河原っ子ブログ

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全国からの応援メッセージ➅

秋も深まり、朝夕はめっきり寒さを感じるようになりました。
熊本地震から半年が経過し、学校の近隣では、取り壊される家も増えてきました。
風景が一変し、寂しくもありますが、復興の一歩ととらえていきたいです。

本日、サックスプレイヤーとして音楽活動をされている保護者の伊澤さんから、法政大学学友会太田支部 様、ライブハウス プラッサオンゼ 様からの義援金を届けていただきました。
子どもたちの活動支援金として大切に使わせていただきます。


同日、山梨県甲斐市職員互助会 様から支援物資としてスクリーンをご寄贈いただきました。
子どものたちの学習に大切に使わせていただきます。

行ってきました!「集団宿泊教室」

10月18日(火)から3日間、5年生は、集団宿泊教室を行いました。
今年は、震災の影響で5月の実施を見送り、山西小5年生と一緒に実施しました。
18日(火)、水俣市での「水俣に学ぶ肥後っ子教室」では、環境センターでの水資源についての講話や水俣病資料館での語り部さんの講話を聞きました。子どもたちは、「環境を守ること」、「水俣病についての偏見や差別を無くすこと」について真剣に学習しました。
19日(水)、ペーロン船で不知火海へ漕ぎ出しました。山西小のみんなと大勢で漕ぐとぐんぐん走る船に子どもたちも大喜びでした。夜は、キャンドルの集いでみんなの親睦を深めました。
20日(木)、芦北海浜総合公園の丘につくられたコースをローラーリュージュで滑走し、大満足の子どもたちでした。学校に帰ってから、3日間の学習のまとめに取り組みます。

「先生になります!」

9月23日から3週間、本校卒業生の秋吉里奈さん(九州ルーテル学院大学3年)が、教育実習生として来校しました。
子どもたちからは「秋吉先生」と呼ばれ、主に6年生の教室で、授業や学級経営、生徒指導などについて実習しました。明るく笑顔の絶えない秋吉先生にいつも子どもたちが集まり、授業も丁寧で分かりやすいと好評でした。
実習最後の日となった10月14日(金)全校朝会では、自身の小学校の頃のエピソードを紹介するとともに、後輩である本校の子どもたちに「➀夢をもつこと、➁感謝の気持ちをもつこと、➂西原村が好きでいてほしいこと」の3つのメッセージを伝えました。最後に「私は、先生になります。応援してくれますか。私もみなさんを応援します。」と子どもたちと固い約束をした秋吉先生でした。私たち職員も、一緒の教壇に立てる日を待っています。

読み聞かせイベント開催!

10月13日(木)、読み聞かせイベントを行いました。
イベントでは、熊本の小学校などを訪問し読み聞かせを行われている絵本作家のサトシンさんが登場。子どもたちは、サトシンさんの話術に引き込まれ、ノリノリの笑顔でお話を聞きました。サトシンさんは、子どもたちの声を拾いながらオリジナルのお話を作られて、子どもたちも大喜びでした。
サトシンさん、楽しいひとときをありがとうございました。また、来ていただきたいです。

秋の収穫➀「イモ掘り!」

10月13日(木)、学校畑でイモ掘りをしました。
農業体験ボランティアの島野さんのご指導のもと栽培してきたカライモを収穫。なめらかな食感と甘さで人気の「シルクスイート」という品種を軽トラックの荷台いっぱい掘り起こしました。収穫後の焼き芋などの調理も楽しみです。
島野さん、ご指導ありがとうございました。

動物園がやってきた!

10月6日(木)、ふれあい動物園を行いました。
NPO法人ワンフィールドさんの主催により、震災で傷ついた子どもたちの心を癒やそうと九州各地の動物園関係者が、本校へ動物等を持ち寄り、この企画が実現しました。子どもたちは、4つのグループに分かれ「ひよことのふれあい」、「モルモットとのふれあい」、「獣医さんに聞こう」、「動物のうんちクイズ」、「カイジュウのはなし」などのブースを順番に回り、動物とのふれあいを楽しみました。小さな動物を膝にのせ、いとおしそうになでている子どもたちの姿を見て、職員の心も癒やされました。九州各地からご参集いただいた関係者のみなさん、ありがとうございました。
くまにちコムにも掲載されています。

ようこそ!大先輩

10月6日(木)、全校朝会で緒方先生のお話をお聞きしました。
緒方先生は、河原小学校の卒業生で、本校の子どもたちの大先輩です。また、25年前に河原小学校に勤務され、現在の子どもたちのお父さん、お母さんも担任されました。昨年度末に定年退職されましたが、河原小学校のために再び教壇に立たれています。全校朝会では、先生のこれまでの生い立ちや教職歴などをフォトムービーで紹介されました。子どもたちは、大先輩の写真に興味津々でした。最後に「再び、河原に戻り、人のつながりの大切さを感じています。みなさんも、ふるさとを大事にしていきましょう。」と後輩達へメッセージを送られた緒方先生でした。

「稲刈り体験」できました!

