カテゴリ:全学年
どんな大人でありたいか
2学期も終盤に差し掛かりました。御船小でも、テストが続いたり、これまでの単元の振り返りをしたりするなど、すっかり「学期末モード」です。各家庭に持ち返ってくるテストの結果や、児童の様子はいかがでしょうか。「今年の勉強はとにかく調子が良かった!」という児童は、一目でわかる時があります。もしくは、敢えて大げさには振る舞わず、コツコツと努力を重ねている児童もいるかもしれません。どんな児童も、是非大人ががんばりを認め、褒め、3学期の成長につなげていきたいですね。
一方で、「勉強でわからない部分があるけれど、相談したら怒られるかもしれない。」と悩んだ経験は、誰にでもあると思います。気持ちがわかる大人であるからこそ、そんな児童の心にいち早く気付き、手を差し伸べる存在でありたいですね。
今年の「わからない」は今年のうちに。個人戦ではなく、「チーム御船小」、「チーム○年△組」、「チーム御船町」そして「チーム家族」で一つでも多くの壁を乗り越えましょう。
小さな社会、ここにあり。
写真は全校集会の様子です。この日は図書委員会の児童が前に立ち、図書室の使い方や委員会主体の取組の紹介をしました。主な工夫点は、すべての学年の児童が理解できるように、あらかじめ動画を撮影し、上映しながら解説したことです。一つ一つの場面を細かく劇にしており、楽しみながらマナーやルールの確認ができるようになっていました。「図書室をこんな使い方していませんか。」と問い掛けた上で、「自分の手元に複数の本を確保しながら読書する姿」「自分の都合に合わせてイスを移動させる姿」「おしゃべりをして過ごす姿」などを提示していきます。子どもらしい可愛らしい演技を披露しつつも、選んだ場面は「あるある」と納得できるものばかりでした。
学校は小さな社会です。そして、誰もが社会を構成する大切な要素といえます。その意味では、図書室は絶好の経験の場ではないでしょうか。「できていますか。」と自分自身に問い掛けることから、既に練習は始まっています。
ここでちょっと振り返り
御船小で9月、10月といえば、見学旅行のシーズンに当たります。見学旅行が、児童の学びにとって貴重な機会であることは、言うまでもありません。例えば、日頃の授業で学習したことを、実際の体験や見学によって更に深めることができます。また、集団行動の基礎・基本を会得できることも、見学旅行の醍醐味ではないでしょうか。さて、今年の見学旅行で御船小の児童はどんな力を身につけることができたのか。1~4年生の見学旅行の様子を簡単に紹介します。
1年生は、カントリーパーク(合志市)の食農体験塾でピザやバームクーヘンを作りました。自分が作ったピザを、昼食として食し、「これはおいしい!」「もし食べない人がいたら、ボクにちょうだい!」と、すべての児童が大喜びでした。
2年生は、ミルク牧場(阿蘇郡西原村)にて、動物との触れ合い体験や乳牛の乳搾り体験をしました。犬や馬に触れることが初めての児童もおり、おそるおそる触れ、初めての感覚に出会った瞬間の表情が印象的でした。また、ここでもアイスクリーム作りを体験し、格別の味だったようです。
3年生は、「仕事調べ」の一環として、フードパル(北区貢町)にてウインナー作りの見学、更に、河地町では、みかん狩りを体験しました。ウインナー作りにも、みかん狩りにも、それぞれにコツや豆知識があり、多くの知識や技能を身につけることができました。学校に帰ってからも、異学年の友達に対して、誇らしげに話す3年生です。
4年生は、清和文楽館(清和町)や通潤橋(山都町)を訪れました。「郷土愛」をテーマとして、じっくりと事前学習を重ねてきた4年生。写真でしか見たことがなかった「実物」が目の前に表れると、どの児童も感動していました。それぞれの場所で、職員の方々から丁寧な説明をして頂き、充実した一日を送ることができました。
「見学旅行での出来事や感想を、是非お家の人に話してください。」本校の学校長が、児童に必ず掛ける言葉です。自分の言葉で話すことで、体験したことと、自分の考えが整理されます。また、家族の「真ん中」となって話すことで、心も育ちます。学校と家庭とで、見学旅行を120%生かせたら、素敵ですね。
《 ミルク牧場 http://aso-milk.jp/ 》
《 フードパル http://www.foodpal-kumamoto.jp/ 》
《 清和文楽館 http://seiwabunraku.hinokuni-net.jp/ 》
スタートは子どものうち
「2018年といえば?」と問われ、「尋常ではなかった夏の暑さ」を思い浮かべる人は少なくないと思います。そんな今年も残すところあと2か月です。御船小学校では、以前にも増して、休み時間や放課後に外遊びをする児童が多くなりました。過ごしやすい気候になったとも受け取れますね。中でも、特に人気が高い遊びが「一輪車」です。乗っては転び、を繰り返す児童たちですが、あきらめる子を見かけることは滅多にありません。「怖い気持ち」と「乗れるようになりたいという気持ち」を半分ずつかかえ、練習を積み重ねています。いつの間にか乗れるようになり、行きたい場所へ笑顔で向かったり、友達と手をつなぎながら2台で進んだりする姿は見ものです。
実際のところ、一輪車に乗れるようにならなくても、大人になって特に困ることはありません。ですが、大人になってから一輪車にチャレンジしても、なぜか子どもたちのように上手くはいかず、「子どもの頃にやっておけば良かった」と思ってしまうので、不思議です。
ところで、日没が早くなってきました。御船小では10月以降の帰宅時間は17時となっており、児童と約束しています。景色が薄暗いと、車や障害物に気づきにくくなり、事故に巻き込まれる可能性が一気に高まることは言うまでもありません。「約束を守ることの大切さ」、このことは一輪車の話とも似ています。子どものうちから約束を守ることを常態化することで、大人になってから「きちんとやっていてよかった」と、思える日がきっとくるはずです。
