食育だより
地産地消の回鍋肉
2月7日のメニューは、麦ごはん、回鍋肉、ぎょうざ、コーンと卵のスープ、牛乳でした。
回鍋肉は、ホイコーローと読みますが、キャベツと豚肉を炒めて中華風にみそ和えした料理です。私は、市販の調味レトルトを使ってしまいますが、給食は、きちんと調味料を使ってあります。
回鍋肉は、鍋を回すのではなく、一度調理したものを再び鍋に戻して調理する、という意味です。加熱した肉を、もう一度炒めて作ります。今日は、南関産のキャベツと和水町のさいき農場の豚肉を使った、地産地消の回鍋肉でした。
余談ですが、給食の卵スープは、いつも卵をきれいに溶いてあり、感心します。どんなコツがあるのでしょうか。今日もおいしくいただきました。
すき焼き
2月6日のメニューは、ご飯、すき焼き、じゃことごまのサラダ、手作りふりかけ、りんご、牛乳でした。
すき焼きは、和食の1つだと思われますが、江戸時代までは牛肉を食べなかったので、明治以降の割と新しい和食になります。牛は農耕の大事な労働力だったので、今で言えばコンバインをつぶしてしまうようなものだったでしょうか、、
冬場がおいしい白菜やネギ、こんにゃく等と牛肉をたっぷり摂れる、栄養満点のすき焼き。家では溶いた卵と一緒に食べる、という楽しみもありますね。立春を過ぎたとはいえ、今日もまだ曇天で寒い日でしたから、すき焼きはうれしいメニューでした。今日もおいしくいただきました。
今日は節分メニュー
2月3日のメニューは、すしめし、のっぺい汁、厚焼き卵、ツナサラダ、海苔、福豆りんかけ、牛乳でした。
今日は節分。豆まきの日なので大豆の福豆がついていました。子どもの頃は年の数だけ食べると病気をしないと言われていましたが、年をとると、逆に食べ過ぎると体調に悪そうです、、
いつ頃からか、節分のメニューとして、恵方巻きが出回るようになりました。昭和の世代にはなじみのなかった恵方巻きですが、今では町の至る所で売られています。商売人たちに踊らされているような気もしますが、おいしいものを食べるのに不満はありません。
きょうは、半切の海苔がついていたので、厚焼き卵で1つ、ツナサラダで1つ、短い海苔巻きを作って食べました。恵方巻きにどんな効能があるのか、よく分からないままですが、今日もおいしくいただきました。
かつのりサラダ
2月2日のメニューは、麦ごはん、魚のオーロラソース、かつのりサラダ、じゃがいものみそ汁、牛乳でした。
「かつのりサラダ」って何?と思わず突っ込みたくなるネーミングですが、これは「かつ」と「のり」の「サラダ」でした。
「かつ」お節と刻み「のり」を炒って、野菜と和えることで磯の風味やかつお節のうま味や香りがプラスされ、野菜をよりおいしくたくさん食べられるように工夫されたサラダでした。和風の味付けで、あっさりしたおいしさでした。揚げ物との組み合わせで、バランスが良かったです。
みそ汁は、かぼちゃの入荷がなく、じゃがいものみそ汁になっていました。温かいみそ汁でした。今日もおいしくいただきました。
スパゲティミートソース
2月1日のメニューは、ココアパン、スパゲティミートソース、和風サラダ、フルーツヨーグルト、牛乳でした。
スパゲティミートソースは、給食でお馴染みの大豆ミート入りで、栄養満点なうえおいしいスパゲティでした。写真ではナポリタンのような色にも見えますが、給食では麺とミートソースを最初から混ぜてあります。麺好きにはうれしい献立です。
ヨーグルトには、バナナ、みかん、桃、りんごが入っていました。家庭ではこんなにふんだんには入れられないので、給食ならではのデザートです。今日もおいしくいただきました。
今日は南関三小の人気メニュー
1月31日のメニューは、麦ごはん、クリームシチュー、チーズオムレツ、シーザーサラダ、牛乳でした。
給食週間最後のメニューは、雪で休校になった25日に予定されていた南関三小の人気メニューでした。
クリームシチューは、日本で考え出され、給食で広まったそうです。給食センターでは、市販のルウは使わず、手作りのルウで作ってあります。そう言われてみれば、家で食べるシチューと少し味が違うような気もします。サラサラであっさりした食べ応えでした。大皿のおかずも含めて、色あいの美しいメニューでした。
給食週間メニューは今日で終わりましたが、これからも、給食に感謝して食べたいと思います。今日もおいしくいただきました。
今日は南関中の人気メニュー
1月30日のメニューは、豚キムチご飯、鶏肉のから揚げ、ポテトサラダ、ふしそうめんのみそ汁、牛乳でした。
今日も給食週間の続きで、南関中の人気メニューでした。豚キムチご飯は、決して辛くはなく、おいしい味つきご飯、という感じでした。
ふしそうめんのみそ汁は、さすがそうめんどころ南関の味、という感じですね。我が家でも、ふしそうめんはいつも買い置きしてあります。幅のある麺が、食べ応えがありますよね。
から揚げもポテトサラダも、中学生に限らず、好きな人は多いですよね。から揚げは、皮までぱりっとしておいしかったですよ。今日もおいしくいただきました。
今日は四小の人気メニュー!
