学校ブログ

学校生活

芸術鑑賞会を経て さらにやる気に

9月26日(金)②

昨日の午後、芸術鑑賞会として 太鼓芸能集団「紬衣」の皆さんが励徳小に来ていただきました。

日ごろから太鼓の練習を頑張っている子どもたちはこの日をとても楽しみにしていました。

低学年は、まだ太鼓の練習には参加していませんが、上学年が練習している音が漏れ聞こえてくる環境の中にいますので、自分も3年生になったら・・・という思いを持つ子どもたちです。

ランチルームでの給食の際、隣に座った2年生と話をしていると

「今日は太鼓をたたけるから楽しみ!」

とニコニコしながら話してくれました。

保護者や地域の皆さんにもお声掛けをしていましたので数名見に来ていただきました。

子どもたちは、大迫力の太鼓の音や軽妙な笛の音に息をするのも忘れているのではないかと思うほど真剣に聞き入っていました。

 

 

途中、1.2年生は、太鼓をたたかせてもらえる場面があり、見よう見真似で太鼓をたたく姿は、ぎこちなくもありうれしそうでもあり。本当に楽しそうでした。

鑑賞会が終わった後は、3年生以上の子どもたちに紬衣の皆さんからご指導していただきました。

まずは、これまで練習してきた2曲を紬衣の皆さんを目の前にして演奏しました。

紬衣のみなさんが、曲の途中で大きな拍手をくださったり歓声を上げてくださったりして、子どもたちのやる気も更に高まったようです。

子どもたちの感想を聞いていただき、お一人ずつから感想やアドバイスをいただきました。

 

その後、紬衣のみなさんからは、アレンジを加えた同じ曲を演奏していただき、みんなで聞きました。

子どもたちも真剣ですが、先生たちも真剣で気合が入っていました。

一緒に演奏させていただく場も作っていただき、貴重な時間を過ごすことができました。

                 

子どもたちがどれだけ練習を頑張っているか。

この折れたばちや手のひらにできたまめの痕でよくわかります。

いよいよ明後日は、地域の行事「山と風の音楽祭」に参加します。

きっと良いパフォーマンスをしてくれることでしょう。

紬衣の皆さん、本当にありがとうございました。

理科の授業で

9月26日(金)

昨日の朝、校内を歩いていると、畑で何やら教頭先生が泥だらけになって作業をしています。

何か畑に植えるのかなと声をかけると、

5年生の理科の準備で「流れる水と土地の変化」について学習するための実験装置を作っているとのこと。

 

授業が始まるころ同じ場所に行ってみると、教頭先生が水を流し、子どもたちがタブレットで動画を撮ったり水が土の上を流れていく様子を観察したりしているところでした。

いい具合に水が土を少しずつ削りながら細い川を作り山すそには扇状地ができつつありました。

教頭先生、頑張っています。

研究授業で1.2年生の複式授業

9月24日(水)

5時間目は、1,2年生複式での大研が行われました。

1年生は、算数「どちらが多い」

2年生は、算数「さんかくやしかくの形をしらべよう」

でした。

1年生は、形の異なる二つの容器に入っている色水の量をたくさんのカップの中から比べるのに適当なものを選んで体積を比べる学習でした。

2年生は、いくつかの三角形四角形を仲間分けし、その分け方について話し合うという学習でした。

複式ですので、先生は一人(学習支援員の先生がサポートには入りますが)で2学年の授業を進めます。

その際に、「直間指導」を基本に指導を行います。

担任が、1年生のところで指導しているときに、2年生は、学習リーダーが授業を進めます。

今年から完全複式となったので2年生は、今年初めての複式の授業ではありますが、担任の指導もあって少しずつではありますが、学習リーダーを中心に自分たちで進めることができつつあります。

   

     (1年生の学習)                     (2年生の学習)

上記の写真の学習活動が、同時間帯に行われます。

放課後は、苓北町教育委員会 学校教育指導主事の髙木先生を講師にお招きして授業研究会を行いました。

全職員で立ったまま熱く、ここは良かった、ああでもない、こうでもない、こうしたらもっと・・・などこの日の授業について協議しました。

その後、高木先生から授業をもとにして「複式学級における授業の在り方~だれ一人取り残さない学びの保障のために~」というテーマーのもとご講話いただき、今後の複式での授業はもちろんのこと「わからない」を大切にした「学び合い」につながる具体的な考え方をご指導いただきました。

