの子どもたちがぐっすりだったようですが、みんな体調を崩すことなく元気に学校に戻ってきてくれました。

1年生からは、

「先生、カブトガニ触ってきたよ。」

とニコニコ報告を受けました。

これから、3,4年生の見学旅行、6年生の修学旅行と続きます。

久しぶりに

9月30日(火)

今日で9月も終わりです。

9月も暑かった。

時折通り過ぎる風が、涼しい?と感じることもあったようななかったような・・・。

通り過ぎた後は、やっぱり暑くて・・・。

しかし、今日は、朝からひんやり。

職員室も冷房いらずで過ごせています。

 

そして、外遊びもOKとなりました。

1.2年生は、今日は、体育館が使える日だったにも関わらず外でサッカーをすることを選んだようです。

澄み切った青空。

トンボが飛び交う中、サッカーを楽しむ子どもたち。

ようやくホッとできる気候となりました。

どうか、猛暑が終わりでありますようにと願うばかりです。

交通事故防止に

9月29日(月)②

朝からあいさつ坂の下に立っていると、昨日の疲れか、若干お疲れモードの子どもたちが登校してきました。そこに役場の方がいらっしゃって、先日、学校の下の道を結構なスピードで通り過ぎる車を見かけたからと言って、立て看板を設置に来ていただきました。

二重の注意喚起で更に子どもたちの安全が守られるのではないかと思います。

早急に対応していただきありがとうございました。

山と風の音楽祭に出演 演じ切りました

9月29日(月)

9月28日(日)は、午前中、鼓童の中込さん、太鼓芸能集団「紬衣」のみなさん、和楽集団 昂のみなさん、宇土高太鼓部のみなさん、そして、励徳小の3年生以上の子どもたちで本校体育館にて太鼓のワークショップが行われました。

最初に各団体の太鼓の演奏をみんなで聞きました。どの団体も素晴らしい演奏でした。励徳小は、5番目に演奏をしましたが、すごいメンバーの前でものおじすることなくいつも通りの演奏ができました。

その後、中込さんを中心として太鼓で輪になり、心を一つにして太鼓の演奏を行いました。

 

プロの演奏者から直接指導を受け、2時間弱の時間でしたが、みんな目をキラキラさせながら懸命にバチを握り太鼓を打ち鳴らしました。励徳小の体育館から緑川ダムを越え周りの山々へ響き渡らんばかりの太鼓の音にここが励徳小であることを忘れてしまいそうでした。

和楽集団 昂 の皆さんは、小学生から高校生を中心とした集団で、同年代ということもあり子どもたちが受けた刺激も大きかったのではないかと思います。

午後は、校区内にある勢井阿蘇神社前にある農村舞台で行われた「山と風の音楽祭」に特別出演として全国各地から集まったプロの音楽家の皆さんに交じり演奏をさせていただきました。

 

 

 

演奏が終わると、司会のおがっちさんからインタビューを受け、ドキドキしながらも堂々と答えることができました。

音楽祭は、午後7時過ぎまで続きました。

最後に出演者全員でセッションする場面があり、最後まで残っていた励徳小の子どもたち数名も打楽器を手に持ちアドリブ演奏を披露しました。

子どもたちにとって貴重な経験ができた1日となりました。

この機会を与えていただいた皆さんに感謝です。

ありがとうございました。

また、子どもたちもとても良く頑張りました。

次は、11月3日の美里町の文化祭で演奏予定です。

ある朝の風景

9月26日(金)③

ただいま、秋の交通安全運動期間中です。

今日は、学校の入り口(登校坂の下)で交通指導委員の上野さんと一緒に子どもたちの登校を見守っていると、地域の緒方さんが軽トラックで通りかかられかぼちゃを一つずつくださいました。

立派なカボチャです。

ありがとうございました。

また、8月の豪雨で土砂崩れした斜面にも彼岸花が咲きました。

まだ昼間は、熱中症が心配されますが、着実に秋の気配を感じます。

今週も盛りだくさんの1週間です。

芸術鑑賞会を経て さらにやる気に

9月26日(金)②

昨日の午後、芸術鑑賞会として 太鼓芸能集団「紬衣」の皆さんが励徳小に来ていただきました。

日ごろから太鼓の練習を頑張っている子どもたちはこの日をとても楽しみにしていました。

低学年は、まだ太鼓の練習には参加していませんが、上学年が練習している音が漏れ聞こえてくる環境の中にいますので、自分も3年生になったら・・・という思いを持つ子どもたちです。

ランチルームでの給食の際、隣に座った2年生と話をしていると

「今日は太鼓をたたけるから楽しみ!」

とニコニコしながら話してくれました。

保護者や地域の皆さんにもお声掛けをしていましたので数名見に来ていただきました。

子どもたちは、大迫力の太鼓の音や軽妙な笛の音に息をするのも忘れているのではないかと思うほど真剣に聞き入っていました。

 

 

途中、1.2年生は、太鼓をたたかせてもらえる場面があり、見よう見真似で太鼓をたたく姿は、ぎこちなくもありうれしそうでもあり。本当に楽しそうでした。

鑑賞会が終わった後は、3年生以上の子どもたちに紬衣の皆さんからご指導していただきました。

まずは、これまで練習してきた2曲を紬衣の皆さんを目の前にして演奏しました。

紬衣のみなさんが、曲の途中で大きな拍手をくださったり歓声を上げてくださったりして、子どもたちのやる気も更に高まったようです。

子どもたちの感想を聞いていただき、お一人ずつから感想やアドバイスをいただきました。

 

その後、紬衣のみなさんからは、アレンジを加えた同じ曲を演奏していただき、みんなで聞きました。

子どもたちも真剣ですが、先生たちも真剣で気合が入っていました。

一緒に演奏させていただく場も作っていただき、貴重な時間を過ごすことができました。

                 

子どもたちがどれだけ練習を頑張っているか。

この折れたばちや手のひらにできたまめの痕でよくわかります。

いよいよ明後日は、地域の行事「山と風の音楽祭」に参加します。

きっと良いパフォーマンスをしてくれることでしょう。

紬衣の皆さん、本当にありがとうございました。

理科の授業で

9月26日(金)

昨日の朝、校内を歩いていると、畑で何やら教頭先生が泥だらけになって作業をしています。

何か畑に植えるのかなと声をかけると、

5年生の理科の準備で「流れる水と土地の変化」について学習するための実験装置を作っているとのこと。

 

授業が始まるころ同じ場所に行ってみると、教頭先生が水を流し、子どもたちがタブレットで動画を撮ったり水が土の上を流れていく様子を観察したりしているところでした。

いい具合に水が土を少しずつ削りながら細い川を作り山すそには扇状地ができつつありました。

教頭先生、頑張っています。

研究授業で1.2年生の複式授業

9月24日(水)

5時間目は、1,2年生複式での大研が行われました。

1年生は、算数「どちらが多い」

2年生は、算数「さんかくやしかくの形をしらべよう」

でした。

1年生は、形の異なる二つの容器に入っている色水の量をたくさんのカップの中から比べるのに適当なものを選んで体積を比べる学習でした。

2年生は、いくつかの三角形四角形を仲間分けし、その分け方について話し合うという学習でした。

複式ですので、先生は一人(学習支援員の先生がサポートには入りますが)で2学年の授業を進めます。

その際に、「直間指導」を基本に指導を行います。

担任が、1年生のところで指導しているときに、2年生は、学習リーダーが授業を進めます。

今年から完全複式となったので2年生は、今年初めての複式の授業ではありますが、担任の指導もあって少しずつではありますが、学習リーダーを中心に自分たちで進めることができつつあります。

   

     (1年生の学習)                     (2年生の学習)

上記の写真の学習活動が、同時間帯に行われます。

放課後は、苓北町教育委員会 学校教育指導主事の髙木先生を講師にお招きして授業研究会を行いました。

全職員で立ったまま熱く、ここは良かった、ああでもない、こうでもない、こうしたらもっと・・・などこの日の授業について協議しました。

その後、高木先生から授業をもとにして「複式学級における授業の在り方~だれ一人取り残さない学びの保障のために~」というテーマーのもとご講話いただき、今後の複式での授業はもちろんのこと「わからない」を大切にした「学び合い」につながる具体的な考え方をご指導いただきました。

大変勉強になる半日となりました。

髙木先生、大変ありがとうございました。

 

