学校生活

2017年11月の記事一覧

マラソン大会



28(火)は、延期になっていたマラソン大会がありました。天気
もよく、コンディションは良好です。平日にもかかわらず、たくさ
んの保護者の方に応援していただいて、子どもたちも100%
以上の力を発揮できていたようです。
お忙しい中、応援、見守りありがとうございました。

熊日学童スケッチ展

熊日学童スケッチ展の地賞と人賞に5年生の作品が入賞しました。

地賞 5年 浜﨑蔵人くん



人賞 5年 松岡悠理さん


2人とも、何度も色を塗り重ね、きれいな作品を仕上げていました。
入賞おめでとうございます。

郡市音楽会

<音楽会目標>
 みんなで心を一つにし 表情豊かに
会場全体に響く声で歌う






   

16日(木)、1学期からミュージック係を中心として、毎日毎日・・・練習を重ね、念願の牛深小学校代表として出場しました。

当日は、大きな体育館で他の小・中学校の人たちがたくさんいる中での発表でした。
上手な合唱があったり、いつもとは違う舞台であったりして緊張もありましたが、練習の成果を出し切った合唱でした。
これまでで一番の合唱だったと子ども達と満足しています。

次に6年生がみなさんの前で歌を歌うのは卒業式です。
講評でアドバイスももらいましたので、更に美しいハーモニーを目ざして精進していきたいと思います。

天附保育園との交流会

9日(木)に天附保育園の年長さんが牛深小にやってきました!
牛深地区の保幼小連携の取り組みの一環として、6年1組は天附
保育園と交流しました。

自己紹介を終えた後、子ども達が考えてくれたジェスチャーゲーム
や学校カルタ、じゃんけん列車を行いました。
保育園の児童に優しく接したり、助けてあげたりする姿が頼もしか
ったです。
また、日記に「園児がとても可愛かった」「来年、牛深小に来るの
を楽しみにしてほしい」
といった感想が多くあり、中には「親心が
分かった」
という子もいました。
45分の短い時間でしたが、年の離れた園児との交流でお兄さん、
お姉さんとしての貴重な経験になりました。

水俣に学ぶ肥後っ子教室で、しっかりと学習してきました。

 10日(金)は、水俣に学ぶ肥後っ子教室でした。

 朝は、港に集合し出発式を行いました。天候にも恵まれましたので、気持ちのよい
海風を受けながら、1日の学習のめあてを確認しました。

 フェリーで蔵之元港に移動し、そこから水俣までバスで移動しました。今回はバス
酔いする人もおらず、みんな元気に移動しました。

そして資料館に到着し、午前の部は、語り部の川本愛一郎さんのお話を聞きました。

 川本さんからは、チッソとの交渉の最前線にいた父輝夫さんの姿から感じたことなど
分かりやすく話していただきました。子ども達は、現実に起こった差別の想像以上の
厳しさに、心を痛めながら話を聞いていました。午前は約2時間の講話を真剣に聞き、
たくさんのことを学ぶことができました。

 その後は、昼食を急いで食べ上げ、午後の環境学習の前に資料館の展示資料を見学し
ました。患者さんが半年に飲む薬の量や、水俣病の患者の方の症状を疑似体験できる展示
を見学し、学校では学ぶことができなかった内容について学習を深めることができました。

 
午後の部では、水の環境について講話と実験をとおして学習しました。

 熊本県の一人当たりの水の平均使用量は九州の平均を超えているそうです。熊本は、
全国でも有数の水が豊かな県ですので、自然と水を多く使う生活習慣になっているの
かもしれません。
 そこで熊本県は、1日一人当たり218L
に使用量を節水する目標を掲げて、さまざまな
活動に取り組んでいます。現在の熊本県の平均は240
L程度ですので、一人当たり約20L

節水して、やっと達成できる目標です。1ヶ月にすると一人当たり約600
L、5人家族だと
3tの節水です。大変なことですが、歯磨きはコップを使うことなどの細かい節水を行って
いくことが大切であると講話で話されていました。
 

 また、水の汚れ具合を調べる実験では、「ジュース、みそ汁、米のとぎ汁、風呂の残り湯、
洗濯の排水」の汚れ具合を調べました。一番環境への負担が大きかったのは、意外にも
「ジュース、みそ汁、米のとぎ汁」でした、どれも台所から当たり前に出るものばかりです
ので、子ども達はとても驚いていました。できるだけ、汚れた水を流さないように
「食べ物を残さないことの大切さ」を学ぶことができました。

1日の学習を終え少し疲れた様子もありましたが、元気に牛深まで帰ってきました。
これまで学校で事前学習を重ねてきましたが、現地で学習することで、よりいっそう深める
ことができました。


 


「ならす」ってどういうこと?

