学校生活

学校生活

27日登校日 

 中庭の色とりどりの草花や体育館前のスイセンの花が優しい香りを漂わせています。学校周辺の近くのあんずの花も、校庭の桜も今を盛りに美しく咲いています。

 皆様には、子どもたちも教職員も「本気でとことんチャレンジ!」したこの1年を支えていただいたことに心より感謝申し上げます。                         
 
 元号が平成から令和に変わり、子どもたちも教職員も希望いっぱいにスタートした令和元年度。この間、保護者の皆様、地域の皆様には、いつも菊鹿っ子や教職員を温かく見守り、励ましの言葉をかけてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
 開校4年の菊鹿小学校では、「ふるさとを愛し、夢の実現に向けて挑戦し続ける児童・生徒の育成」を小・中学校共通の学校教育目標に掲げ、小学校では「本気でとことんチャレンジ!『夢』『挑戦』『自信』」を合い言葉に、学校経営を進めて参りました。学年を締めくくる大切な年度末に、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、約1ヶ月もの間、休校措置をとることとなり、皆様にはご心配をおかけしましたが、こんな時だからこそ、発揮できた力もありました。来週の月曜日(3月2日)から休校となるという2月28日(金)。6年生の晴れの卒業式を精一杯お祝いしたいとの思いから、急遽、各学級毎にはなむけの言葉を決めたり、児童一人一人から6年生に向けてのメッセージカードを書いたり、ビデオメッセージを撮影したりとできうる限りの準備を短時間で協力して行ってくれました。同時に「休校中の生活計画表・カレンダー」に記入し、生活のリズムを保つよう一人一人が1日のマイタイムスケジュールを立てるなど、休みに入る準備を入念に各学級で行いました。本当にフル活動した1日でした。

 そんなフル活動した準備の甲斐あって、卒業式当日には、体育館いっぱいに在校生からのメッセージ垂れ幕を張ることができ、メッセージカードは教職員の分も含めて冊子にして一人一人に手渡すことができました。在校生からの呼びかけのパートで流したビデオメッセージで、式に参列していなくとも在校生の心は卒業生と共にあること、在校生の感謝の心や応援する気持ちは卒業生に十分伝わったと思っています。

 柔軟な発想としなやかな心、粘り強さをもって、困難なときこそ力を発揮できる子どもを育んでいきたい。五者(学校、子ども、地域、家庭、行政)が連携を図りながら、そんな子どもの姿をめざしていきます。

0