研究の視点

 本校の校内研修の構想について紹介します。本年度のテーマは,「児童の思考力・表現力の向上のためのICT活用による授業改善」です。

 

 研究の視点は3点あります。

 

1つめは,「子どもの学びを生み出す『提示・説明』の工夫」です。

 子どもの学びが生まれる,いわゆる「問いが生まれる」には,教材との出会わせ方が重要になってくる。そこで,教材との出会いの場面において,ICTを効果的に活用した「提示・説明」の取組を進めています。

 

2つめは,「子どもの学びを広げ・深める『考えの共有』の工夫」です。

子どもの学びを広げ・深め,確かな力につなげるためには,教師の一方的な指導ではなく,教師と子ども,子ども同士が考えを伝え合う「考えの共有」が不可欠であると考えます。そのため,様々な考えの共有の場を設定することにより,考えの共有を図っています。

 

 3つめは,「子どもの学びの姿が見える『言語活動』と評価の工夫」です。

 本校の子どもたちの課題の一つである思考力・表現力を育むために,「単元を貫く言語活動」を指導計画へ位置づけ,指導を進めます。子どもと私たち指導者が互いに学びの伸びを実感する評価をを通して,思考力・表現力の向上をめざしています。