学校生活

お米つくり学習【5年生総合的な学習の時間】

 5年生は総合的な学習の時間に「お米つくり」を学習します。

 6月20日(木)5時間目、実際に田植え体験をする前に「お米つくり」について事前学習をしました。講師は「株式会社もやいネット真城」の吉良登美雄様です。お米つくりの準備から田植え、稲刈りまでの流れを詳しく教えていただきました。

 米の種子の準備から種まき作業など、毎日食べているお米を収穫するまでにはたくさんの工程があることにびっくりしました。

 吉良様は、カラー写真の入った資料を準備してくださいました。おかげで米作りの流れがとてもよく分かりました。

 先生も子どもたちも真剣です。聞きながら大切だと思ったことは、しっかりメモをとっています。

 学習の最後に、吉良さんから米作りに関するクイズが出されました。どれも難問でしたが、みんなで写真を見たり想像したりしながら考えました。

第1問  「田植えは、1株に苗を何本ずつ植えるでしょうか。」

 2本、3本…いろいろな答えが出ましたが、正解は「5本」

 実際に田植えをするときのための、とても重要な問題でした。5年生のみなさん、忘れないでくださいね。

第2問  「収穫のとき、植えた苗は1株が何本になっているでしょうか。」

 これも難問です。「10本くらいかな」「12~13本くらいじゃない」との声が聞かれる中、正解は「25~30本」一株の稲がそんなに増えるなんて驚きです。

最終問題 「収穫のとき、1本の稲穂に何粒くらいの実をつけるでしょうか。」

 これもいろいろな答えが出ましたが、正解はなんと「125粒」

 吉良様によると、種まきをした小さな一粒のお米から約625粒のお米が収穫できるとのこと。また、昔から米作りには「八十八の手間がかかる」と言われるくらい、たくさんの工程があることも教えてくださいました。

 この後、実際に田植えを経験することで、子どもたちの食についての思いがさらに深まることでしょう。6月23日(金)田植えの日、どうかいい天気になりますように!! 

 正門前には太陽のようなヒマワリが咲き始めました。これは、あいみょんの「愛の花プロジェクト」前に植えていたものです。

 いよいよ6月も下旬に入りました。早いもので来月の今頃は、夏休みを迎えます。

1日遅れて…今日は3~6年生のプール開き

 前日に続き、6月20日(火)も晴れ。天気にも恵まれ、3~6年生のプール開きを行うことができました。水を浴びる子どもたちの、何と気持ちよさそうなこと!!

 水泳の授業の目的は、「水泳で求められる身体能力を身に付けること」、「水中での安全に関する知的な発達を促すこと」、そして「水の事故を未然に防ぐ論理的な思考力を育むこと」です。言うまでもなく、水泳は生命に関わる学習であり、とても重要なものなのです。

 子どもたちが安全な状況のもとで安心して水泳の学習に参加できるよう、当たり前のことですが、職員は必ず朝から気温や水質などプールの状況を点検しています。そして、もしもに備えてAEDも準備しています。ご家庭でも、水泳の授業のある朝の健康確認をどうぞよろしくお願いいたします。

 まぶしい笑顔……でも、水泳を楽しみにしている子ばかりではなく、水を怖がる子どもや水泳が苦手な子どももいます。

 けのび、バタ足、クロール、平泳ぎ…。この夏、水泳の授業が「できた」「成長した」と子どもたち一人一人が実感できる時間になるよう、職員みんなで頑張って指導していきます。

みんな待ってた 「プール開き」

 今日は1・2年生が楽しみに待っていたプール開き。体育館で先生からのお話を聞いた後、早速プールへ!プールサイドに腰かけて水をパシャパシャすると、あちこちから歓声が・・・。