そして、翌日の25日(木)。

1,2年教室をふと見ると、1年生が教室のベランダで昨日の学習を生かした体積比べをしていました。

「どうして、同じカップに移しているの?」

と尋ねてみると、

「だって、同じカップじゃないと比べられないから。」

と返ってきました。

教室の中では、2年生の学習が行われていて、ペアで話し合っている子どもたちもいれば、黒板の前に集まって板書を見ながら話し合っている子どもたちがいました。

しばらくすると、学習リーダーなのでしょう。

「じゃあ、まとめに入るよ。」

と2年生全体に声をかけ、自分たちなりのまとめを始めました。

昨日からさらにバージョンアップしていました。

「子どもたち、やるな~」

と感心しました。

まずは、「山と風の音楽祭」に向けて

9月24日(水)

励徳小では、3,4年生の総合的な学習の時間を中心として全校で太鼓の演奏に力を入れています。

子どもたちが多くの人の前で自信をもって表現できるような力をつけることの一環でもあります。

来る9月28日(日) 励徳小校区内にある勢井阿蘇神社 農村舞台 で行われる「山と風の音楽祭」(もともとは地域のお祭り(願成祭)として行われていた)に特別出演として演奏することが決まっています。

それに向けて朝練、昼練も子どもたちが自主的に行っています。

 

当日の司会は、なんと緒方由美(おがっち)さんです。

出演者も様々な音楽ジャンルのプロが多数出演。更に入場無料となっています。

励徳小オープニングを飾る予定です。

子どもたちのモチベーションも高いまま持続し、仕上がりも上々です。

見にいらっしゃいませんか。

 

期日:令和7年9月28日(日) 15:00~19:30

場所:勢井阿蘇神社 農村舞台

入場料は無料ですが、投げ銭大歓迎だそうです。

 

 

 

久しぶりの全校遊び

9月22日(月)

今朝は、励徳小もさわやかな風が吹き、エアコンいらずで午前中は過ごせる陽気でした。

登校してくる子どもたちの顔にも汗は見られませんでした。

ただ、休みの合間ということもあり少々お疲れ気味ではありました。

 

8時過ぎには「ピーピー」鳴っていた熱中症指数計も今日は鳴ることなく、久しぶりに昼休みの体育館や運動場での遊びが解禁されました。

そこで、6年生が企画してくれて「転がしドッチボール」を全校児童で行いました。

みんないい笑顔で楽しむことができました。

優しい高学年が子どもたちのことを楽しませてくれるのを見守りながら連絡帳を書く1.2年生担任の姿がけなげでした。

このまま秋へと進むことを願うばかりです。

お茶教室

9月16日(火)

この日は、1年に1度のお茶教室でした。

励徳小では、3,4年生が総合的な学習の時間に地域の産業について学ぶ一環としてお茶つみや製茶工場見学を行っています。今回のお茶教室もその一つです。

お茶の先生は、励徳小第8代校長先生の東家先生です。

もう何年目になるのでしょう・・・

そして、今年はもうおひとり宮崎先生にもお越しいただきました。

  

まずは、お手本

4年生は1年ぶり、3年生は初めてですからみんな真剣です。

お茶をいただく前にお菓子を

お隣に「お先に」と声をかけて

次にお自服用にお茶をたてます。担任の先生も挑戦

   

そして、お自服。味わい深い!

2服目は、お友達にお茶をたてました。「結構なお手前で」

 

授業後は、先生と一緒ににこやかに給食

さらに続きます。

昼休みは、この日に開催した第3回学校運営協議会に参加いただいた学校運営協議会の皆様、学校支援の会の皆様、業間の時間に丸つけボランティアとして来ていただいていたとくとく算数の皆様、学校職員にもお手前披露。

 

学校運営委員会、学校支援の会の皆様には、学校運営協議会に参加していただいた後、給食を食べていただき、お抹茶で一服していただきました。

 

 

お茶碗の正面を間違えないようにしながら・・

この日は、来校者多数でいつにもましてにぎやかな励徳小となりました。

3,4年生の子どもたちも日本の伝統、奥深さ、思いやりの心、おもてなしの心などたくさんの学びがあった1日だったようです。

ご指導いただいた、東家先生、宮崎先生 ありがとうございました。

 

 

肥後真狗舞とコラボで撮影

9月12日(金)

夜、励徳小の子どもたちや学生さんたち、地域の方、保護者の皆さんが続々と励徳小の体育館に集まってきました。

熊大の映画研究部の撮影のためです。

今回の撮影では、肥後真狗舞(ひごまぐま)という熊本の学生を中心とした「よさこい踊り」で熊本を元気にしたいというグループと励徳小の太鼓とのコラボに挑戦です。

太鼓の演奏にあわせてかっこいいよさこい踊りを踊る場面の撮影でしたが、お互いにこれまで練習してきた曲が異なるため、それぞれに合うリズムを見つけるところからのスタートでした。

 

励徳小の子どもたちにとって、リズムを変えて演奏するのはなかなかハードルの高いものでした。

何度も何度も合わせ、調整し、撮り直しをしながらようやくOKが出たのは、約2時間後でした。

映画の中で今回の撮影が使われるのはほんの数秒ということでしたが、子どもたちの中には、やり切った満足感が表れていました。肥後真狗舞の皆さんや熊大の映画研究部の皆さんとも最後には笑顔で挨拶をかわし終了しました。

また一つ良い経験ができました。

この機会を与えてくださった皆さんに感謝です。

招待されました

9月10日(水)

今日は、教頭、校長が3年生から招待されました。

図工「ひもでつないで」に取り組んだ3年生。

音楽室の中に異空間を作っていました。

 

紐を張り巡らされた中に隠されたおたからを紐に触らないようにしながら5分以内で探し出すというルールでした。

校長は、

子どもたちの

「5・4・3・2・・・」というカウントダウンに焦りながらも5分になる1秒前にすべてのお宝を探し出しました。

最後まであきらめてはいけないという姿を子どもたちは感じてくれたでしょうか?

 

教頭は、1分前にはすべての宝を探し出しましたが、子どもたちの中からは、

「ヒント出しすぎ~」

という非難の声も・・・

昼休みにはほかの学年も音楽室に招待されて楽しんでいました。

3年生の皆さんありがとうございました。

 

職場体験の中学生 ひっぱりだこ

9月9日(火)

前回の「学校生活」で紹介した職場体験は、2日間だけでしたので先週で終わりでした。

2日目は、中学年教室で、子どもたちの宿題の丸つけをしてもらっていました。

丸つける姿も姿勢よく、心なしか、中学年の子どもたちも姿勢が良くなったように感じました。

中学生効果でしょうか。

昼休み、低学年からは、校内かくれんぼに誘われ、高学年からは、ドッチボールに誘われて悩む姿も見受けられましたが、高学年が、低学年が先に校内かくれんぼの約束をしていたのでドッチボールをあきらめ一緒に校内かくれんぼをしようと申し出てくれたので、職場体験最後の昼休みは、みんなで仲良く校内かくれんぼを楽しめたようです。

5月に行われた本校の運動会にもボランティアとして手伝いに来てくれた中学生です。

中学生にとっては、ちょっぴり懐かしく、小学生にとっては、頼りになるお兄さんの登場ですてきな2日間を過ごすことができました。

この経験が、何かしらの役に立てばいいなと思います。

今日から職場体験始まる

9月4日(木)②

今日から2日間、砥用中学校から職場体験として本校卒業生の中学校2年生が一人来ています。

5年生に弟がいるため、顔見知りの子どもたちも多くすぐに仲良くなれそうです。

教頭先生からは、

「今日から2日間新しい先生が来てくれました。」

と朝から紹介がありました。

自己紹介も堂々としていてさすが励徳小出身の中学生と誇らしく思えました。

2日間と短い間ですが、何か学ぶことができればいいなと思います。

バス停きれいにしていただきました

9月4日(木)

始業式当日の「そばわらバス停」付近は、まだ土砂や流れ着いた樹木等が山積みでこのバス停から乗ってくる6年生は、それをよけながらバス停に向かいバスに乗っていました。

それを見た地域の方や町教育委員会のご尽力で早急に整備がなされ、おとといには、すべて撤去され元のバス停に戻りました。

        

8月29日(金)                     9月4日(木)

安全にバス停を利用することができるようになりました。

ご尽力いただきました皆様、ありがとうございました。

願成祭(勢井阿蘇神社)に向けて頑張っています

9月3日(水)

9月28日(日)励徳小校区にある勢井阿蘇神社の願成祭で3年生以上の子どもたちが太鼓の演奏を行うことになっています。

それに向けて、朝自主練、昼自主練、週1回の業間の時間(太鼓の時間)等を頑張っています。

夏休み、担当の教員が、新曲の太鼓演奏を練習しそれをclassroomにアップしました。

それを子どもたちは夏休み見ておそらく各家庭で練習していたのでしょう。

2学期になってまだ数日ですが、すでに曲になってきています。

一曲演奏し終わった子どもたちの中には、座り込んでしまう子どももいるくらい全力投球です。

  

子どもたちに手のひらを見せてもらいました。

赤い丸で囲んでいるところにまめができた跡があります。

すでに固くなっていました。

小指の下にできるんですね。

これからますます練習に熱が入りそうです。

頑張れ!