「したこと」よりも「身につけたこと」
楽しかった夏休みが終わり、落ち込んでいる児童が多いかと心配していましたが、いざ新学期を迎えると友達や先生との再会をとても喜んでいました。登下校中や休み時間に会話で盛り上がったり、笑顔で遊んだりする様子がたくさん見られます。
授業では、児童が実物投影機を使用して「夏休み新聞」を紹介したり、児童が学級の課題を明らかにした上で必要な係を話し合ったり、提出物や配布物を一つ一つ丁寧に確認したりするなど、新学期らしい光景がたくさん見られます。
二学期は各学年で見学旅行や宿泊学習が計画されています。学校生活のリズムを取り戻し、見通しをもちながら学習に励んでほしいと思います。更に、学習内容だけでなくマナーやルール、気配りなどもプラスαで身につけられる、そんな二学期になると嬉しいです。
平成最後の二学期
8月30日は二学期の始業式でした。ここでは学校長による講話の大まかな内容を、部分的に紹介します。
「1学期は『話を聞くこと』が、一人一人とても上手になりました。二学期は『自分の思いを相手に伝える』を目標にしましょう。日頃の返事やあいさつを心がけながら、どんどん伸ばしてほしいと思います。
また、4つの『あ』について、話をします。4つの『あ』とは『あんぜん』『あいさつ』『あとしまつ』『あいず』を指します。例えば、外に出るときは黄色帽子を被ることを徹底し、自分の命を守る。相手が気持ちよくなるあいさつをする。トイレのスリッパを並べる。このようにいろいろな場面に、4つの『あ』はあります。全員で取り組み、素敵な御船小を作っていきましょう。」
いよいよ平成最後の二学期がスタートです。学校長の言葉を児童が各々に解釈し、自分の学習や生活のめあてに生かすことと思います。
偉人の言葉から得るヒント
「学べば学ぶ程、自分が何も知らなかったことに気付く。気付けば気付く程、また学びたくなる。」
これはアルバート・アインシュタインの言葉だそうです。この言葉が意味することは「勉強には、当事者にのみわかる面白さがある。」ということだと思います。「苦手だから」と拒絶していては、いつまでもその楽しさがわからず、ただただ時間だけが過ぎてしまいます。夏休みの今こそ「当事者」になってみませんか。
御船小学校が掲げている家庭学習の目安時間は、1・2年生:20分以上、3・4年生:30分~40分以上、5・6年生:50~60分以上となっています。勉強は、目標をもって取り組むことが理想です。目標の立て方がわからない場合は、上記の目安時間をはじめ、覚える知識の数、問題数、ページ数など、数値目標等にしてみると取り組みやすいと思います。
「楽しみながら学ぶのがベストだ。」トーマス・エジソンの言葉です。いきなり机上の学習が難しい場合は、体験活動や得意教科、工作等、興味のあることから取り組んでも良いかもしれません。
技と心と本気度と
先日行われた校内童話発表会についてご紹介します。発表会は二部に分かれており、第一部は1~3年生、第二部は4~6年生が参加しました。あらかじめ、各学級からそれぞれ1名ずつ代表を選出し、選ばれた児童は大勢の人が見守る中でマイクの前に立ち、覚えた童話を披露します。
一般的に、覚えた童話を暗唱することだけでも精一杯であるように思われます。しかしさすがは児童達。物語の展開によって、表情を変えたり抑揚をつけたりと、多くの工夫をしながら臨む様子に、発表を聞いていた誰もが驚かされました。
今回身につけた力は、学校だけでの学習によるものではありません。各家庭内で、自分で時間をつくって練習したり、お家の方と二人三脚で取り組んだりと、発表会までの日々こそが、貴重なものであったように思います。来年も多くの児童の挑戦があることでしょう。校内童話発表会の良さが生かされることを期待しています。
引き渡し訓練
6月22日「災害発生時における児童の引き渡し訓練」を行いました。地震や大雨・台風接近時などの緊急時に、児童が保護者の基へ安全かつ確実に下校できるようにすることがねらいです。当日は多くの保護者の方々に参加して頂き、実際に災害が発生したときの動きを想定しました。どの児童も「移動中は必要でない限りおしゃべりをしない」「担任や放送の指示をよく聞いて行動する」など、緊張感を持ちながら参加する様子がありました。
今回都合がつかず、参加することができなかったご家庭もありました。いつ訪れるかわからない災害だからこそ、何気ない時間の中で、避難の仕方や約束の確認等について話題にする時間を大切にしてほしいと思います。学校、家庭、地域が一体となって、子どもたちの防災意識を高め「自分で自分の命を守る子ども」を育てていきましょう。
「10個知っている」よりも「5個やっている」
気持ちが落ち着いているから、行動も落ち着くのか。それとも、行動が落ち着いていると、自然と気持ちも落ち着いてくるのか。あるいはその両方か。
御船小学校の今月の生活目標は「落ち着いた学校生活を送ろう」です。本校では「落ち着いた学校生活」という言葉について、具体的に「校内では静かに過ごす」「整理整頓の徹底」「時間前準備・着席」「靴はかかとを並べて置く」等を指しています。低・中・高学年それぞれの発達段階に応じて目標の達成に向けた取組を行っています。
大切なことは、身につけたことが、相手や場面が変わっても生かされるということだと思います。学校内外で落ち着いた生活ができているか。相手や時期が変わっても、自発的に気をつけようとしているか。これらの態度を養うために、6月は児童と教師が一体となって取り組んでいるところです。
まずはやってみよう!
