学校生活

2018年11月の記事一覧

マラソン大会がありました。

火曜日ののマラソン大会は、平日にも関わらず、保護者の皆様にたくさんの
ご協力をいただき、無事に実施することができました。沿道からはたくさんの
応援をいただき、子ども達も見えない力に後押しされ、練習以上に力を発揮する
ことができたようでした。その学年の子ども達も、マラソン大会の目標である
「自分のペースをつかんで走ること」を、しっかりと意識して走ることができました。



11月家族の日

11月5日は、「津波防災の日」でした。本校でも、6日に
地震・津波避難訓練を行いました。いつ起こるか分からない
災害に備えて、ぜひご家庭でも時間をつくって、避難場所や
非常用品の確認をしていただけたらと思います。

(6年生)運動場校章を描きました。

木曜日の算数では、拡大図と縮図の学習を生かして、運動場に直径25メートルの校章を
描きました。子ども達には、50分の1に縮めた縮図を渡し、計算して50倍の校章を
描いてもらいました。

手順は、以下の通りです。

校章を大まかに図形としてとらえ、代表的な点まで長さと角度を測る。

それぞれの点までの長さを50倍して、実際に書く時の点までの距離を出す。

③運動場に書かれた円の中心から、分度器と巻き尺を使って、図形の点を見つけ、
線で結び、校章を書いていく。

簡単なようで、なかなか難しい作業です。縮図での測定ミスが運動場では50倍のズレに
なってしまうので、悪戦苦闘しながらの、活動になりました。そして、2時間の授業で、
運動場に直径25メートルの校章が出現しました。


 昼休みに遊びに出た1年生からは、「すご~い。名札についているマークでしょ~。」と
驚きの声が上がり、4年生のある子どもは、「ぼくたちも6年生になったら、この勉強を
するんですか。」と興味津々で質問に来てくれました。

6の2の子ども達も、運動場で書いているときには見えなかった全体像が教室から見えた時
には、「すごーい。めっちゃ上手にできてる。」と満足している様子でした。とても難易度の
高い学習内容でしたが、班で話し合ったり、隣の班と打ち合わせをしたりしながら、自分たちの
力でやり遂げることができました。体験的に算数を学ぶ良い学習になったと思います。

秋の町探検に出かけたよ!


11月9日(金)の2・3時間目に秋の町探検に出かけました。
花の松中&ル・モンドチーム
いとう青果&坂東魚類チーム
海彩館チーム
に分かれて行きました。
花の松中では、秋に「ストック」や「キンギョソウ」などの花が売られていることを知りました。
ル・モンドでは、赤巻きの作り方を実際に見せていただきました。
いとう青果では、秋の果物を見せていただきました。
坂東魚類では、旬な魚である「きびなご」について教えていただきました。
海彩館では、いけすの魚がレストランあおさで食べられること、養殖の魚にえさをあげられることを知りました。

秋の牛深町の変化に気づき、もっと牛深町が好きになりました!!


全校朝会がありました。

本校では、11月を人権月間と設定し、先日行った人権学習の公開授業や、
人権の花植えの活動などさまざま活動を行っています。
月曜日の朝は全校朝会では校長先生から、あいだみつおさんの詩をもとに、人に対する心のやわらかさについて話がありました。

心と心が瀬戸物のように硬いと、ぶつかったときに割れてしまう。
しかしどちらかが、やわらかいとぶつかっても割れることはない。
どちらもやわらかいと、なおのことぶつかって割れる心配はない。
やわらかい心をもちたいものですね。



時には、子どもたちも、心が硬くなったまま人にぶつかってしまうこともあると思います。
そんなときにもやわらかく、相手を受け止めてあげる、やさしい心と人間関係を育てていってほしいものです。


(6年生)修学旅行に行ってきました。


1日目

学校を出発し鬼池港に向かってバスで移動しました。
集合が早かったこともあり眠いようでしたが、ガイドさんと
クラスのことなどを話しながら、鬼池までの
1時間半ほどバスで
移動しました。