今日は、ちょっとだけ外遊びができました

9月2日(火)

今日の昼休み、少しだけ外遊びの時間を取りました。

励徳小は、少し風が吹き、「熱中症警戒」とはならなかったため15分間だけの外遊び。

それでも数人の子どもたちが、虫取り網を持って外に出ていきました。

数か月ぶりの光景でした。

そのほかの子どもたちは、教室で過ごしたり、太鼓の自主練習をしたり・・・

5時間目以降は、スクールバスやタクシーで下校する子どもたちが半数以上いるため1,2年生も上学年が終わるまで教室で宿題をしながら教室で過ごします。

今日も元気に1日を過ごし下校しました。

穏やかな毎日が続きますように

今日は防災の日

9月1日(月)

今日は防災の日です。

災害級の暑さとまだ至るところに大雨の傷跡の残る中での防災の日です。

防災の日ということで。給食は、温めた救給カレーでした。

もちろん、それだけではなくちゃんとデザートまでついた給食でした。

救給カレーは、例えればカレーピラフとカレーライスの間の食感で子どもたちも楽しんで食べていました。

本当の災害の時には、温めることもできずに食べなくてはいけないかもしれないな。食べられるだけでも幸せだと感じるのかもしれないな。など思いをはせながら感慨深くいただきました。

復旧は、まだまだ

9月1日(月)

今朝は、一番遠い路線バスの駐車場に行ってきました。

車を近くに停めてバス停に向かっていると子どもたちが先の方から歩いてきています。

一緒にいらっしゃった保護者の方から話を聞くと、バス停の先が崩れていて通れないからこのあたりでUターンして学校の方に向かうので一つ先のバス停から乗ることになったということでした。

29日(金)の始業式にも通常通り登校してきたのでバスが通るのには支障がなかったと勝手に思っていましたが、そうではありませんでした。

バス停から見下ろす棚田も至る所が崩れていました。ガードレールも柱の下がえぐれていて、ぐらついていました。

復旧は、まだこれからです。

しかし、子どもたちは、保護者やバスの運転手さんに見守られながら今日も元気に登校できました。

愛校作業ですっきり

8月31日(日)

午前7時から愛校作業が行われました。

児童、保護者、地域の皆さん、職員。総勢60人余りで作業に臨みました。

最初の予定では、先月の大雨の影響もあり、グランド内のみの草取りをと考えていました。

しかし、保護者の皆さんが

「茶畑は、今しとかなん。大丈夫。気を付けるけん。」

という言葉に茶畑斜面の草刈りを甘えてしまいました。

 

 

 

また、土砂で流されていたつつじもショベルカーを持ってきて、運動場の西側に移植していただきました。

   

 

後は、水をたっぷりあげて根が付くことを願うばかりです。

運動場は、ひたすら草取り鎌で草を取りました。

草が全部なくなったというまではいけませんでしたが、かなりすっきりしました。

7時とはいえ、すでに日が当たるところはかなりの気温。

その中で、ほぼ全員参加の愛校作業。

保護者の皆さん、地域の方々。

ご協力大変ありがとうございました。 

2学期が始まりました

8月29日(金)

今日から2学期が始まりました。

子どもたちはみんな元気な様子で登校してきました。

 

路線バスで通学する6年生。まだ、バス停付近には、今回の大雨で流れてきた樹木がうず高く積まれていました。そこを用心しながら乗り越えてバス停へ。

バス停の中にも細かな土が数cmほど堆積していましたが、崩れることなく今後も強い日差しや雨風をしのぐことができそうです。

一緒にバスを待ちながら話をしていると、自宅は大丈夫だったけど田んぼは、道が冠水したり畔が崩れたりして大変だったと教えてくれました。

まだまだもとには戻っていません。

始業式の後の大掃除。

3,4年生11人は、体育館が終わると外の落ち葉掃きにと汗を流しながら頑張ってくれました。

子どもたちの元気な姿をこの目で確認できたことが今日の一番の喜びです。

公開保育に参加してきました2

8月21日(木)

今日の午前中は、美里町の中央青葉保育園の公開保育に参加してきました。

最初のお集まりの後、担任の先生は、

プールに入るか、水遊び(色水作りなど)をするか 子どもたちに決めさせられました。

子どもたちは、自分がしたいことを決めたら準備をし始めました。

プールに入る子どもたちは、着替えてプールの入り口で先生が来るのを待ち、水遊びの子どもたちも着替えて準備してあるテーブルにつき、準備ができた子どもたちから遊び始めました。

先生たちは、手を出しすぎず、丁度良いタイミングで声をかけられます。

子どもたちは、とてものびのびと活動していて楽しそうでした。

その後の自由遊びも、自分で遊ぶことを決めたら、その遊びに必要なものを選んで準備し、同じ遊びをする子どもたちと一緒に遊び始めました。

誰一人、手持ち無沙汰に何をしていいかわからないという様子の子どもたちはいませんでした。

そこには、子どもたちのことをよく理解し、どんなものを準備しておくと良いのかを考えられた上で準備されているからこその活動だと感じました。

小学校でも子どもたちの主体性を生かした授業づくりや学級経営をしていかなければなりません。

そこには、子どもたちの実態把握と共に教材分析、教材研究が不可欠です。

今回見せていただいた中央青葉保育園の実践が、主体的・対話的で深い学びにつながっていくのだなという感想を持ちました。

中央青葉保育園の先生方、ありがとうございました。

夏休みも後2週間足らずとなりました。

8月18日(月)

閉庁期間が終わり、今日から学校は通常通りとなりました。

1週間前、励徳小の登校坂は、土砂で埋まってしまっていましたが、今日は、車でも通れるように土砂は取り除いていただいていました。

先週は、確認できなかったところを見て回りました。

 

左の写真の上は、本校のプールがあります。そのフェンスぎりぎりのところから土砂崩れを起こしており、杉の木がかなりの本数なだれ落ちていました。一本は、今も電線に引っかかったままです。

右の写真は、左の写真の道を挟んだ道下の様子です。ガードレールは倒れ、10数メートル先まで土砂が流れ落ちていました。

本当に誰もまきこまれなくてよかったと思います。

登校坂の土砂は取り除かれていますが、おそらくこの土砂で曲がったのだろうと思われるガードレールが発見されました。土砂の威力を思い知らされました。

子どもたちが登校してくるまでには、確実に安全確保をしておきたいと思います。

大雨の爪痕

8月12日(火)

10~11日にかけての大雨で美里町も大きな被害を受けました。

11日(月)励徳小の様子を見ようと出発しましたが、霊台橋の手前までで断念。

12日(火)どうにか学校までたどり着くことができました。

霊台橋は、先日、きれいに舗装が完了したばかり。それが、今日、渡るときには、アスファルトが崩れているなど被害が見られました。また、国道218号線もいたるところで土砂が道路に流れてきていて片側通行箇所が多数ありました。

励徳小にたどり着くと、子どもたちが毎日挨拶をしてくれる登校坂は、土砂で埋まっていました。

普段の登校坂                  登校時、一列に並んで挨拶してくれる場所

古希の記念にきれいにしていただいたあいさつ坂のガードレール

8月12日(火)の挨拶坂

上からフェンスが土台ごと流されぐにゃりと変形して挨拶坂の土砂に半分埋まっていました。

本当に子どもたちがいなくてよかったことが不幸中の幸いだと痛感しています。

ただいま閉庁中のため、美里町教育委員会の方には大変お世話になります。

今日も、泥だらけになりながら学校の様子を見に来ていただきました。

感謝です。

まだまだ、県内外で復旧が進まない箇所があると思います。

二次災害が出ないことを祈るばかりです。

みなさん、どうぞ、お気をつけください。

そろそろ夏休みも折り返し

8月6日(水)

