美里町立励徳小学校
学校生活
放課後子ども教室始まりました
6月5日(木)
昨日の放課後から「励徳小放課後子ども教室」が始まりました。
「地域と学校が連携協力して学習や体験活動、スポーツ活動などを実施し、心豊かで健やかな子どもを育む」という目的で、美里町教育委員会 社会教育課社会教育係が主催となり今年から復活した事業です。
励徳小では、水曜日と金曜日の週2日、ランチルームや活動内容に応じては体育館や運動場も利用ながらの活動となります。
参加する子どもは、9名です。運営スタッフとしてコーディネーター1名 学習アドバイザーとして10名(内、2名は本校学習支援員)が登録いただいています。そのうち、毎回3~5名の方が、子どもたちと活動していただけることになっています。
いつも子どもたちが下校してしまうとし~んと静まり返る校舎ですが、昨日は、にぎやかな笑い声がランチルームから漏れ聞こえてきました。様子を見に行ってみると、子どもたちはルーム内でわいわい言っていましたが、先生方は、廊下にいらっしゃって何事かと思って話を聞くと、宝探しのようなことをしているということで、
「校長先生も一緒に探しましょう。」
と誘われ、一緒に宝(絵に描いた金魚)を探しました。子どもたちは、自分が隠したところに私たちが近づくと笑うのをこらえたり逆にヒントをくれたり。大人と子どもの駆け引きが繰り広げられつつ、見つかると大人も子どもも歓声を上げ一緒に笑いあえる素敵な時間となっていました。
ちなみに私も1つ見つけることができました。
ここでも地域の皆さんが「地域の子どもは地域で育てる」という温かさと感じました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
快晴の中 スポーツテスト
6月4日(水)
きょう3回目の投稿です。
見てください。
この景色。
この天気。
この大自然の中、広々とした運動場で伸び伸びとスポーツテストに挑戦した子どもたちです。
ちなみに、小さくてよく見えませんが、ソフトボール投げに挑戦しています。
お話会本格始動
6月4日(水)
先週お話会の皆さんと対面式、そして、今日から今年のお話会本格始動となりました。
今日は、3クラスにお一人ずつ入っていただき読み聞かせをしていただきました。
(低学年教室で)
(中学年教室で)
(高学年教室で)
今日のすがすがしい朝にふさわしいさわやかな読み聞かせでした。
読み聞かせが終わってから図書室で少しお話させていただきました。
その中で、コロナ禍前には、学校の学習発表会のプログラムの一つとしてお話会の皆さんによる劇が行われていたというお話をお聞きしました。衣装を手作りしたり、アドリブがお上手な方がいらっしゃったりと大変盛り上がったようです。
また、絵本をもっと大きく子どもたちに見てもらおうと縦横180㎝の大きさに絵を描く、枠は、これまた校区にいらっしゃる大工さんに作っていただいて読み聞かせをしたこともあるということもお話しいただきました。
180㎝は、大き過ぎたかなということで160㎝に小さく?したとかしなかったとか・・・脱帽です。
地域の皆さんの子どもたちのためにという熱量をまたまた感じたひと時でした。
かぼちゃの蔓がまっすぐに
6月4日(水)
4月16日に植えたかぼちゃの苗が1か月半ほどたった今、どんどん伸び、花を咲かせ、小さな実をつけ始めています。
植え方のご指導をいただいた片山さんが毎日のように見に来ていただいていますが、子どもたちも毎朝、教室に行く前にかぼちゃ畑に様子を見に行っています。
(4月16日の写真) (6月4日の写真)
かぼちゃの蔓は、片山さんの教えを守り日々伸びる方向を子どもたちが調節してきたおかげでどの蔓もまっすぐにお行儀よく伸びています。
(人工受粉中)
よくお世話を頑張ったなと感心し見ていると、男の子がかぼちゃの花を一つとって花びらをむしっているではありませんか。思わず、
「何してるの?」
と声をかけると
「今から人工受粉します。」
と答えが返ってきました。
よく見るとその子が手に持っていたのは雄花でした。
雌花を見つけて受粉させ始めました。
「かぼちゃを大きく育てたいときは、実の数を少なくして確実に受粉させるんです。」
「かぼちゃの実をたくさんならせたいときは、自然受粉でも・・・」
と教えてくれました。
これも片山さんからの教えか、はたまた、何かで調べたのか?
