学校生活

学校生活

小学校最後の素敵な思い出~ふるさとの景色とイルカウォッチング~

3月18日(木)

コロナ禍で、今年度様々な行事が中止になり、思い出も少ない苓北町の6年生のために、富岡地域の方が、船で自分たちの住む町を眺め、イルカウォッチングを楽しむ活動を企画してくださいました。

坂小は富小の6年生と合同で、10時~12時の2時間のクルーズを楽しみました。

船内では、外の景色を見たり、男女仲良くしりとりやゲームをしたりととても楽しそうでした。

イルカウォッチングができる鬼池付近までいくと、いました、いました!

イルカの大群が次から次へと船に近づいてきて、みんな歓声をあげていました。

イルカの大群の様子をお伝えしたかったのですが、シャッターチャンスが難しく、いい写真が撮れず残念・・・

帰りは、通詞島に架かる橋の下を通って、坂瀬川の景色を見ながら、富岡港に向かいました。

最後は、船を操縦してくださった方にお礼を伝え、帰路につきました。

天気も最高によく、小学校生活最後に6年生全員でいい思い出ができました。

坂小みんなで楽しい思い出づくり~お別れ集会・遠足~

3月5日(金)

今年度は、コロナ禍で全校児童が集まって活動する機会がほとんどありませんでしたが、この日は久しぶりに体育館で「お別れ集会」がありました。

まずは、6年生入場。大きな拍手で6年生を迎えます。

続いて、各学年からの出し物。6年生との思い出や感謝の気持ちを、趣向を凝らして伝えました。

トップバッターは、2年生。
キレキレのダンスを大好きな6年生にプレゼントしました。

次は、1年生。入学から何かとお世話になった6年生に、一人ずつメッセージを贈りました。お手紙をもらった6年生も嬉しそうでした。

3年生は、6年生のいいところをジェスチャーで表現したり、6年生の好きなものをクイズにしたりして発表しました。

4年生は、6年生にまつわる言葉をクイズにしました。シンキングタイムのダンスが大爆笑を誘い、集会を大いに盛り上げてくれました。

5年生は、「坂小クイズ」と題し、坂小に関係あるクイズを自分たちで考え、最後は6年生にメッセージを贈りました。きっと、後は自分たちに任せてくださいと伝えたことでしょう。

在校生の出し物の後は、6年生の番です。

一人ずつ将来の夢について、英語のスピーチを交えて伝えてくれました。

最後は、今流行りのNiziUやBTSのダンスを披露。みんないつどこで練習したのか・・・格好もダンスもきまっていました!

お別れ集会が終わると、今年初の試み、「お別れオリエンテーリング」です。

縦割り班のメンバーで協力して、校内にある13のポイントを探し、クイズに答え、言葉を完成させるゲームです。

校舎内は、ポイントを見つける度に歓声が起こり、力を合わせて言葉を完成させていました。みんなとても楽しそうでした。

完成するとこのような言葉になります。

ポイントを回り終えたら、体育館に戻り、みんなで答え合わせ。

正解の言葉「6年生、坂小、だ~いすき!!」と声を合わせて(天草ケーブルテレビで放送してほしいくらいのいい笑顔でした)、オリエンテーリングは終了しました。

そして、いよいよ遠足です。

天気予報では、雨となっていて遠足は中止かと思われましたが、4年生必死のてるてる坊主の願いが叶ったのか、当日は晴れ間も見られ実施することができました。

坂瀬川グラウンドまで、縦割り班ごとに並んでいきました。

グラウンドに着くと、新型コロナウイルス感染症対策を十分行った上で、縦割り班ごとに集まってお弁当を食べました。

 

 

お弁当が終わると、広いグラウンドで鬼ごっこをしたり、お菓子を食べたりと、楽しい自由時間を過ごしていました。

今年度、全校児童集まって活動するのは、この日が最後・・・

卒業する6年生と、楽しい素敵な思い出をつくることができた一日となりました。

 

 

 

お世話になりました!

2月26日(金)

今年度最後の授業参観・PTA総会・学級懇談会が行われました。

まずは、授業参観。
1年生では、できるようになったことの発表会が行われていました。
お家の方のところにいって、できるようになったことを披露する子もいました。

2年生では、小さい頃の写真と共に自分の成長を振り返りました。お家の方への手紙発表では、きっと胸が熱くなられたことでしょう。

3年生では、算数・小数の筆算の学習でした。整数部分と小数部分を足すよさに気付き、一生懸命計算に取り組んでいました。

4年生では、社会「地場産業をいかしたまちづくり」の授業。タブレットを使いこなしながら発表し合う姿が素晴らしかったですね。

たんぽぽ4年では、図工で仕上げた版画の作品を親子でカレンダーにしました。最後は仲良く記念撮影。

5年生は、国語「提案しよう 言葉と私たち」の発表会。「朝食は3品食べよう」「あいさつをしよう」等の提案をパワーポイントで作成した資料をパソコンで操作しながら発表する姿は立派なものでした。

  

そして、最後は6年生。将来の夢について、英語でスピーチし、自作のプレゼン資料で堂々と発表しました。参観された保護者の方も、6年間の我が子の成長を実感し、感動されたのではないでしょうか。

授業参観の後は、PTA総会。今回は、子供たちに習って,,大人たちも各教室をつないでリモートによる話合いに挑戦しました。

議長を引き受けてくださった保護者の方の上手なリードで、議事もスムーズに進行していきました。

 

PTA総会も無事終了し、最後は学級懇談会。
3学期の子供たちの頑張りを動画等で担任が紹介していました。

最後までご参加いただいた保護者の皆様、誠にありがとうございました。

 

