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日々のつぶやき

修学旅行の巻①

今朝、念願の修学旅行に6年生全員が元気に出発することができました。玄関前で出発式を行い、司会や代表挨拶の後、私の方からは「ルールを守って、しっかりと楽しんで来てください!」と声をかけました。

2日間お世話になるバスの運転手さんとガイドの方にも、みんなで挨拶をしました。GO TO キャンペーンが始まった頃から、突然忙しくなったそうで、運転手さんは3日間連続での旅行だそうです。どうぞ安全運転で、よろしくお願いします。

自分たちでテキパキと進めた出発式も終わり、いよいよバスに乗り込みます。もう、忘れ物はないですよね?

聞くところによると、みんなはバスガイドさん初体験とのこと。プロのおしゃべりを存分に楽しんできてください。

いつの間にか全校児童が集まってくれていて、盛大にみんなで手を振ってお見送りをしました。こんな体験、長年の教師生活でも初めてで、早朝の寒さも吹っ飛ぶくらい温かな気持ちになりました。みんな、ありがとう! そして6年生のみんな、一生の宝物になる思い出をたくさん作ってきてください。

充実の秋、実りの秋 パート3

 秋と言えば「読書の秋」ともいいます。本校の図書館の入り口には、各学年の発達段階に応じた指定図書が見やすく紹介されています。一人100冊を目標にしている学年もあり、小さい頃にたくさんの本と出会って、「感性」を高めてほしいと思います。

昨日は、校内での授業研究会を3年生の人権学習で行いました。「わたしはだまっていない」という題材で、登場人物がそれぞれに体験した嫌なことをされたり、言われたりしたことに対して、勇気を出して訴えるという内容です。

登場人物の気持ちになって、どうすれば楽しく過ごすことができるのかをみんなで考える授業でしたが、積極的に発表してくれました。

途中で廣瀨先生から、「いじめや差別をなくすために、どんな心や行動が大切だと思いますか?」との質問が投げかけられました。そのことについて、自分の考え想いを近くの人たちと相談し合います。

今度はグループを代表して発表していきます。自分の考えだけでなく、他の人の意見も交えて、わかりやすく発表してくれました。

廣瀨先生から、「いじめを見たら注意する」や「自分と関係ないと思わない」など、みんなの意見を確認されました。最後にまとめとして、「次の時間では、この学級の問題として解決していきます。」とのことばに、みんながうなずいてくれました。

こうした授業だけでなく、さまざまな場面を通して、学校では「いじめや差別」をなくす取組を行っています。熊本県は過去に「水俣病」や「ハンセン病」の問題から、差別の愚かさを学んだはずです。また、熊本地震の厳しい状況からも少しずつ復興していきました。このコロナ禍の中、同じ過ちを繰り返さないよう、大人の私たちが子どもたちへ態度で示していく必要があります。

 廣瀨先生、3年生のみなさん、前を向いて頑張ろうと思える授業をありがとうございました。

充実の秋、実りの秋 パート2

先週行われた「熊本県英語担当者指導法研修会」で、宇城管内を代表して本校の5年生が外国語の研究授業を行いました。管内の小学校から24名の参加が有り、三密を避けるため体育館で行いましたが、日頃と違う環境にもかかわらず、いつも通り元気よく授業が進められました。

参加された先生方からも、「積極的な発言が多かった。」とか「意欲的に取り組めていた。」など、たくさんのお褒めのことばをいただきました。5年生のみなさん、冨田先生、本当にお疲れ様でした。

本日、1年生は芋掘りを行いました。休校明けの6月初旬に芋植えをして約5ヶ月、たくさんの芋が収穫されました。各ご家庭に持って帰ってくると思いますが、たくさんお話を聞かれてください。また、ぜひご家庭の食卓を飾っていただくとうれしいです。

写真は収穫した後の芋の蔓を、ていねいに整えているところです。今後、クリスマスに向けてリースづくりをするときの材料となるそうです。どんな独創的なリースができるのか、これもまた楽しみです。

