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日々のつぶやき

いつまで続くのか・・・

 4月15日(水)から、ふたたび臨時休校となりました。世界的にコロナウィルス感染が拡大する中、全国的に蔓延し始め、熊本も人ごとではなくなり始めました。終わりの見えないこの閉塞感の中、「虹が出てます!」との声に一斉にベランダに出ました。すると、こんな晴天の日に、雨も降らない中、太陽の周りに確かに虹が出ていました。 自然の力は、人に猛威を振るうとともに、時にほっとさせてくれる時もあり、一人の人間のちっぽけさに気づかされる場面でもありました。

久しぶりの子どもたちの声!

 昼休み時間、本当に子どもたちは元気です。グラウンドではたくさんの子どもたちが走り回ったり、ボールを蹴ったりして遊んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、中庭でも低学年を中心に、大声ではしゃぎながら遊具で遊んでいます。「校長先生、ピース!!」と声かけてくれた女の子に、思わず大きくピースサインを出しました。

 

 いつまでもこの幸せな光景が、学校からなくならないでほしいと思います。

集合写真さえも・・・

 いつもとは違う形での就任式・始業式を無事終え、恒例の職員集合写真を撮ることとなりましたが、こんな写真になりました。 ここでも全員を一堂に集めることができず、苦肉の策で4~5名で集まり、その写真を寄せ集めて一枚の集合写真とすることにしました。さまざまな場面で、常にコロナウィルスがつきまとう一年となりそうです。このことは、入学式の際に撮る新入生と保護者の写真にも、採用させていただきました。一生に一度の記念写真を、このような形で残すことに、大変申し訳ないと思います。

「小野部田小学校」とは・・・?

 校内の様子をふらっと巡回してみました。

 まず目にとまったのは、子どもたちが毎日登下校する昇降口の壁に、大きく貼りだしてありました。「誰にでも笑顔で・・・、独りぼっちをなくし・・・、全員仲良く、楽しく協力しよう」とありました。私自身の不安が、少し取り除かれたような気がしました。

 

 

 

 次は外へ出てみました。すると、先生方が協力して、花壇やプランターの花に水をまいておられました。臨時休校中、子どもたちがいない間、ていねいに管理をされていました。ある先生の今年のモットーは「花いっぱいの学校を目指す。」と宣言していただきました。

 

 

 

 

 

 校舎の裏に回ると、今度は体格のいい先生方が、耕耘機やスコップを使って、砂場の砂を柔らかく耕されていました。明日から登校してくる子どもたちが怪我をしないように、泥だらけになりながら、雑草と戦っておられました。

 

こんな先生方に囲まれて、これから一年、負けないように、私なりの「小野部田小学校」を目指したいと、うれしくなりました。

 

 

 

 

小野部田小学校に赴任して・・・

 新型コロナウィルス感染拡大防止のために措置された臨時休校から、そのまま春休みへと突入してきましたが、やっと8日(水)から通常通り新学期が始まります。感染防止を大前提として式を簡略化したり、さまざまな行事を中止・延期しての開始となります。

 校内を見回すと、正面玄関の前に、見事に桜の花が咲き乱れていました。また、正面玄関の前のプランターにも、たくさんの花が咲いていました。

 また、給食室の裏にも回ってみました。すると、誰にも注目されることのない土手の桜も、堂々と咲いていました。

 誰かに見ていられようと、見ていられまいと自然は自分がなすことを精一杯やり遂げている姿に、考えさせられるものがありました。

 先週の職員会議で先生方に、「目配り、気配り、心配り」や「自分は後、人が先」と所信表明をさせていただきました。

 「子どもに篤く夢を語れる、豊かな感性を持った職員集団」でありたい、としみじみと感じました。