御船小ニュース

2018年7月の記事一覧

好機逸すべからず

今から2年前の2016年、「Benesse(ベネッセ)」があるデータを発表しました。それは、「小学生が家庭で行うお手伝い」をテーマとしたものです。本来お手伝いは、子どもの成長に欠かせない要素をたくさん持っています。例えば「家族の一員としての自覚」「将来の自立に向けた訓練」「計画的に一日を過ごそうとする態度の育成」「手先の器用さの向上」「忍耐力の上進」など、この他にも多くを挙げることができます。

さて、ベネッセの発表によると「お子さまは家でお手伝いをしますか」という質問に対する回答は以下の通りでした。

「必ず実行する」…16%
「ほとんど実行する」…24%
「実行する方が多い」…52%
「しない」…8%

御船小学校の児童の皆さんはいかがでしょうか。今は貴重な夏休み。できることを1つでも2つでも増やし、家族や自分のためのお手伝いに力を注いでも良いかもしれません。ちなみに、子どもが行っているお手伝いには、多いものから、1位 食器の準備や片付け、2位 洗濯物たたみ・収納、 3位 部屋の掃除、となっているそうです。

《引用》 ベネッセ 教育情報サイトhttp://benesse.jp/kosodate/201606/20160616-1.html


技と心と本気度と

先日行われた校内童話発表会についてご紹介します。発表会は二部に分かれており、第一部は1~3年生、第二部は4~6年生が参加しました。あらかじめ、各学級からそれぞれ1名ずつ代表を選出し、選ばれた児童は大勢の人が見守る中でマイクの前に立ち、覚えた童話を披露します。

一般的に、覚えた童話を暗唱することだけでも精一杯であるように思われます。しかしさすがは児童達。物語の展開によって、表情を変えたり抑揚をつけたりと、多くの工夫をしながら臨む様子に、発表を聞いていた誰もが驚かされました。

 今回身につけた力は、学校だけでの学習によるものではありません。各家庭内で、自分で時間をつくって練習したり、お家の方と二人三脚で取り組んだりと、発表会までの日々こそが、貴重なものであったように思います。来年も多くの児童の挑戦があることでしょう。校内童話発表会の良さが生かされることを期待しています。