学校生活

夢フェスタ③ 卒業する皆さんへ

 3月になり、卒業式までの日めくりが薄くなってきました。

 毎年、この時期に、校長から卒業生へ贈る授業をしています。今回は、夢フェスタ①②に続いて、夢フェスタ③と位置づけた「ゆめを掴む方法」です。さて、どんな話が聞けるでしょうか。

 

 1日に3~4人ずつ。給食を食べ終えた人を集めてしています。

 

 「卒業が間近ですね。夢フェスタ①②は、どうでしたか。心に残るお話はありましたか。」「今日は、君たち自身のことについて、少し一緒に考えてみたいと思います。」

 「小学生がなりたい職業を、男女別にランキングしています。」「みんながなりたい職業はあるかな?」

 「私は、デザイナーになりたいです。」「何をデザインするの?」「商品パッケージです。」

 「僕は警察官で柔道を教えたい。」「僕は自衛官です。」「陸・海・空あるけど、どこ?」「陸上自衛隊が良いな。」「是非、戦争をしないようにしてくださいね。」

 「僕は、小学校の先生です。」「ほほ~。大応援するよ。」

 「大工と言っているけど、どんな大工さんだい?家を建てるとか…、ビルディングを建てるというのもある。」「道路や船、宇宙船もあるぞ!」「家です。」

「話は変わるけど、この人は知っているよね。」

「しょうーへいさんです。」

「この人が、高校時代にやった、右側のシートの話をするよ。」「名付けて、目標達成シートです。」

「真ん中の目標(ドラフト8球団から指名を受ける)を叶える要素が、周りに80ぐらいあるんだ。」「「スピード時速160㎞」や「コントロール」は分かるけど、「運」や「人間性」の所は、私たちにでも参考になると思うよ。」

「これは20歳ぐらいの、女性の人のシートなんだ。」「「健康」や「人間関係」は、すぐにでも使えそうだね。」

「で、君達の夢、これに書いてみませんか。」「………。やってみたいです。」

「ありがとう!」

「もう一人。」「いちろーさんです。2つのクリップを見て、話し合って見よう。」

「『プロになると心から楽しめないって…。』どういうことだろう?」

「『能力やセンスも大事だけど、続けることが才能っ…?』て、どういうこと!?」

 それぞれみんなの『夢』がしっかり見えてきました。山の頂上が見えてきたんです。後はしっかり、前を向いて歩き出そう。大事なのは、いかにそれが好きか。それを、諦めないで想い続ける力があるかですね!

 令和5年 大津北小学校 「ゆめへのみち」 夢フェスタ①②③これにて『完!!!』

 

 

 

学習発表会 終わる 25日

 去る25日の土曜日、3年ぶりに開いた学習発表会が終わりました。コロナ禍にあって、たくさんのご観覧、誠にありがとうございました。開催を、子ども、職員、保護者の方々みんなで喜び合いました。

 以下に、概略を掲載します。

 開会は、この2人の元気な発声からでした。

  

 

 1年生は賑やかな劇「スイミー」です。かわいさ抜群、キラキラ、トコトンです。

 まだ、見たこともない世界へのあこがれと恐れ。そして、小魚1匹1匹では解決できない大問題の出現!それを、「群れ」の協力で解決していく様を、楽しく元気に演じました。

 

 2・3年生は、今年から複式学級になりました。「ある日の2・3年生」という劇で、一日の様子を教えてくれました。学習リーダーは授業を進めますが、輪番でするそうです。

 総合的な学習の時間に学んだことを、クイズで教えていました。

 

 4年生は、劇「心に光りを…いけ!親切戦隊!」という劇で、親切にすることの素晴らしさと難しさを伝えていました。

 困った人がいると、どこからともなく4年ジャーが表れ、『空に星、地上に愛、人に愛、心に光、猫に小判(ここだけはいつも違う)』と唱え、親切行動をしようとしますが…。

 

 5年生は、劇「水俣を胸に」~水俣病の学習から私たちが考えたこと~で、メッセージを伝えました。

 魚湧く海、水俣。大自然の恩恵を受け、大自然に抱かれて生きてこられた水俣の人々に、公害は厳しい現実を投げつけます。いわれのない差別や人々の分断は、「あってはならないこと。」と断言し、自分達のクラスを、「嫌な思いのする人のない、クラスにしたい。」との決意で締めくくりました。

 

 6年生は、被爆劇「子どもたちに未来を」で、戦争の差別性と平和の尊さを訴えました。

 語り部八木さんのお言葉、「絶対に戦争はしてはならない。戦争をしない世界をつくって欲しい。」を胸に、実生活へ活かす思い、「1日1日を大切に、家族、友達、命を大切にしたい。」とむすびました。

