河原っ子ブログ

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避難所のリーダーに話を聞こう

6月7日、河原小避難所のリーダー(総括)の堀田さんをゲストティーチャーに迎えて、4学年社会科「地震からくらしを守る」の学習を行いました。
役場職員である堀田さんは、長年消防団員としても地域の防災訓練に携わってこられ、今回のような大地震を想定した地域の防災組織の在り方を考えてこられました。今回の避難所運営では、リーダーとして当時約800名いた避難者を掌握し、食料、救護、衛生等の役割を与え、避難者の自治意識を高めました。おかげで本避難所は、避難者の安全を確保し、支援物資の届かない避難1日目から、避難者一人一人におにぎりを配給することができました。このような避難所運営は、防災組織のモデルとして全国から注目を集めています。
「堀田さ~ん」と教室に入るなり4年生から歓迎を受けたリーダーは、子どもたちにこれまでの避難所運営をわかりやすく解説。その後、子どもたちの矢継ぎ早な質問にも丁寧に対応してくださいました。まだ続く避難所運営ですが、学校も支援していきます。

ペッパーくんがやってきた!

体育館に避難者の方との交流を目的にヒューマノイドロボットのペッパーくんがやってきました。
せっかくの機会なので、子どもたちもペッパーくんとあいさつやゲーム、ダンスをしてみました。器用に話したり、踊ったりするペッパーくんの反応にびっくりの子どもたちでした。

「家族のあたたかさ」

6月16日(木)の全校朝会は、財津先生の講話でした。
先生は、昭和50年1月23日の阿蘇地震の体験をお話ししてくださいました。今から40年前くらいに起こった大地震では、阿蘇地方に多大な被害が出ました。先生は、当時通っていた小学校で「前震」を体験され、その翌日の夜に家で「本震」を体験されました。余震が収まり、家族とともに過ごした家庭での思い出を振り返り、家族のあたたかさや大切さを感じたことを子どもたちの体験と重ねながら話してくださいました。今回の地震でも、子どもたちは家族のあたたかさについて感じたことでしょう。先生のお話に共感して聞き入った子どもたちでした。

「地震からくらしを守る」4年社会科レポート

5月26日(木)、4年生の社会科「地震からくらしを守る」の授業を行いました。
「河原小の避難所に他の県から応援に来ている人たちはどんな仕事をしているのだろう?」という学習問題をもとに、佐賀県職員の恒松さんをゲストティーチャーとしてお迎えして避難所で働く人について講話をいただきました。この後、子どもたちは避難所となっている体育館へ移動し、いろいろな人たちに質問して学習問題を解決していきました。子どもたちは、村役場や佐賀県職員をはじめ他県から来られた看護師、保健師、栄養士などいろいろな人たちのおかげで安全なくらしが守られていることを実感したようです。ご協力いただいたみなさん、お忙しい中ありがとうございました。

今後の日程について

<PTAメール>
村内の小中学校では、地震に伴う臨時休業により不足した授業日数の回復を図るため、終業式及び始業式の日程を下記のとおり変更しますのでお知らせいたします。

 

・1学期終業式:7月20日(水)を7月22日(金)へ変更

・2学期始業式:8月25日(木)を8月22日(月)へ変更

 

※子どもたちにとっては、夏休みが5日間短くなります。