学校生活
学校の人気者
昨日、長洲町から佐伊津小学校に寄贈された金魚が大人気です。
いつもは毎朝担任を迎えに来るある学年の子供たち。
ちょっぴり担任の先生はさみしそうでした。
なかよし学級の子供たちは、校長先生から金魚のことを教えてもらいました。
休み時間毎に来ている1年生です。
水槽が見えないくらい、熱心に金魚の姿を楽しんでいます。
大人気の金魚ですが、たくさんの子供に囲まれ、嬉しくもあり・・・驚いているのもあり・・・
佐伊津の水になじんでくれることを願います。
長洲町からのおくりもの
新型コロナウイルスの影響で金魚の出荷が激減している長洲町では、町が、生産者から買い取った金魚を金魚すくいのセットと一緒に、希望する自治体や学校などに無償で配布する取り組みを行っておられます。
長洲町は、金魚の産地として知られていて、14軒の養殖業者が合わせて年間45万匹を生産しているそうです。このうち大半が金魚すくい用の品種ですが、町によると、今年は新型コロナウイルス感染症対策の影響で夏祭りやイベントの中止が相次ぎ例年に比べて出荷が9割ほど落ち込んでいるということです。
このため、町は生産者を支援しようと、金魚を買い取って希望する自治体や学校などに金魚すくいのセットや観賞
用の金魚が入った水槽と一緒に無償で配布する取り組みを9月から始めておられます。
10月22日(木)、長洲町教育委員会教育長の戸越政幸様、学校教育課長の松林智之様が来校され、めずらしい金魚5種類と水槽一式を寄贈してくださいました。
長洲町は甲斐校長先生の前任校があるところです。
ご縁があり、今回、本校と本渡東中学校に金魚が贈られました。
大事に育てていきたいと思います。
佐伊津っ子体験活動デー
10月14日(水)、5年生が「佐伊津っ子体験デー」を行いました。
この活動は、新型コロナウィルス感染症拡大防止対策により中止となった集団宿泊教室の代替活動として、担任が企画したものです。普段の学校生活ではできないことを体験することで、子供たちの心と体を育む目的で、学校で実施しました。
1・2時間目は、天草青年の家から2人のスタッフの方をお招きし、「焼き杉アート」を製作しました。
杉板をバーナーで焼き、たわしなどで磨いて板の光沢を出します。バーナーを初めて使う子供もいたようですが、熱風と戦いながら上手に焼いていました。
その後、思い思いの色つけや飾り付けをし、自分だけの「焼き杉アート」を完成させました。
3時間目は、引き続き天草青年の家のスタッフの方に教えていただきながら、「ボッチャ」のボールを使って「ペタンク」を行いました。
ルールもやり方も簡単ですが、なかなか奥が深いスポーツで、子供たちは回数を重ねる毎に上手に作戦を立てるようになっていました。
ちなみに、「ペタンク」は、木製の目標球に、金属製のボールを投げ合い、より近づけることによって得点を競うゲームです。今回は子供たちバージョンです。
天草青年の家のスタッフの方には、朝早くから3時間、大変お世話になりました。
4時間目は、天草市の「お魚教室」という取組を活用して、天草市水産振興課の方を講師にお招きし、天草市の養殖業について出前授業を行ってくださいました。社会の教科書にも養殖業についての学習があります。身近なところでどんな養殖が行われているのか、興味深く話を伺うことができました。
その日の給食には、天草の海で育てられたぶりの照り焼きが出ました。結構大きな切り身でした。「今までの魚のおかずの中で一番おいしい」と感激して、食べている子がいました。
午後からは、明瀨海岸の清掃ボランティアを行いました。地域に貢献するという意識を持って、活動をすることはとても有意義な活動です。
ぱっと見た目にはきれいな海岸ですが、全員で30分ほどゴミ拾いをすると、不燃ゴミがたくさん集まりました。
集めたゴミは県漁業課の方が回収してくださいました。写真が小さいのですが、たくさんのゴミを集めました。
一日頑張った子供たちにボランティア活動の最後に、磯遊びのご褒美です。小魚を捕ったり、石投げをしたり、とっても楽しそうでした。
「先生の話を聞くと、(焼き杉では)普通の木は長持ちしなくて、炭っぽいやつは、長持ちするのを初めて知りました。」
「初めてペタンクをやりました。最初にしたらおもしろかったです。2回目は、みんなで協力したので勝ちました。3回目は負けそうになっていたけど、みんなで考えたり、協力したりして勝てたのでよかったです。」
「ぼくは、お魚のことについて全然知らなかったけれど、たくさんのお魚についていっぱい分かりました。まだまだたくさん知らないことがあるので、もっとたくさんお魚のことを知りたいです。」
「ごみひろいをしてみると、あぶない物や大きい物や予想してなかったものまでありました。これからちょっとずつごみをひろって、きれいな海にしようと思いました。」
これらは子供たちの感想(抜粋)です。
今回様々な方のお世話になり、一日充実した活動を行うことができました。従来であればできた活動が、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策によりできないものもありますが、工夫次第で充実した活動を行うことができます。
子供たちにとっても心に残る活動になったのではないでしょうか。
およそ10年前、新型インフルエンザが流行したとき、以前私のいた学校でも集団宿泊教室が中止となりました。代わりにバスでの見学旅行(熊本市まで「コカコーラ」の工場見学に行きました)を行いました。それも今はよい思い出になっています。
自分たちができることを
10月6日(火)、人吉市長 松岡 隼人 様よりお礼の手紙が届きました。
6年生が、7月の豪雨災害に遭われた牛深、八代、芦北、球磨地域の方々に対して、自分たちに何かできないかと考え、家にあるものをを集め、手紙を添え郵送しました。
事前に、ホームページで調べたところ、「タオル、水やランドセルは足りていること」、「中古品は扱えないこと」などが分かり、家にある新品の文房具を送ることにしたそうです。(下の写真)
今、困っている方々に思いを寄せ、自分たちにできることを考え行動できたことがすばらしいです。これまで佐伊津小学校で学んできたすべてのことがつながっていると感じます。
郵送されてきた手紙には、ご支援をいただいたのにお礼が遅くなり申し訳ありませんと添え書きがありました。
このお手紙については、学校ホームページを改めて運用を始めたばかりで話題としての提供が今となってしましました。掲載が遅くなり申し訳ありません。
また、もう一通、6年生宛にお礼の手紙が届きました。
6年生が、天草市の世界遺産学で崎津集落を見学した後、案内していただいたガイドさんにお礼状をお送りしたところ、それに対するお礼のお手紙が署名入りで届きました。(署名は抜いています。)また、直筆の丁寧なお礼状も一緒に添えられておりました。このお礼状は6年教室に掲示してあります。今年は様々なところで人とのつながりを感じることのできる年になりそうです。
先生の卵
今週10月19日(月)から23日(金)まで、教育実習が行われています。
来られている実習生は、今回で本校での実習は3回目とのことです。
通常であれば4週間みっちり行うところですが、新型コロナウィルス感染症対策のため、今回は5日間のフィールドワーク研修という実習の形です。
実習生の先生は、今回の実習にあたり、2週間以上前から天草に滞在され、体調万全な状態で学校に来られています。
全9クラスでの実習になりますので、子供たちともまたなかよくなられると思います。
今日は6年生との学習。朝ボラから一緒に活動しています。
算数の学習です。担任のサポートをしていただています。
まだまだ集会はできません。給食の時間に放送での挨拶です。
昼休みは外で。ドッヂボールにかたっておられます。若さは武器になります。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 荒木 明美
運用担当者 教頭 上田 正悟