6月12日の業間を利用し、児童集会が行われました。この日は大きく「生活安全委員会による発表」と「各児童委員会の委員長からお知らせ」の2本立てです。生活安全委員会による発表では、廊下の安全な過ごし方について、児童らが劇を通して啓発を行いました。「急いでいるのであれば、走っても良いのでしょうか。」「他の人が走っていれば、自分も走って良いのでしょうか。」と問い掛ける内容になっており、一人一人が考える場となりました。2つ目の各児童委員会の委員長によるお知らせでは、今月の取組や全校児童へのお願いについて話がありました。特に健康委員会からは「歯ブラシチェックをすること」について報告がありました。「交換時期が近づいている歯ブラシには、シールを貼ってお知らせします。」とのことです。
発表した児童らは、すべての学年の子ども達にわかるように、言葉を選んだり、ゆっくりハキハキと話したりする工夫を行っていました。一つでも多く、自分なりの目標を持ちながら発表に臨んだことで、より大きな成長につながったように思います。
9日の就任式
4月9日に行われた就任式の様子についてご紹介します。今年度は、学校長を含む15名の職員の転任がありました。就任式が始まり、体育館に入場する先生たちを、前のめりになって見つめる児童たち。その姿からも、関心の高さがうかがえました。実は4月当初、御船小に赴任し、新学期の準備を進めていた教師たちからも「早く御船小の子どもたちに会いたい」という声がたくさん聞かれていました。児童と教師双方の思いが叶った日とも言えます。
就任式の中で行われた教師のあいさつは「御船町の至る所にある恐竜のモニュメントの数に驚きました。これから皆さんと過ごす中で、恐竜についてもたくさん知りたいです。」「私は休み時間には外にいることが多いと思います。是非たくさん声をかけてください。そして、一緒に遊びましょう。」「目標は『1日でも早く全員の名前を覚えること』『みんなに名前を覚えてもらうこと』『運動会ではみんなより早くダンスを覚えること』の3つです。」等、それぞれにユーモアがあり、賑やかな就任式に彩りました。
これからともに歩む1年間、「御船小が大好き!」と誰もが思える学校を目指して、充実した日々を過ごしていきたいと思います。
春を前に
「御船小の子ども達の良いところは、内側に秘めたエネルギーだと思います。これからもどんどん伸ばして下さい。」
「担任をして一緒に過ごした日々、部活で一緒に汗を流した日々こそが一番の思い出です。」
「児童の皆さんよりも、教師である私の方が、多くのことを学ばせてもらいました。出会えたことが、本当に幸せでした。」
「『なぜだろう』というい気持ちを大事にしてください。『なぜ空は青いのだろう』『なぜあの子は悲しんでいるのだろう』。色々な『なぜ』を大事にすれば、やがて人を大事にする人になれると思います。」
「皆さんに好きなことはありますか。夢はありますか。それらを持ち、願い続ければ、必ず花開きます。」
子どもたちの顔を目に焼き付けるように、笑顔で言葉を伝える先生。感極まり、涙ながらに言葉をかける先生。個性が表れた、とても温かい時間となりました。先生との思い出を振り返り、感謝するとともに、先生たちの前途を祝う気持ちが育った貴重な機会となりました。
たった一つの命
3月6日、地震の避難訓練を行いました。東日本大震災の記憶、そして熊本地震の経験等から、児童はいつも以上に真剣な眼差しで参加していました。安全担当の教師は「たった一つしかない命を守るのは自分である」と何度も発することで強調し、そのことで子どもたちの安全意識、防災意識は大きく高まったのではないかと思います。
「地震発生時に『落ちてこない、倒れてこない、移動してこない』場所に避難する行動は、児童生徒等に対しての事前指導が不可欠です。様々な場所や時間帯で発生することを想定し、どのような場所が安全なのかを指導しておくことが必要です。」これは、文部科学省がホームページで発信している「学校防災マニュアルについて(www.mext.go.jp/a_menu/kenko/.../07/.../1323513_02.pdf)」からの抜粋です。このことは、学校でもそうですが、家庭や地域においても十分に言えることだと思います。学校、家庭、地域で一体となり、防災教育に取り組むことができればと思います。
6年生を祝う会
3月7日、本校体育館にて「6年生を祝う会」を行いました。6年生はステージの前から体育館全体を見渡す形で座り、それを1~5年生が囲むように位置取りをしました。会では1年生から順に中央に立ち、6年生に向けた出し物を披露しました。歌のプレゼントや6年生を誘ってフォークダンスを行うなど、全ての出し物が、気持ちの込められた素晴らしいものでした。
