学校生活

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卒業証書授与式

 24日(金),卒業証書授与式を挙行いたしました。

 今年度も新型コロナウイルス感染防止対策ということで、来賓の方々、在校生の参加を見送る形での開催は、大変心苦しかったのですが、在校生、そして職員一同、精一杯心を込めて準備、運営に努めました。

 卒業生は、義務教育6年間の最後の授業としての卒業証書授与式を立派な態度で締めくくってくれました。堂々とした入場、卒業証書授与、記念品授与、記念品贈呈と、厳かに粛々と進められていきました。そして、「別れの言葉」では、在校生からのお祝いメッセージをじっと見入っていた卒業生。自分たちのメッセージを述べる場面では、思いを言葉にしっかりとのせて、体育館に響かせてくれました。成長した姿、感謝の気持ちを全身で表現してくれました。

 佐伊津小学校を巣立っていく27人の佐伊津っ子のこれからの人生に、幸多かれ!

 これからも、佐伊津小で培った「主体性・協働性・創造性」を存分に発揮してほしいと願います。

 保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございました。今後とも、佐伊津小学校の教育活動に際しまして、これまで同様、あたたかく見守っていただけると幸いです。

 

人権について考えてみませんか

   先月、佐伊津小で取り組んだ人権学習の様子をお伝えします。私たち大人も、子どもたちとともに、「人権」について、これからも学びを深めていきたいですね。

 

 「じんとり」というお話で人権学習を行いました。じんとりをしているクラスのみんなの中に入れてもらおうとしたしんじ君が、しんじ君はいつも勝手にするからということで入れてもらえなかったというお話です。子どもたちは、しんじくんの気持ちとクラスのみんなの気持ちをそれぞれ考えました。しんじくんもクラスのみんなもお互いに相手のことを考えられていなかったということに気づき、相手の気持ちを考えて行動することが大切であると考えました。また、その後に自分たちも同じようなことはなかったか1人1人しっかり振り返っていました。

 

 「いやだったこと」の学習をし、友だちに優しくすること、嫌なことを言われたりされたりしたときに「いやだ」ということ、チクチク言葉を使わないことなど、学習を通して自分が今後がんばりたいことを発表していました。

 

 「男が先てだれがきめた」の資料の中から、きまりを守っていない、男が先というのはおかしい、悪い言葉を使っているなどたくさんの課題に気づくことができました。そして、まちがったことをしている人がいたら「だめだよ」と注意したいと、差別やいじめをゆるさないという思いを強くしていました。

 

 「できないことないですか」という教材で学習をしました。

子どもたちは、「誰にでも、苦手なことやできないことはあるのだから、それをバカにしたり、からかうのは、おかしい」と感想を述べていました。

  今回も、子どもたちは学年を越えて、友達のいいところを見つけ合っています。お互いに「ありがとう」という温かい気持ちでいっぱいになれば、クラスも学校も素敵な場所になると思います。できないことではなく、お互いの素敵なところを認め合って、輝き合えるようになりたいですね。

 

  「男が先てだれがきめた」という資料をもとにした学習です。資料の中の男の子達は、ずるをして女の子達より先に並びます。そのことを注意されると、「男が先と決まっている。」「男の方が偉い。」「うちでは風呂も男が先。」などと言います。本学級の実態や今の時代の考え方からすると違和感を感じる内容だったので、その話を担任が読み進めると、「何で?」「それおかしい。」「間違ってる。」子ども達は口々にそんな声を挙げてくれました。何が間違っているのか、何が大切なのかについて話し合っていきました。そして、「差別」と「区別」の違いについても考えました。

 また、今週の道徳の時間には、「三つの国」という資料でも互いに認め合い理解することの大切さについて考えました。冬季オリンピックについての話も盛り上がりました。性別、国籍、肌の色、考え方…etc. 「みんな違ってみんないい」です。共に違いを認め合いながら、手を取り合い、支え合っていきたいものです。

 

送別遠足

 今日3月4日(金)は,送別遠足でした。

 まん延防止措置の期間のため,残念ながら,遠足に出かけることはできませんでしたが,学校内でとても思い出に残る1日となったようです。

 制限のある中で,何とかして6年生への感謝の気持ちを伝えたい,みんなで遠足を楽しみたいと5年生が創意工夫をしてくれました。校内オンラインでの「6年生を送る会」を企画し,入念に準備をし,見事に運営してくれました。

