美里町立励徳小学校
学校生活
学問の秋です
9月30日(水)
今日は、久しぶりに快晴。
気持ちの良い秋の空です。
そんな中、今年最初の研究授業がありました。
授業は、1・2年生の複式学級で算数の授業でした。
1年生は、「3つのかずのけいさん」
2年生は、「さんかくやしかくの形をしらべよう」
です。
1年生の問題は、上の画像にある通りです。
最初に授業者が、問題を読んだ後、猫は、みんなで何匹になったかな?
と投げかけると、
「15匹」
「17匹」
といった数が子どもたちからでてきました。
どこからその数が出てくるのか疑問でしたが、
勘だからかな?
と思い、その後の授業を参観しました。
1年生は、学習リーダーによる学習の進め方をただいま絶賛練習中。
担任の先生からの指令をもとにどうにかこうにか自分たちで進めようとしています。
その中で一人の子が、3+2=17とノートに書きました。
計算は、普通にできる子です。
どうしてだろう?
この子に
「3+2をブロックでやってみて」
と少し声を掛けました。
すると、5という答えになり、17を5に書き換えました。
しかし、その5に4を足さなくてはいけないのですが、4を足そうとしません。
またまた、なぜか尋ねてみると
「(この4匹)は、乗せません」
と言いました。
なぜ?
しばらくして、もう一度問題の絵を見てみると、3つの絵に描いてある猫を全部数えると17匹になります。
また、最後の絵のバスを見ると、もう座る場所がないように見えます。
そこで、なるほど、最初に17匹と発言した子は、勘ではなく、瞬時に画面にある猫の数を数えたことに思い至りました。また、「(この4匹)は、乗せません」ではなく、正確には、「もうこのバスには、座席がないので乗ることができません」ということだったのかということにも思い至りました。
この後、子どもたちは、友だちとお互いの考えを交流したり自分の考えを板書し見合う中で、もう一度問題の意味をとらえ直し、最終的には、数が3つあっても1つの式に表すことができることに気づいていきました。
子どもの目線で思考回路で問題文を見ることの大切さをあらためて実感させられた時間となりました。
2年生は、1人ですが、昨年度までの経験を生かし、学習支援の先生と自分である程度まで学習を進めていくことができました。
私自身も担任していた時、究極の目標として子どもたちが自分たちで授業を進めていける力を育てたい。授業者は、ファシリテーター的な役割で、必要最低限、かつ、ここぞという時、子どもたちが揺さぶられたり深まったりできる一言を言えるようになりたいと思っていました。実現までは程遠かった・・・。
しかし、複式学級の場合、自分たちである程度授業を進めていける力をつけていくことは必須と言えます。
そのために担任も子どもたちも試行錯誤しながら日々頑張っています。
雨は降っていました・・・
9月28日(月)
今週もはじまりました。
気づけば、9月も残すところ2日。
更に言えば、7月の熊本地震から2か月。
あっという間だったような、もうそんなにたつのか・・・とも感じたり。
地震の影響は少なからずありながらも、工夫しながら「通常」を心掛けて日々を過ごしてきました。
今日は、しとしとと秋雨が降っています。
そんな中、昼休み、前々からスポーツ委員会が計画していた「ミニバレーボールもどき」が昼休みに全校児童で行われました。多目的室の真ん中にスズランテープを一本張り、ネット代わりにして低学年でも安心して遊べるよう工夫されたルール。初めての遊びでしたが、1年生から6年生まで楽しんでいました。
これが雨の日、室内でできるのも励徳小ならでは。
更に5時間目 体育の時間の3,4年生が、同じ場所で「ポートボール」に息を弾ませていました。
教頭先生の
「次は、ドリブルなしで、パスだけでやってみて!」
の指示に、子どもたちからは、ブーイング。
「そんなのありえない」
「無理」
と文句を言いつつも、教頭先生の指示を守ろうと頑張る子どもたち。
何故、ドリブルなしの練習を教頭先生は、指示したのか?
誰が気づいてくれるでしょうか?