 さて、3年ぶりの学習発表会、いかがだったでしょうか。保護者の方々には、バスキャッチでアンケートをとらせていただました。子どもたちの頑張りを、温かいお言葉でたくさん賞賛していただき、誠にありがとうございました。

 発声の不十分さやマイクの設置等、ご指摘をたくさん頂きました。リハーサルの実施、詳細な役割分担などを加え、次年度以降、感染症の広がりをふまえて、PTAを包含してより良き発表会にしていきたいと思います。どうか、ご理解とご協力をお願い致します。ありがとうございました。

 今後、編集してユーチューブにて限定公開しますので、ご家庭でもご観覧ください。

バレエって!? 15日 全校集会

 15日の全校集会は、宇都宮先生と福本先生一緒のお話でした。全校児童と職員が、固唾をのんでリモート視聴しました。以下に、概要をお知らせします。

「今日は、2人に共通の話題をお話します。」「実は、私たち2人とも娘がいて、バレエを習っています。」「みなさん、バレエって知っていますか!?」

「バレエとは、踊りと音楽で表現される舞台劇です。」「600~700年前にイタリアで始まり、フランス、ロシアなどに広まっていきました。」

「バレエといえば、衣装がとっても素敵です。」

「お化粧も、ばっちりします。目をこんない大きく見える様に…!」

「バレリーナがはいている靴を知っていますか。」「これは、トウシューズです。つま先がとっても固くできていて、足首と膝を伸ばして立つことで、足がとっても長く美しく見えます。」「この靴は、ある程度体が大きくなって筋肉がつき、バレエの技術を身に付けて、さらにバレエの先生が指示されるタイミングで、初めて履くことが出来ます。」「ですから、小さい女の子たちの、憧れの靴でもあります。」

「発表会の時に動画を、少しご覧下さい。」

「最後になりますが、1年前から、ロシアとウクライナとの間で戦争があっています。」「実は、ウクライナもロシアもバレエが大変盛んな国ですが、今、ウクライナでは、一般の方もバレエダンサーも安全な活動が出来なくて、別の国に避難しておられる方がたくさんおられます。」「そんなウクライナのバレエダンサーの方々と一緒に、今年の7月に、バレエの公演をすることが決まりました。」「参加する子どもたちもその家族も、観に来てくれる人も、この舞台を通して、戦争や平和について改めて考えることになると思います。」「この戦争が終わり、どの国の人も、安心して思い切りバレエを楽しめる日が、一日も早くきて欲しいと心から願っています。」「最後まで、観てくれてありがとうございました。」

 終わった後、各学級からの万雷の拍手が、鳴り止みませんでした。

1,30持久走大会

 本日1月30日、快晴の下、令和4年度の持久走大会がありました。体育・環境委員会の人が開会を宣言しました。

 校長先生のドルーリー朱瑛里選手の「チャレンジ精神」、先日の森田大智さんの「自分を信じる気持ち」の話の後、6年生が「誓いの言葉」を宣言しました。

 体育・環境委員会の4年生が準備運動をしてくれました。

 まずは、下学年のスタートです。

まずは、3年生と1年生が飛び出しました。

 宣言タイムを1分近く縮めてゴールイン。

 上級生と張り合う人も。2人とも、がんばれ~!

 次は、上学年のスタートです。

 上学年は、自分のペースでのスタートのようです。

 ほぼ宣言記録並みの、素晴らしい快走でのゴールイン。

 感想発表では、「みんなの応援で、自分の走りが出来ました。」と語っていました。

 全員が完走し、すっきりした顔が印象的でした。

 教頭先生から、「みんな、それぞれの思いがあったけど、最後までよく走り抜きました。」と講評がありました。

 次に、感想交流がありました。

 宣言記録を3分も縮める走りをした人も…。「今日、1番早く走れました。」と感想を発表していました。

 「とちゅう、だいじょうぶかなと思ったけど、さいごまでがんばれました。」

 今日は、練習で山本先生が教えてくれたポイントが、全部できました。

 この後、各学年1位の人の発表6人、宣言タイム差5秒以内の人5人が発表されました。今年はピタリ賞はいませんでしたが、ここ2週間の練習で自分のペースを掴み、全員が完走することが出来ました。素晴らしい体育の授業でした。

 交通整理や見守りにきていただいた、PTA保健体育委員会の皆様、保護者の皆様、地域の皆様、誠にありがとうございました。