今日は、朝から雨がぱらついていましたが、午前中の励徳小は、青空も雲の合間から見え隠れし、蒸し暑く感じます。

さて、昨日、美里町教職員全員研修会等が終日行われ、職員は、多領域に関する学びの多い1日を過ごしました。

今日は、多目的室で3人の職員が作業をしていました。

学習支援員の先生は、1学期子どもたちが頑張って練習したタイヤ太鼓の修理をしてくださっていました。

貼ってあったガムテープをいったん全部剥がし、新たにガムテープを貼りなおします。

タイヤも結構重くかなりの重労働です。

しかし、慣れた手つきで作業されていました。

また、すぐ近くでは、養護助教諭の先生と教員業務支援員の先生とで空気清浄機の掃除をしてくださっていました。

朝から、

「校長先生、校長室の空気清浄機の掃除をしますから持っていきますね。」

と声を掛けられ、

「お願いします」

と返事をしたのですが、多目的室に見に行くと、

私の想像をはるかに超えて分解し掃除機と雑巾を使い、細かい部分まで掃除をしてくれていました。

私は、てっきりフィルター掃除くらいだろうと思っていたのでびっくり。

おそらく空気清浄機を使うのは、数か月後からかなと思いますが、気持ちよく使えそうです。

先生方の熱心な仕事ぶりに感謝、感謝です。

 

昨日も非常階段を高圧洗浄機で雨の日滑らないようにきれいにしてくれた教員業務支援員の先生。

これまた昨日、乗用芝刈り機で運動場の芝を刈っていただいた調理員の先生。

先週の休みの日に、自家用トラクターで学校まで来て運動場整備をしてくださったPTA会長。

励徳小のため、子どもたちのために子どもたちはいなくても頑張っていただいています。

 

今日は、一組のきょうだいが図書室に本を借りにやってきました。

読書感想文用の本を借りに来たようです。

 

 

公開保育に参加してきました

7月30日(水)

午前中、美里町のはちす保育園の公開保育に参加してきました。

担任等は、保護者面談中のため参加できず代表で校長が参加となりました。

最初に参観させていただいたのは、0・1歳児の教室でした。

すでに仲間としての関わりが見られ、ひとりずつ歌に合わせてお返事をする場面では、終わっていないお友達がいると周りの子どもたちが先生にアピール。まだ、自分では手を挙げることができない0歳児のお友達のところに1歳児の子が行って、優しく頭をなでてあげる姿は、とても微笑ましくほっこりしました。

次に2・3歳児の様子を拝見させていただきました。

絵具?を使って色水づくりに挑戦していました。

薄紫の色水を作った子が、先生のほうを向いて「先生(のTシャツ)と一緒だよ。」とにっこり笑って先生に誇らしげに見せる姿、これまたかわいらしく癒されました。

最後は、4・5歳児の様子を見せていただきました。

一人ずつ前に出て自己紹介をしてくれました。しっかり聞こえる声で話してくれる子どもたちにさすがと感心。

今日は、自分たちで作った梅干しを使ったおにぎりづくりに挑戦。

そのための身支度をする際、5歳児の子がエプロンを着るのに苦戦している4歳児の子にそっと寄り添い声をかけながら手伝う姿に思いやりの心が見え、温かい気持ちになりました。

また、先生方の穏やかな声掛け、子どもたちの興味関心から活動を作り上げていかれる保育の様子、小学校でも参考にさせていただきたいヒントがたくさんあり、早速、学校に帰り職員室で話題にしたところです。

はちす保育園の皆さん、貴重な時間をありがとうございました。

今日の公開保育には、町内の小中学校の職員や行政からも多数参加され、美里町の幼保・小・中、そして、行政の連携がまた一つ進んだように思います。

夏休みが始まり1週間

7月28日(月)

夏休みに入り1週間が過ぎました。

忘れ物を取りに来た子が1回来ただけで、子どもの姿は見えません。

寂しい限りです。

今週は、保護者面談週間です。

1学期を振り返り保護者お一人お一人と子どもたちの様子について話をする時間を設けています。

 

先日、23日の夜は、PTA役員の皆さんと愛校作業、PTA新聞の打ち合わせや運動会フォトコンテストの入賞作品決定を行い、楽しい時間を持ちました。

 

保護者の皆さんのご協力に感謝・感謝です。

子どもたちの写真がありませんので、今日の励徳小のベストビューをご覧ください。

一番下の花は、運動場の木陰に咲いていました。Googleレンズによると「アキノタムラソウ(秋の田村草)」という花のようです。

今日も熱中症警戒アラートが出ています。

運動場をぐるっと一周しただけで汗が流れます。

子どもは夏休みですが・・・

7月23日(水)

夏休みに入って4日が過ぎ、5日目も終わろうとしています。

今日は、教科等研究会 音楽部会が本校であり、20人近くの宇城管内小学校の先生方が来校されました。

松橋中学校の主幹教諭 林先生を講師にお迎えし、小学校音楽についての理論、先生の豊かな実践から地域の伝統文化(音楽)を掘り起こし、地域と子どもたちをつなぐ取組、ICTを効果的に活用した音楽作り等々中身の濃いお話を伺いました。

その後、2学期に行われる研究授業の構想についてグループ協議を行いました。

今日は、本校の職員もそれぞれの研修に出かけました。

しばらくは、2学期に備えて研修が続います。

大 大 大収穫!

7月17日(木)

夏休みに入りました。

励徳小も猛暑です。

しかし、子どもたちがいないのでセミの鳴き声がさらに大きく聞こえ、更に熱く感じます。

 

さて、先週17日。

3.4年生が育てていた「美里かぼちゃ」の収穫を迎えました。

「校長先生、今から収穫します。片山さんもいらっしゃっています。」

と声を掛けられ、畑に行くと、子どもたちは、どのカボチャを収穫しようかと品定め中でした。

片山さんに収穫の仕方を教えてもらいました。3㎏はあろうかというかぼちゃですから切るのも一苦労。

更に見てくださいこの大きな葉っぱ。

その下にもぐりながら、葉っぱや茎のちくちくのも負けず懸命にかぼちゃを収穫していきました。

毎朝、登校してくると靴箱に迎え前に職員室に挨拶をしてほかの学年は、靴箱のある左へ、3.4年生は、畑のある右へ向かいかぼちゃの様子を見に行っていました。毎日です。3・4年生全員がです。

本当に感心していました。

片山さんという「かぼちゃ名人」のきめ細やかなご指導をうけた子どもたちの愛情をたっぷりと受けて育った「美里かぼちゃ」大 大 大収穫でした。

 

最大2860g。子どもたちも満足の収穫でした。

複数個収穫した子は、2日に分けて持ち帰りました。

ご指導いただいた片山さん ありがとうございました。

 

おまけ

  

 

どんどん伸びて、かぼちゃの蔓は、フェンスをよじ登り立派な「空中かぼちゃ」もなりました。

今年度最後の水泳授業

7月17日(木)

6月から始まった水泳の授業も今日で終わりでした。

今日は、すべての学年が水泳の授業を実施。

最後の授業ということもあり泳力調査が行われていました。

本校のプールは、20メートルプールのため一般的な学校のプールに比べると5メートル短いです。

そのため25メートル泳ぐ場合も必ずターンしなくてはなりません。

今まさに泳力調査が始まろうとしているところです。

さあ、昨年より泳力は上がったでしょうか?

 

この水泳の授業がある間、一番プールにいる時間の長かったのは、養護助教諭の金森先生です。

なぜなら、すべての授業に救急セット(AEDを含む)を持って最初から最後までプールサイドで子どもたちの安全を見守ってくれたからです。

日焼けをものともせず、頭が下がります。

おかげで、担任は指導に集中。子どもたちもケガも事故もなく楽しく水泳の授業に参加することができました。

また、この期間中、着衣水泳の指導をしてくださった宇城消防署の皆様、水泳指導をしていただいた砥用中の岡村教頭先生、田﨑先生 ありがとうございました。

1学期も後2日

7月17日(木)

1学期も今日も入れて後2日となりました。

久しぶりに大井早方面の登校(路線バス)の様子を見に行ってきました。

車を降りたとたんに、蝉の声、鶯の鳴き声、遠くから鶏の鳴き声が一斉に聞こえてきました。

子どもたちが上ってくるはずの坂道を下っていくと今度は、道沿いのお宅の犬が次々によそ者が来たことを知らせるかのようにあちらこちらから吠え始めました。なかなか優秀な犬たちです。

しかし、一向に子どもたちの姿は見えません。

後数分でバス停にバスが到着する時間となったためバス停に向かって坂を上っていくと、子どもたちはすでにバス停に到着していました(この日は、たまたまバス停まで保護者の送迎だったようです)

子どもたちは、乗り遅れることなくバスに乗り出発していきました。

田んぼの稲は、ずいぶん大きくなっていました。

 

また、栗も柿も実り始めていました。

学校に戻る途中に低学年の子どもたちが植えた芋畑があるのでそこにもちょっと寄ってみると

 

