校内研修

研究発表会(4年2組理科)

 10月31日(金)に研究発表会がありました。4年2組では、理科「ヒトの体のつくりと運動」の学習で、「他の動物も、ヒトと同じ体のつくりや体を動かす仕組みになっているのだろうか?」というテーマで学習しました。グループごとに調べたい動物をきめ、まずは一人で調べ学習、次にペアで確かめ合い。動物の種類ごとに、タブレットパソコンから電子黒板に転送し、調べて分かったことを発表しました。最後に、テーマに戻って、自分の考えをまとめました。分かったことから、体のつくりや体を動かす仕組みについて、一人一人くわしくまとめることができました。

研究発表会(6年社会科)

 10月31日(金)に研究発表会が無事に終わりました。6年生社会科では、「政治って,何だろう」の学習で、「これから山江村をもっともっと元気にするためには」というテーマで協働的な学びを進めました。子どもたちは課題別グループ→一斉学習→生活グループなど、学習形態を変えながら学びを深めていくことができました。12月2日には人吉球磨の「わくわく授業(社会科)」もあります。さらに進化した子どもたちの姿をお見せできるように、これからも38人の力を結束して頑張っていきます。

星 4年算数研究授業

今日の5校時は4年生算数「面積」の研究授業がありました。

複合図形の面積を求める場面でしたが、子どもたちはどのようにして面積が求められるか、いくつもの考えを出していました。タブレットPCを活用して、全体の場で発表をし、考えの共有を図っていました。ホワイトボード、電子黒板、タブレットPC、ノート、ワークシートなど、学習を進める上でいろんな教具が出てきますが、それらの使い方に課題がある授業でした。

星 6年社会研究授業

今日の5校時は6年生社会「新しい国づくりは、どう進められたの」の研究授業がありました。

プレゼンテーション資料を電子黒板で提示し、「驚き」「葛藤」「困惑」「矛盾」を持たせることで、『なぜ、日本と中国、日本とロシアは戦争をしたのか』という問いを子どもたちから引き出したり、練り上げる場面では、電子黒板やタブレットPCに、自分の考えの主張点を書き込ませながら伝え合うことで、「考えを共有」した授業でした。

星 3年理科研究授業

今日の2校時は3年生理科「かげのでき方と太陽の光」の研究授業がありました。

プレゼンテーションソフトを用い、全体で既習事項を確認することで、影の向きと太陽の位置を関連付けて考えることへの焦点化を図り、課題解決の見通しがもてるようにしたり、タブレットPCを用いて、図に書き込ませながら説明し合うことで、影の向きと太陽の位置の関係が図解的に理解できるようにする授業でした。子どもたちは元気よく授業に集中していました。

星 4年理科研究授業

 今日の5校時は、4年生理科「月や星」の研究授業がありました。
 本時では、タブレットPCで月や星の観察を通して、星は時刻によって、並び方は変わらないが、位置が変わることを理解することが目標でした。
 一人一人がタブレットPCを活用して、星や星座の動きを確かめていました。

星 2年算数研究授業

 今日の3校時は2年生の算数科「三角形と四角形」の研究授業がありました。
 円を3本の直線を使って、できるだけ多くのピースに分けるパズルづくりを通して、三角形の定義に気づかせる授業でした。
 子どもたちは、タブレットPCに提示された円の中に直線をひく活動をとても意欲的に行っていました。子どもたちにとって、タブレット上では、紙やノートに鉛筆で直線を引くのとは違い、簡単に、正確に直線をひくことができるというメリットがあります。一人で何回もパズルづくりに挑戦していました。

星 5年算数研究授業

 今日の2校時は5年生の算数科「合同な図形」の研究授業がありました。この研究授業は、熊本県教育委員会指定の『ICTを活用した「未来の学校」創造プロジェクト』の研究内容にもなっています。本時は三角形の内角の和が180度であることを活用して、四角形の内角の和の求め方を考えて説明できることが目標でした。導入では、電子黒板でのプレゼンテーションを活用し、ポイントを絞って効率よく前時の振り返りが行われました。また、長方形や平行四辺形など、対角線で分けて合同について考えた図形も一緒に提示することで、三角形に分けて考えるという見通しを持つことができるように工夫されていました。

