学校生活

学校生活

相手に伝わる

12月17日(木)

 今朝も厳しい冷え込みでしたが、登校した子どもたちはランドセルを教室に置くと、一目散に運動場に駆けだしていきました。

 さて、先日届いた1年生からの手紙には、「縄跳びができるようになりました」「マットの技ができるようになりました」「漢字を覚えました」…と、それぞれが2学期にできるようになったことがたくさん書いてありました。そして、文末には「校長先生にも見せたいです」という文。早速体育館に行ってみると、ブリッジやカエル倒立、チャレンジしている縄跳びの技などを見せてくれました。できるようになったことが増えたこともですが、「手紙に書いたことが相手に伝わった」と実感してくれたことも嬉しかったです。

 ※ 熊本県「厳戒警報」発令を受け、更なる感染防止のお願いについてのプリントを本日配布しています。

   読んでいただき、更なる感染防止へのご協力をお願いします。

     プリント 熊本県「厳戒警報」発令を受けた更なる感染防止のお願い1217(乙女小).pdf

 

縄リースづくり

 

 

 

 

 

 

12月16日(水)

 今朝はかなり冷え込み、初雪がちらつきました。 手袋をして登校する子ども達が一気に増えています。

 昨日の5・6時間目に、5年生が稲刈りをした後のわらを使って、縄リースづくりをしていました。

 わらをたたいて柔らかくし、縄によっていくのですが、なかなか難しそうな様子でした。悪戦苦闘しながらも、仕上げに飾りをつけオリジナリティあるリースが完成しました。このリースを飾り、来年は感染症が落ち着く年になるよう邪気を払いましょう。

遊びながら体力を

12月15日(火)

 昼休みには、体育委員会が企画運営する「ワクワク昼休み」が行われました。今日の遊びは「鬼退治」「手押し車レース」「逃走中」です。遊びの中に、投げたり、体を支えたり、走ったりする運動が含まれており、遊びながら体力をつけることをねらったものです。子ども達は、自分で選んだ遊びを時間いっぱい楽しんでいました。

 ※ 熊本県のリスクレベルが「レベル5厳戒警報」に引き上げられました。基本的な感染防止対策であるマスクの着用、手洗い、換気、三つの密を避ける等を、学校でも家庭でも徹底していきましょう。 

めあては自分達が決める

12月14日(月)

 2020年の「今年を表す漢字」は、「密」と発表されました。乙女小では、今日も密をできる限り避けながら学校生活を送っています。

 3年算数(少人数指導)では、小数の学習をしていました。学習課題は、「まりさんの家からスーパーマーケットまで、どの道を通れば一番短い距離になるだろうか」というもの。子ども達は、地図を指でなぞりながら一番短い道をさぐっています。先生はしばらく待っていました。子ども達にじっくりと今日は何を学習するのかつかませようとするためです。「今日のめあては何かな?」「うーん…一番短いかどうかは、この小数をたせばわかるから…」このようにして、子ども達からめあてを出すようにしかけることで、何を学ぶのかをはっきりとさせ、意欲をもって学習に取り組めるようにしているのです。

家族の心も体も喜ぶ献立

12月11日(金)

 6年家庭科では、「食生活」の中で「栄養を考えた食事」を学習しています。栄養素の種類と主な働きや食品の栄養的特徴を知り、栄養のバランスを考えた献立を工夫することができるようになることを目的としたものです。栄養教諭の永岡先生からビデオレターで、献立作成のポイントを5つ教えてもらい、「家族の心も体も喜ぶ献立」の作成に取りかかりました。

 「旬のエノキを使いました」「キャベツの千切りにミニトマトを添えて、彩りをよくしました」「栄養のバランスを考えて、野菜を数種類入れました」など、工夫した献立を考えていました。ちなみに、主菜で人気があったのは「ハンバーグ」でした。

 熊本県は、引き続き「リスクレベル4」となっています。手洗い・マスク着用・換気など、感染症予防対策への協力していただきながら、よい週末をお過ごしください。

教師の出番は最小限に

12月10日(木)

 (5年算数の話題が続きます…。)

 今日は、台形の面積を求める方法について学習していました。子ども達は、図を使って考え、それを式に表し、さらにどのように考えて解いたのかその説明を書きました。子ども達は、この学び方に慣れ、説明を書いたり実際に説明したりするのも分かりやすくできるようになってきました。

 今日驚いたのは、教師の出番はほとんどなかったことでした。一人が発表すると、それに対して質問し、それに答える。さらに、「だから…」と続きを説明したり、「ここまではわかったんだけど、…」とさらに疑問を出したり…。子ども達が、問いを発しながら学んでいく姿でした。教師の出番は、子ども達の考えを黒板に書きとめ、電子黒板の使い方を補助したことと、説明のよかったところを褒め、「今ので納得した?」と確認したことでした。子どもたちにとって、「学んでいる」ことを実感し、充実した時間だったと思います。 

