食育だより
キャンディポテトって?
11月21日のメニューは、ご飯、すき焼き風煮、あっさり漬け、キャンディポテト、牛乳でした。
キャンディポテトって何だろう?献立表では想像のつかないメニューでしたので、実物を拝見して納得しました。小さくてかわいい四角のキャンディみたいなポテト、でした。
今回のポテトは、サツマイモです。ころころの小さな四角に切って、油できつね色に揚げてあります。水、砂糖を煮てからバターを加えて溶かし、揚げたサツマイモに絡めてありました。仕上げにアーモンドパウダーを振りかけてできあがりです。バターのこくが、いつものサツマイモに洋風の風味を足していて、まろやかな味わいでした。今日もおいしくいただきました。
ふるさとくまさんデー(宇城地区)
11月18日のメニューは、びりんめし、白玉だんご汁、さきいかサラダ、レンコンチップス、牛乳でした。
今日は11月のふるさとくまさんデーでした。今月は宇城地区の献立です。
宇城市三角町のびりんめし、宇城市小川町の白玉餅を使った白玉だんご汁、宇城市松橋町で有名なレンコンを使ったレンコンチップス。宇城市のおいしい料理と食材でした。改めて、郷土料理には地域のおいしい野菜や肉がふんだんに使われていることを実感しました。
ご飯に具が入ると同じお米の量でもかさが増えて腹持ちもよくなり、見た目もきれいで食欲がわきます。汁にも具がたくさん入ることで栄養のバランスも味もよくなります。郷土料理はおいしい上にいいことがプラスされているんですね。今日もおいしくいただきました。
切り干し大根のごまネーズ和え
11月17日のメニューは、麦ごはん、サンマのみぞれ煮、ごまネーズ和え、かぼちゃの味噌汁、牛乳でした。
今日の和え物は、ごまとマヨネーズを使った、洋風の味付けでしたが、メインの食材は切り干し大根で、和と洋のコラボレーションでした。
切り干し大根は、今では家庭であまり見かけない食材になりましたが、冷凍、冷蔵技術がなかった頃は、細切りにして乾燥させた貴重な保存食でした。しかも、加工することで栄養分が増えるといううれしいおまけ付き。今日の和え物では、昔の人の生活の知恵も一緒に味わいました。今日もおいしくいただきました。
米粉パンとひよこ豆
11月16日のメニューは、米粉パン、クリームシチュー、ひよこ豆サラダ、フルーツミックス、牛乳でした。
米粉パンは、その名の通り、米粉を原料にしています。米どころ熊本の、地域の食材を活かしたパンです。かむと、ほんのりともっちりして、パンなのだけれどお餅の風味も味わえます。食べ応えもあるように思います。
ひよこ豆も、その名の通り、まるまるとしたヒヨコのような形です。給食では豆類を使うことが多く、家庭では食べることが少ない豆も出てきます。ひよこ豆はインドの食卓ではよく見かける豆なのだそうです。柔らかくして食べやすいサラダにしてありました。今日もおいしくいただきました。
冬近し。冬においしい煮物と白菜
今日のメニューは、ご飯、じゃがいものそぼろ煮、ささみチーズフライ、白菜の和え物、牛乳でした。
寒くなってくると、煮物をはふはふしながら食べるのがおいしくなります。今日のそぼろ煮も、じゃがいもが少し煮崩れて、味がよくしみていました。給食は大量に調理するので、煮物がおいしくなるのでしょうか。
寒くなるとおいしくなるのがもう一つ。白菜です。今日は和え物になっていました。白菜は和食の定番のようですが、実は100年ぐらい前に中国から入ってきた、割と新しい野菜なのだそうです。寒さ対策でデンプンを糖に変えて葉に集めるので、甘いですね。使い勝手がよく、大好きな野菜の1つです。今日もおいしくいただきました。
ビビンバともやしのナムルで韓国気分
今日のメニューは、ごはん、ビビンバ、もやしナムル、スーミータン、牛乳でした。
今日は韓国&中華料理の日でした。スーミータンは中華風コーンスープですが、ビビンバとナムルは韓国料理です。
ビビンバは、「混ぜる、ご飯」という意味です。皿にのっているビビンバの具ともやしのナムルをごはんにのせて、はしで混ぜて食べました。給食用に香辛料は控えめで、だれにでも食べやすい味付けでした。今日もおいしくいただきました。
マーボー豆腐も手間かけて
今日のメニューは、麦ごはん、マーボー豆腐、ギョーザ、かみんこサラダ、牛乳でした。
マーボー豆腐は、我が家ではレトルトで売られている丸〇屋などの「~の素」を使ってしまいますが、給食ではもちろんそんなことはありません。今日の説明によると、、
豚肉と大豆ミート(!)を生姜やニンニク、豆板醤を加えて炒めて香り付けをします。豆腐と合わせて、赤味噌、しょうゆ、みりん、オイスターソースで味を調えた後、仕上げにごま油を入れてさらに香りを引き立ててあります。給食はやっぱりきちんと手間をかけた料理でした。