そしてクライマックス、6年生と教職員によるドッジボール対決によって、会場の盛り上がりは最高潮に達しました。先生たちは「卒業後も応援しています」という気持ちを込めて、そして6年生は「思い出を胸に頑張ります」という気持ちを込めて、お互いに全力投球。1~5年生も会場を揺らすかのような大声援を送り、誰にとっても、温かく楽しい時間となりました。
学習や生活の随所で6年生が見せてくれた「スクラムパワー」。この日も多くの児童の心を惹き付けました。祝われる側で参加した活動でさえも、後輩たちの憧れで有り続けた6年生です。
児童総会で得られるもの
2月23日に行われた児童総会では、各委員会活動の1年間の振り返りを行いました。各委員会の委員長が、児童全員に向けて今年度の取組の紹介と反省について発表しました。
図書委員会は「今年の目標は『一人一人が協力し、みんなに楽しんでもらうようにする』でした。日常的な取組として、本の貸出、整理、放送を行い、重点的な取組として、童話発表会の運営、読書ビンゴを行いました。1年間の反省として、図書室での過ごし方のマナーをもっと改善させることができればと思います。」という内容の発表を行いました。また、放送委員会は今年一年の反省に加えて「皆さんが聞き取りやすいように、ハキハキとした声での放送を心がけますので、是非これからも、耳を傾けてください。」と呼びかけました。
人前で話すことを苦手としている人は、大人になっても多いです。どこを見れば良いかわからない、頭が真っ白になる、全身が震えてしまう等、各々の形で緊張は表れます。「人前で話すこと」を避けることもできますが、この日のように練習を重ね、人前で話す経験を積むことは、結果として人を大きく成長させるように思います。
ある午後の風景
靴箱掃除を担当する児童たちが、とてもよくがんばっていたので紹介します。御船小では、一学級当たり二人ずつ「靴箱掃除」として、週替わりで配置しています。どの学年もペアで役割分担をしながら、黙々と取り組む様子が印象的です。一人一人の靴を取り出し、靴箱内を隅々までほうきで履いたり、雑巾で拭いたりする児童たち。30~40人近くの靴箱を、毎日限られた時間で掃除するのは、大人でも大変です。それでも嫌な顔一つせず、一定のペースで手を動かし「どこまで終わったか」をペアで確認し合う様子には感心します。
その様子を眺めていると、気になる光景がありました。それは、靴底についた大量の土や砂です。パンパンと、勢いよく左右の靴同士をたたくと、巨大な土の塊や大量の砂が、音を立てながら床に落ちていました。納得のいくまで、全員分の靴底の汚れを取り除こうとする児童たち。もしもこの作業を、登校後に持ち主が行っているならば、靴箱掃除係の負担は減ります。その分、別の作業に時間を費やしたり、新たな作業を行ったりすることができるのではないでしょうか。
成長とともにに増えていく「自分のことは、自分で」。次にできるようになることとして「自分の足元のこと」を選んでも良いかもしれません。
給食こそ、人づくり
「(残食重量(kg))÷(給食総重量(kg))×100」この計算式で求められる値は「残菜率」です。残菜率を求めることで、日々の給食で、何%が残菜として回収されるかがわかります。御船小の2学期の残菜率は、約2%でした。残菜が発生する要因として、3つ挙げます。
1つは「苦手な食材があるから」。一部の調査では、ピーマン、トマト、玉ねぎは、人気がないようです。苦手な食材を前にした時、鼻をつまんででも食べようとする子ども、「残そう」とすぐに決めてしまう子ども、それぞれです。将来に向けて、心身が育つ大事な時期、どちらの行動が望ましいでしょうか。
2つ目の要因は「量の問題」です。自分が食べきれる量を認知しておくことは、大人になっても求められます。給食でもそうですが、例えば自宅で「自分で食べられる量を注いでみよう」と取り組むことで、すぐに身につくように思います。
3つ目は「食べる時間」です。給食では準備や後片付けの時間を除くと、食事にかけられる時間は15~25分間です。食事中に会話を楽しんだり、休憩をしたりすることは誰にでもあります。ポイントは「時間内に終えられるように調整、計画する力」になります。この力は給食以外でも、大変重要です。まずは給食や家庭での食事をきっかけに、この力を高めていくというのはいかがでしょうか。
「御船小の残菜率は0%」これは決して容易ではありません。ですが、誰もが意識しなければならないことは事実です。実現に向けて、全体で取り組めたらと思います。
2018年 戌年