4年生の教室に行くと、後ろの棚にきれいに花が飾ってありました。やはり花があると、心が和み優しい気持ちになります。「誰かのために行動する力」って、とても大切だと思います。花を持ってきてくれた奥薗凜さん、ありがとうございます。

明日から6年生が待望の修学旅行に出発します。県内では学校におけるクラスターも発生しており、油断はなりませんが、一生心に残る楽しい思い出をたくさん作って、ぜひ「土産話」を聞かせてもらえればと思います。今日はゆっくりと睡眠をとって、体調を整えてほしいと思います。

 ※「学校便り」第8号もご覧ください。  ⑧いしがき.pdf

充実の秋、実りの秋

 先週30日は、たんぽぽ学級に「ガーデンリーフ・フラワー」として、外部から堀川弘子様(右)と小牧由紀様(左)に来ていただきました。野に咲く花や庭に咲いている身近な花を使って、アレンジの仕方を手ほどきしていただきました。

子どもたちは思い思いの器として、瓶やカップなどに花を生けていきます。みんなニコニコして、楽しく仕上げることができました。「チョコレート・コスモス」や「パイナップル・セージ」など、初めて聞く花でしたが、一人一人気持ちを込めて作り上げました。

最後は、古島志優人君が心を込めてお礼の挨拶を述べてくれました。本当にありがとうございました。

 同じ日に、6年生は修学旅行に向けて、海東小学校との交流会に出かけました。

先日の運動会とは違って、ニコニコの笑顔満載で楽しそうでした。

コロナウィルスでどうなるかと心配でしたが、なんとか出発までたどり着きそうで、ホッとしています。運動会でがんばった分、修学旅行では楽しんで、6年間で一番の思い出をたくさん作ってきてもらいたいです。

 通知文をお届けしましたが、学習成果発表会に関しては、残念ながら形を変えて年度末に実施することとなりました。戸外で行う運動会と違い、体育館での換気や感染防止対策の不安、行事の重なりなど、総合的に判断させていただきました。楽しみにされていたとは思いますが、ご理解をお願いします。

また、本日午後からは、5年生が英語の授業で県の発表を行うこととなっています。冨田先生と16人の頑張る様子については、後日お伝えできればと思います。

お世話になりました。

 先日の運動会では大変お世話になりました。地域の方や保護者の方々の温かい眼差しがあって、初めて達成できた運動会でした。終わってしばらくは感動の余韻から、なかなか離れられませんでした。本当にありがとうございました。

 学校は今週から気持ちを切り替えて、通常の活動が始まりました。気づけば10月も終わりに近づき、11月も修学旅行等行事が控えていますが、学習にも力を注がねばなりません。忙しい日々が続きます。

 玄関の花は、ススキを生けていただき、季節を感じられるようになりました。いつも、ありがとうございます。

 今日の昼休み、校長室から外を眺めると、運動会前のいつもの風景に戻っていました。1年生の数人が縄跳びで遊んでいました。「八の字ができます。」とか「速いスピードで跳びます」など、得意げに披露してくれました。

 そんな中、男女入り交じっての遊びの中で、長縄跳びで遊んでいる集団がいました。黙って眺めていると、「はい、順番に跳んで!」とお世話してくれる子とか、「悪ふざけせんで、ちゃんと跳んでよ!」と注意してくれる子、「○○ちゃんの後に、○○君が跳んで」など、うまくその場をまとめてくれたりする子もいます。自然とみんなが仲良く楽しく遊べるように、「小さな社会」の中で「暗黙のルール」がうまく成立しています。みんな笑顔の中で昼休みが過ぎていきます。

失敗して跳べない子もいてまわりから笑いがあふれますが、みんなの笑顔は温かいものでした。こんなふうに、学校で集団生活していく中で、相手を思いやったり、駄目なことはダメと言える強さを身につけていきます。

人の言うことに耳を傾けず自分の主張だけを言い張ったり、相手を口で言い負かしたりすることで、相手が嫌な思いをすることに気がつけるよう、小学校時代の遊びに大切なものが隠れていると強く感じました。

人として大切なことを、日々子どもたちは学び続けています。