1月27日のメニューは、カレーライス、スパゲティサラダ、ぶどうゼリー、牛乳でした。
今日は四小の人気メニューのオンパレードでした。デザートまで付いて、最高でした。
給食のカレーは、大きな鍋で煮込むからか、ひときわおいしく感じます。具までほくほくして、ご飯に良く絡みます。
スパゲティサラダはマヨネーズで和えてありました。マイルドな味がカレーの合間に食べるのにちょうど良かったです。
ゼリーで仕上げをして、満足しました。今日もおいしくいただきました。
給食週間は人気メニューです
1月26日のメニューは、チキンライス、ハンバーグデミソース、コーンサラダ、わかめスープ、牛乳でした。
給食週間に入って、町内の各学校の人気メニューが献立になっています。今日は、一小の人気メニューでした。
チキンライス、ハンバーグ、ブロッコリー入りのコーンサラダ。子供に限らず、大人でもうれしいメニューです。
子供の頃の、お子様ランチにもなりそうな組み合わせですね。
私は昭和の人間なので、チキンライスに旗の立ったお子様ランチが懐かしいです。今もあるのかな。
給食について考える週間なのですが、それについては、また別の機会に。今日もおいしくいただきました。
冬においしい大根
1月23日のメニューは、ご飯、豚肉と大根のべっ甲煮、魚のサラダ、手作りふりかけ、牛乳でした。
年中出回るとはいえ、大根は冬においしい野菜ですね。
大根は、奈良時代に中国から伝わった野菜です。奈良時代に伝わったと分かっていることもすごいですね。
その名の通り、大きな根ですが、大根は、食べ過ぎたときの消化剤の効果もあるので、昔から重宝されてきました。咳やたん、のどの痛みにも効果があるそうです。
べっ甲煮の名前は、べっこう飴のように照りが出るまで煮込むことから付いています。今日もおいしくいただきました。
切り干し大根
11月20日のメニューは、麦ごはん、カレーコロッケ、切り干し大根の含め煮、根菜肉団子スープ、牛乳でした。
子どもたちの人気はどうか分かりませんが、私は切り干し大根の含め煮がおいしいと感じる年代になったようです。
子どもの頃は、給食でしか食べず、特に感想もなく食べていた気がしますが、、、
でも、切り干し大根は、保存食の優等生ですね。細く切って日光に当てて干したものは、生のものよりカルシウム、ビタミン、鉄分がとても多くなっているそうで、生活の知恵ってすごい、と感心します。
今日の煮物もいい味付けでしたが、ご家庭では和え物や汁物にもぜひどうぞ。今日もおいしくいただきました。
ふるさとくまさんデー(山鹿地域)
1月19日のメニューは、つなひきよいしょ、おひめさん団子汁、サンマの梅煮、菜果なます、牛乳でした。
郷土料理を味わうふるさとくまさんデー。今日はお隣、山鹿地区の献立でした。
「つなひきよいしょ」は、山鹿市の不動岩の伝説をもとにしたご飯です。
蒲生の山に住む母からかわいがられて育った不動岩と、そうでなかった彦根権現山。おいしい小豆で育った不動岩と、食べにくい大豆ばかり食べていた彦根権現山が、綱引きで力比べをしたところ、不動岩が負けてしまったのです。食べやすくおいしいものばかりを食べていては、強い体や心が育たない、というお話です。
「つなひきよいしょ」は、お米に小豆と大豆の両方を混ぜたご飯でした。小豆はもちろん、大豆も柔らかくて、食べやすかったです。豆のパワーで元気になってほしいと思います。
手作りきなこトースト
1月18日のメニューは、手作りきなこトースト、ミネストローネ、グリーンサラダ、みかん、牛乳でした。
手作りきなこトーストは、きなこペーストを塗ったパンを、1枚1枚トーストにしてありました。食パンだけなら、袋入りを配送するだけなのに、手間をかけて作ってありました。ありがたいです。おいしくて、栄養も満点でした。
また、献立表ではポンカンでしたが、みかんもとても甘くておいしかったです。みかん2個で1日分のビタミンCが摂れるそうですが、病気を寄せ付けないように、と念じながら食べました。今日もおいしくいただきました。
おむすび 阪神淡路大震災に寄せて
1月17日のメニューは、セルフおにぎり、大豆と豆腐のフライ、ひじき和え、みそ汁、牛乳でした。