続いて「夢や希望が叶えられる良い年にするためには、どうすれば良いか」という話がありました。戌年にちなみ「犬は人との付き合いが古く、親しみ深い動物」「犬は勤勉で努力家」であることを挙げ、「犬のようにまじめに努力し、みんなの持っている力をどんどん発揮しましょう」と鼓舞しました。
さて、いよいよ3学期、そして2018年がスタートです。最後は、今年生誕100周年を迎えるネルソン・マンデラ氏の言葉を紹介して締めます。
『偉大なピースメーカーはいずれも、誠実さと正直さ、そして謙虚さを兼ねた人たちです』
迷子のお知らせ
日本洋傘振興協議会の発表によると、日本の年間の洋傘消費量は1億3000万本です。そのうち、約36万本(平成25年度)の洋傘が忘れ物・落とし物として警視庁に届けられていることを知っていますか。更にデータを挙げるならば、日本の年間降水日数ランキングは2014年で世界第13位。ですが、一人当たりの傘所有量は、3.3本で世界第1位。このデータを見てどのように感じますか。当然ですが、傘を作ることにも、そして廃棄することにも資源が必要です。
では御船小学校はどうでしょうか。残念ながら、傘の置き忘れはとても多いです。雨の日にも関わらず、児童の登校前から並ぶ傘たち。「今日こそ持ち主と一緒にお家に帰れる」と期待しながらも、結局児童の下校を寂しそうに見送る傘達。もうすぐ1年が終わります。特に名前がない傘は、児童本人も忘れていることが多いです。もし可能ならば、御船小に来校された際に、ご自宅の傘が置きっ放しになっていないか、ご確認頂ければと思います。この傘達が、持ち主のもとで新年を迎えられることを願います。
【引用】https://jp.weathernews.com/news/4270/(ウェザーニュース)
ジョギングフェスタ2017
「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」かつて、シドニー五輪金メダリストの高橋尚子さんが、座右の銘として語り、話題になりました。地道な努力が、いつか成功につながるという、まさに長距離走の醍醐味を表しているように思います。
12月14日(木)、御船小にてジョギングフェスタが行われました。これが初めての持久走だった1年生は、どの児童も途中で止まることなく、精一杯走ることができました。2年生は昨年の経験を生かし、自分のペースを調整しながら走りました。3年生は自分の順位を気にしながら、一人でも多く抜けるように頑張る様子がありました。4年生は自己最高記録を目指して走ることができました。5年生は走る時のフォームや息継ぎにこだわり、工夫して走りました。6年生は「スクラム」を合い言葉に、互いを励まし合いながらゴールすることができました。
これまで、朝の時間を使って多くの児童が自主的にグラウンドを走り、自分なりに体力を高めてきました。また、体育でも日々目標をもって努力する様子がありました。今回の結果で実を結んだ児童もいれば、悔しい思いをした児童もいると思います。しかし、どの児童にとっても、生きる上で決して無駄にはならない経験ができたのではないでしょうか。
学習発表会 大成功!
12月2日(土)、御船小学校体育館にて学習発表会が行われました。体育館後方の前後左右の壁を、子ども達の作品(版画や壁新聞)で飾り、多くの保護者や地域の方々が見守る中での発表です。大変緊張したと思いますが、各学年ともこれまでの練習の成果が十分に発揮されたすばらしい発表でした。
さて、今年度の学習発表会の大成功の裏には、実はいくつか秘策がありました。ここではその中から2つご紹介します。1つ目は「メリハリ」です。今年は特に「頑張る時は頑張る、休む時はとことん休む」を大事にしました。具体的に、休憩中は専用のBGMを流し「現在が休憩時間であること」を意図的に伝えました。更に休憩の終了は、高らかにブザー音を響かせることで、気持ちの切り替えを促す工夫をしています。一般的な劇場を参考にしており、非常に効果的でした。
2つ目は、「気持ちを落ち着かせる手段」です。自分の発表が終わってホッとすると気持ちは緩み、友達のすばらしい発表を見た後には、気持ちが高まるということは、誰にでも言えることです。そこで取り入れたのが「黙想」でした。30秒あれば、静けさを取り戻す会場。この静けさこそ、自分や他者の発表を大切にする態度につながったように思います。
今年の学習発表会で子ども達が乗り越えた緊張。それは、会場が1つになったことで味わうことの出来た貴重な産物でした。「緊張させてもらえた」と感謝をし、来年は一段と良いものになるように、工夫していきたいです。