揚げギョウザもついて、今日は中華メニューでした。今日もおいしくいただきました。
初めてのたこ焼き
今日のメニューは、コッペパン、スパゲティサラダ、たこ焼き、野菜のスープ煮、牛乳でした。
このコーナー担当者の出張等が続くと、給食を食べられない日がよくあります。
翌日に「昨日の献立は?」と確認して、「あ、ブドウゼリーだ」「おでんだ」等々、毎回、食べられなくて残念に思うのです。
今週も水曜日にして、やっと給食をいただきました。
たこ焼きが南関町の給食に登場するのは初めてなのだそうです。今日食べられてよかったあ!と純粋に嬉しくなりました。今ではポピュラーなたこ焼きですが、1935年頃、大阪で生まれた食べ物です。もう90年近くの歴史があるのですね。今日もおいしくいただきました。
りんごの食べ方
今日のメニューは、麦ごはん、魚のオーロラソース、キャベツとりんごのサラダ、みそ汁、牛乳でした。
りんごはこれからが本格的なシーズンです。秋はまさしく実りの季節ですね。
給食では、りんごや柑橘系、柿、梨などの果物を野菜と共にサラダにする献立が出ることがあります。ビタミンが豊富な果物をサラダにするのは理にかなっているので、ご家庭でも試してみられてはいかがでしょう。季節感をプラスしたサラダになるかもしれません。
ところで、私は子供の頃読んだ童話に出てきた「焼きりんご」を、「りんごを焼いたらどんな料理になるんだろう」と具体的に想像できなかった記憶があります。コンポートとも違うし、今でも想像できないのですが、西洋ではポピュラーな食べ方なのでしょうか。話がそれましたが、今日もおいしくいただきました。
スパゲティミートソースの秘密
今日のメニューは、ミルクパン、スパゲティミートソース、ごぼうとレンコンのサラダ、牛乳でした。
今日のミートソースは、牛肉と豚肉のひき肉と「大豆ミート」を同量使ってありました。SDGsの観点からも注目されている大豆ミートは、名前の通り大豆からできている「ミート」ですが、今日の給食では、言われなければ気付かない食べやすさでした。3年生の国語教材「すがたを変える大豆」に付け加えたい大豆の変身ぶりです。
これらの肉と玉ねぎ、にんじんを炒めて、トマトの缶詰やケチャップなどを加えたソースとパスタ麺は、給食ならではの混ぜ合わせた状態で調理してあり、麺にソースがよく絡んでいました。今日もおいしくいただきました。
ゴールドキウイフルーツ
今日のメニューは、南関あげカレー、和風サラダ、キウイ、牛乳でした。
今日のメニューで目についたのはキウイでした。
よく見る緑色の果肉ではなく、黄色です!「これが、コマーシャルでよく見るゴールドキウイフルーツかあ」と、私は初めての体験でした。いつもより酸味が少なくて、甘みが強い、食べやすいキウイでした。今度はお店でも探してみようと思います。また、キウイはニュージーランドにいる「キーウイ」という鳥によく似ているそうですが、なかなか動物園でもお目にかからない鳥です。貴重な鳥なのですね。
南関あげのカレーも、独特の食感で、楽しめました。今日もおいしくいただきました。
ハロウィンにかぼちゃのおかず
今日のメニューは、ご飯、かぼちゃひき肉フライ、こんにゃくサラダ、さといものみそ汁、牛乳でした。
今日はハロウィンです。一昔前はあんまり知られていない日でしたが、このところ、広く認知されるようになりましたね。
ハロウィンは、とかく仮装のイメージですが、もともとは秋の収穫を祝い、悪い霊や魔女などを追い出すためにアイルランドやイギリスで生まれた祭りです。日本では元々収穫に感謝する秋まつりが各地であっていましたが、その西洋版が、すっかり取って代わった感じです。
ハロウィンと言えばかぼちゃ。今日はかぼちゃひき肉フライがありました。昭和の時代から続く人気メニューで、私も大好きです。日本でもかぼちゃを冬至などに食べるのは、ビタミンが豊富で、寒くなる時期に体の免疫力を高める効果を生活の知恵で知っていたからでしょうね。今日もおいしくいただきました。
御飯の友
今日のメニューは、ご飯、鶏肉のごま味噌煮、シーザーサラダ、ふりかけ、牛乳でした。
今日のふりかけは「御飯の友」でした。昔ながらのオレンジ色と紺色の鮮やかなパッケージに、くまモンがついていました。懐かしい味です。
どこにでも売ってあるふりかけですが、熊本のみやげ屋さんにもおいてあるふりかけです。熊本のみやげになるの?と思いそうですが、実は由緒あるふりかけだそうです。
大正時代(またもや大正ロマンですね)、熊本の薬剤師さんが、当時の日本人に不足していたカルシウムを補うため、ご飯にかけて食べるふりかけを考案したのが、「御飯の友」の始まりです。熊本はふりかけの発祥の地だったのですね。今日もおいしくいただきました。
チキンライス