28年前の今日、阪神淡路大震災が起きました。朝から、被害の映像をテレビで見て、身が震えたのを覚えています。
冬の寒い日でしたが、炊き出しのご飯をおむすびにして配られていました。
そのことを祈念して、平成12年に、1月17日を「おむすびの日」と定めたのだそうです。
「おむすび」には炊き出しの「おにぎり」と、人と人をつなぐ「結び」の意味が込められているそうです。
今日は塩味の効いたわかめご飯を、立派な海苔でくるんで食べました。
いろんなものを味わっていただきました。
今年最初の中華メニュー
1月16日のメニューは、ご飯、マーボー豆腐、春巻き、バンバンジーサラダ、牛乳でした。
新年1回目の中華メニューでした。バンバンジーや豆腐でたんぱく質も摂取できたし、マーボー味で食欲も増し増しでした。子どもたちの体作りのために、給食センターでも工夫を重ねておられるのがよく分かります。
気がつけば新年の1月も半分が過ぎ、正月気分も抜けてきました。さまざまなメニューを通して、子どもたちの食の体験を広げ、食育にもつながる給食が今年も続いていきます。今日もおいしくいただきました。
正月を味わう
1月12日のメニューは、ご飯、雑煮、千草焼き、紅白なます、牛乳でした。
雑煮は各家庭の味があると思いますが、今日の給食の食材はだいたい入っていると思います。
我が家では「角を立てない」と、切り口が丸い野菜なので、ニンジンやダイコンは、大きいです。
また、餅は「あん入り餅」。我が家では昔からなのですが、私自身は、最近は白餅が好みです。
私の連れ合いは、白餅に納豆を絡めて食べていたと言っていました。
近隣の地区でも違いがあるのが面白いですね。
紅白なますは縁起物ですが、子どもの中には食べ付けない子もいたようです。でも、今日もおいしくいただきました。
2023年の給食はじめは焼きそばパン!
1月11日のメニューは、コッペパン、焼きそば、ナゲット、ブロッコリーとツナのサラダ、牛乳でした。
新年最初のメニューは、パンの日。コッペパンには切り込みが入っていて、このメニューだと、焼きそばを挟んでセルフ「焼きそばパン」だと見当がつきますね。
今日の焼きそばは、麺がしっかりしていて、給食の麺でありがちなべちゃべちゃ感が全くなく、とてもおいしかったです。パンに挟んだら、ソース味の効いた焼きそばパンになりました。
サラダも、緑色がきれいなサラダでした。今年もおいしくいただきます。
クリスマスメニュー
12月23日、2022年最後の給食は、オムライス、もみの木サラダ、コンソメスープ、牛乳、ケーキでした。
オムライスはチキンライスの上に自分で薄焼き卵をのせて、ケチャップで飾ります。私は絵心がないので、何の絵を描いたかは内緒です。
もみの木サラダは、緑の濃い野菜に赤い皮付きのりんごの薄切りを混ぜ、白っぽいドレッシングで和えた、クリスマスカラーのきれいなサラダでした。
そして、お楽しみは、3種類からセレクトできるケーキ。小さくとも、給食で食べるケーキは格別です。
今日で今年の給食は終わりですが、冬休み中も、栄養バランスの良い食事を心がけて、健康にお過ごしください。
良いお年を。あ、今日も、今年もおいしくいただきました。
冬至かぼちゃ
12月22日にメニューは、ご飯、白身魚フライ、かぼちゃのそぼろに、かみかみ和え、牛乳でした。
今日は冬至です。冬至の習わしとして、「かぼちゃを食べる」ことがあります。「冬至かぼちゃ」とも言いますが、本来夏の野菜であるかぼちゃ。保存が効くので、冬のビタミンのもととして貴重だったのでしょうね。
昔から、ビタミンが風邪予防、ストレス予防に効くことを経験で知っていたことがすごいなあと思います。先人の知恵ですね。今日もおいしくいただきました。
ポテトカップグラタン
12月21日のメニューは、食パン、ポテトカップグラタン、マカロニサラダ、米粉のコーンスープ、牛乳でした。
ポテトカップグラタンは、北海道産のじゃがいもを笹型の器にしてあったので、中身はもちろん、器までおいしく食べられました。
ハッシュドポテトのようにさっくり、ほくほくの器に、クリーミーなグラタンが入っていて、楽しい献立でした。今日もおいしくいただきました。