一人学び

12月9日(水)

 12月も半ばに入り、どの学年も2学期の学習のまとめをする時期に入りつつあります。

 5年生算数では、面積の学習を一段落したところで、問題集を使って2学期の復習をしていました。鉛筆が止まっていた児童が、「ええっと、分数のたし算は…」と言いながら、教科書の分数のページをパラパラとめくり始めました。すると、前の席の児童が、「僕も、教科書とかノートを見たら思い出したよ!」 

 まず、自分の頭で考える。教科書やノートなどを振り返ってみる。ここまでが一人学びです。それでもわからないときは、友達や先生に質問する。この一連の学び方は、子ども達が生涯学び続けていくうえでの基盤になると思います。

全ての子どもに

12月8日(火)

 4年算数では、「分数のたし算ひき算」を学習しています。4年教室に行くと、ちょうど帯分数どうしのたし算の仕方を説明しているところでした。ノートに計算式を書くだけでなく、どのように考えて解いたのか、そのようにしてよい根拠は何か、などを伝えられて本当に理解したことになります。指名された数人だけでなく、教室にいる全ての子どもに説明する機会をつくることが、強いては一人一人を大切にした授業につながっていくと考えています。

学んだことを使うと

12月7日(月)

 ここ数日は朝の気温が下がったせいか、通勤途中に乙女橋を渡るとき、緑川の川霧であたりがなんとも幻想的な雰囲気になっています。

 5時間目に、5年生が先日も紹介した算数「面積」の学習をしていました。今日は、三角形の面積をどうにかして求めようというものでした。子ども達は、すでに長方形、正方形、平行四辺形の面積の求め方は学習しているので、それを使えないかという視点で求め方を考えていました。切って長方形に変形したり、三角形をもう一つ合体させて平行四辺形にしたり、…。学んだことを使うとさらに新たなことが発見できるのが、算数・数学の面白いところです。 

課題を改善するために

 

 

 

 

 

 

 

12月4日(金)

 今日は、6時間目に児童会が企画運営する児童集会を行いました。どの委員会からも、お知らせやお願いを画用紙に書いて提示したり、実演を交えたりして、1年生にも分かりやすく伝えていました。

 保健委員会からは、おしゃべりで1m、咳で2m、くしゃみで5mの距離まで唾液が飛んでしまうことを、テープで実際の長さを見せながら教えてくれました。体育委員会からは、ワクワク昼休みとボールで遊ぶときに注意することについてお知らせしていました。また、執行部からは、登校中の挨拶運動についての提案がありました。

 いずれも、今、乙女小で課題になっている「ボールでのけが」「挨拶」など、自分たちで改善していこうと考えて取り組んでいこうというものです。現状から課題を見いだし、それを改善するための対策を考えて実行する…必ず生きた力になると思います。

運動会の思い出を版画に

12月2日(水)

 3年生は、初めて経験することに多く出会います。社会や理科の学習をはじめ、算数の少人数指導での学習、そして、今日実施した県学力調査などです。

 3・4時間目の図工では、その解放感もあったのか、運動会の思い出を語りながら色版画を仕上げていました。三角旗の下を走り抜ける姿、バトンを次の走者に渡そうと必死に走る姿、ボンボンを持って楽しそうに踊る姿など、カラフルに思い出がうつし出されました。 

つやつやの玄米

12月1日〔火〕

 12月に入ったとたん霜が降り、やっと冬らしくなってきました。

 今日は、5年生が、先日脱穀した籾の籾すりを行いました。ゲストティーチャーの宮本さん所蔵の機械を使い、籾を籾殻と玄米にわけていきます。お米が熱をもたないようにゆっくりと籾すりをするのが、おいしいお米にするコツなのだそうです。子ども達は、小一時間かけて籾すりを体験させてもらい、つやつやの玄米にすることができました。籾殻は、田んぼの土に鋤きこんで肥料として使うことができるそうです。一連の米作りを体験することで、普段何気なく食べていたお米を、より味わって食べるようになると思います。

ひらがなはばっちり

11月30日(月)

 11月も今日で終わり。やっと冬らしい気候になってきました。

 先日、1年生が国語で硬筆の練習をしていました。1年生は、すでにひらがな、カタカナの学習を終えています。甲佐町人権週間の課題を書くことで、その総まとめをしようというものです。お手本とにらめっこしながら、マスの中のどこからどこにとめ、はね、はらいをするのか、丁寧に書いていました。清書した作品は、教室や甲佐町役場に掲示することになっています。