畑の周りの草がきれいに刈り取られ、畑の周りには、二重の柵が張り巡らされていて、地域の皆さんに大事にお世話していただいているのが分かりました。本当にありがたい限りです。

今のところ、心配された鹿やイノシシの被害も見られないようです。

子どもたちの成長も田畑の作物の成長も地域の皆さんに支えられてめざましい一学期です。

 

お弁当の日の取組

励徳小では、10数年前から「お弁当の日」という取り組みをしています。

今年は、6年生が、歓迎遠足の日に 5年生が、水俣に学ぶ肥後っ子教室の日に実施しました。

食育担当の金森先生が、写真のような掲示を作ってくれています。

子どもによって、おうちの方が作ったものをお弁当箱に詰めたり、どれか一品自分で作って入れてきたり、家族と一緒におかずを作ったりと自分の取り組みやすい方法で作ってきています。

その中に

6年生の子が書いた「お弁当カード」を見てうれしくなりました。

「ぼくは、卵焼きをがんばりました。でも失敗して、でもパサパサでおいしかったです。

 失敗しても大丈夫。何回も失敗してどんどんくりかえして上手になればいいから、失敗してもあきらめないでください。」

と書いてありました。

始業式の日に話した「失敗は成功のもと」という言葉、頭に残ってくれていたのかな。

2学期以降も「お弁当の日」は続きます。

どんなチャレンジをしてくれるのか楽しみにしたいと思います。

プロジェクト委員会 企画 「とあるゲーム」

7月14日(月)

 

夏休みまで後1週間となりました。

今日は、あいにくの雨ですが、外は、比較的過ごしやすく少し梅雨に逆戻りしたような日中です。

さて、ランチルームでの給食中、プロジェクト委員会から連絡がありました。

「今日は、『とあるゲーム』をするので給食後集まってください。」

『とあるゲーム』?

 

給食後、職員室の上の多目的室が何やらバタバタしていました。

何をしているのだろうと見に行くと多目的室に「宝」を隠していました。

「宝」を隠し終わる間、ランチルームでは、異学年で思い思いに楽しく待っていました。

(これは、豆つかみに挑戦している2年生)

「宝」を隠し終わったというアナウンスがあると、

多目的室前に集合した子どもたちが、我先にと「宝」を探すべく多目的室に入り思いつく限りの場所を探し始めました。

晴れていても外や体育館では遊べず、気温は高くなくても雨で外では遊べず。

しかし、今日は、プロジェクト委員会の子どもたちのおかげでみんなで楽しい時間を過ごすことができました。

プロジェクト委員会のみんな、ありがとう。

7月の詩

7月8日(火)

7月の全校集会を行いました。

校長からは今月の詩をもとに話をしました。

今月の詩は、詩ではなく「やなせたかし名言集」と題し、やなせたかしさんの言葉を校長の独断で4つ選び子どもたちに示しました。

紹介した名言集は、PDFで添付しています。

やなせたかし.pdf (子どもたちに示したシートにはアンパンマンのイラストを載せています)

戦後80年

夏を前にすると戦争・平和に関することがメディアでも取り上げられることが多くなります。

また、現在、世界のいたるところで紛争や戦争があっています。

いかに、今、私たちが、平和な世の中で生きているのか

身の回りにあるちょっとした幸せや喜びに気づいているか

どうしたら自分も人も幸せでいられるのか

そんなことを意識しながら過ごしてほしくて紹介しました。

いつものように暗唱できるようになったら校長室で暗唱してもらうよ。

と声をかけたところ、その日のうちに数人の子どもたちが校長室にやってきて

「今日は、4つの内の二つだけ」

「全部覚えました」

など、一人一人のペースで暗唱して聞かせてくれました。

夏休みまであと7日(登校する日)

何人が暗唱できるようになってくれるでしょうか?

楽しみです。

 

 

本日も千客万来?

7月9日(水)

昨夕は、県下各地で雨が降ったようですが、励徳小付近は、まったく降らず、今日も暑い一日でした。

そんな中、午前8時過ぎ。

お話会のみなさんが来校され、各クラスで読み聞かせをしていただきました。

 

午前9時過ぎ。

消防署から10名ほど来校され、2校時は1.2年生、3校時は3~6年生の着衣水泳教室がありました。

1.2年生は、全員で8名ですから大人の方が多い中での着衣水泳教室でした。

これまで大規模校に勤務することが多かったからか、低学年も着衣水泳を実施することに新鮮さを感じながら見ていました。

実際に消防署の方々もプールに入ってやって見せていただきながらの学習でした。

低学年でもペットボトルを上手に使って全員がぷかぷかと5分間浮き続けることができました。

 

また、中高学年は、12分間浮き続けることができました。まだまだいけそうでした。

合言葉「ういてまて(浮いて待て)」

消防署から子どもたちにおうちに帰ってからお父さんお母さんに話してと言われたのが、

「もし自分が流された時には、自分は浮くことができるから助けに来ないで(消防署等に連絡して)」

ということでした。

子どもを助けようとして助けようとした大人が命を落とすというニュースを時々見ます。

この子たちの浮く様子を見ると確かにそうだなと思いました。

励徳小の子どもたちは、1年生から着衣水泳を学びます。

高学年がほぼ全員12分間ぷかぷか浮くことができるのは、毎年、実施している積み重ねだと感じます。

「継続は力なり」です。

 

低学年の時間に消防署の方が、

「横歩きでカニさんのように歩きます。」

と指示をされたら全員が手も付けて(チョキの指)始めました。

「手は付けなくてもいいんだよ。」

と声掛けがありましたが、そのまま手つきのまま行った子どもたちでした。

中高学年も同じような声掛けを消防署の方が言われると、低学年と同じように

ほぼ全員がチョキの指つきで横歩きを始めました。

本当に純粋で素直な子どもたちです。

消防署の皆様、暑い中、お休みの日にご指導いただきありがとうございました。

 

午後1時過ぎには、「とくとく算数」の皆さん(5人)が来校されました。

各教室で〇付けをしていただきました。

  

 

子どもたちも暑さにも負けずいつも以上に意欲的に問題に取り組んでいました。

日中の一番暑い中、ご来校いただきありがとうございました。

励徳小は、夏休みまで一気に走ります。

1学期最後の授業参観、学級懇談会、第2回学校運営協議会

7月4日(金)

今学期最後の授業参観を実施しました。

併せて、第2回学校運営協議会(学校支援の会)も開催しました。

授業参観・学級懇談ともにほぼ全員(1家庭から複数参観もあり)参加。

更に学校運営協議会にご参加の皆様が11人いらっしゃいましたので、子どもの数と同数かそれ以上の参観があったことになります。

更に学級懇談会も出席率100%。

本当にありがたい限りです。

 

今回の授業参観は全学年人権学習を行いました。

友達の良さや頑張り、今のクラスの良さなどをお互いに出し合いながら自分のことも友達のことも大事にすることの大切さと共に、これから自分のことと同じくらい友達のことも大切にした行動にしていくためにはどうしたらいいのかを考えるきっかけとなる授業を各学年の発達段階や実態に応じて行っていきました。

  

   (低学年の授業の様子)       (中学年の授業の様子)       (高学年の授業の様子)

授業の後の学校運営協議会(学校支援の会)では、

子どもたちがお互いに認め合っていてとてもいい雰囲気だったこと

担任と子どもたちの関係の良さがよくわかる授業の様子だったこと

一人の子どもが友達のいいところを発表するとそれを周りの子も納得できていて、一人一人のことをみんながよくわかっていることが伝わってきたこと

等々、子どもたちの良い雰囲気についてたくさんご意見をいただくことができました。

保護者の皆さん、地域の皆さんのご協力と温かさがあふれる励徳小をこの日も実感できました。

ご参観いただいた皆様。

お暑い中、ありがとうございました。

砥用中学校から水泳指導に来ていただきました。

令和7年7月7日(月)

今日は、7が並ぶ縁起のいい日だそうです。

そんな日に励徳小学校へ砥用中学校からお二人の体育の先生が水泳の指導に来ていただきました。

お一人は、体育の田﨑先生。そして、もうお一人は、岡村教頭先生。

岡村教頭先生は、体育がご専門です。

励徳小では、今週、2回の水泳教室を計画しています。

全学年を3コースに分けて指導を行います。

田﨑先生は、6年生を中心にご指導いただきました。

岡村教頭先生は、全体監督?です。

 

小学生に指導するのは初めてとおっしゃる田崎先生。

おそらく中学生に指導される時より言葉を選んで指導していただいたのではないかと思います。

その田﨑先生の指導をプールサイドから温かく見守られていた岡村教頭先生。

しかし、そこは、体育の先生の教頭先生です。

子どもたちの休憩の時間に、岡村教頭先生は、子どもたちはテントの日陰に座らせ、先生は、厳しい暑さの日が当たるところから動きを交えて指導していただきました。熱い!

