御船小ニュース

御船小学校 こどもたちの活動の様子

経験を積み、教訓を得る

元気玉プロジェクト、けんこうレンジャー、イントロクイズ、あいさつ運動、チャレラン…これら全て、児童らによって、委員会活動の中で企画された取組です。ユーモアのある取組ばかりで、学校全体が楽しい気持ちになれます。

9月の児童集会では各委員会から2学期の目標と取組について紹介がありました。美化委員会から「すみずみまできれいにし、黙掃掃除を身につけましょう。」、放送委員会から「明るく放送して、みんなをハッピーにします。」、図書委員会から「みんなに沢山本を読んでもらい、図書室すべてを大切に扱ってもらいたいです。」等、それぞれが思いを込めて力強く伝えました。

行動することで、何かしらの変化が起こる。何もしなければ、何も変わらない。今回のような取組と発信を積み重ねることで、子どもたちは生きる上での大切なことに気づくことができているように感じます。

御船川探検隊!

4年生の総合的な学習の時間について紹介致します。この日は「御船川探検隊」の学習として、御船川に対するイメージマップを広げる学習を行いました。御船町に住む人にとって、御船川はとても身近です。子どもたちは「御船川はきれいだよね。でも、どうしてきれいなんだろう。」「魚が住んでいたな。あれは何という種類の魚だろう。どこから来たのかな」等、次々にイメージを挙げては、それを疑問に変え、他者の発表や話合いの中で考えを広げました。

今後、実際に御船川の探検が計画されています。国土交通省の方に来て頂き、水の中の生き物を観察したり、水質調査をしたりする予定です。体験を伴う調べ学習により、学びを深められることと思います。また、御船町で育つ人として、御船川について誰よりも詳しく、そして大好きになってほしいと思います。


自分で伸びていく子どもたち

2学期のはじめ、4年生は自分たちのめあてを立てました。単純に1つの大きなめあてを立てるのではなく、「知・徳・体」の3つのテーマでそれぞれ考える点に、「さすが4年生」と感じさせられます。特にこの学級は、学級目標においても「知・徳・体」それぞれで目標を立てているので、それをベースにしながら考える子どもの様子がありました。この工夫により、一から物事を考えることが苦手な子どもにとっても、手助けになっていたように思います。また、子どもたちの手元には「1学期のめあて」のシートがありました。目標やめあてとは、自分の姿や反省を受けて立てるものです。1学期のめあてを更に発展的にした目標を立てる子ども、新たにできるようになりたいことを考える子ども等、自分自身の実態をよく見つめながら、中身の詰まっためあてを立てることができました。


教科書

新しい教科書に胸を膨らませるのは3年生です。はじめに担任から「教科書はたくさんの人たちの『子どもたちに勉強をがんばってもらいたい』という気持ちが込められた大切なものです。」という話がありました。すると、子どもたちは、1ページずつ慎重にめくったり、机の上に教科書を並べて眺めてみたりする様子がありました。

大事な箇所に線を引いたり、メモ書きしたり等、学習をすればする程、見た目は崩れていくものです。3月になり、最後まで学び終えた自分の教科書を見て「がんばって勉強ができた」と充実感を得られた時、初めて「大切に使う」の意味がわかるかもしれません。

君にとっての学校は

 2学期、新たに仲間が増えた2年生。新学期初日、子ども同士の仲が深まるようにと、フルーツバスケットをしました。時折担任も加わり、子どもの変化に気づいたり、子ども同士をつなぐ役割を果たしたりしました。楽しかった夏休みが終わってしまい、少なからず落ち込んでいる子どもたち。しかし、それ以上に「学校は楽しい場所」「大好きな友達や先生と会える場所」という気持ちが上回れば、すぐに乗り越えられるかもしれません。汗をたくさんかきながら、思いっきり笑ったり、友達の声に集中したりと、第1日目を楽しく過ごした2年生でした。