学校生活

第1回にっこり集会

 大津北小の今年度の人権教育のスローガンは、

 『みんなが思いを伝え、わかり合える場所を作ろう』 です。

 7月12日、第1回にっこり集会を行いました。まず、執行部からにっこり集会開催の趣旨説明がありました。以下のとおりです。

「私たち執行部は、北小をよりよいものにしたいと考えます。そこで、代表委員会を開きました。話し合っていく中で、思いを伝えられていない人もいることが分かりました。まずはわかり合える場所を作れると本当の気持ちが伝えられると思います。本音を伝え合いみんなのもやもやが晴れるといいなと思い、このスローガンを考えました。このスローガンに近づくためににっこり集会を開きます。」

 その後、1年生から6年生まで人権学習や隣保館学習で学んだことや自分自身を振り返って考えたことを発表していきました。発表の後にはお返しがありました。

 6年生の発表の最後に、「今日からが新たなスタートです。」という言葉がありました。まさにその通りだと思います。過去を振り返ることも大切ですが、子どもたちにはこの言葉のようにしっかりと前を向いて、これからのことをしっかり考えて生活していって欲しいと思います。 

水の学習スタート

 今年も地域学校協働活動推進員の内田さんを中心に、松岡さん、西村さんにもご協力いただいて、3・4年生の水の学習が始まりました。今日は、内田さんによる水との関わりや、横井戸、縦井戸などについて子どもたちに話をしてもらいました。

 秋には実際に井戸や記念碑を見学して、自分たちが住んでいる地域と水の関わりをより深く探っていきます。今年はどんな学びがあるのか楽しみです。

 

星に願いを

 もうすぐ七夕です。今年も北小では子どもたちと職員で七夕飾りを作りました。

 みんなの願いが届くといいですね。

不審者避難訓練

 7月2日、不審者対応の避難訓練を大津警察署生活安全課、國武スクールサポーターにご協力いただいて実施しました。

 不審者が校内に侵入したら、数名の職員が対応している間に警察へ通報、子どもたちは教室の鍵を内側から閉めて身の安全を図りました。その後警察が到着したという前提で訓練を終了し体育館に集まりました。

 まずは防災担当の職員から子どもたちへ話をしました。それでは問題です。

 この4人の中で怪しい人は?

 正解は・・・見た目だけでは誰が怪しいのかわかりません。見た目ではなく、行動に注意する必要があります。この後、「いか・の・お・す・し」についても皆で確認しました。

 國武スクールサポーターからは、不審者に腕を掴まれて無理矢理車に乗せられそうになった時に、どうやって逃げればいいか教えてもらいました。

 子どもだと大人の力にはかなわないので、相手が引っ張った力を利用して、引っ張っている腕の方に動けば手が離れやすくなるそうです。

 最後に担任が残って、さすまたや竹箒等を使った防御方法について学びました。その際、不審者を子どもたちに近づけないことを目的とすること、決して捕まえようとは思わないことなどを教えてもらいました。

 また、「迅速の4原則」(①いち早く不審者を発見する②いち早く不審者に声をかける③いち早く知らせる④いち早く対応する)を心がけて、子どもたちの安全な学校生活を守りたいと思います。

 

学人研 授業研究会

 6月26日、本校において大津町学人研(略称)小学校授業研究会が開催されました。当日は5年生の授業を公開し、町内の小中学校から50名ほどの参加がありました。

 授業開始前。多くの参観者を前に緊張気味の子どもたちです。

 初めに担任が自分の小学校、中学校時代のことを子どもたちに語ります。

 その後、先生に対してお返しを一人一人綴っていきました。

 そして、3人の子どもが先生へのお返しを発表してくれました。大勢の人の前でも自分の考えを言うことが出来ました。

 最後に、クラスの皆に伝えたいことを発表して授業は終了しました。発表の前、緊張している友だちに「ちゃんと聞いてるよ」と声をかける子どももいて、子どもたちの優しい一面も見られた授業でした。

 今回の学習で学んだことや考えたことをこれからのさまざまな生活の中で繋げていくこと、自分の思いをしっかり相手に伝えること、差別をなくすためにはまずは自分が差別をしないことなどを、5年生だけではなく、学校全体で取り組んでいきたいと思います。