↑ 前日の放課後に、5年生が飾りつけをしてくれました。素敵なサプライズです。6年生の子どもたちも、朝、教室を見て、驚き、そしてとても喜んでいました。

 「学校どこでしょうクイズ」では,日頃見慣れているつもりだった場所を再確認することができました。「6年生〇×クイズ」では,6年生にまつわる問題に在校生が挑戦しました。1年生の子どもたちも,教室で,「企画委員長は〇〇さんだよ。〇!」「応援団長は,そうそう,〇〇さんと〇〇さん!〇!」としっかり答えていました。

 

 

 

 クイズを楽しんだ後,1~5年生がそれぞれの教室から6年生へのメッセージを伝え,ほっこりとなるひとときとなりました。続いての「6年生メモリー」では,6年生が1年生の時からの写真をお披露目。6年生が1年生だったころの写真が画面に流れてきたときには,「かわいい!」との声の嵐。また,1,2年生にとっては,給食を対面で食べている様子が驚きだったようです。(早く,コロナがおさまりますようにと願います。)最後に6年生からお礼のメッセージを配信。司会をしていた5年生も、涙を流していました。

 「6年生を送る会」の後は、各学年で6年生へのプレゼント作り。そして、心のこもったプレゼントを6年生に渡していました。

 自由時間では、ソーシャルディスタンスを考慮しつつ、満喫していました。やはり「遊ぶ」って大事なことだなと、子どもたちの笑顔を見ていて感じました。

 5年生の子どもたちを中心に、佐伊津っ子の「主体性・協働性・創造性」を感じた1日でした。

児童会総会

 2月18日(金)、児童会総会を行いました。蔓延防止期間ですので、オンラインでの開催としました。

 日頃より7つの委員会に所属する5,6年生が、学校教育目標「主体性・協働性・創造性を身につけた佐伊津っ子の育成」のもと、よりよい佐伊津小学校を目指し、活動をしてくれています。その活動報告を6年生がパワーポイントにまとめ、発信してくれました。

 

    それぞれの委員会が発表した後、質疑応答がありました。発表を視聴した各学年から、花の水かけや運動会に関する質問、「本のイベントをもっと増やしてほしいです。」「保健のキャラクターがとてもよかったので、今度、募集をかけてほしいです。」といった依頼、そして、「体を強くするため、いろいろ考えてくれてありがとうございます。」といったお礼の言葉をオンライン上でやりとりしました。

 教頭先生が、講評の中で次のようなことを伝えられました。

「7つの委員会の皆さん、学校の目標に向かって、よりよい学校となるように、学校生活が楽しくなるように頑張って活動してくださってありがとうございます。旗の上げ下げ、給食の片付け、放送、体育倉庫や体育館の鍵の開け閉め、図書の本の貸し借り、花の水かけなど、日々の見えにくい部分での各委員会のみなさんの頑張りがあってこそ、規律ある楽しい学校生活が成り立っていると思います。最後に佐伊津小の皆さんにお願いです。これからも、集団の一員として、人のために何かできる人になってほしいです。そして、来年度に向けて、さらにレベルアップしていってほしいと思います。」

3学期は、「次の学年の0学期」。それぞれ「さらなる新しい自分」に向かい、ステップアップしている佐伊津っ子です。

環境コンテストで整っています!

 これらは、環境園芸委員会の子どもたちが、自分たちで作成した賞状です。

「みんながさわやかな気持ちになってくれるような環境をつくる。」という委員会のめあてを達成するために、「環境コンテスト」を企画しました。「帰る時、教室にゴミはなし」「雑巾をきれいにかける」「掃除用具入れの整理整頓」ということを全校児童に呼びかけ、放課後、各教室を見回りました。

 どの学年もよく頑張っていました。「環境が整っている」ということは「心も整っている」ということです。そんな佐伊津っ子の頑張りを認め、ほめ、励ますために環境園芸委員会の子どもたちが、心のこもった賞状を2/10(木)、各学年に贈呈しました。

 今年度の授業日も30日を切りました。落ち着いた環境で過ごしていきたいものです。