人権旬間で目指すのは…
身の回りの差別をはじめ、様々な差別や偏見を許さず、なくしていこうとする意欲及び実践力。それらは、誰もが社会の中でよりよく生きるために、常に求められる資質であり、能力でもあります。
御船小学校では「人権旬間」でした。各学年ごとに人権学習に取り組み、どの学級も、人権感覚を意識的に高めています。特に3、4年生は『人権の花運動』に参加しました。花を種から育てる活動や花の種取りを経験して、小さな命が持つ大きな強さを感じ、同時に、それを支える存在の大切さを感じました。
上も下もなく、誰もが中心である世の中を、これから大人になる子どもたちが築いていくことを願います。
経験を積み、教訓を得る
元気玉プロジェクト、けんこうレンジャー、イントロクイズ、あいさつ運動、チャレラン…これら全て、児童らによって、委員会活動の中で企画された取組です。ユーモアのある取組ばかりで、学校全体が楽しい気持ちになれます。
9月の児童集会では各委員会から2学期の目標と取組について紹介がありました。美化委員会から「すみずみまできれいにし、黙掃掃除を身につけましょう。」、放送委員会から「明るく放送して、みんなをハッピーにします。」、図書委員会から「みんなに沢山本を読んでもらい、図書室すべてを大切に扱ってもらいたいです。」等、それぞれが思いを込めて力強く伝えました。
行動することで、何かしらの変化が起こる。何もしなければ、何も変わらない。今回のような取組と発信を積み重ねることで、子どもたちは生きる上での大切なことに気づくことができているように感じます。
2学期のスタート
8月30日、2学期が始まりました。登校する子どもたちの様子を見ていると、久々に友達と会えたことを喜ぶ子ども、先生たちに夏休みの思い出を話す子ども、眠い目をこすりながらあいさつをする子ども等、様々でした。少しずつリズムを取り戻し、1学期以上に御船小を活気づけてほしいと思います。
始業式の中で行われた学校長講話では「2学期、これだけは」として「命を大切にする人に」「思いやりのある人に」「進んで行動できる人に」の3つが挙げられました。それに続き、「一人一人が当たり前のことを当たり前にできるようになったら、きっとみんなの笑顔が輝くすばらしい御船小になります。みんなでがんばりましょう。」と激励しました。
「自分にできる『当たり前』とはなんだろう」と自分なりに考え、具体的に行動することで、充実した生活につなげてほしいと思います。
御船小の「当たり前」
7月20日、1学期の終業式を行いました。学校長から、「児童一人一人の『がんばり』が、御船小学校を一層良いものにしていった、そんな1学期でした。例えば、毎日児童玄関の靴箱に、きちんと靴を入れる高学年の『がんばり』、童話発表会で一生懸命に本を覚え、披露してくれた皆さんの『がんばり』等。そんなたくさんの『がんばり』に感動したとともに、とても嬉しかったです。」という話がありました。また、企画委員会が実施した、なかよしアンケートの結果から、『学校は楽しいですか』という項目が100%でないことについて、話題に取り上げました。「2学期は100%になるために、①声をかけよう、②相談に乗ってあげよう、③いやなことは「いや」、嬉しいことは「ありがとう」と伝えていこう」と、3つのことを呼びかけました。
いよいよ待ちに待った夏休みです。学校ではできない体験をしたり、苦手な学習を克服したり、新しいことにチャレンジしたり。それぞれの過ごし方によって、夏休みの価値はどんどん高くなります。第一に命を大事にしながら、自分たちにとって、最高の夏休みにしてほしいと思います。
最後になりますが、終業式の中の、学校長の言葉で終わります。
「当たり前のことを、当たり前にできる夏休みにしましょう。御船小学校の当たり前とは、『あいさつ』『進んで学習』『お手伝い』『時間を守る』そして『命を守る』ですよね。」
傘の気持ち
梅雨後半に入ったとはいえ、まだまだ不安定な天気が続きます。そんな中、「傘問題」が浮上してきました。「間違えて他人の傘を持ち帰ってしまう。」「1本目を持ち帰り忘れたため、2本目を持ってきたものの、1本目はずっと置いたままになっている」等々。これらのことに、心当たりはありませんか?傘立ての中で、傘たちが寂しそうに、持ち主を待っています。
実はこの傘問題、たった1つの手立てによって解消されます。それは、「傘に名前を書くこと」です。名前さえあれば、教師が該当する児童に声をかけることができますので、ご協力をお願い致します。
物を大切にするという視点からも、1学期の内に、傘たちを迎えに来て頂けると、とても助かります。
生活しやすい学校にするためには?