 今日は天気も良くて、気持ちのいいプール開きとなりました。約1ヶ月の水泳指導となりますが、事故なく安全に水泳の学習ができますように。

復活!! 対面での読み聞かせ【PTA図書委員会】

 この3年間、コロナ禍では集会も講演会も何もかもオンラインの生活でした。読み聞かせもこれまではずっとオンライン。子どもたちは電子黒板の画面ごしに物語と出会うことができました。でも、読み聞かせをする保護者やボランティアの方々にとっては、子どもたちの反応が分からないというのはなんとも味気ないものだったのです。

 嬉しいことに今年度になっていろいろなことが復活できるようになりました。そして迎えた6月15日(木)、待ちに待った読み聞かせの日です。今年は低学年、中学年、高学年と3つの教室に分かれて、対面で読み聞かせをしていただくことになりました。

 「読み聞かせのために、図書館に行って本を選んできたんです。」

 という保護者の方もいらっしゃって、担当された方はみんな、子どもたちを喜ばせようと、本選びから練習まで、時間を割いてくださったのだな…と改めて感謝の思いでいっぱいになります。それにしても本を読んでいただく間、子どもたちの目がキラキラと輝いていたのがとても印象的でした。

 PTA図書委員とボランティアグループBSDの皆様のおかげで、気持ちのよい朝を迎えることができました。本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします!!

アサガオが咲いたよ

 梅雨の晴れ間、さわやかな朝です。「おはようございます。」挨拶をしていると、1年生が嬉しそうに教えてくれました。

「せんせい、わたしのアサガオが咲いたんだよ。」それはすごい。見せてちょうだい。

「ほら、これ。」

 朝日を受けて、きれいに咲いていました。きっとこれからますますつるを伸ばして咲き続けることでしょうね。「きれいだね。すごいね。」と話していたら、2年生が「こっちも見て!!」と腕を引っ張ります。どうしたの? おお、こっちもすごい!!

 いつの間にか、小さなキュウリが育っていたのでした。1、2年生のみんなが、しっかり水やりをしてかわいがっているおかげですね。

 植物の生長の裏に、子どもたちの毎日の地道な頑張りを感じた朝でした。

校長先生の「天草講座」

 1週間前になりますが、6月9日(金)の朝は児童集会でした。児童集会は児童会執行部のみなさんが進行することになっています。大きな声と聞きやすい速さでの司会進行は、北小のみんなの発表のお手本です。堂々としていてとても頼もしさを感じました。

 さて、今年最初の児童集会でお話をしてくださるのは一体だれでしょうか…

 校長先生でした。タイトルは、ずばり「天草講座」。ふるさとについての校長先生の熱い思いを感じる10分間で、時間があっという間に過ぎていきました。

 その日の昼休み…6年生が校長先生にお礼の手紙を届けにやってきました。

 季節外れの「サンタクロース」と「トナカイ」が、突然お手紙のプレゼントを持ってやって来たので、校長先生も思わず笑みがこぼれて、とっても嬉しそうでした。お手紙にはいったいどんな言葉が書かれていたのでしょうか? 校長先生、今度、教えてくださいね。

 

 大津北小の子どもたちが、いつか大人になってふるさとを離れることになったとしても、校長先生のように「ふるさとを思う心」をずっとずっと大切にする人であってほしいと思いました。

・・・・・は、学校給食導入50周年

 6月15日(木)の給食の献立は、

ごはん、牛乳、ごもくにくじゃが、ごまずあえ」

 あれれ?一品多いようです。献立に書かれていないものがあるような…?

 

 あっ、ジューシー。蒸し暑い6月に本当にありがたいことです。しかも昭和生まれのお父さんお母さんにはちょっと懐かしいパッケージです。 

  でも、なぜ、献立表にのっていないジューシーがあったのかというと…

  ジューシー50周年記念事業として、児童・職員全員にいただいたのでした。

 それぞれの教室で全員が、ジューシーを美味しくいただきました。みかん果汁のビタミンCには身体の免疫機能を高める働きがあるとか…おかげでますます心も体も元気になったような気がしました。感謝、感謝。

