河原っ子ブログ

河原っ子ブログ

学校と地域がつながる「河原フェスタ」

11月29日(日)、河原フェスタを開催しました。
厳しい冷え込みにもかかわらず、会場は、児童はもとよりご来賓や保護者の熱気に包まれました。
オープニングは、保護者の松井さん(ウクレレ)と伊澤さん(サックス)のコラボレーションによる演奏会。子どもたちになじみの曲から大人もうっとりする曲まで計5曲を演奏していただき、プロフェッショナルの生音に触れる貴重な機会となりました。

児童代表の童話発表「奇跡の一本松」。震災から立ち上がる日本の希望を巧みな表現力で発表しました。

学習発表、4年生「わたしたちの川のひみつ」では、川の学習を通していろいろな人と出会い学んだことから、地域の誇りを見つける自分たちの姿を表現しました。

1年生「大きなかぶin河原」では、普段から仲良しの1年生7名が、協力して問題を解決することの大切さを伝えました。

5年生「あしきた・水俣探検隊」では、芦北での集団宿泊のエピソードをコミカルに熱演。また、水俣病資料館で出会った語り部さんの生き方と自分自身を重ねて学習したことを発表しました。

3年生「大好き!のぎく荘との交流!!」では、福祉をテーマに3年生がお年寄りと交流した学校クイズや演奏、踊りを元気いっぱい発表しました。

2年生「スイミー」では、天敵によってバラバラに引き裂かれた仲間の絆を取り戻すスイミーと仲間たちの様子を歌やダンスで鮮やかに表現しました。

6年生「発信!修学旅行で学んだこと〜平和の大切さ・命の尊さ〜」では、長崎での平和学習で聞き取った語り部さんの講話を劇化して実演。平和の尊さを全校児童や地域の皆さんに伝えました。

午後のふれあいタイム、1・2・3年生は地域の老人会の皆さんと運動場でグラウンドゴルフを行う予定でしたが、生憎の雨で室内でのグラウンドゴルフ講習となりました。老人会の方に丁寧に教えてもらいました。

4年生は、地域ボランティアの方のご指導で、米袋を使ったバッグ作りを行いました。フェルトを使った装飾や紐をつけ、可愛いバッグを作りました。

5年生は、全校児童のもちつき体験を保護者とともに運営しました。学校田で収穫したもち米25kgをつきあげ、参加いただいた皆さんに配りました。

6年生は、おやじの会と本立て作りを行いました。今後、絵を描き仕上げる予定です。なお、この本立てはおやじの会からの卒業記念品となります。

本年もたくさんの皆様にご協力いただき、児童と地域の方の絆を深める活動を行うことができました。
今後も地域の祭として、ますます河原フェスタが発展していくことを願っています。

「親子食育料理教室」レポート

11月18日(水)、親子料理教室が開催されました。
この教室は、村内の小学校5年生とその保護者を対象に毎年実施されています。山西小学校栄養教諭の菅田先生と食生活改善委員さん4名を講師に、豚肉のピカタや今話題の「おにぎらず」などのメニューを子どもたちと保護者のグループで分担して料理しました。
作った料理を和やかに試食する子どもたちと保護者のみなさんに感想をうかがうと「勉強になった」、「おいしかった」等の感想が聞かれ、今後の食生活に生かすことのできる充実した料理教室になりました。

ヤマメ、ようこそ滝川へ

11月11日(水)白糸の滝で、緑川漁協さんのご協力により、3・4年生がヤマメの放流を行いました。
バケツに小分けされたヤマメの幼魚2千尾は、子どもたちの手により滝壺付近に放たれ、元気に滝川へ旅立っていきました。放流後、「ヤマメは何を食べるのか」や「どのくらい生きるのか」などの子どもたちからの質問に漁協の方が丁寧に答えてくださいました。
ヤマメは、環境を選ぶ魚であり、豊かな自然の中でしか生きていけないことを知り、放流の場所として滝川が選ばれている意味をしっかりと考えることができた子どもたちでした。

教えて、ゲストティーチャー!

4年生は総合的の学習の時間に地域の川の学習を行っています。11月10日(火)は、地域の坂本さん、堀田さんをゲストティーチャーとして、河原の川についていろいろなことを教えていただきました。
坂本さんと堀田さんは、昭和63年に起こった水害による河川改修で、川の風景が変わってしまったことをきっかけに様々な取組を行われました。地域の自慢をつくるため、蛍の里をつくる取組や桜の名所をつくる取組など、4年生にとっては興味津々の内容でした。また、川にすむ魚の種類や釣り方など聞いて、歓声を上げる4年生でした。

読書旬間イベント

本校では、11月を読書旬間として図書委員会を中心に様々な企画を行っています。11月10日(火)は、木内里美さんによる朗読会を実施しました。
木内さんは、熊本で活躍される舞台俳優で、本校の朗読会にお招きしたところ快く引き受けてくださいました。今回、「あなたをずっとずっとあしている」(宮西達也作・絵)、「ドングリ山のやまんばあさん」(富安陽子著、大島妙子絵)の2作を朗読していただきました。子どもたちは、時に涙したり、大声で笑ったり、木内さんの巧みな表現力にどんどん引き込まれていきました。すばらしい朗読会をありがとうございました。