学校生活

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(高学年)国宝について学習しました

水曜日の図工では、MOA美術館が所蔵されている「紅白梅図屏風」の
レプリカを鑑賞する学習を行いました。「紅白梅図屏風」は、江戸時代に
尾形光琳によって描かれた、屏風です。現在はMOA美術館に所蔵されて
おり、国宝に指定されています。今回は、その精巧なレプリカを鑑賞して、
絵に描かれているテーマや、絵の楽しみ方について学習しました。

紅白梅図屏風には、2本の梅の木と川が描かれています。たった3つの
主題によって描かれている屏風ですが、その中には「人の世の時の流れ」
など多くのことが描かれていると言われています。

子どもたちは、実際に自分の目で作品を見て、それぞれの見方で作品を
楽しむことができました。本物の紅白梅図屏風は熱海のMOA本館で、
年に一度梅の花が咲く1月から3月ごろに展示されるそうです。レプリカも
とても美しいものでしたが、また本物は格別の美しさだと思います。機会が
ありましたら、見に行ってみられてはいかがでしょうか。

火災避難訓練がありました。

木曜日には、火災避難訓練を行いました。毎年行っていますが、
今年度は特に煙の危険性に重点を置いて訓練を行いました。

火事の際には、その炎や熱よりも煙を吸ったことが原因で亡くなる
場合が多く、煙からうまく避難することが大切になります。消防士の
方のお話や、動画で煙の恐ろしさや、安全に逃げるコツを学習しました。
また、避難訓練の後半は、多目的室に体に害のない煙を充満させ、その中を
歩く体験を行いました。煙が充満した多目的室は、1m先も全く見えず、
手探りで避難しなければならない状況でした。子どもたちは、「本当に、
何も見えんやった~。」と驚いていたようでした。火事の恐ろしさを実感
するよい体験になったようです。

煙体験にあたっては、準備が非常に大変でしたので、6年生の子どもたちが
朝から協力をしてくれました。子どもたちのおかげで、充実した火災避難訓練に
なりました。

マラソン大会がありました。

火曜日ののマラソン大会は、平日にも関わらず、保護者の皆様にたくさんの
ご協力をいただき、無事に実施することができました。沿道からはたくさんの
応援をいただき、子ども達も見えない力に後押しされ、練習以上に力を発揮する
ことができたようでした。その学年の子ども達も、マラソン大会の目標である
「自分のペースをつかんで走ること」を、しっかりと意識して走ることができました。



11月家族の日

11月5日は、「津波防災の日」でした。本校でも、6日に
地震・津波避難訓練を行いました。いつ起こるか分からない
災害に備えて、ぜひご家庭でも時間をつくって、避難場所や
非常用品の確認をしていただけたらと思います。

(6年生)運動場校章を描きました。

木曜日の算数では、拡大図と縮図の学習を生かして、運動場に直径25メートルの校章を
描きました。子ども達には、50分の1に縮めた縮図を渡し、計算して50倍の校章を
描いてもらいました。

手順は、以下の通りです。

校章を大まかに図形としてとらえ、代表的な点まで長さと角度を測る。

それぞれの点までの長さを50倍して、実際に書く時の点までの距離を出す。

③運動場に書かれた円の中心から、分度器と巻き尺を使って、図形の点を見つけ、
線で結び、校章を書いていく。

簡単なようで、なかなか難しい作業です。縮図での測定ミスが運動場では50倍のズレに
なってしまうので、悪戦苦闘しながらの、活動になりました。そして、2時間の授業で、
運動場に直径25メートルの校章が出現しました。


 昼休みに遊びに出た1年生からは、「すご~い。名札についているマークでしょ~。」と
驚きの声が上がり、4年生のある子どもは、「ぼくたちも6年生になったら、この勉強を
するんですか。」と興味津々で質問に来てくれました。

6の2の子ども達も、運動場で書いているときには見えなかった全体像が教室から見えた時
には、「すごーい。めっちゃ上手にできてる。」と満足している様子でした。とても難易度の
高い学習内容でしたが、班で話し合ったり、隣の班と打ち合わせをしたりしながら、自分たちの
力でやり遂げることができました。体験的に算数を学ぶ良い学習になったと思います。