 5年生の算数では、「単位量あたりの数大きさの単元の学習に入りました。

 まずは、「異なるいくつかの数量を合計し、個数で割ることで平均を求める」
学習を行いました。子どもたちはこれまでの生活経験の中で、砂場をならしたり、
兄弟でジュースなどを同じ量ずつ分け合ったりして、「ならす」経験をしていま
す。このならす作業を、計算で行うのが「平均」の学習です。

 授業では、実際にオレンジをしぼって、1つからどれくらいのジュースが取れ
るのか調べました。しぼってみると、たくさん果汁が出るもの、少ししか出ない
ものがあり、子どもたちは「ならす」必要性を実感することができていました。
それから、最大値と最小値から平均を予想したり、グラフをならしたりして、平
均を探っていきました。

しかし、どうやっても、やっぱり面倒な「ならす」作業でした。「みんな家で
やるなら、どうやって分ける?」
と聞くと、
「大きい容器に、全部入れて、6つ
に分けます。」
と考えを述べてくれました。この考え方はそのまま、平均を求め
「平均=合計÷個数」につながるものです。

 最後には、みんなで計算して平均を「正確に、簡単に」求めることができました。


PTA美化作業大変お世話になりました。

 11月4日のPTA美化作業大変お世話になりま
した。
 月曜日に子ども達が登校すると学校がきれいにな
っており、大変喜んでいました。美化作業後は、子
どもたちの掃除もいつも以上に気合が入っていたよ
うでした。
 保護者の方々の真心をきちんと受け止め、これか
らさらに学習や行事に励んでほしいと思います。
ご協力ありがとうございました。

全校朝会がありました。

 火曜日の全校朝会で校長先生から「喜八の改心」というお話がありました。
あるところに意地悪な喜八という青年がいました。ある日夢の中に神様が現
、「お前はこれまでに999人の人を傷つけている。あと一人傷つけると死
んでしまう。そうなりたくなければ、傷つけた人の数だけよい行いをしなさい。」

という話をします。また、その傷つけた人の数だけ、釘が刺さった木の杭が家の
前に置かれていました。
それから喜八は、傷つけた人の数だけ、よい行いをして
いきます。ひとつするごとに、1本ずつ釘は無くなっていきました。すべての釘が
なくなるころには、喜八はみんなから感謝される人になったそうです。

 しかし、そのときにまた神様が現れ、「確かに釘は無くなった。しかし、杭には
釘の刺さったあとがたくさん残っている。そのあとを消すことは、釘を抜く以上
に難しく大変なことだ。」
と言いました。それから、喜八は、生涯をかけてよい行
いを続けたそうです。


 もちろん自分の過去の過ちを反省し、よい行いをすることは素晴らしいことで
す。しかし、一度傷つけてしまった人の心は、なかなか癒えるものではありません。
子ども達にも、自分の行いが人を傷つけていないかをしっかりと考える力を身に
つけ、周りの人を大切にする心をさらに育てていってほしいと思います。

水俣病を宝物として伝えるプログラム

10月25日に、「ほっとはうす」という施設から4人の方に来校して
いただき、講話をしていただきました。これまでの水俣病の患者の方
の思いや今どのような活動をされているかを話していただきました。


もちろん講話の中では、辛かった差別のことや自分の体が思い通り動
かなくなっていく辛さなどを教えていただきました。しかし、講話の中で
患者の方が「将棋が好き。」や「アンダーアーマーの服が好き」などと
笑顔で話されたり、冗談を言われたりするのを聞いて、「患者さんが明
るく話をされておどろいた。」
と感想をもっていました。
これまで水俣病の辛い歴史を中心に学んでいたので、患者さんの現在
の思いや生き方は、子どもたちがイメージしていたものとは大きく違った
ようです。差別や病気の辛さを乗り越え、笑顔で子どもたちに話をしてく
ださった患者さんの姿から、多くのことを学んだ講話になりました。


 講話の最後には、、患者さんたちとは握手をして、お別れをしました。患者さんと
の握手は、患者さんの思いを牛深の子どもたちが受けとった確かな証に
なりました。


お手紙交換会

10月26日の昼休みに児童会本部の子どもたちの企画で、全学年の
交流を深めるための「お手紙交換会」を行いました。3枚の自己紹介
カードを子ども達が書き、音楽に合わせて自由に動いて出会った人と
自己紹介をし合って、交換する活動です。同じ学校で生活していて
も、5年生の子どもたちと低学年の子どもたちが一緒に活動すること
は少ないので、話したことがない人も多かったようです。

今回の活動で、ちがう学年の人と交流し、好物や趣味が同じ人を見
つけたり、話したことがない人と初めて話したりして、楽しく活動し
ていました。これを機会に、学年を超えて仲良く交流し、牛小全体の
絆が深まればいいなと思います。