大変勉強になる半日となりました。

髙木先生、大変ありがとうございました。

 

そして、翌日の25日(木)。

1,2年教室をふと見ると、1年生が教室のベランダで昨日の学習を生かした体積比べをしていました。

「どうして、同じカップに移しているの?」

と尋ねてみると、

「だって、同じカップじゃないと比べられないから。」

と返ってきました。

教室の中では、2年生の学習が行われていて、ペアで話し合っている子どもたちもいれば、黒板の前に集まって板書を見ながら話し合っている子どもたちがいました。

しばらくすると、学習リーダーなのでしょう。

「じゃあ、まとめに入るよ。」

と2年生全体に声をかけ、自分たちなりのまとめを始めました。

昨日からさらにバージョンアップしていました。

「子どもたち、やるな~」

と感心しました。

まずは、「山と風の音楽祭」に向けて

9月24日(水)

励徳小では、3,4年生の総合的な学習の時間を中心として全校で太鼓の演奏に力を入れています。

子どもたちが多くの人の前で自信をもって表現できるような力をつけることの一環でもあります。

来る9月28日(日) 励徳小校区内にある勢井阿蘇神社 農村舞台 で行われる「山と風の音楽祭」(もともとは地域のお祭り(願成祭)として行われていた)に特別出演として演奏することが決まっています。

それに向けて朝練、昼練も子どもたちが自主的に行っています。

 

当日の司会は、なんと緒方由美(おがっち)さんです。

出演者も様々な音楽ジャンルのプロが多数出演。更に入場無料となっています。

励徳小オープニングを飾る予定です。

子どもたちのモチベーションも高いまま持続し、仕上がりも上々です。

見にいらっしゃいませんか。

 

期日:令和7年9月28日(日) 15:00~19:30

場所:勢井阿蘇神社 農村舞台

入場料は無料ですが、投げ銭大歓迎だそうです。

 

 

 

久しぶりの全校遊び

9月22日(月)

今朝は、励徳小もさわやかな風が吹き、エアコンいらずで午前中は過ごせる陽気でした。

登校してくる子どもたちの顔にも汗は見られませんでした。

ただ、休みの合間ということもあり少々お疲れ気味ではありました。

 

8時過ぎには「ピーピー」鳴っていた熱中症指数計も今日は鳴ることなく、久しぶりに昼休みの体育館や運動場での遊びが解禁されました。

そこで、6年生が企画してくれて「転がしドッチボール」を全校児童で行いました。

みんないい笑顔で楽しむことができました。

優しい高学年が子どもたちのことを楽しませてくれるのを見守りながら連絡帳を書く1.2年生担任の姿がけなげでした。

このまま秋へと進むことを願うばかりです。

お茶教室

9月16日(火)

この日は、1年に1度のお茶教室でした。

励徳小では、3,4年生が総合的な学習の時間に地域の産業について学ぶ一環としてお茶つみや製茶工場見学を行っています。今回のお茶教室もその一つです。

お茶の先生は、励徳小第8代校長先生の東家先生です。

もう何年目になるのでしょう・・・

そして、今年はもうおひとり宮崎先生にもお越しいただきました。

  

まずは、お手本

4年生は1年ぶり、3年生は初めてですからみんな真剣です。

お茶をいただく前にお菓子を

お隣に「お先に」と声をかけて

次にお自服用にお茶をたてます。担任の先生も挑戦

   

そして、お自服。味わい深い!