地域(坂瀬川・苓北)のことで学んだことを発信!~坂瀬川サミット~

2月17日(水)

今年度は、子供たちが地域について学んできたことを発表し合い、地域をよりよくしていくことについて考え合う場として、「坂瀬川サミット」を開催することにしました。
この日、学校運営協議会も行われ、4名の委員さんがリモートで参加してくださいました。

まずは、各学年が作成した動画を各教室で視聴。

トップバッターは、3年生。「坂小よかとこ探検隊」というテーマで取り組んだ地域学習の中から、さばずし、ふくらしまんじゅう等、郷土料理について発信しました。

4年生は、「人にやさしい坂っ子」というテーマで苓北支援学校との交流を通じて学んだ手話やユニバーサルデザイン、福祉について考えたことを発表しました。

5年生のテーマは、「環境にやさしい坂っ子」。坂瀬川にある川の調査を通して、環境をよりよくするために自分たちができることを提案しました。

6年生は、「伝えよう平和 考えよう未来」というテーマで、これからの坂瀬川をよくするために、ウイルス、争いごと、幸せの3つの視点から調べたこと、考えたことを伝えました。

休憩の後、今度は1・2年が「見つけよう・伝えよう・坂瀬川のひみつ・すてき」というテーマで、生活科で学んだことを発信しました。

1年生は、坂瀬川にあるやぎ公園(川向)とかずま園(西川内)のよさを一人ずつ堂々と発表しました。

2年生は、坂瀬川自慢の自然や食べ物、坂瀬川にいらっしゃる素敵な方々を、テレビリポート風に紹介しました。

各学年の地域学習の系統性も感じられ、見る人が分かりやすいように、発表の方法もかなり工夫されたものばかりでした。

また、動画を食い入るように見つめ、後で意見や感想を発表するために一生懸命メモをとるなど、視聴する態度も立派でした。自分たちの動画を照れながらも満足そうに見つめる姿も印象的でした。

全学年の動画の視聴が終わると、まずは1・2年生の生活科の発表について、各学年で感想を交流しました。

ここで、1・2年は終了。

これからは、3年生以上によるサミットの開始です。
各学年ごとに、発表に対する質問を行います。

中には、鋭い質問もありました。質問に対して、資料を提示しながら分かりやすく答える場面もありました。

質問が終わると、意見や感想を交流し合いました。

最後は、学校運営協議会委員さんから、坂瀬川サミットの感想やこれからの地域との関わりについてのご意見をいただき、坂瀬川サミットは終了しました。

坂瀬川サミットは、今年初めての試みでしたが、子供たちにとって身に付けたい3つの力「学びに向かう力」「考動力」「認め合う力」を大きく伸ばすことができた取組となりました。

今後、子供たちが学んだことをいかして、自ら地域と積極的に関わっていってくれることを期待しています。 

お習字のおしえ

1月28日(木)・1月29日(金)

今回は、苓北町内小中学校において月1回程度行われる毛筆指導を特集します。
坂瀬川小でも、馬場先生を講師にお迎えし、3年生以上が毛筆の練習に取り組んでいます。

 1月28日(木)2校時は、5年生の授業。
どの学年も、今年初めての毛筆指導だったので、今までの学習を生かした「書きぞめ」を行いました。

まずは、姿勢を正し、黙想で気持ちを落ち着かせます。

次に、みんなで声を合わせ、「お習字のおしえ」を読みます。

担任の先生からの話の後、馬場先生にバトンタッチ。
今回の題材の書き方のポイントを教えていただきます。

5年生は「希望」。
文字の中心を常に意識し、筆順や字の形に注意していくことを、水書板や黒板に書きながら説明してくださいました。

いよいよ書き始めます。

書き終わった子供たちは、作品をもって馬場先生のもとに行き、「よろしくお願いします。」と挨拶をして指導を受け、終わると「ありがとうございました。」とお礼を伝え、席に戻りまた練習を始めます。

 こういった、礼儀を重んじる学習 とても大切ですね。

3校時は、今年度から毛筆の学習が始まった3年生。
とても立派な黙想です。

3年生のお題は「正月」。

紙をまず四つ折りにすることの意味(縦は中心が分かるよう、横は字の大きさを整えられるようにするため)を教えていただきました。

 時には、バランスのとれていない文字を紹介することにより、お手本をよく見て書くことの大切さを子供たちも感じたことでしょう。

馬場先生の注意をよく守って練習に取り組み、最後は花丸をもらい嬉しそうな3年生でした。

さて、翌日の1月29日(金)の2校時は6年生の授業。
6年生のお題は「旅立ちの朝」。

 今までは、紙を4つ折りにすればよかったのですが、今回は6つ折り。紙の折り方も丁寧に教えていただきました。

「旅」のように、「へん」がある文字は左の「つくり」よりやや小さめに書くと全体のバランスがよくなるそうです。

平仮名の書き方も、線の交わり方、丸みのもたせ方に気を付けて書くとお手本のような文字が書けそうです。

なかなか難しいお題ですが、集中して練習に取り組み、みんな上手に作品を仕上げていました。

 

最後の3校時は、4年生。お題は「出発」

「出」の3画目と、5画目は、同じ縦画でも手本をよく見ると向きが違います。
手本を見なくても書ける文字でも、中心はどこか、どこから書き始めるとバランスがとれるのかなど手本をよく見ないと上手な文字は書けません。

4年生も、馬場先生の教えをよく守り、一生懸命自分の作品を仕上げていました。

毛筆の時間に限らず、日々の文字を書くときも、「お習字のおしえ」のごとく、お手本をしっかり見て、正しい文字を書くことで正しい心を育てていってほしいですね。