おかげでフォームがきれいになり、スピードも出てきました。

授業が終わった後も、今後の指導法について担任にご助言いただきました。

低学年は、担任の先生と水慣れやビード版を使って伏し浮きの練習を中心に行いました。

中学年は、バタ足や息継ぎの練習を担任と練習し、1時間余りの練習でしたが、ずいぶん動きがよくなりました。

頑張ったら先生と笑顔でハイタッチ。

 

水泳教室は、もう1回あります。

水の中とはいえ熱中症が心配される昨今ですが、夏休み前に少しでも記録を伸ばし水泳の授業が終われたらと思います。

岡村教頭先生、田﨑先生。

お忙しい中、ご指導ありがとうございました。

小中連携ありがたい!

 

覚えていますか?大谷グローブ

先日、4年生の男の子が、体育館のカギを借りに職員室にやってきました。

体育館で何をするのか聞いてみると、先生と野球をするとのこと。

私が、だったら「大谷グローブ」があるから使ってみる?と声をかけると

「はい。」

という元気な返事が返ってきました。

本校では、校長室に置いてあるので校長室で自分に合うグローブを探して体育館に持っていきました。

少々、使い方はぎこちなかったようですが、満足げに返しに来てくれました。

猛暑のため、運動場はもちろん、体育館でも運動をすることが難しいです。

ほんの数分でしたが、大谷グローブを満喫しました。

たくさんのカブトムシがやってきました。

6月30日(月)

励徳小にカブトムシのオスとメスがたくさんやってきました。

いくら励徳小が自然豊かな中にあるとは言っても、飛んできたわけではなく、美里町にお住いの一村様が育てていらっしゃるカブトムシの一部を持ってきていただきました。

 

   (オスが入っている箱)      (メスが入っている箱)

明るい時間は、土の中にもぐっていてなかなか姿を見ることはできません。

しかし、子どもたちに無理やり起こされることがしばしば。

一応、教頭先生が担当となっているため、教頭先生の許可を得て自分の虫かごに移していきます。

箱の中の土の中に躊躇なく手を突っ込むたくましい子どもたちです。

大切に育ててくれるものと思います。

一村様、ありがとうございました。 

美里町教育委員会学校訪問の実施

7月2日(水)

今日の午後は、美里町教育委員会による学校訪問でした。

美里町教育長様、教育委員の皆様、教育委員会の皆様、美里町内の校長先生の皆様、総勢12人の皆様の訪問でした。校長先生方の中には、励徳小に初めていらっしゃる先生もいらっしゃって、余裕を持って早めに到着されました。

授業参観の前に、週1回業間の時間に行っている太鼓の練習を見ていただきました。

最初から最後まで通した演奏、パート練習など訪問された皆さんの目の前での演奏は、緊張したのではないかと思いますが、普段通り笑顔で懸命にバチを振る姿を見ていただくことができました。

最後には、大きな拍手もいただき満足げに教室に戻っていった子どもたちでした。

 

その後すぐに5時間目の授業に入りました。

1、2年生は、道徳「りえさんのよいところ」を一緒に考え話し合う様子を見ていただきました。

担任のまわりに8人の子どもたちが集まり考える様子は、ほほえましくもあり、子どもたちの自由な発言への担任の見事な切り返しに訪問の皆様も微笑みながら参観されていました。

なかよし学級は、担任と一人の児童1対1での授業でした。

自立活動「会社(係)の仕事をしよう」でプレゼンの内容を考える様子を見ていただきました。

担任と子ども2人のやり取りを15人の大人が見ていましたからきっと緊張したでしょうが、そこは、担任との阿吽の呼吸で乗り切りました。

3,4年生は、算数で3年「数をよく見て暗算で計算しよう」4年「小数の仕組みを調べよう」の複式の授業でした。担任は、教室の真ん中で子どもたちが学習リーダーを中心に学習を進めていく様子を交互に見取ります。子どもたちは、黒板の前に集まって友達が出した考えについてああでもないこうでもないと話し合い、ゴールに近づいていきました。

子どもたちのやり取りが終わるまで担任は、口を出しません。じっと我慢。

直間の授業とはちょっと違う複式の授業の新たな学習スタイルを見ていただきました。

 

5,6年生は、道徳「母の仕事」について考え話し合いました。

最後の子どもたちの発表では、自分の母親の仕事と重ねながら自分の考えを発表した子どもも複数人いて、教材を自分に引き寄せることができた授業となったようです。

授業参観後は、学校経営の概要説明、全体会と進みました。

全体会では、子どもたちの様子を見ていただき、子どもたちの太鼓の練習の頑張りや授業での真剣な様子などについて評価いただきました。また、校内研修の内容についての質問やこれまで積み重ねてきた「励徳スタイル」(学習リーダーを中心に自分たちで学習を進める授業)をこれからも大事にしてほしい。など、これからの励徳小へのご示唆をいただきました。

これからも励徳小を、そして美里町を大好きで誇れる子どもたちとなるよう全職員で邁進していきたいと気持ちを新たにすることができました。

参観していただきました皆様、大変ありがとうございました。

子どもたちも大変良く頑張りました。

水俣に学ぶ肥後っ子教室

7月2日(火)

5年生の3人は、砥用小学校の5年生15人と共に「水俣に学ぶ肥後っ子教室」に参加しました。

保育園や幼稚園の時は、一緒だった子どもたちです。

いっしょに行けることを楽しみにしている子どもがいる一方、ちょっと気恥ずかしさを感じていた子もいたようです。

砥用小学校の活動班3班にそれぞれ励徳小の子どもたちが一人ずつ入り1日を過ごしました。

学校を7時40分過ぎに出発。

現地には、10時前に到着し学習が始まりました。

午前中は、資料館の見学や環境学習。

 

午後は、語り部の永本様のお話をお聞きしました。

朝早い出発でしたが、学校に到着するまでしっかり学ぶことができました。

これから学んだことをどう発信していくか、そして、どうこれからの生活に生かしていくかをしっかり考えてまとめていきます。

励徳小も熱中症警戒アラート発令中

7月1日(火)

1学期最後の月、7月に入りました。

比較的標高の高いところにある励徳小ですが、朝から熱中症注意の音が「ピーピーピー」となり続けています。

子どもたちは、月曜日から休み時間の外遊び及び体育館での遊びも中止となっています。

あんなに虫取り網をもって運動場を走り回っていた子どもたちの姿は、運動場にはありません。

しかし、運動場や花壇の草は容赦なく伸び続けています。

暑さと紫外線対策をして芝刈り、草取りを行っています。

職員玄関前にあるソテツです。

用務の松永先生が古い葉をきれいに取り除き、下草を取ってくださったので、こんなにすっきり涼しげになりました。

運動場の芝刈りをしていると、芝刈り機の音に驚いたいろんな虫が飛びのいていきます。

    実際の写真です。

  (あざみ)    (西洋タンポポ)  (ネジバナ)    (ヒメジョオン)

芝の間から上記の花々もすっくと立ち花を咲かせていました。

小さなネジバナですが、芝刈り機で刈り取ってしまうのは忍びなく何度か迂回しましたが、心を鬼にして刈り取りました。

先日は、夕方、運動場にシカが静かに現れました。

自然とともにある励徳小です。

自然は、たくましい。

第1回小中連携授業改善研修会の実施

6月25日(水)

美里町 砥用中学校校区の先生方が、励徳小に集まり、本校 深水教諭の授業参観及び授業研究会が行われました。

本校は、完全複式ではありますが、中高学年は、社会と理科を単式で授業ができるよう教頭、教務主任(特別支援学級担任)、担任とで授業を行っています。

今回は、4年生の理科の授業「閉じ込めた空気」を単式で担任の深水教諭が行いました。

授業の前には、子どもたちと担任とで教務の竹之内教諭のギターに合わせて歌って踊り景気づけを行い、授業者、子どもたち、そして参観者も和やかな雰囲気の中でスタートしました。

今回は、目に見えないもの(空気)を見るってどういうことか、目に見えないものを表現するってどういうことか、4年生の子どもたちなりにこれまでの経験や学習したことを根拠として表現することをねらいとしました。