「なぜそうすればよいのか」が大事

11月27日(金)

 「365gの缶詰の中身の重さを求めるには、次のどれを使えばいいですか。 ㋐缶詰の高さ10cm ㋑缶詰の値段250円 ㋒缶の重さ70g」3年が算数「重さ」の確かめ問題です。

 ㋒を使うと、365-70=295 答え295g というように中身の重さを求めることができます。

 ここで大事にしたいのは、「全体の重さー缶の重さ=中身の重さ となるから」という「なぜそうすればよいのか」という部分です。式を立てて問題が解くことができても、理解していないこともあります。

 子ども達は、「缶と中身を合わせて365gだから…」「それから缶の重さをひけば中身だけの重さがわかります。」などとペアで伝え合っていました。

最後までがんばる姿に感動

 

 

 

 

 

 

 

 

11月26日(木)

 体育委員会による開会式の後、1・2年生は約1000m、3・4年生は約1600m、5・6年生は約2400mを走りました。

 練習期間は10日間ほどでしたが、どの学年も試走の時から全力を出すのが乙女っこのいいところです。本番では、全員が完走することができ、そのがんばる姿に感動しました。

 おうちの方の声援に背中を押され、多くの児童が自分の目標タイムを上回りました。交通指導員、保護者の皆様には、当日の交通整理及び応援にご協力いただき、ありがとうございました。

どれがお得?

11月25日(水)

 「全て100円のチョコレート。一番お得なものはどれ?」

 5年生算数「四角形と三角形の面積」 の学習です。乙女小では、本年度から「くまもとの学び推進プラン」の方針に基づいた授業づくりに取り組んでいます。「単元を通した学習課題」を「チョコレートの面積を求めること」とし、平行四辺形、三角形、台形、ひし形の面積の求め方を学習していきます。そして、単元の最後にどのチョコレートが一番お得だったのかが判明するというしかけです。子ども達は、平行四辺形をすでに学習済みの長方形に変形できないかと、切ったり、書き込んだりして調べ、自分の考えを友達に図や式を使って説明していました。

人と人をつなぐもの

11月24日(火)

 今日は、4年生が空手の体験学習を行いました。 

 伝統武道「空手」を体験することを通して、所作や礼法等を学び、相手を尊重する心を育てることを目的として、甲佐町教育委員会が主催したものです。

 子ども達は、空手の基本的な動作だけでなく、鼻から吸って口から吐く呼吸法や、おなかから声を出すことなどを松岡さんから実技指導していただきました。

 また、「挨拶は人と人をつなぐもの」「体を向け合って挨拶を届けること」ということも、話していただきました。最近、子ども達の挨拶の声が相手に届いているか、気になっているところでした。今日からは、子ども達がまた元気な挨拶を届けてくれることを期待します。

収穫の秋

11月20日(金)

 「わぁー!」3年生の歓声です。ちょうどサトイモを収穫しているところでした。プール横の畑で育てていたサトイモが、ほどよい大きさでたくさんできていました。3年生の子ども達は、とれたサトイモを新聞紙に包んでおうちに持ち帰ります。味噌汁、煮物、…どんな献立になってもおいしそうです。

 

かたちランド

11月19日(木)

 1年算数「かたちあそび」では、身の回りにある立体図形について学習しています。算数の時間には、「かたちランドの王様」から手紙が届きます。前の時間には、「タワーや乗り物、滑り台を作ってほしい」という手紙をもらいました。子ども達は家から持ってきた空き箱を使って、先生の身長を追い越すほどのタワーや動く乗り物などを作りました。

 今日は、「使った箱を形の仲間に分けてほしい」という手紙と、いろいろな立体が入った大きな袋が届きました。2・3人のグループで、「これはほそなが四角」「これは転がる仲間」などと言いながら仲間わけをしていきました。全体で意見を出し合って、大きくは「四角の仲間」と「転がる仲間」に分けることにしました。さらに、「四角の仲間」は「ほそなが四角」と「さいころ四角」に、「転がる仲間」は「筒の仲間」と「まんまる仲間」に分けることにしました。

 立体をたっぷり触ったり、積み上げたり、転がしたりして、形や質感を実際にとらえることは、この後の図形の学習の素地となります。

朝ラン!

11月18日(水)

 「よし!今日は、10分走れる!」シャトルバスから降りてくるなり、5年男子の第一声です。今週から、朝8時から10分間を「朝ランタイム」として、運動場を走り、持久力や心肺能力を高めています。子ども達は、「今日は10分で15周走りました!」「昨日よりきつくないです!」など、頼もしい言葉で昨日の自分を超えようとがんばっています。一緒に走っている先生達は、筋肉痛のようですが…。