10月3日(月)、5年生が稲刈り体験をしました。
例年は、学校田で稲の栽培を通して田植えや稲刈りなどの体験をする5年生ですが、今年は震災の影響により水を引くことができず断念。しかし、例年の体験を途絶えさせるわけにはいけないとPTA副会長の中村さんの協力により、中村さんの田んぼで稲刈りが実現できました。5年生は、鎌で一株ずつ丁寧に刈り取り、コンバインで脱穀する作業を体験しました。天候も心配されましたが、雨の落ちる前に無事作業を終了。最後に中村さんに感謝の気持ちを伝えて田んぼを後にしました。「中村さん、ありがとうございました。」

笑顔がたくさん!みんなで協力!運動会

9月17日(土)、台風接近が心配されましたが、晴天の下、運動会を開催しました。
「笑顔がたくさん!みんなで協力!運動会」のスローガンを掲げ、震災で傷ついた校区の復興を祈念する運動会となりました。エール交換では、6年生が「復興みこし」を担ぎ、「ファイト!河原!西原!熊本!」と呼びかけました。キッズソーラン(低学年)、くまモン体操(全学年)、組体操(高学年)など、子どもたちは河原の元気と復興を表現しました。恒例となった「おやじVS全校児童綱引き」では、史上初めて児童が勝利するなど、校区の「復興のシンボル」である子どもたちが生き生きと活躍した運動会でした。
くまにちコムでも取り上げられました。


キッズウィークイベント くまモン登場!

9月2日(金)、くまもとキッズウィークのイベントを行いました。
くまもとキッズウィークは、基本的生活習慣の定着に向けた取組を保育園や小中学校が一斉に実施する期間です。本校では、「おやすみ10じ」を合い言葉に遅くとも10時までに就寝する生活習慣の定着に取り組んでいます。
本日は、校内のキッズウィークイベントに、くまモンが登場!子どもたちにクイズを出してくれたり、くまモン体操を一緒に踊ってくれたりしました。最後に、みんなで記念撮影。子どもたちにとって思い出に残るイベントとなりました。

大川家具がやってきた!

8月31日(火)、福岡県大川市から、家具の寄贈を受けました。
朝早く大川市を出発し本校へ向けて各教室用の学習棚を9台運んでこられたのは、家具メーカー丸仙工業様。手際よい作業で、各教室に大きな棚を固定してくださいました。作業の様子を観察していた1年生から「うわー」「すごい」と歓声が漏れました。教室に取り付けられた棚から木の香りが漂います。全ての教室に取り付けていただきましたので、1年生にとっては、進級して教室が変わっても、この棚がこれからずっと変わらない教室の風景となっていきます。給食の時間に児童代表が感謝の意を伝えると、田中代表取締役様から、「この学校に来て、皆さんが気持ちよいあいさつをしてくれました。社会に出てからもあいさつは基本です。気持ちよいあいさつのできる人になってください。そして、家具を大事に使ってください。」とのありがたいお言葉をいただきました。
大川市長様はじめ大川市の皆様、インテリア課の職員の皆様、大川インテリア振興センターの皆様、丸仙工業様をはじめ運搬に携わられた家具メーカーの皆様、ご支援をありがとうございました。子どもたちとともに、大切に使わせていただきます。そして、復興へ向けてがんばります。
〈関連リンク〉
被災地小中学校へ机や棚など贈る 家具の産地、大川市 /福岡


全国からの応援メッセージ➄

8月22日(月)、2学期が始まりました。
日焼けした子どもたちが、学校に帰ってきました。運動会や河原フェスタなどたくさんの行事に向けてがんばります!
夏休みにたくさんの応援メッセージ及び支援金をいただきました。感謝申し上げます。

岩手県一関市立猿沢小学校のみなさんから)

北海道稚内市立声問小学校のみなさんから)

神戸市立須佐野中学校明親小学校湊小学校のみなさんから)

宮城県多賀城高等学校災害科学科のみなさんから)

(宇佐市 宇佐こども園高家保育園・なぎさ幼稚園のみなさんから)

大分市立東植田小学校のみなさんから)

愛知県尾張旭市立城山小学校 江口先生から)

