9月24日(火)1年算数科研究授業

 9月24日,1学年算数「おおきさくらべ」の研究授業を行いました。本時は,形の違う2つの容器に入った水のかさをくらべる学習です。

 提示された2つの容器に入っている水を見て,どちらが多いのか児童は思い思いに予想を出します。

 比べる方法を考え,グループでしっかり話し合いをして活動に入りました。

 

 

 ここでタブレットPCの出番です。かさ較べの結果を「証拠写真」として撮影しました。


 結果発表の場面では,画像を根拠として「こうなったから,こっちが多い」と言うような説明の仕方できました。



 
まとめの場面では、確認の演示実験を実物投影機を活用し電子黒板に映し出しました。全員が目の前で見ているような画像を見ることができ,学習内容の徹底を図ることができました。

 

 

 

 実践を終えて,実感したICTの効果は,大きく2点。一つは,それぞれのグループで活動したことを全体の場で説明するとき,根拠となる画像があることで,「考えの共有」がより図りやすくなること。

 もう一つが,実物投影機を使って手元を拡大提示することは,低学年の児童にとって非常にわかり易く,学習内容の徹底をることができることです。

 使い始めたばかりの低学年にとっては、タブレットPCそのものへ興味が向きやすく,逆に学習を阻害してしまうことがあります。目的を持たせ必要な場面以外は手元に置かないようにしながら,これからも活用を進めていきたいと考えています。