学校生活

地域(坂瀬川・苓北)のことで学んだことを発信!~坂瀬川サミット~

2月17日(水)

今年度は、子供たちが地域について学んできたことを発表し合い、地域をよりよくしていくことについて考え合う場として、「坂瀬川サミット」を開催することにしました。
この日、学校運営協議会も行われ、4名の委員さんがリモートで参加してくださいました。

まずは、各学年が作成した動画を各教室で視聴。

トップバッターは、3年生。「坂小よかとこ探検隊」というテーマで取り組んだ地域学習の中から、さばずし、ふくらしまんじゅう等、郷土料理について発信しました。

4年生は、「人にやさしい坂っ子」というテーマで苓北支援学校との交流を通じて学んだ手話やユニバーサルデザイン、福祉について考えたことを発表しました。

5年生のテーマは、「環境にやさしい坂っ子」。坂瀬川にある川の調査を通して、環境をよりよくするために自分たちができることを提案しました。

6年生は、「伝えよう平和 考えよう未来」というテーマで、これからの坂瀬川をよくするために、ウイルス、争いごと、幸せの3つの視点から調べたこと、考えたことを伝えました。

休憩の後、今度は1・2年が「見つけよう・伝えよう・坂瀬川のひみつ・すてき」というテーマで、生活科で学んだことを発信しました。

1年生は、坂瀬川にあるやぎ公園(川向)とかずま園(西川内)のよさを一人ずつ堂々と発表しました。

2年生は、坂瀬川自慢の自然や食べ物、坂瀬川にいらっしゃる素敵な方々を、テレビリポート風に紹介しました。

各学年の地域学習の系統性も感じられ、見る人が分かりやすいように、発表の方法もかなり工夫されたものばかりでした。

また、動画を食い入るように見つめ、後で意見や感想を発表するために一生懸命メモをとるなど、視聴する態度も立派でした。自分たちの動画を照れながらも満足そうに見つめる姿も印象的でした。

全学年の動画の視聴が終わると、まずは1・2年生の生活科の発表について、各学年で感想を交流しました。

ここで、1・2年は終了。

これからは、3年生以上によるサミットの開始です。
各学年ごとに、発表に対する質問を行います。

中には、鋭い質問もありました。質問に対して、資料を提示しながら分かりやすく答える場面もありました。

質問が終わると、意見や感想を交流し合いました。

最後は、学校運営協議会委員さんから、坂瀬川サミットの感想やこれからの地域との関わりについてのご意見をいただき、坂瀬川サミットは終了しました。

坂瀬川サミットは、今年初めての試みでしたが、子供たちにとって身に付けたい3つの力「学びに向かう力」「考動力」「認め合う力」を大きく伸ばすことができた取組となりました。

今後、子供たちが学んだことをいかして、自ら地域と積極的に関わっていってくれることを期待しています。