今日のメニューは、チキンライス、コロコロサラダ、コーンチャウダー、牛乳でした。
チキンライスを見ると、何歳になってもうれしくなります。子供の頃は、ハイカラなごちそうだった気がします。
大正時代にできた日本生まれの洋食です。大正ロマンの味だったのですね。
今でも家庭料理で作ることはあると思いますが、給食では作り方がちょっと違います。
鶏肉、玉ねぎ、にんじん、グリンピースを炒めてケチャップで味付けし、それをご飯に混ぜるのです。つまり、ケチャップ味の具を白ご飯に混ぜた、混ぜめしの要領なのです。我が家でも試してみようと思います。今日もおいしくいただきました。
豚肉とじゃがいもの煮込み
今日のメニューは、食パン、豚肉とじゃがいもの煮込み、ツナサラダ、フルーツ白玉、牛乳でした。
朝夕が、涼しいのレベルを通り越して、めっきり冷え込むようになってきました。これからは、煮込みやお鍋がおいしい季節ですね。
今日の豚肉とじゃがいもの煮込みも、あったかメニューでした。給食なので、味付けはあっさりしていて、たくさん食べられそうでした。でも、食べてみると、じゃがいものボリュームで、意外とお腹にたまりました。サラダも含めて、給食は野菜をふんだんに使ってあるので、大人にはうれしい献立です。子どもたちには野菜が苦手な子がいますが、頑張って食べています。今日もおいしくいただきました。
チキンのなしだれ焼き
今日のメニューは、わかめごはん、チキンのなしだれ焼き、ほうれん草のごま和え、汁ビーフン、牛乳でした。
今日の鶏肉は、なしだれ焼きでした。梨は今が旬の果物ですが、梨をおろしたものに、はちみつ、酒、しょうゆ、にんにくを入れたたれを作り、鶏肉を漬け込んでありました。
梨には、肉のたんぱく質を分解する酵素が含まれているので、肉を加熱調理する前にすりおろしたなしに漬け込むだけで、柔らかくジューシーに仕上がっていました。他の果物にも肉をやわらかくする効果があるものがあって、肉と一緒に調理してあることがありますね。今日の味付けはあっさり目で、さっぱりと食べられました。
また、汁ビーフンは、ちょっと東南アジアの雰囲気で、楽しめました。今日もおいしくいただきました。
手作りユーホーパン
今日のメニューは、ユーホーパン、ブロッコリーとツナのサラダ、コンソメスープ、フルーツムース、牛乳でした。
今日のユーホーパンは、手作りです。丸パンの上にクッキー生地をのせて、オーブンで焼いてあり、丸い形がUFOのようにも見えるパンです。(実物のUFOは見たことがありませんが……)上のクッキー生地がうまく乗っていて、食感は少しサクサク、食べ応えがありました。給食センターでは640個も焼いたそうです。初めてのメニューだったそうで、これを食べられた南関町の子どもたちは幸せです。
手間をかけて作られた手作りユーホーパン。今日もおいしくいただきました。
ふるさとくまさんデー(人吉・球磨)
今日のメニューは、ご飯、さばの塩こうじ焼き、キクラゲの中華和え、つぼん汁、牛乳でした。
今日はふるさとくまさんデーでした。今月は人吉・球磨の特産物と郷土料理です。
「つぼん汁」は郷土料理です。おくんち祭りやお祝いの席に出てくる料理です。地鶏と季節の野菜を入れて作った汁物を壺のような形をした深型のお椀につぎ分けるのでこの名前になりました。
キクラゲは人吉・球磨の特産物です。今日はサラダにしてありました。コリコリした食感が特徴的なきのこです。菌床栽培で育ててあるそうです。今日もおいしくいただきました。
きんぴらバーガーときのこの豆乳シチュー
今日のメニューは、きんぴらバーガー、きのこの豆乳シチュー、ココア豆、牛乳でした。
今日は丸パンに、海苔、スライスチーズ、ごぼうのきんぴらを挟んで、セルフのきんぴらバーガーでした。和と洋のコラボ、どんな味かな、と楽しみでしたが、クセがなくて、あっさりと食べやすかったです。きんぴらの味が、チーズでマイルドになっていて、食べ応えもありました。
シチューにはきのこが入って、季節感がありました。豆乳であっさり味に仕上げてあったので、シチューなのにさっぱりと食べられました。今日もおいしくいただきました。
あげやしょうがで いいお味
今日のメニューは、南関あげの混ぜご飯、豆腐のステーキ、コーンサラダ、かき玉汁、牛乳でした。
しばらくお休みしていましたが、今日から再開です。またよろしくお願いします。
南関あげの混ぜご飯は、ほんのりと素材の味やだしの味がして、上品な味わいでした。さまざまな具が入っているので、体に優しいご飯になっています。南関あげが入っていることで、味にこくがプラスされていて、いいお味でした。
豆腐のステーキには和風ダレがかかっていて、ちょっぴり薬味のきいた味でした。しょうがの風味が、秋らしくて、季節感のあるおかずでした。今日もおいしくいただきました。