星 6年国語研究授業

 今日は、6年生の国語科「狂言 柿山伏」の研究授業がありました。
 電子黒板やタブレットPCで「狂言 柿山伏」の動画や子どもが実際に演じた映像を示すことで、子どもたちの学習意欲を高めたり、
タブレットPCに書き込みしながら、自分の考えの根拠となる表現を見つけて、グループ・全体と協働で意見の交流をしながら,考えを広げ・深める授業でした。最後には、「狂言」のおもしろさについてプレゼンにまとめていました。

星 3年国語研究授業

6月10日(火)の5校時に3年1組で西口雄一郎教諭の国語の授業がありました。
単元は「ありの行列」でした。今回の授業は、「段落の中心となる文や語句を読み取り、研究の成果を読み取ること」でした。電子黒板やタブレットPCなどを活用し、グループや全体で意見の共有を図りました。児童が、意欲的に発言したり、ノートにまとめたりしていました。今回の授業は、今後の校内研修の提案となる、貴重な授業となりました。

校内研修(日本テレビ取材:11月6日放送「ニュースゼロ」



11月 1日(金)
 今回の研修は、6年生社会科の授業で、子ども達1人1人がタブレトパソコンを使い、「子どもの学びを生み出す『提示・説明』」と「子どもの学びを広げ・深める『考えの共有』の工夫」の2点に絞った研修を行いました。
 その後、授業研究会では、教師1人1人がタブレットPCを使っての研修を行いました。その様子を日本テレビから取材を受けました。

9月24日(火)4年理科研究授業

 9月24日,4学年理科「空気や水をとじこめると」の研究授業を行いました。本時は単元導入の時間で,閉じ込めた空気や水について自由試行的な実験を通し、学習問題を設定することを目標としています。

 導入では,運動会の競技で行ったペットボトルロケット打ち上げ場面を電子黒板で提示しました。ペットボトルロケットが空高く打ち上がった場面を改めて見て、「なぜ,ペットボトルは飛んだのか?」
という疑問をもった子どもたち。さっそく自由試行的な実験に取り組みました。


 注射器や空気鉄砲を使って実験に取り組んだ子どもたち。
 
「空気は押し込めるけど,水は押そうとしても押せないよ。」「注射器の中に入れたスポンジが,小さくなったよ。なぜ?」等たくさんの疑問点が出されました。

 同時に,「空気でっぽうは,後ろの玉が前の玉を押して飛んでいると思ったけど,後ろの玉が前の玉にくっつかないうちに飛んでいった。」「空気と水の性質は違うようだ。」等,たくさんの「分かったこと」も出されました。
 


 分かったことと疑問に思ったことを別の色の付箋紙に書き込み,グループ,全体で「考えの共有」を図りました。全体での発表場面では,実物投影機を使ってグループでの話し合いの結果を電子黒板上に映し出しました。文字が見えにくいときは,画面を拡大して見えやすくするなど,相手意識を持った活用ができていました。





 自分たちで設定した学習問題ですので,次時からの学習に見通しと意欲をもつことができたようでした。

9月24日(火)1年算数科研究授業

 9月24日,1学年算数「おおきさくらべ」の研究授業を行いました。本時は,形の違う2つの容器に入った水のかさをくらべる学習です。

 提示された2つの容器に入っている水を見て,どちらが多いのか児童は思い思いに予想を出します。

 比べる方法を考え,グループでしっかり話し合いをして活動に入りました。

 

 

 ここでタブレットPCの出番です。かさ較べの結果を「証拠写真」として撮影しました。


 結果発表の場面では,画像を根拠として「こうなったから,こっちが多い」と言うような説明の仕方できました。



 
まとめの場面では、確認の演示実験を実物投影機を活用し電子黒板に映し出しました。全員が目の前で見ているような画像を見ることができ,学習内容の徹底を図ることができました。

 

 

 

 実践を終えて,実感したICTの効果は,大きく2点。一つは,それぞれのグループで活動したことを全体の場で説明するとき,根拠となる画像があることで,「考えの共有」がより図りやすくなること。

 もう一つが,実物投影機を使って手元を拡大提示することは,低学年の児童にとって非常にわかり易く,学習内容の徹底をることができることです。

 使い始めたばかりの低学年にとっては、タブレットPCそのものへ興味が向きやすく,逆に学習を阻害してしまうことがあります。目的を持たせ必要な場面以外は手元に置かないようにしながら,これからも活用を進めていきたいと考えています。

 