子どもたちは、思い思いの実験道具を操作したり友達の考えと自分の考えを「比較」したりながら自分なりの考えを表現していきました。

授業後は、宮嵜教育長先生、砥用中、砥用小、励徳小の職員が、それぞれの立場から活発な意見を交流し合いました。

励徳小では、普段の校内研修に参加するのは7人で、密度の濃い研修を毎回行っていますが、今回は、多くの先生方のご意見をいただいたことで励徳小の研究の幅も広がったように思います。また、小中連携という意味でもとても意義深い研修になりました。

砥用中学校の樹本校長先生から

「深水先生の授業を見せてもらい、中学校の教員も活発に意見を出し合い勉強になった。」

というお言葉に研究主任で今回の授業者でもある深水教諭はもちろん、本校職員の普段の授業に向かう意欲も更に高まりました。

年度当初から「待つ」というキーワードをことあるごとに出して、子どもたちが学びの主体となる授業づくり、教育活動となるよう取り組んでいるところです。

今回の研修会で私たちが学んだこと、そして、私たちに与えられた「宿題」に取り組みながら、私たちが目指す子ども像を具現化していきたいと思います。

砥用中学校、砥用小学校の先生方、ありがとうございました。

詩を聞かせてくれました。

6月24日(火)

3年生が、校長室を訪ねてきました。

「詩を作ったので聞いてください。」

と。

国語の授業で作ったようです。

 

3年生の連詩.pdf

 

校長室で自分が作った「連」を一人ずつ読んでくれました。

教室がにぎやかで楽しい雰囲気が素直に出ている素敵な連詩ができていました。

 

本格的に水泳授業開始

6月24日(火)

6月10日にプール開き(室内)を行いましたが、実質、水泳の授業は、今日が最初でした。

最初にプールに入ったのは、3.4年生。

 

今年初めてのプールに嬉しくて仕方がないという子がいるかと思えば、若干不安?の表情を浮かべている子もいたりして。しかし、水に入ってしまえばみんなキャッキャ言いながら楽しむことができていました。

 

ベテラン教師の分かりやすい指導のもと、今年初めの水泳の授業とは思えないほど自然に水に慣れ、気持ちよく泳ぐことができ一安心です。

雨の中

6月23日(月)

今日は朝からずっと雨が降り続いています。

そんな中、いつも子どもたちの登下校でお世話になっている第一タクシーのながつさんがあいさつ坂のガードレールをきれいにしてくださいました。

数年前に還暦を迎えた方と喜寿を迎えた卒業生の皆さんが、記念事業としてこのガードレールのペンキを塗りなおしをしてくださったそうで、その中のお一人のながつさんが、今日はお一人でいらっしゃって、

「自分が元気なうちは、このガードレールはきれいにしとかな」

とおっしゃって雨の中、磨いてくださいました。

おかげで元の真っ白なガードレールになりました。

本当にありがたいことです。

どうぞ風邪をひかれませんように。

晴天の中での田植え

6月20日(金)

30度を超える予報が出ていました。

塩分チャージ、水筒、麦茶を入れたキーパー、保冷剤等々、熱中症対策を万全にして出掛けた今年の田植え。

全校児童28名で今年も松永さんをはじめとした地域の皆さんや土地改良区の方にご協力いただき田植えを行いました。

フライングでまだ「入って良し」の合図がない前から入ってしまった子どもたちもいました。また、中には、入ることを躊躇する1年生もいましたが、何とか全員田んぼに入り田植え開始。

 

1年生の横には、ベテランの5,6年生がつき、まさに「手取り足取り」。

次第に、1年生も見様見真似ながら水に浮かない稲の植え方をマスターしていきました。

  

教頭先生も田んぼに入り地域の方にも劣らないほどの慣れた手つきでどんどん植えていきました。

これが植え終わった田んぼです。若干苗が畝っていますが、それはご愛敬。

最初は冷たかった田んぼの水が植え終わるころにはお風呂ぐらいになっていました。

何とか熱中症にもならず、今年の田植えを終わりました。

帰りに「田植え饅頭」をいただきました。子どもたちは、おまんじゅうを持ち帰り家庭で食べながらきっと田植えのことで話が盛り上がったことでしょう。

ちなみに今回の田植えで尻もちついたり田んぼにダイブしたりした子どもは誰もおらず、バランス感覚の良い子どもたちだったということでしょう。

今回の田植えでお世話になった皆さん。暑い中本当にありがとうございました。

いくり(すもも)いただきました。

6月18日(水)

今朝、本校児童の保護者でもある片山様からたくさんのいくり(すもも)をいただきました。

「いくり」は、主に九州地方での呼び名で「すもも」は、日本全国共通の呼び名のようです。

こんなにたくさんの「いくり」。

早速、今日の給食で一人2個ずついただきました。

1年生が、

「先生、1個減らしていいですか?」

というと(昨年も食べたことがある)2年生が

「うまいとばい。俺好き。食べんならちょうだい。」

それを聞いた1年生は、まだ残っていた「いくり」をおかわりしました。

そして、

「この種植えたら実がなるかな?」

「植えてみよう。」

「『1.2年生の』と書いたのを立てておこう。」

私が、

「う~ん、あなたたちが1、2年生の間には実はならないと思うよ。」

というと何と書いたらいいのか考え始めた子どもたちでした。

子どもたちがおいしそうに食べている写真を撮り忘れましたが、みんな本当においしそうにいただきました。

片山さん、ありがとうございました。

1・2年生は、芋苗植えに挑戦

5月13日(金)

前日の高学年バケツ稲に続き、この日は、1・2年生の芋の苗植えがありました。

ずっと雨でなかなか実施できませんでしたが、奇跡的に雨が上がり、歩いて20分ほどのところにある畑で行いました。

 

前日、私が、畑を見に行くとすでに地域の方がいつでも植えられるように耕しマルチシートも張っていただいていました。ありがたいことです。

実は、昨年は、サツマイモを収穫する前にシカがすべて食べつくし収穫することができなかったという残念な出来事があったということで、今年は、柵の設置の仕方を変えてみましたとのこと。これまたありがたいことです。

この日は、4人の地域の方が子どもたちに苗の植え方を教えに来ていただきました。

この広い畑。子どもたちは一人数十本の苗をご指導いただきながら植えました。2年生は昨年も経験していたということで手際が良かったと地域の方からお褒めの言葉をいただきました。

予定の時間よりかなり早く終わったようで、私が、用事を済ませて畑に見に行ってみると、子どもたちは誰もいなくて地域の方が最後の仕上げをしてくださっているところでした。

昔は、雪も今より降っていてご自分のお子さんは、田んぼの畔をそり滑りしていて下の川にそのまま落ちてしまわないか心配しながら見守ったことやお子さんがお風呂に入ったとき服で隠れたところも真っ赤になっていた、よく聞いてみると一緒に遊んだ友達も同じでそれぞれ病院に連れていかれたところ「はぜまけ」だった。はぜの木と知らずみんなで木登りをしたということが後になって分かったことなど昔話にも花が咲きました。

今の子は、そんな危ないことはしませんよね。

という話で私は、畑を後にしました。

学校に戻ると子どもたちは到着していて

「どうだった?」

と聞くと、

「ヤモリ捕まえてきた。」

「校長先生、見て!」

「で、何をしてきたの?」

ともう一度聞きましたが、なかなか芋の苗植えという単語は聞かれませんでした。

それもそのはず。

  

蛇の抜け殻を見つけて記念撮影。帰り道の脇にある用水路に入って生き物探しに勤しんでいる様子の写真を発見しました。

まあ、何はともあれ豊かな自然と地域の方の温かさを感じた子どもたちだったようです。

今回もまたまた地域の皆さんにお世話になりました。

本当にありがとうございます。

バケツ稲づくりに挑戦中

6月12日(木)

5年生は、総合的な学習の時間に米作りについて学習します。

励徳小では、松永さん(地域の方)のご協力を得て1~6年生全員で田植えを行います。

ちなみに今年は、20日(金)です。

とはいえ、いつも田んぼに稲の様子を見に行けるわけではありません。

そこで、5・6年生は、バケツ稲を校内で育て常に観察できるようにします。

  

5月23日にバケツ稲用の種まきを行いました。

 

6月6日にバケツ稲用の土の準備を行いました。

 

そして、6月12日バケツ稲に苗を植え替えました。

バケツの中に土を入れて水を入れて、硬すぎて水を入れると、今度は柔らかくなりすぎて土を入れる・・・

なかなか、これ!という状態にバケツの中がならない子もいてそう簡単ではなかったようです。

この経験からもあの広い田んぼを耕し水を入れ田植えができる状態にすることの大変さに気づいたのではないでしょうか。

余った苗は、家に持って帰りました。家で米作りをされているところは、その田んぼに。そうじゃないところは、家でもバケツ稲づくりに挑戦かな?