2服目は、お友達にお茶をたてました。「結構なお手前で」

 

授業後は、先生と一緒ににこやかに給食

さらに続きます。

昼休みは、この日に開催した第3回学校運営協議会に参加いただいた学校運営協議会の皆様、学校支援の会の皆様、業間の時間に丸つけボランティアとして来ていただいていたとくとく算数の皆様、学校職員にもお手前披露。

 

学校運営委員会、学校支援の会の皆様には、学校運営協議会に参加していただいた後、給食を食べていただき、お抹茶で一服していただきました。

 

 

お茶碗の正面を間違えないようにしながら・・

この日は、来校者多数でいつにもましてにぎやかな励徳小となりました。

3,4年生の子どもたちも日本の伝統、奥深さ、思いやりの心、おもてなしの心などたくさんの学びがあった1日だったようです。

ご指導いただいた、東家先生、宮崎先生 ありがとうございました。

 

 

肥後真狗舞とコラボで撮影

9月12日(金)

夜、励徳小の子どもたちや学生さんたち、地域の方、保護者の皆さんが続々と励徳小の体育館に集まってきました。

熊大の映画研究部の撮影のためです。

今回の撮影では、肥後真狗舞(ひごまぐま)という熊本の学生を中心とした「よさこい踊り」で熊本を元気にしたいというグループと励徳小の太鼓とのコラボに挑戦です。

太鼓の演奏にあわせてかっこいいよさこい踊りを踊る場面の撮影でしたが、お互いにこれまで練習してきた曲が異なるため、それぞれに合うリズムを見つけるところからのスタートでした。

 

励徳小の子どもたちにとって、リズムを変えて演奏するのはなかなかハードルの高いものでした。

何度も何度も合わせ、調整し、撮り直しをしながらようやくOKが出たのは、約2時間後でした。

映画の中で今回の撮影が使われるのはほんの数秒ということでしたが、子どもたちの中には、やり切った満足感が表れていました。肥後真狗舞の皆さんや熊大の映画研究部の皆さんとも最後には笑顔で挨拶をかわし終了しました。

また一つ良い経験ができました。

この機会を与えてくださった皆さんに感謝です。

招待されました

9月10日(水)

今日は、教頭、校長が3年生から招待されました。

図工「ひもでつないで」に取り組んだ3年生。

音楽室の中に異空間を作っていました。

 

紐を張り巡らされた中に隠されたおたからを紐に触らないようにしながら5分以内で探し出すというルールでした。

校長は、

子どもたちの

「5・4・3・2・・・」というカウントダウンに焦りながらも5分になる1秒前にすべてのお宝を探し出しました。

最後まであきらめてはいけないという姿を子どもたちは感じてくれたでしょうか?

 

教頭は、1分前にはすべての宝を探し出しましたが、子どもたちの中からは、

「ヒント出しすぎ~」

という非難の声も・・・

昼休みにはほかの学年も音楽室に招待されて楽しんでいました。

3年生の皆さんありがとうございました。

 

職場体験の中学生 ひっぱりだこ

9月9日(火)

前回の「学校生活」で紹介した職場体験は、2日間だけでしたので先週で終わりでした。

2日目は、中学年教室で、子どもたちの宿題の丸つけをしてもらっていました。

丸つける姿も姿勢よく、心なしか、中学年の子どもたちも姿勢が良くなったように感じました。

中学生効果でしょうか。

昼休み、低学年からは、校内かくれんぼに誘われ、高学年からは、ドッチボールに誘われて悩む姿も見受けられましたが、高学年が、低学年が先に校内かくれんぼの約束をしていたのでドッチボールをあきらめ一緒に校内かくれんぼをしようと申し出てくれたので、職場体験最後の昼休みは、みんなで仲良く校内かくれんぼを楽しめたようです。

5月に行われた本校の運動会にもボランティアとして手伝いに来てくれた中学生です。

中学生にとっては、ちょっぴり懐かしく、小学生にとっては、頼りになるお兄さんの登場ですてきな2日間を過ごすことができました。

この経験が、何かしらの役に立てばいいなと思います。

今日から職場体験始まる

9月4日(木)②

今日から2日間、砥用中学校から職場体験として本校卒業生の中学校2年生が一人来ています。

5年生に弟がいるため、顔見知りの子どもたちも多くすぐに仲良くなれそうです。

教頭先生からは、

「今日から2日間新しい先生が来てくれました。」

と朝から紹介がありました。

自己紹介も堂々としていてさすが励徳小出身の中学生と誇らしく思えました。

2日間と短い間ですが、何か学ぶことができればいいなと思います。