学校ブログ
校名について
校名「合志楓の森小学校」については、合志市内にお住まいに方を対象に平成31年(2019年)1月28日から2月28日まで募集を行いました。
219通の応募があり、138種類の校名候補があり、以下の選定を経て決定しました。
・開校準備委員会学校部会(令和元年3月)
13案を選定し開校準備委員会へ
・開校準備員委員会(令和元年3月)
5案を選定し教育委員会議に提案
・教育委員会議(令和元年6月)
「合志楓の森」に決定
・合志市議会(令和元年7月)
学校設置条例の一部改正案が可決、正式決定
校名公募結果では、隣接する菊池恵楓園の「楓」がついた校名候補が非常に多く、開校準備委員会では、菊池恵楓園の忘れてはならない歴史もあるなどの意見がありました。
菊池恵楓園自治会誌「菊池野」(昭和53年11月号)によると、昭和12年に楓の苗200本が植樹され、昭和16年(1941年)に運営が国に移された際、療養所名も「楓」にちなみ「国立療養所菊池恵楓園」と改称されたと記されています。
学校敷地内の概要
合志楓の森小学校は、合志楓の森中学校と同じ敷地内の同じ校舎等を共有します。
◆敷地面積 約57,000㎡
◆校舎延床面積(地上3階) 約11,000㎡
◆体育館延床面積(地上2階) 約2,300㎡
◆武道場 約660㎡
上記の施設の他に、給食調理棟(地上1階)、プール棟、部室棟、屋外トイレなどがあります。
学校敷地は、全国唯一のハンセン病患者専用であった「旧菊池医療刑務支所跡地」も含んでいます。
旧建物についてはハンセン病の隔離政策の歴史を伝える遺構として、その一部を菊池恵楓園内に移設、展示することになっています。また、法務省により学校敷地内に石材製のプレートを碑として設置することとなっています。