コメ不足のニュースが世間を騒がせています。

米を消費する側からだけではなく米を生産する側の視点も学ぶことができるのではないかと思います。

租税教室

6月12日(木)

6年生を対象に宇土税務署から来ていただき租税教室を行いました。

税金がなかったらどうなるのか?税金が使われているものにはどんなものがあるか?

など、身近なものや場所に税金が使われていることなど分かりやすく教えていただきました。

子どもたちも少し税について身近なものと捉えることができたのではないでしょうか。

税務署の方と授業後お話をさせていただきました。

最近は、子どもたちでも場合によっては納税しなくてはいけないことがあるそうです。例えば、プロゲーマーやYOUTUBERとなり賞金等を獲得した場合、子どもでも納税する必要があり、それをしないと追加課税が課せられることもあるなど、以前にもまして子どもたちにとっても税は身近で知っておかなくてはいけないことの一つとなっています。

私自身も勉強になりました。大変ありがとうございました。

不審者対応訓練(職員版)

6月12日(木)

職員研修の一環として職員の不審者対応訓練を行いました。

職員の役割分担のみを行い、後は、どれだけその場の状況に応じて対応できるかを宇城警察署のスクールサポーターの小島様に見ていただき、終わった後に講評及び指導を受けるという形をとりました。

最初に対応するのは校長と教頭。

まずは、不審者が入ってこようとしたら声をかけ落ち着かせ・・・

と考えていました。

ところが、今回の不審者(本校職員)は、職員玄関から入るなり刃物(手作り)をちらつかせ、静止も振り切って一目散に3階教室までダッシュで駆け上がってしまいました。

教頭先生が追いかけましたが、見失うほどのスピード。

放送及び職員玄関での不穏な気配を察知した他の職員がさすまたを手にした時にはすで不審者も3階教室に到着しており、不審者と職員数名の緊迫した攻防が繰り広げられました。そこで、小島様から合図があり終了。

不審者役の職員の余りの迫力に本当に怖かったという感想を持った職員もいました。

その後、体育館に場所を移し、さすまたの効果的な使い方やさすまた以外の物を使っての対応の仕方などを教えていただきました。

不審者の行動は、マニュアル通りにはいかないということを今回の訓練で全職員が学びました。

常に子どもの命を守るためにはどう動くか、もちろん自分(職員)の命も守りながらを意識しておく必要があることを痛感しました。

と同時に、不審者に入られない普段の備えも考える機会となりました。

今回ご指導いただいた宇城警察署スクールサポーターの小島様、大変お世話になりました。

とくとく算数対面式

6月11日(水)

今年最初の「とくとく算数」が行われました。

「とくとく算数」とは、第2水曜日に地域ボランティアの方々に来校いただき、業間の時間に子どもたちが取り組む算数の丸付けをしていただく取組です。

今回は、7名の方に来ていただきました。

(高学年教室での対面式の様子)

たまたま来校されていた学校運営協議会の大原さんも教頭先生から赤ペンを渡され急遽「とくとく算数」に参加いただきました。

 

子どもたちは、プリントが1枚終わると次々に先生の所に行き、丸を付けてもらっていました。

この日は、朝からお話会の皆さんによる読み聞かせ、お昼は、「とくとく算数」、放課後は、「放課後子ども教室」と地域の方がたくさん来校していただき、まさに社会に開かれた教育課程を通して励徳小学校が目指す教育を実現する日となりました。

引き取り引き渡し訓練実施

6月10日(火)

この日も大雨の予報が出ていました。

(写真では平たんに見えますが、かなりの急坂 あいさつ坂)

豪雨災害を想定した引き取り・引き渡し訓練を実施しました。

昼休み、校長室に対策本部を設営。

5校時終了後、荷物も持った子どもたちが体育館に集合

メールを受け取った保護者の皆さんが次々に学校へ。

(あいさつ坂の下で誘導する職員)

(学校の駐車場に入ってきた保護者に名前を確認する職員)

(体育館入り口に保護者の車を誘導する職員)

(体育館で待機児童を車に誘導する職員)

(保護者に確実に引き渡したことを確認する職員)

学校のすべての職員(給食調理の先生方も)がそれぞれの持ち場で全児童の引き渡しが終了するまで続きました。

保護者の皆さんにもご協力いただきありがとうございました。

これで大丈夫というわけではありませんが、シミュレーションはできました。

災害時は、臨機応変な対応が大人にも子どもにも求められます。

職員は危機意識をも常に持ち、子どもたちは、自分で何がベストか考える力、友達とコミュニケーションをとりながら協力する力をつけていかなければならないと再認識したところです。

今日の給食

6月9日(月)

今週もはじまりました。

梅雨に入り、普段は素晴らしい景色が見られる運動場からの眺めも雨でかすんでいます。

しかし、今日の給食は、熱いけれども温かい戦いが繰り広げられました。

今日の給食は、6年生のリクエスト給食で

キムチご飯 わかめスープ 唐揚げ コーンサラダ ほうれん草ムース

でした。

子どもたちが好きなものばかりです。

私は、中学年のテーブルで一緒に食べたのですが、何と唐揚げとほうれん草ムースが余っているというではありませんか。俄然みんな目の色が変わりました。

おかわりはどれか一つだけ。

唐揚げおかわり希望には希望者多数(担任の先生も参戦)

そんなにたくさん余っているのかと思ったら余りは一つだけ。

最後、先生と子ども2人の3人で決戦。交渉で半分ずつにすることになり3人の内2人が食べられることになりました。

また、別のところでは、ほうれん草ムースをめぐりじゃんけん対決。

はたまた、

「キムチご飯おかわりできてよかった~」

と争奪戦に加わることなく好きなものをおかわりできた子どももいて千差万別のお盆の上でした。

最後、キムチご飯がまだ余っていることに気づいた子が、

「おかわりしていいですか。」

と担任の先生に聞いていました。

すると、

「○○君もまだおかわりしたいんじゃないかな?」

と誰かがつぶやきます。

「あっ、そうだね。○○君も食べる?」

最初にキムチご飯の余りに気づいた子が声を掛けます。

「うん。食べる。」

「分かった!」

と言って半分ずつつぎ分けました。

争奪戦の中にも温かさ見つけました。

今日の給食もおいしくて楽しくてほっこりしました。

 

今月の詩「水のこころ」

6月6日(金)

昨日の全校集会で今月の詩 高田 敏子 作 「水のこころ」を紹介しました。

6月は「心のきずなを深める月間」です。

「心をつかむ」

という良い意味での慣用句もありますが、この詩の中では、手でつかむことができない水。だからこそ二つの手の中にそっと包むように。

心も同じで、そっと優しく大切に包んであげようということを高田さんはおっしゃりたいのではないかと思います。

相手の心を思い、思いを馳せ、心と心をつなぎながら更に素敵な励徳小になっていきたいと思います。

 

昨日紹介した「水のこころ」

早速覚えて、子どもたちが校長室を訪ねてきてくれました。

1年生から6年生まで5人の挑戦です。

1年生の挑戦。途中からなかなか言葉が出てきませんでした。

それを6年生はじっと待ってくれました。

だれも

「早く!」

なんて言いません。

この詩のように挑戦者1年生の心をそっと優しく包み込んでくれました。

6月の全校集会

6月5日(木)

業間に今月の全校集会が行われました。

今回は、まず、表彰から行いました。

5月初めに子どもたちと地域の皆さんで茶摘みをし、それを美里町の高島園で製茶してもらいました。

そこで出来上がったお茶の重さを予想する大会を実施しました。

早速3年生の女の子が自分の予想を書きに来てくれました。

最初の予想は、150グラム。

次の日、書き直しにやってきました。書き直した重さは、160グラム。

彼女の考えはこうです。

真空パックされたお茶が10パック、大袋に入ったお茶が2つ。

真空パックのお茶は、一袋10グラムで大袋に入ったお茶が一袋30グラム。

合計すると160グラム

という計算です。

まだ3年生は、重さの学習はしていません。

またまた、書き直しにやってきました。

今度は、近くにあったペットボトルと持ち比べていました。

教頭先生から

「ペットボトルの重さは、約600グラムかな。」

というヒントももらい導き出した答えが6010グラム。

他にも予想を書きに来てくれた子どもたちはいましたが、何度も何度も自分なりの根拠をもって答えを導き出そうとしたのは、この子だけでした。

そして、結果発表。

見事ニアピン賞をゲットしたのは、この女の子でした。

最も近い重さを導き出したことはもちろんですが、失敗を恐れず粘り強く最後まで挑戦する姿を大いに称えました。

他の子どもたちのこういう姿をどんどん見つけていきます。