学校生活
人権集会
6月18日(金)、初のオンライン人権集会を行いました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、例年通り、体育館に一堂に会することがなかなかできません。放送だと、話し手、聞き手、互いの姿を見ることができず、もどかしい・・・。そんな状況を払拭すべく、人権教育担当の先生が、オンライン開催のセッティングをしてくださいました。おかげで、人権集会を運営してくれた「イエローリボン隊」の子どもたちの姿はもちろん、各学級の様子を垣間見ることができ、空間は離れていても、「心のつながり」を感じながらのひとときとなりました。
校長先生から「目は、人のよいところを見つけるためにつかいましょう。耳は人の話を最後まで聞くためにつかいましょう。口は、人をはげますために、感謝の気持ちを伝えるためにつかいましょう。手足は人を助けるためにつかいましょう。心は人の痛みをわかるためにつかいましょう。」というお話がありました。皆が相手のことを思いやった言動をしていくと、幸せな毎日となりますね。
人権集会後、各学級において、人権についてのシェアリング(共有)を行いました。また、その後、「じゃんけんエクササイズ」をして、心ほぐしを行いました。普段は、勝ち負けを決めるためのじゃんけんですが、「あいこじゃんけん」にも取り組みました。あいこになったとき、嬉しかった。笑顔になったなど、振り返っていました。
校内人権週間は、今日で終わりますが、これからも「佐伊津小人権宣言」を実践していきます。
『佐伊津小 人権宣言
~私たちは、えがおいっぱいの楽しい学校をつくります。~
1 友だちの気持ちを考えて行動します。
2 「ありがとう」「ごめんなさい」を言葉で伝えます。
3 友だちを大切にし、「くん・さん」をつけてよびます。』
本とのつながり 本でのつながり
6月16日(水)は、移動図書の日でした。昼休み、子どもたちは本選びに夢中です。
友達同士、あるいは上級生や下級生と本についての情報交換をしたり、中には、図書館の職員の方にお勧めの本を尋ねたり・・・素敵な光景でした。
『本は心の栄養』。雨でなかなか外で遊べないこの時期。読書をして、お話の世界に浸ったり、知らない世界や知らなかったことを知ったりして、頭や心を耕せるといいですね。
水俣に学ぶ肥後っ子教室(オンライン学習)
6月4日、5年生が「水俣に学ぶ肥後っ子教室」をオンラインで学習しました。
本来なら、水俣市へ行き、水俣病資料館や熊本県環境センターで学習するのですが、コロナ禍であるためオンラインでの学習となりました。
「水俣に学ぶ肥後っ子教室」には次の目的があります。
・水俣病に関する正しい知識や認識をもたせ、人権を大切にしようとする意識を育てること
・地球規模の環境問題について学び、環境保全への意識を高めること(今回は、水資源に関する学習)
今回は、佐伊津小学校を含めて県下10校が参加しました。
環境問題についての学習では、カメラの前から質問もしました。
水俣病資料館の語り部 緒方さんの話も聞きました。とても胸を打つお話でした。
現地に行き、五感を働かせて学習することが望ましいのですが、コロナ禍の中で、できる限り有意義な学習ができるようにと関係者の皆様にご配慮いただきました。おかげさまで、子どもたちは熱心に学習に参加していました。
この学習を通して、「環境保全への意識の意識を高め、実践のできる力を高めること」「水俣病への正しい理解や認識をもち、人の痛みがわかり、人権を守ろうとする意識を高めること」について、指導していきたいと思います。
雨の日に
今日は、雨でした。雨の日は、どうしても校舎の中も薄暗い感じになります。
ですが、2年生教室前の廊下は、カラフルな空間に。
子どもたちの図工の作品のおかげで、心が晴れやかになります。
地域の大先輩からの学び ~地域学校協働活動~
6月2日(水)、6年生の総合的な学習の時間に、ゲストティーチャー(GT)をお招きしました。佐伊津町に「南蛮菓子店 えすぽると」を経営なさっていらっしゃる明瀬晴彦様です。
南蛮柿とはいちじくのこと、その昔、天草に大正遣欧少年使節がやってきて、南蛮菓子が伝わったといった歴史のこと、お菓子の研究のためのポルトガル旅行記のことなどお話してくださいました。興味深い内容ばかりで、子どもたちは目を輝かせ、お話に耳を傾けていました。
「夢は人生の目的を達成するための手段。夢をもって!バックキャスト法をおすすめします。相談したいことがあればいつでもどうぞ。」という地域の大先輩からのメッセージは、子どもたちの心に響いたようです。
地域の力をお借りしたことで、すてきなキャリア教育の時間となりました。明瀬さん、本当にありがとうございました。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 江﨑 満美子
運用担当者 教頭 上田 正悟