御船小ニュース

迷子のお知らせ

日本洋傘振興協議会の発表によると、日本の年間の洋傘消費量は1億3000万本です。そのうち、約36万本(平成25年度)の洋傘が忘れ物・落とし物として警視庁に届けられていることを知っていますか。更にデータを挙げるならば、日本の年間降水日数ランキングは2014年で世界第13位。ですが、一人当たりの傘所有量は、3.3本で世界第1位。このデータを見てどのように感じますか。当然ですが、傘を作ることにも、そして廃棄することにも資源が必要です。

では御船小学校はどうでしょうか。残念ながら、傘の置き忘れはとても多いです。雨の日にも関わらず、児童の登校前から並ぶ傘たち。「今日こそ持ち主と一緒にお家に帰れる」と期待しながらも、結局児童の下校を寂しそうに見送る傘達。もうすぐ1年が終わります。特に名前がない傘は、児童本人も忘れていることが多いです。もし可能ならば、御船小に来校された際に、ご自宅の傘が置きっ放しになっていないか、ご確認頂ければと思います。この傘達が、持ち主のもとで新年を迎えられることを願います。

【引用】https://jp.weathernews.com/news/4270/(ウェザーニュース)