言葉は知っていてもやったことがなかった私は、生で人工受粉を見たのは初めてで、またまた感心してしまいました。
ランチルーム給食始まりました。
6月2日(月)
6月に入りました。
励徳小も今日は1日、しとしと雨に濡れています。
さて、今月からランチルーム給食が始まりました。
今日が初日です。
(低学年と高学年のテーブルです)
全児童と職員が一緒に食べます。
私はいつも教頭先生と職員室で寂しく検食なので久々に子どもたちとおしゃべりしながらの給食ということで朝からワクワクしていました。
「いただきます」
の合図で食べ始めると
「野菜好きじゃない」
と言いながらも食べ始める子、私がおしゃべりしながら食べていると隣に座った子は、すでに食べ終わっており
「早っ!」
と言うと
「そうでもないです。」
と涼しい顔で返事が返ってきました。
担任の先生方曰く、教室で食べている時より早く食べ終わる子どもたちが多かったようです。
早く食べ終わった子どもたちは、大豆つかみに挑戦。
30秒で何個つかめるか競争です。
私も挑戦しましたが、最後の4つがなかなかつかめず、お椀の側面を滑らせてお皿に移していると
「校長先生、それはズルです。」
とすかさず、チェックが入りました。
練習してリベンジせねばなりません。
やっぱり食事は、みんなで食べるとおいしいね。
率直な感想です。
1年生もプール掃除
5月30日(金)
この日は、雨が降るか降らないかと微妙なお天気でしたが、予定通りプール掃除が行われました。
励徳小のプール掃除は、1~6年生全員で行います。ほかの学校より狭いプールとはいえ、28人で行うにはかなりの広さです。また、プールの周りは杉の大木や広葉樹が生い茂り、プールの中には木々の枝葉がたくさん。更にオタマジャクシがうようよ。
この状態の中に子どもたちを入れるのは忍びないと超ベテラン男性教員が予備プール掃除を行ってくれました。おかげで子どもたち28人でもなんとか掃除をすることができました。
3年生以上はプールの中を、1、2年生はプールサイドをと分担して。
おかげでどうにかプールに入れるまでにきれいになりました。
なかなか年季の入ったプールですのでこれからも大事に使っていきます。
プール掃除大変お疲れさまでした。
ありがとうございました。
信じて待つ!
5月28日(水)
5校時、3.4年生教室をのぞいてみますと総合的な学習の時間でした。
THP(太鼓でハッピープロジェクト)をどういうテーマで進めていくかについて話し合いの授業でした。
本校の校内研修の中の一つとして「出力する」というのがあります。
自分の思いや考え、思いついたことをどんどん表出していく作業です。
その方法として「マップ」を使って学習することがあります。
今回の授業は、その場面でした。
各自、それぞれの考えを「マップ」に出力していきます。
各自出力したものを全体の中で出力していきます。
「全体で出力したものの中から3つに絞っていこう」
と担任から投げかけられました。
「後12分あります。3つに決められなくてもいいので自分たちで絞れるところまで絞ってみよう。」
これらの担任からの指示で子どもたちは動き始めました。
前に立った子どもが、
「何を選んだか発表してみて」
数人が発表していきました。
しかし、これでは時間内に絞れないと悟ります。そこで、
「自分が3つ決めたものに印をつけよう。だれも選ばなかったものを消せば絞られるよね。」
と。子どもたちが黒板に印をつけていきます。
ところが、消えたのは2つしかありません。
これでは絞れないと悟った子どもたち
「自分が一番これだと思うものにもう一度印をつけてみよう。」
と言ったところで時間が来ました。
担任曰く、
「待ってみると色々出てきて楽しい。」
もちろん、担任はこの12分間一切口を出しません。
時々、子どもが担任に視線を向けますが、担任は、見守るだけ。
子どもたちはこれまでに学びの中から適切だと思った方法を使い、うまくいかないと次の方法を使い何とか解決を図ろうとします。
まずは、子どもたちの力を「信じて 任せて 待つ」
言葉を変えれば、担任自身が子どもたちとやってきたことを信じて 待つということだと思います。
今年はどんなテーマで励徳小の太鼓を響かせていくのか楽しみです。
昭和55年度砥用東中学校卒業生の皆様 還暦おめでとうございます
5月28日(水)
昭和57年、遠野小学校と畝野小学校が合併して砥用東中学校跡地に励徳小学校として統合されました。
今回、還暦を迎えられたのは、砥用東中学校を昭和56年3月に卒業された皆様です。