1学期を振り返って

7月22日(金)、1学期の終業式を行いました。
1学期始まったばかりの4月に熊本地震により被災した子どもたちでしたが、14日間の臨時休業を経て、学校再開後は一歩一歩活躍の足跡を残してくれました。終業式では、塩山校長が「大変な1学期でしたが、『かしこく、なかよく、たくましく』の目標に向かってがんばり、特に気持ちの良いあいさつができるようになりました。さらに、授業では大きな声で自分の考えを伝えることができるようになりましょう。」とあいさつ。その後、14名の学級代表が、1学期を振り返り、授業や部活動でがんばったことを発表しました。校内表彰では、自転車大会県3位入賞、版画コンクール全国入賞等の成績を収めた6年生が表彰を受けました。
これから夏休みになります。ゆっくり休養をして、運動会をはじめとする2学期の様々な行事にしっかり取り組んでほしいと願っています。

ありがとう!カラ先生

7月19日(火)、今日はALTのカラ先生とのお別れの日でした。
昨年、カリフォルニアから西原村に来られたカラ先生は、いつもスマイルで子どもたちからの人気者でした。
最後の授業では、子どもたちにローマ字で書いたメッセージを送ってくださいました。
カラ先生の「カリフォルニアに帰って、看護士を目指して勉強します。」との言葉は、子どもたちにとって大きな刺激となりました。
カラ先生、1年間本当にありがとうございました。

July19(Tuesday) Today was the day of the farewell of the Kara teacher of ALT.
Last year,Kara teacher who came to Nishihara village from California,with always a smile,was a popular person from the children.
As the last Lecture,she sent a message written in the Roman alphabet to children.
Words that Kara teacher said,"After I go back to California,I will study to become a nurse."was a big stimulus for the children.
Kara teacher,Thank you very much for one year.


「美しいふるさと阿蘇」

7月14日(木)の全校朝会は、荒川先生の講話でした。
「これは、なんでしょう?」画用紙に描いたある形を示された荒川先生。子どもたちが、熊本県の形だと気付くと、ご自身が生まれた場所や住んでいた場所に印を付け、その場所のことを話してくださいました。最後に南小国町に印を付け、前任のりんどうヶ丘小学校について紹介されました。りんどう、雲海、滝、雪景色、野焼き、教え子さんの素敵なお店・・・子どもたちは、スライドに映し出される阿蘇ならではの風景を見ながら、その美しさをかみしめているようでした。最後に、「夏休みは、阿蘇に出かけて美しい風景を眺めて下さい。」と、荒川先生から子どもたちへ向けたメッセージを送られました。

自転車部 団体3位入賞!

7月9日(土)、県運転免許センターで開催された「交通安全子供自転車熊本県大会」において、河原小チームがみごと団体3位に入賞しました。
これまで厳しい環境にもかかわらず練習に取り組んできた子どもたちの健闘を讃えるともに、地域の復興へ向けての希望となってくれたことに感謝の意を表します。選手のみなさん、本当におめでとう。そして、感動をありがとう。

タッピング&リフレーミング

7月8日(金)、5年生のストレスマネジメントの授業を行いました。
熊本地震にともない本校にはスクールカウンセラーが派遣されています。今週は福岡県から小倉スクールカウンセラーが来てくださり、子どもたちの様子を見てくださいました。毎週金曜日には、各学年の実態に応じてスクールカウンセラーによる授業が行われます。5年生は、指先で相手を優しく癒やすタッピングと自分の短所を長所に見立てるリフレーミングの手法を学びました。子どもたちはリラックスした雰囲気の中で学習し「タッピングが気持ちよかった」、「リフレーミングで見方を変えることが楽しかった」等の感想を出し合いました。

やっとできた!プール開き

7月5日(火)、全校でプール開きを行いました。
今年は、震災や豪雨の影響で、水量や水質を維持することが難しい状況でしたが、絶好の天候の下、プール開きを迎えることができました。子どもたちは、先週プール掃除を行い、自分達の手できれいにしたプールで学習できる日を楽しみにしていました。いざ、プールに入ると、子どもたちの歓声が学校周辺に響きます。小高い場所にあるプールから地域を見渡すと、ブルーシートに覆われた屋根がまだ多く見られます。地域の一刻も早い復旧を願いながら、今年のプール開きを無事終えました。

自転車部、強豪校に挑む!

6月25日(土)山鹿市の山内小学校で、自転車部の合同練習を行いました。
自転車部とは、「交通安全こども自転車大会」を目指して、自転車の技能走行などの練習に取り組んでいる部活動です。今年は震災の影響により、本校体育館は、避難所になっており、これまで校舎の廊下などで練習を行ってきました。県大会前に何とか練習場所を確保したいと山内小に相談したところ、快く合同練習に応じてくださいました。山内小は、昨年度の県大会で優勝した強豪校で、気合い充分で素晴らしい技能を披露してくれました。河原小チームは、圧倒されそうになりながらも、広い体育館で充分に練習をさせていただきました。最後は、互いに「県大会ではがんばりましょう!」と握手で健闘をたたえ合いました。7月9日(土)の県大会では、お互いにベストを尽くしてがんばりましょう。山内小学校自転車部のみなさん、本当にありがとうございました。