学校生活

(高学年)国宝について学習しました

水曜日の図工では、MOA美術館が所蔵されている「紅白梅図屏風」の
レプリカを鑑賞する学習を行いました。「紅白梅図屏風」は、江戸時代に
尾形光琳によって描かれた、屏風です。現在はMOA美術館に所蔵されて
おり、国宝に指定されています。今回は、その精巧なレプリカを鑑賞して、
絵に描かれているテーマや、絵の楽しみ方について学習しました。

紅白梅図屏風には、2本の梅の木と川が描かれています。たった3つの
主題によって描かれている屏風ですが、その中には「人の世の時の流れ」
など多くのことが描かれていると言われています。

子どもたちは、実際に自分の目で作品を見て、それぞれの見方で作品を
楽しむことができました。本物の紅白梅図屏風は熱海のMOA本館で、
年に一度梅の花が咲く1月から3月ごろに展示されるそうです。レプリカも
とても美しいものでしたが、また本物は格別の美しさだと思います。機会が
ありましたら、見に行ってみられてはいかがでしょうか。