すくすくと成長しています【小中合同交流会&愛の花】

 今日は大津町小・中学校合同交流会の日。すくすく学級の3人が三神先生と岩田先生と一緒に交流会に出かけるために、バスで出かけようとしています。 

 「行ってらっしゃい!!」5年生がお見送りに来てくれました。思わず顔がほころびます。友達が見送ってくれると嬉しいですね。

 出かける3人は「行ってきます!!」と大きな声で挨拶…いつも以上に気合いが入っており、とても頼もしく感じます。それに応える5年生も本当にいい笑顔です。すくすく学級の3人も5年生もみんな、確実に成長してくれているのを実感しました。交流会でも、きっと大活躍してくれたことでしょう。

 ふと、足下の花壇を見ると…

おや…?

 6月5日に植えたばかりのひまわりが、もう芽を出しています。たった1週間で…小さな種が必死に大きく成長しようと頑張っていたのでした。

 子どもたちのつながりと、小さなひまわりの芽に大きな幸せと元気をいっぱいもらった朝でした。

今日は「からいもデー」(大津町のからいも)

 毎日の給食の献立を昼の放送当番がアナウンスしてくれます。「今日のこんだては、ミルクパン、ぎゅうにゅう、しるビーフン、キャラメルアーモンドポテトです。」

 キャラメルアーモンドポテト? あまり聞き慣れないメニューです。いったいどんな一品なのでしょうか。

 今日のキャラメルアーモンドポテトには、大津町のからいもが使われています。ただでさえおいしい大津町の「からいも」がキャラメル風に味付けされていて、砕いたアーモンドがまぶされています。これは大津町でしか味わえないメニューです。子どもたちもきっと大喜びですね。教室の子どもたちの様子をのぞいてみましょう。

 1年生の教室では、担任の長野先生が、個人の食べる量に合わせてパンを減らしたり増やしたり調整してくださっていました。

 3・4年生は…おお、すごい。おかわりに並んでいるんですか?

 担任の村上先生「まずは、減らしたい人が並んでます。」

 一人一人がしっかり考えて、自分にとっての適量に調整しています。減らしたい人の次は…お待たせしました…増やしたい人です。

 今日の「しるビーフン」大盛りです。4年生でこんなに食べられるなんてすごいですね。そして、「キャラメルアーモンドポテト」も…

 おかわり二人の登場で、見事にすっかりなくなりました。

 給食の材料を提供してくださった方、給食を作ってくださった方、給食を運んでくださった方、その他給食に関わってくださった全ての方への感謝の気持ちを込めて…今日も「おいしい給食ごちそうさまでした!!」 

プール開きの準備の準備

 6月9日朝、誰もいないはずのプールからザーという水音とゴシゴシと何かでこする音が聞こえます。プールの水栓がこわれてでもいるのでしょうか。それは大変…今日の3、4時間目はプール掃除なのです。急いでプールにかけつけました。すると…。

 汚れたプールの底を磨き始める山本先生の姿が…。

 プール掃除は3、4時間目なのに、なんでもう掃除を始めているのですか?

「こんな汚いプールの底に、子どもたちを入れたくないんです。だから、せめて端っこだけでもきれいにしたくて…。」

 子どもを思う山本先生の心のおかげで、大津北小学校の朝の景色がまぶしく輝いて見えるようでした。そして、黙々とプールを磨き続ける山本先生のために助っ人も登場しました。この後ろ姿は一体…? 

 

 岩田先生でした。

「これだけ端っこがきれいになれば、大丈夫です。子どもたちもすぐに掃除に取りかかれます。」

 こうして、ほとんど誰にも気づかれることなく「プール開きの準備の準備」は完了したのでした。

 私たちが何かをしようとするときには、いつも、その陰で支えてくださる方がいらっしゃるのですね。陰で支える人になるのは本当に難しいことですが、せめて「見えない思いやり」に気づける人になりたいなあと改めて感じた朝でした。

 山本先生、岩田先生、朝から子どもたちのために愛情をたっぷり、ありがとうございました!!