鬼池港から口之津港へ向かってフェリーでの移動です。曇り空でしたが、気持ちの良い
修学旅行への船出でした。イルカが見られるかな…と期待しましたが残念ながら、顔を
見せてくれませんでした。

口之津港についたあとは、千々石で休憩を取り、ハウステンボスがある佐世保まで2時間
ほどの移動でした。朝早くからの出発だったので少し眠そうにしていましたが、ガイドさん
の説明や話を聞いて楽しく移動をしていきました。
ハウステンボスが近づくと、一気にオランダ風の町並みに変わり、子どもたちは早く到着
しないかとソワソワしながら、荷物をまとめていました。
ハウステンボスに到着すると、まずは宿泊するウォーターマークホテルに入りました。
高級なホテルの外観と、美しいフロントに子どもたちは緊張しながら、ウキウキした様子でした。


その後は班別の自主行動で、ハウステンボスの様々な施設を楽しみました。多くの班がアトラク
ションの「天空の城」に挑戦していました。3mほどの高さのアスレチックコースをゴールを
目指しながら渡っていきますが、途中で動けなくなる人が続出でした。友達や先生から励まされ
ながら、何とか全員ゴールまでたどり着くことができました。他にもたくさんの楽しいアトラク
ションがあり、計画通りにいかないところもあったようですが、時間いっぱい楽しむことができた
ようです。海辺にあるハウステンボスは、海風で肌寒い中でしたが動き回って、寒さを感じる暇も
なかったようです。

その後ホテルに帰り、夕食をとり、7時ごろからは「光の王国」見学に出かけました。「光の王国」は
1300万球のLEDライトによるイルミネーションやプロジェクションマッピングなど夜のハウステン
ボスが光に包まれるイベントです。きれいにライトアップされた中をみんなで歩きました。幻想的な風景に
感動している子も多かったです。ちょうどハロウィンの夜だったので仮装した一般のお客さんも多く、
にぎやかなイベントを見学していい思い出になったと思います。ホテルに帰ると、入浴、班長会議などを
すませ10時消灯でした。10時過ぎに見回りを行うと、どの部屋も、すやすやと寝息が聞こえていました。
早朝からの出発と、ハウステンボスの中をたくさん歩き、疲れて寝ている子ばかりでした。ホテルでのルールと
マナーを学ぶよい経験になったようです。


2日目

2日目の起床は6時でした。6時に男子の部屋を起こしにまわると、ほとんどの部屋で、まだぐっすりと
眠っている状態でした。前日の疲れで、夜はしっかりと眠ることができたようです。

朝食、身支度をすませ、長崎市内に向け、1時間ほどの移動でした。

長崎市内につくと、まずは原爆資料館の見学、平和公園での「平和集会」でした。真剣な表情と立派な態度で
平和集会を行うことができ、ガイドさんからはお褒めの言葉をいただきました。当日は、中国からの巨大な
客船が長崎に来ていたので、いつも以上に観光の方が多い中でしたが、集中して式に臨んでいました。


そして、修学旅行のメインイベント、原爆関連の施設を巡る班別自主行動でした。長崎のアップダウンの
続く道でも元気いっぱいに見学してまわり、学習を深めることができました。路面電車にも乗り、満員の
乗客の中で移動したことも良い経験になったと思います。

その後は、グラバー園の見学、オランダ物産館で昼食とお土産の買い物を行いました。昼食を素早く済ませ、
たくさんのお土産を買っていました。

お土産を買った後は、牛深に帰ることとなりました。少し、もの足りない様子でしたが、帰りのバスの中では
レクレーション係の人を中心にゲームなどを行いながら、楽しく移動しました。

19:00前には学校へ到着し、解散式を行って帰宅となりました。

修学旅行を通して、子ども達は、戦争の悲惨さや原爆の恐ろしさ、そこから立ち上がっていった長崎の方々の
努力、復興を果たした長崎の街の美しさなど多くのことを目で見て、耳で聞いて、肌で感じてきました。
子ども達の人格形成の根幹である、「平和を願い、平和を大切にする心」を養う良い機会になったと思います。