この皆様から励徳小に還暦記念として金一封をいただきました。
この還暦記念として励徳小に金一封を送ることで一連の還暦祝いの行事が終わることになるとお聞きしました。
同級生が49人。当時は、これでもほかの学年に比べると少なかったとおっしゃいました。
また、今の励徳小の北側校舎が完成したのが砥用東中を卒業する4日前だったそうで、新校舎で勉強することはなく見学のみだったそうです。そんな中でも卒業証書は、新校舎で受け取ったとか受け取らなかったとか・・・という話も出てきて昔話に花が咲きました。
廊下に掲示してある当時の校長先生や学校の航空写真からもいろいろ記憶がよみがえられたようで、よき昭和の学校の様子をお聞かせいただきました。
還暦記念としていただきましたものは、子どもたちのために大事に使わせていただきます。
いくつもの学校の思い出がつまっている励徳小学校です。
思い出に浸りたい、今の励徳小学校の様子を見てみたいという卒業生の皆様。
いつでもお越しください。
お待ちしております。
昭和55年砥用東中学校卒業生の皆様、この度は本当にありがとうございました。
お話会対面式
5月28日(水)
今年もいよいよ6月からお話会(読み聞かせ)が始まります。
その前に、今日は、お話会の皆様と子どもたちとの対面式がありました。
お仕事の都合で今日はいらっしゃれなかった方も含め、7人ものお話会メンバーがいらっしゃいます。
1冊の本との出会いが心を豊かにしてくれます。
1冊の本との出会いがもしかすると夢につながるかもしれません。
自分で本を選ぶとどうしても内容が偏りがちですが、読み聞かせをしていただくと多様な内容の本に触れることができ更に読書の幅が広がります。
そういう意味でのお話会の皆さんのお力はとてもありがたいなと思います。
お話会の皆様 今年もどうぞよろしくお願いいたします。
保護者のご協力で運動場で運動会ができました
5月25日(日)
今朝5時、雨はやんでいましたが、励徳小の運動場は、水浸し。
体育館での実施も考えましたが、午前中は曇りの予報でしたので運動場整地に取り掛かりました。
最初は、職員のみ。しかし、6時過ぎくらいから保護者の皆さんが一人また一人と運動場に来ていただき一緒に整地をしていただきました。
上の写真は、水たまりを雑巾で1時間近く吸い取った後です。それでもまだ水たまりはなくなりません。
どこからか巨大スポンジを調達しそこからは飛躍的に水たまりがなくなり土入れに。
そのころには、砥用中の生徒さんたちも作業に参加してくれました。
それと同時進行で昨日途中までできていた「杉門」の「れいちゃん」「とくくん」も完成。
予定の開始時間より20分ほど遅れで運動場で開会式を行うことができました。
最初のプログラムは、「キラリと光れ!励徳魂~エール交換~」
2人の団長とその後に続く子どもたちの大きな声は、励徳の山々に響き渡りました。
中学生がお手伝いに来てくれていましたのでせっかくだからということで大玉転がしにも参加してもらいました。
小学生よりも泥だらけになりながら懸命に取り組んでくれました。
リレーの実況は、さすが中学生。実況でも盛り上げてくれました。
綱引きは、最初は、赤団VS白団。次は、子どもVS保護者。最後は、子ども(小学生と中学生)VS保護者。と相手を変えながら大いに盛り上がりました。
ダンスは、低学年のダンスの時は、中・高学年がサイドで合わせて踊り、中・高学年のダンスの時は、低学年が団席前で踊るというように、学年ごとのダンスではありましたが、みんながどの学年のダンスも踊ることができるくらい一緒に練習をしてきたということです。
運動会は、少々のハプニングはあったものの予定通りの時間に終了しました。
それもこれも保護者や中学生の協力、地域の皆さんの温かい応援。そして、何より子どもたちのこれまでの頑張りと「最後まで 全力 全開!『勝つ』!!」のスローガンどおり、今日、全力で勝ちに向かう気迫のたまものでした。
負けてしまった団の子どもたちの中には涙を見せ、悔しさにこぶしをぎゅっと握りしめている子もいました。
その悔しさがこれからの学校生活に生かされていくものと信じています。
また、中学生の素晴らしいバックアップを目の当たりにした今年赴任した私も含めた職員は、この中学生につながるふるさとを大事にする子どもたちを育てていかねばならないと心を新たにしたところです。
たくさんの皆さんのご協力に深く感謝いたします。
ありがとうございました。
そして、子どもたち、本当によく頑張りました。