学校生活

(6年生)運動場校章を描きました。

木曜日の算数では、拡大図と縮図の学習を生かして、運動場に直径25メートルの校章を
描きました。子ども達には、50分の1に縮めた縮図を渡し、計算して50倍の校章を
描いてもらいました。

手順は、以下の通りです。

校章を大まかに図形としてとらえ、代表的な点まで長さと角度を測る。

それぞれの点までの長さを50倍して、実際に書く時の点までの距離を出す。

③運動場に書かれた円の中心から、分度器と巻き尺を使って、図形の点を見つけ、
線で結び、校章を書いていく。

簡単なようで、なかなか難しい作業です。縮図での測定ミスが運動場では50倍のズレに
なってしまうので、悪戦苦闘しながらの、活動になりました。そして、2時間の授業で、
運動場に直径25メートルの校章が出現しました。


 昼休みに遊びに出た1年生からは、「すご~い。名札についているマークでしょ~。」と
驚きの声が上がり、4年生のある子どもは、「ぼくたちも6年生になったら、この勉強を
するんですか。」と興味津々で質問に来てくれました。

6の2の子ども達も、運動場で書いているときには見えなかった全体像が教室から見えた時
には、「すごーい。めっちゃ上手にできてる。」と満足している様子でした。とても難易度の
高い学習内容でしたが、班で話し合ったり、隣の班と打ち合わせをしたりしながら、自分たちの
力でやり遂げることができました。体験的に算数を学ぶ良い学習になったと思います。