全校集会で行われた美化委員会の発表について、ご紹介致します。委員長の「一人一人が生活しやすい学校にするために、環境づくりをがんばりましょう。」という一言に表れるように、今回の内容は、全児童で学校を美化することへの呼びかけでした。誰もが親しみを持てるようにと、ドラえもんのキャラクターに扮して、劇を行う美化委員の子どもたち。発表全体に、工夫が感じられました。校内の環境美化とともに、「エコバッグ」「4R(リデュース、リユース、リフューズ、リサイクル)」等の紹介があり、物を大切にする心についても学んでいます。子どもたちによる感想では、「これから環境について考えていきたいと思いました。」「牛乳パックのリサイクルから頑張りたいと思います。」という声が上がりました。
町の環境美化や、地球環境を守ることに配慮した取組がたくさん広がっている現代。新聞やニュースから得た、それらに関する情報を、学校や家庭の中で話題にすることも、環境に働きかける第一歩かもしれません。
サイレントゾーン
これまで大きな目標であった運動会も終わり、次は「仲間作りや勉強」に日々力を入れることになります。そこで、全校集会では、その新たな目標を実現するために、どんなことが大切であるか、という視点から、生活安全委員会の児童が、新たな取組の発表をしました。
「仲間作りや勉強に勤しむためには、『安全な学校生活が送れること』が重要です。例えば、『廊下は右側をゆっくり歩く』などが挙げられます。」このことは、6月の生活目標である、「室内では静かに過ごそう」ともリンクしています。「そこで、今回打ち出すのが、『サイレントゾーン』です。」
サイレントゾーンとは、声を出さず、静かに歩くエリアのことです。人とすれ違う際も、あいさつとして、立ち止まったおじぎのみを行います。サイレントゾーンは、御船小学校の事務室から、なかよし教室までの長い廊下までと、設定されています。
この活気的な取組が定着し、安全な学校生活が確保される時は、同時に充実した「仲間作りや勉強」が実現される時ではないかと期待しています。
人権の花伝達式
6月5日、「人権の花伝達式」がありました。「人権の花」とは、法務局と人権擁護委員連合会が昭和57年から実施している運動です。学校に配布した花の種子や球根を、「子どもたちが協力して育てることによって、生命の尊さを実感し、その中で豊かな心を育み、優しさと思いやりの心を体得すること(法務省HP. http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken06.htmlより)」を目的としています。
式の中では、「花を育てることで、協力や感謝の大切さを知り、生命の尊さ、感動、人の気持ちや感情などを、受け止められるようになってほしいと願っています。」と話がありました。
後半は、人権擁護員の方々による劇がありました。初めにまもる君とあゆみちゃんが登場すると、子どもたちから大きな歓声が上がりました。劇の節々では、「思いやりをもったまもる君が、取るべき行動」について考える場面や、「あなたならばどうしますか。」という問い掛けに、自分の考えを発表する場面等があり、楽しみながら学ぶことができた子どもたち。
思いやりを行動で示すことを心掛けるとともに、今回頂いた花の苗も、3・4年生を中心に、大切に育てたいと思います。
運動会お世話になりました!
5月27日、快晴の下、御船小学校大運動会を実施しました。午前中は、徒走や玉入れ、御船音頭で盛り上がりました。徒走では「今日は本気を出す!」と意気込む児童たち。白熱した競争が繰り広げられました。御船音頭は、児童・職員・来賓・保護者、そして地域の皆様に参加して頂き、御船小の運動場にいた全ての人たちの気持ちが一つになった、心温まる時間となりました。午後は、応援合戦や、各学年による表現種目、綱引き、紅白リレーが行われました。特に表現種目は、どの学年のこれまでで最高の出来映えであったように思います。成功してホッとする児童の表情が印象的でした。
元気いっぱいに運動を楽しみ、無事に全ての日程を終えることができた今年度の運動会でした。これは、決して児童や職員の力だけで成り立ったわけではありません。運動会の前日準備、そして当日の後片付け等、多くの方々のお手伝いを頂いたおかげです。また、児童への温かい応援は、一人一人のやる気を高め、運動会に活力を与えました。たくさんのご協力、本当にありがとうございました。
ぜんぶ見せ場!
今年度の運動会は、午後に低学年、中学年、高学年それぞれの表現種目が予定されています。低学年は、「恋~だいすき♡みふね~」です。星野源の「恋」に合わせて軽快に、そして楽しそうに踊る姿はとてもかわいらしいです。中学年は、「ヨッシャ来い!御船2017」です。全員の動きが一つになった時に響き渡るのは、両手に握った鳴子の音、そして、子ども達の威勢の良いかけ声です。高学年は、「感謝を伝えよう101人の勇気・全力・根気・魂をこめて」です。力強いソーラン節に加え、後半はダイナミックな組体操が待っています。
一人一人が主役として輝き、それが1つの集団になるからこそ、御船小の「すごい力」として表れます。運動会当日、午後以降も、盛り上がりの熱は上がり続けることでしょう。
笑った者勝ち
運動会本番まであと4日です。今回は、「地味にスゴい!綱引きチルドレン」「空前絶後の玉入れ!イェェェ…イェ」の二つの競技について、少しだけご紹介します。
「地味にスゴい!綱引きチルドレン」は、2・4・6年生の競技です。タイトルから、綱引きが連想されますが、いつもの綱引きとは随分異なります。例えば、4年生は、綱引きなのに、“走ります”。6年生は、綱引きなのに、“綱ではありません”。どういうことなのか、と申しますと…本番までお楽しみにされてください。
