12月4日（水）

福祉の学習をしている4年生。今日は、社会福祉協議会の方々と聴覚に障害をおもちの福田さんに来てもらい、一緒に学習しました。はじめに、福田さんが幼少期からの生活の様子、学校のことについてお話をしてくださいました。補聴器とはどういうものかを想像して絵に描いてみんなで話し合ったり、手話を教えてもらったりしました。常に笑顔で話をされる福田さんの言葉を聞き逃すまいと、お話に集中する子どもたちの姿がありました。

授業の最後に、社会福祉協議会の方から「皆さんは将来、耳の聞こえない人と出会うことがあるかもしれない。その時、手話ができればいいが、書いて伝えることができることに気付いたと思う。関わらないじゃなくて、どうやったら伝わるか関わる方法を考えて行動してほしい」とメッセージを送られました。「ふだんの・くらしの・しあわせ」という言葉を思い出し、授業を終えました。4年生たちの心の中に、あたたかいものがうまれた1時間でした。すてきな出会いをありがとうございました。

今日の給食のおかずは「パリパリ焼きそば、ビーンズサラダ、ミルクパン」でした。大きなお皿につがれたホカホカの餡にパリパリ焼きそばを入れて、しんなりした美味しさを味わいました。