6月29日 6年生算数科研究授業

6月29日,6学年算数「拡大図と縮図」の研究授業を行いました。本時は,1時間目。図形を比較する活動を通して,拡大図・縮図の意味について学びます。

 

導入では,意図的に誤った縮図や拡大図をタブレットPCで提示しました。課題への焦点化を図るとともに,学習問題を再確認し,問題意識を持って学習に取り組むことができました。

 

個人思考の場面では,「学習探検ナビ」というソフトを活用しました。操作がとても簡単で、子どもたちもタブレットPCとワークシートを使って意欲的に学習に取り組んでいました。


グループでの活動場面では,3人に一台のタブレットPCを使い、個人思考の場面で考えたことを、グループで広げ・深めていきました。

子どもたちはタブレットPCをくいいるように見合い、グループで積極的に伝え合う様子が見られました。ペン書きや拡大等の機能は、グループ思考の場面での「考えの共有」に大変効果的でした。


全体での学びの場面では,電子黒板を活用しました。電子黒板上での説明は、視覚的にポイントをとらえやすく、児童の理解を深めることに適しています。

電子黒板に課題として提示した図形を写し出し、説明をし合いました。友達の考えにそれぞれ付け加えたり、反対したりしながら、考えの共有を図ることができました。


研究の視点

 本校の校内研修の構想について紹介します。本年度のテーマは,「児童の思考力・表現力の向上のためのICT活用による授業改善」です。

 

 研究の視点は3点あります。

 

1つめは,「子どもの学びを生み出す『提示・説明』の工夫」です。

 子どもの学びが生まれる,いわゆる「問いが生まれる」には,教材との出会わせ方が重要になってくる。そこで,教材との出会いの場面において,ICTを効果的に活用した「提示・説明」の取組を進めています。

 

2つめは,「子どもの学びを広げ・深める『考えの共有』の工夫」です。

子どもの学びを広げ・深め,確かな力につなげるためには,教師の一方的な指導ではなく,教師と子ども,子ども同士が考えを伝え合う「考えの共有」が不可欠であると考えます。そのため,様々な考えの共有の場を設定することにより,考えの共有を図っています。

 

 3つめは,「子どもの学びの姿が見える『言語活動』と評価の工夫」です。

 本校の子どもたちの課題の一つである思考力・表現力を育むために,「単元を貫く言語活動」を指導計画へ位置づけ,指導を進めます。子どもと私たち指導者が互いに学びの伸びを実感する評価をを通して,思考力・表現力の向上をめざしています。



6月5日研究授業

4年生授業風景


 6月5日(火),本年度1回目の研究授業を行いました。授業は,4学年国語科の説明文「動いて,考えて,また動く」です

 

筆者は,陸上400メートル競技でオリンピック入賞経験を持つ髙野進さん。「最高の走り」を目指し,試行錯誤を重ねてこられたことが説明文にまとめられています。

 

速く走るためには,「ひざを高く上げる動作でも,地面を強くふむことを意識して行うことが大切」,「あしを後ろにけるのではなく,体の下にしぜんに下ろしていく感じで走るとよい」という髙野さん。

 

筆者の考えで本当に速く走ることができるのかという子どもたちの疑問を検証するために,タブレットPCを活用し実際に「走る」場面を撮影しました。

 

タブレットPCのよさは,撮影した動画を大きな画面で見ることができること。グループで視聴するにも適しています。

 

自分の走りを客観的に見たり,グループで繰り返し動画を見たりすることを通し,筆者の考えの理解を深めることができました。

校内研修のテーマについて

9月20日記事

研究テーマ

児童の思考力・表現力の向上のためのICT活用による授業改善

~子どもの学びを生み出す「提示・説明」と子どもの学びを広げ・深める「考えの共有」に着目した取組を通して~

 

 山田小学校は,本年度も更なる授業改善を目指し,引き続きICT活用を進めていきます。

ICTInformation and Communication Technology)情報通信技術のこと。

 

 ここでは,本校の校内研修の様子,特にICT活用について,紹介をしていきます。


6年生研究授業

今日は6年生の研究授業が行われました。授業者は6年生担任の樋口勇輝先生です。算数の「拡大と縮小」の授業でした。

4年生研究授業

今日は本年度初めての研究授業がありました。授業者は4年生担任で研究主任の東あつや先生です。タブレットを活用しながら、グループごとに話し合い活動が積極的に行われました。