「空前絶後の玉入れ!イェェェ…イェ」は、1・3・5年生の競技です。タイトルから玉入れが連想されますが、一般的な玉入れとは違います。例えば、3年生は競技後半、相手チームに大打撃を与える「あるルール」が追加されます。また、5年生は、かごの他に「あるもの」が準備されています。それを割れば…。こちらも当日までのお楽しみです。
今年度の運動会は、応援して頂くと同時に、一笑い、二笑いして頂けること、間違いありません。多くの方のご来校をお待ちしています。
歓迎会と歓迎遠足
大きな拍手とともに、1年生が入場しました。この日は歓迎会と歓迎遠足です。児童会役員のあいさつでは、「2~6年生の皆さんは、1年生にたくさんのことを教えてあげてください。」「1年生の皆さんは、是非楽しんで下さい。」というお話がありました。歓迎会では、自己紹介やレクリエーションをしました。特に自己紹介では、「僕の名前は○○です。」と、大勢の人たちの前で堂々と発表できました。
歓迎遠足では、「認定こども園みどりの里」のグラウンドをお借りし、昼食をとりました。新しい学年・学級に随分と慣れ、友達同士で仲良くおしゃべりをしたり、体を動かしたりする姿がたくさん見られました。
「すごい力」のレシピ
5月27日は御船小学校運動会が予定されています。今年の運動会は、「元気」と「感動」が大きなテーマになり進んでいるところです。しかし、運動会への思いは、教師だけが持っていても、決して成功しません。子どもたち全員が意識を高め、実際に行動で示すことこそが、成功への大きな鍵となります。
そのことを踏まえた上で、全校集会では、運動会に向けたお話がありました。「かけっこで、体操で、服装で、開会式で、御船小学校の『すごい力』を見せつけ、お家の人や地域の皆さんの心をジーンとさせましょう!」主となって運動会を担当する吉村先生の、勢いのある熱い言葉は、きっと子どもたちの胸に響いたことだと思います。
ルールを守って命を守る
先日実施した「交通安全教室」について、ご報告致します。事前に、運動場にラインを引いて、巨大な道路を作りました。横断歩道もあります。そこに、御船警察署から準備して頂いた信号機を設置し、より一層実際的な道路に仕上げました。
子どもたちは、主に横断歩道の渡り方を学び、登校班ごとに、歩道の歩き方や横断歩道の渡り方を練習しました。ドライバーの人に見えるように手を挙げたり、1列に並んで歩いたりすることができました。
学校で学んだことを生活に生かしてから初めて、体験が意味を持ちます。お互いに声を掛け合ったり、自分一人で歩いている時も遵守したりしながら、交通安全を心がけてほしいと思います。
そのねらいとは…!
先日、全校で身体測定及び視力検査、聴力検査を行いました。特に5年生は、1年生を連れて一つ一つの検査に臨み、移動のタイミングや場所について優しく声かけを行う姿には、頼もしさが感じられました。
身体測定は、単に、自身の成長の度合を知る時間ではなく、集団行動や健康教育の一面を持つ重要な時間です。例えば集団行動では、「人が検査を受けている時は静かに待つ」「集団に迷惑がかからないように時間を厳守する」等が挙げられます。また、健康教育の視点では、健康の保持・増進に主体的に取り組む態度と実行力の育成が求められます。学校の教育活動の中では勿論のこと、家庭内におけるコミュニケーションの話題にも取り上げて頂くことで、より大きな効果が得られるかもしれません。
がんばろう熊本!負けんばい御船!
平成28年熊本地震から1年を迎えた4月14日。「命・感謝」を考える集いを行いました。児童の心のサポートを行い、今ある命の大切さを自覚するとともに、自分たちを支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを高めることを目的としています。スライドを通して、1年前の写真を眺めると、鮮明に当時のことが思い出されました。また、当時は余裕のなさから気がつかなかった、全国の皆さんからのご支援やエールの存在に気づき、改めて感謝をする様子がありました。気持ちが落ち込むこともありますが、この日の集いを通して、「感謝の気持ちをもって前向きに生きていこう」「力を合わせてがんばろう」という気持ちを高められたのではないかと思います。
○○○○が輝く学校へ
いよいよ新学期がスタートしました。新たな友達との出会いを喜び、新しい教室に胸を躍らせる様子が見られました。
また、始業式の学校長講話の中で「『当たり前のことを、当たり前に行うこと』の積み重ねが、校訓『かしこく やさしく 元気よく』の姿につながる」という話がありました。それぞれが掲げる目標の達成に向けて、そしてそれを支える基盤として、一人一人が当たり前のことに精一杯尽くし、当たり前が輝く学校になることを願っています。
大切な命を守るために
写真は4月10日に行われたAED贈呈式の様子です。一般社団法人「TSUNAGARI」(以下、つながり)の皆様よりAEDをご寄贈頂きました。つながりの皆さんは、昨年の熊本地震の際、混乱の中でいち早くかけつけ、多くの支援をして下さいました。あの日からまもなく1年が経とうとしており、改めて防災、命、感謝等について意識しているところです。大切な命を守るために、大事に使わせて頂きたいと思います。今回頂いたAEDは、体育館の入り口に設置致します。
結団式
いよいよ運動会の練習が始まります。赤団、白団ともに、優勝目指して、みんなで心を一つにしました。
「くまもん」が来た!
6年生への交付式が始まってしばらくして、突然サプライズゲストの紹介がありました。
なんとくまもんがこの御船小学校にやってきたのです。
贈呈式の後はくまもんと、楽しくくまもん体操を踊りました。子供たちは目をきらきら輝かせながら、元気いっぱいに楽しく踊っていました。
その後で、みんなでくまもんと記念写真を撮りました。
とてもすばらしい思い出になりました。
ありがとう くまもん!元気が出たよ!