学校ブログ

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ハンセン病学習パート2

本日も種村先生が来校され、3年生と4年生がハンセン病について学びました。

種村先生からは、ハンセン病を巡って起こった3つの事件についてお話していただきました。

次に、前回のすごろくゲームをもとに子ども達が疑問に思ったことを種村先生に尋ねました。

「どうして赤ちゃんの慰霊碑があるのか?」

「資料館にはどのようなものが展示してあるのか?」など。

一つ一つに丁寧に答えてくださいました。

子どもたちも、先生方もとても勉強になる時間でした。(主幹教諭;下山)

自主参加!朝のあいさつ運動!

下山主幹と中学校の髙田校長、そして私で校門の前で登校の様子を見ながら、あいさつ運動をしています。

昨日、3年2組の男の子が自主的に1人であいさつ運動に参加しました。そして、今日は、友達も連れてきて3年2の8名であいさつ運動を行いました。自主的にがんばるところがすばらしいです。気持ちの良いあいさつで1日がスタートできました。

(校長 佐藤 政臣)

 

職員研修「恵楓園学習」

 本日は、職員研修で「恵楓園学習」にかかる研修を行いました。講師は昨年度まで本校に勤務していた種村先生です。

 職員同士9チームに分かれ(老若男女、学年ばらして混ぜ混ぜチーム)、恵楓園について、また、ハンセン病について、また、合志楓の森小学校に努める職員の使命として、ベテランから若手まで、本音を語りながら聞いたり教えたり意見交換したりと、とても充実した研修となりました。

 

現在、3~6年の各学年児童にもゲストティーチャーとして総合的な学習の時間を中心に恵楓園学習に来てくださっています。「単なる知識」だけでなく、「人としての生き方を学ぶ」学習に全力で取り組んでいます。学年によっては2月21日(金)の授業参観で学習を公開するところもありますので、たくさんのご来校をお待ちしております。(教頭 上田玲子)

菊池支援学校より居住地交流授業実施(4年2組)

 本日は、4年2組に菊池支援学校からゆうとさんとご両親、菊池支援学校でのゆうとさんの担任の先生が来校し、図工の授業を交流しました。

 ゆうとさんは、本校校区に住んでおり、菊池支援学校に通学していますが、毎年1日本校に来校し、同級生と交流授業をしてきています。覚えている児童も多く、ゆうとさんも社交的で大人にも友達にもしっかり受け答えすることができます。

できた作品をみんなの前で堂々と紹介しました。

「時間が足りない~」「ゆうとさんともっと交流したい」と児童からはもっと一緒にいたいとの声が上がっていました。また、来年も待っています。(教頭 上田 玲子)

 

盈進中学・高等学校とのオンライン交流会

 本日は、本校の6年生、楓の森中学校の2年生、小中学校の人権委員会が、広島県にあります盈進中学・高等学校のヒューマンライツ部とのオンライン交流会を行いました。

 お互いの今年度の実践報告会を交流し合い、6年生と中学2年生に深い学びができたと感じられる実践報告会となりました。

盈進中高ヒューマンライツ部の皆さんです。

まずは、小学校中学校の発表から。人権委員会が代表で発表しました。今までの委員会の取組や全校児童生徒で行った人権集会などの取組、中学校は有志の生徒の恵楓園での行事参加で入所者の方々との交流をしてきたことなどの発表から学んだことを発表しました。

続いて、盈進中学・高等学校のヒューマンライツ部の皆さんの発表です。

・・・思わず発表内容に聞き入ってしまって、写真をほとんど撮るのを忘れてしまいました・・・。

ヒューマンライツ部の皆さんは学校から100㎞離れている長島愛生園(国立ハンセン病療養所)の方々との誕生会や頻繁に会いに行って話を聞いたり、日常会話をしたりする交流を通し、差別の根絶、環境保全、国際平和のために自分たちができること、自分たちがしたいことという信念(使命感)に従って、主体的に啓発活動をしているという内容でした。中学校人権委員会の副委員長さんが感想と思いと質問をハキハキとするシーンもあり、考えさせられました。

盈進中学・高等学校の延校長先生がまとめました。

 合志楓の森小中学校は、開校4年という短い歴史の中で、恵楓園学習を小1~中3まで系統立てて学習しています。

 その中で、毎年学習内容や系統が進化し続け、今に至ります。本日の交流会も「人を大切にする生き方」としての大きな学びがあったことだと思います。

 盈進中学・高等学校の延校長先生は、「人がつくった差別は人がなくさないといけない、人がつくった差別だから人が元通りにできるもの」ということを熱く語られ、「楓の森小中学校は目と鼻の先にある恵楓園にある利点があるから、今だからこそできる学習をこれからも是非実践してほしい。」とおっしゃってました。

 私たち教師も「ねばならぬ人権学習」ではなく、「日常生活に生かしたくなる、人と人とが幸せに生きていくことができる生き方学習」をこれからも子どもたちとともにやっていきたいと感じた交流会でした。(教頭:上田玲子)