実りの秋 芸術の秋 学びの秋
9月25日(金)
今週は、シルバーウイークで登校したのは2日のみ。
しかし、もりだくさんの2日間でした。
北側校舎の3回から窓の外を見ると、遠目に分かる大きな栗の実
いつ落ちるのかな~と思いながら日々見ていましたが、今日、落ちていた栗を拾ってきてくれた先生がいました。
ちょうど今日は、十五夜
ということで
校内で秋を探して窓辺に飾ってみました。
本来であればススキなのですが、まだ、穂が出ておらず、ススキの葉と猫じゃらしです。
彼岸花もそろそろ終わりに近づいているようです。
そんな中、例のごとく、1,2年生が
「校長先生、詩を読みに来ました。」
とバタバタやってきました。
つい先日、音読を聞かせてくれたばかりでしたので、これまで読んでいなかった月の詩を読みに来たのかと思っていました。
しかし、期待を大きく裏切り、なんと、今月の詩をみんな暗唱してくれました。
感動です。
出血大サービスでご褒美シールを大盤振る舞いしてしまいました。
子どもたち、少しずつ「言葉」に興味を示してくれたのかなとうれしくなりました。
昨日は、芸術鑑賞会でした。
励徳小出身の髙田大介さんが代表を務められている太鼓演奏集団の「紬衣」による芸術鑑賞会です。
残念ながら体育館が地震の影響で使えないため、多目的室での鑑賞会となりました。
それだけに目と鼻の先で太鼓の大きな音を聞きました。
まさに、「耳で聞く」というより「体で感じる」という方がしっくりくる時間でした。
子どもたちの体より大きいのでは・・・という大きな太鼓から響く「音」
普段から太鼓の練習をやっている子どもたちにとっては、一瞬たりとも目が離せないパフォーマンスでした。
演奏が終わった後は、ワークショップということで子どもたちの太鼓の演奏を聴いていただき、直接ご指導いただく時間もありました。
子どもたちの演奏は、普段聞いている私から見てもかなり力が入っていました。
直前に聴いた「紬衣」の皆さんの演奏に大いに刺激を受けたのでしょう。
子どもたちの演奏の途中から「紬衣」のメンバーの皆さんが、思わず拍手してくださったり「お~」と感嘆の声をあげてくださったり・・・。
演奏が終わった後、「紬衣」の皆さんから感想をいただきましたが、
・めっちゃ良かった
・最高でした
・楽しそうだったし太鼓が好きなんだなと言うのがすごく伝わってきた。悔しいくらいに
・感動して泣きそう(実際に涙ぐんでいらっしゃったように見えました)
その他にも技術的な面に対するお褒めの言葉やアドバイスもいただきました。
低学年と高学年に分かれて具体的に教えていただきました。
子どもたちも「紬衣」の皆さんも真剣勝負。
きっと一皮むけた演奏に変わっていくのではないかと思います。
最後に大介さんから
みんなで一緒にできるのは、今、この時間しかない
少人数だとどうしても一人ひとりのキャラクターが決まってしまう
でも、太鼓の時間の友達を見ると友達を見る価値観が変わる
それって励徳小の子どもたちにとって特に必要なこと
太鼓(の演奏)が、みんなの新しい言葉になれたら
次は一緒に
伝説に残る世代にしようぜ!
と語りかけていただきました。
さすが先輩 感動しました。
みんな最後に取った写真は、最高の笑顔でした。
子どもたちの下校時。
「紬衣」の皆さんが、なんとベランダから演奏してくださり、その音に見送られながら下校していく子どもたちでした。またまた、感動です。
もしかすると、子どもたちより職員の方が感動していたかもしれません。
こんなことってありますか?
このお礼は、子どもたちの演奏で地域の方を元気にすることでお返ししたいと思います。
今週は、感動たっぷりで中身の濃い週となりました。
ありがとうございました。
多才な教員業務支援員の先生です
9月6日(水)
励徳小の前身である「畝野小学校」「遠野小学校」の歴代校長先生方等の写真は、校長室前の廊下に掲示してありました。しかし、今回の地震で多くの写真が落ち、カバーガラスが割れて廊下に飛散しました。誰もいなくて本当に良かったとあらためて思います。
これをきっかけに校内でも掲示物をあらためて見直しました。
そして、この校長先生方の写真やPTA役員の皆様、以前の航空写真等を一枚のパネルにさせていただくことにしました。
そこで頼りになるのが、教員業務支援員の先生です。仕事の合間を見つけて立派なパネルに仕上げてくれました。
この他にも多彩な才能でとても助かっています。中には、カバーガラスに張り付いてしまって顔の半分が見えなくなってしまっていた物もありましたが、生成AIを駆使し、当時を知る先生に間違いないか確認してもらい、無事完成。これで写真もデータ化できましたので安心です。
固定していても落ちてしまった写真。
固定しているから安心という考えは、通らないということをあらためて実感しました。
励徳小校区を 美里町を 笑顔に 元気にするために
9月15日(火)
励徳小は、教育活動の中に「太鼓」を位置付けています。
特に、3年生以上の総合的な学習の時間には、太鼓を柱に学年に応じたテーマのもと学習を進めています。
ただ、今回の熊本地震により、今月末予定されていた今年度最初のステージが延期となりました。
だったら、次のステージでは、もっとレベルの高い演奏に挑戦し、地域の人たちを笑顔に元気にしたいと、歩みを止めず取り組んでいます。
今日の高学年の総合的な学習の時間では、それぞれのプロジェクトチームに分かれて取り組んでいました。
写真のチームは、11月に行われるステージのMCを中学年に募集するためのプレゼンづくりでした。
また、演奏では、これまで演奏して来た曲に自分たちで動きを工夫して聞く人に喜んでもらおうと知恵をひねっていました。
今年は、校区外からも演奏してほしいと依頼を受けていて、喜んで演奏させていただく予定です。
地震の後で大きな音が子どもたちに何かを思い出させてしまうのではないかと少し心配しましたが、仲間とともに一つのものを作り上げる活動に夢中の子どもたちは、演奏できる楽しさを味わえているようです。