御船小ニュース

春を前に

 3月28日、本校にて退任式を行いました。今年度は学校長を含む計14名の教員及び用務員、支援員が転退任となります。退任式では、御船小を去る先生一人一人が、児童に向けて最後のメッセージを贈りました。
 「御船小の子ども達の良いところは、内側に秘めたエネルギーだと思います。これからもどんどん伸ばして下さい。」
 「担任をして一緒に過ごした日々、部活で一緒に汗を流した日々こそが一番の思い出です。」
 「児童の皆さんよりも、教師である私の方が、多くのことを学ばせてもらいました。出会えたことが、本当に幸せでした。」
 「『なぜだろう』というい気持ちを大事にしてください。『なぜ空は青いのだろう』『なぜあの子は悲しんでいるのだろう』。色々な『なぜ』を大事にすれば、やがて人を大事にする人になれると思います。」
 「皆さんに好きなことはありますか。夢はありますか。それらを持ち、願い続ければ、必ず花開きます。」
子どもたちの顔を目に焼き付けるように、笑顔で言葉を伝える先生。感極まり、涙ながらに言葉をかける先生。個性が表れた、とても温かい時間となりました。先生との思い出を振り返り、感謝するとともに、先生たちの前途を祝う気持ちが育った貴重な機会となりました。