河原っ子ブログ

河原っ子ブログ

ヤマメ、ようこそ滝川へ

11月11日(水)白糸の滝で、緑川漁協さんのご協力により、3・4年生がヤマメの放流を行いました。
バケツに小分けされたヤマメの幼魚2千尾は、子どもたちの手により滝壺付近に放たれ、元気に滝川へ旅立っていきました。放流後、「ヤマメは何を食べるのか」や「どのくらい生きるのか」などの子どもたちからの質問に漁協の方が丁寧に答えてくださいました。
ヤマメは、環境を選ぶ魚であり、豊かな自然の中でしか生きていけないことを知り、放流の場所として滝川が選ばれている意味をしっかりと考えることができた子どもたちでした。

教えて、ゲストティーチャー!

4年生は総合的の学習の時間に地域の川の学習を行っています。11月10日(火)は、地域の坂本さん、堀田さんをゲストティーチャーとして、河原の川についていろいろなことを教えていただきました。
坂本さんと堀田さんは、昭和63年に起こった水害による河川改修で、川の風景が変わってしまったことをきっかけに様々な取組を行われました。地域の自慢をつくるため、蛍の里をつくる取組や桜の名所をつくる取組など、4年生にとっては興味津々の内容でした。また、川にすむ魚の種類や釣り方など聞いて、歓声を上げる4年生でした。

読書旬間イベント

本校では、11月を読書旬間として図書委員会を中心に様々な企画を行っています。11月10日(火)は、木内里美さんによる朗読会を実施しました。
木内さんは、熊本で活躍される舞台俳優で、本校の朗読会にお招きしたところ快く引き受けてくださいました。今回、「あなたをずっとずっとあしている」(宮西達也作・絵)、「ドングリ山のやまんばあさん」(富安陽子著、大島妙子絵)の2作を朗読していただきました。子どもたちは、時に涙したり、大声で笑ったり、木内さんの巧みな表現力にどんどん引き込まれていきました。すばらしい朗読会をありがとうございました。

大きなゆれがくる前に!

11月5日(木)、シェイクアウト訓練を実施しました。
シェイクアウト訓練とは、世界中で行われている新たな訓練で、「ShakeOut」は、造語で「いっせい防災訓練」と訳されています。熊本では、熊本シェイクアウト訓練として、学校や企業、団体約41万人が一斉に訓練を実施しました。
本校では、緊急地震速報を活用し、大きなゆれ(S波)が来る前に「まず低く、頭を守り、動かない」ように机の下に身を寄せ、その後、ゆれが収まったという想定で屋外へ避難するという訓練を行いました。まとめでは、地震が起きる時は、教室とは限らないので、廊下や屋外での安全な場所や姿勢について確認しました。


「循環」のお話

11月5日(木)の全校朝会では、飼料加工運搬コーディネーターのお仕事をされている保護者の福田さんの講話をお聞きしました。
福田さんがバッグから取り出されたランチパックやカットパイン、豆腐。みんなが知っているこれらの食料品は、工場で作られます。同じ工場から副産物として出てくる、パンの耳、パインの皮、おからをゴミとして処理すると、地球温暖化の原因となる有害な気体が出てきます。しかし、これらを牧場へ運ぶと牛や豚の飼料となります。さらに、牛や豚の排泄物から堆肥が作られ、農作物の肥料となります。そして、その農作物は私たちの食卓に並びます。これを図示して矢印でつなぐと・・・「あぁ、回ってる!」と、子どもたちは気づきました。
福田さんは、食の「循環」のお話を、ご自身のお仕事を通して、子どもたちにわかりやすく伝えてくださいました。講話後、「食べ物がぐるぐる回っていることがわかった」「食べ物を大切にしたい」という感想をもった子どもたちでした。