学校生活

学校生活

達成感を感じて

12月9日(月)

 今朝は気温が3℃ぐらいしかなかったようで、通勤途中の畑や土手には霜が降りていました。そんな寒い朝も、乙女小の子どもたちは、元気に登校してきます。

 さて、今日は給食の話題ではありません。右側の写真にある「箸置き」です。これは、学びの教室2の6年生からプレゼントしてもらったものです。手芸用のクラフトテープ(紙バンド)を使って作り、ラッピングまですべて一人で行っていました。担任の三嶋先生は、作り方を実際に見せたり、「困ったときは言ってね」と声かけをしたり、少し時間をおいたり…。児童は、「がんばった」「できた」という達成感を感じて授業を終えていました。これこそが個別の支援なのだと思います。

何倍?

12月6日(金)

 昨日は、郡の校長会議と研修、今日は町の校長会議と会議が続き学校を留守にしました。このような時も、教頭や教務が職員のリーダーとなって、職員がそれぞれの教育活動をしっかりと担ってくれます。

 さて、そんな中、5時間目2年生の算数で研究授業を行いました。かけ算の学習で、「倍の考えを定着させる」というねらいでした。「青いテープは、赤いテープの4倍」ということを、実際に赤いテープ4つを青いテープに重ねてみたり、青いテープに赤いテープの分だけ印を付けてみたり…。低学年の子どもたちは、具体物を動かしたり、重ねたり、折り曲げたりという操作を伴った活動と、それを言葉や式に表す活動を相互に行うことを通して、「倍」の考えを体得していきます。

乙女の達人

12月4日(水)

 今日4年生は、総合的な学習「乙女の達人に学ぼう」で、日髙さんにお話を聞きました。日髙さんは、30年間ネオン職人として働いておられ、わたしたちの身近な熊本のデパートのネオン看板も手がけておられます。「ネオン管をどのように作るのか」「ネオン看板ができあがるまで」「熊本地震時に余震のある中で高所でのネオン看板の修理をしたこと」など、画像を使いながら詳しく教えていただきました。子どもたちは、いつも以上に話に聞き入り、「今まで作った看板はいくつですか」「一日で何本ぐらいネオン管を作ることができますか」などたくさんの質問をしていました。乙女には、まだまだたくさんの達人がいらっしゃいます。

 

心強い味方

12月3日(火)

 3年生は社会科で「古い道具と昔のくらし」の学習をしています。乙女小の資料室にある道具は数が限られていますし、その使い方も正しくわかりません。今日は、ゲストティーチャーとして坂野さんをお招きしました。保有されている「はかり」「茶釜」「洗濯板」「アイロン」など、生活で使われていたたくさんの道具を触らせてもらいながら、その使い方を教えていただきました。乙女校区には、頼りになる心強い味方がたくさんいらっしゃいます。

Great!

 

 

 

 

 

12月2日(月)

 あっという間に12月です。1年が過ぎるのが年々早くなっているように感じるのは、私だけでしょうか…。

 さて、今日は、アメリカからリリーとダニーが体験入学に来てくれました。4年、6年それぞれの学級で自己紹介をしたあと、一緒に給食や掃除を体験しました。アメリカでは、掃除はなくて、お昼はお弁当かカフェテリアで食べるのだそうです。さて、子どもたちとリリー、ダニーは、英単語やジェスチャーを使って英語で会話をしていました。特に6年生は、「どうにか伝えよう」「どうにか聞き取ろう」と積極的に声をかけていたようです。帰りにダニーに「How was?」と尋ねると「Great!」と答えてくれました。乙女小の子どもたちにとっても、とてもよい1日となりました。リリー、ダニー、また木曜日に会いましょう。

日々の学習の成果を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月30日(土)

 今日は、午後から学習発表会を行いました。1年生は、たしざん・ひきざんや鉄棒など入学してできるようになったこと。2年生は、ミルク牧場を見学してわかったことを寸劇で。3年生は、「にほんごであそぼ」と題して詩やいろはうた、手遊び歌などを。4年生は、社会科見学で通潤橋について調べたこと。5年生は、ゴジラとルパン三世のテーマを器楽合奏で。6年生は、修学旅行で学んだ平和についてのメッセージを。全校群読では、全員で声を合わせて谷川俊太郎さんの「人は歩く」を。どの学年も、その学年らしい表現で、日々の学習を発表していました。職員もこっそり練習した「パプリカ」を合奏したところ、子どもたちが手拍子や歌を合わせてくれ、乙女小全員でパプリカを楽しむことができました。また、児童会が大きなプログラム作成やスムーズな進行を務めてくれたおかげで、素晴らしい学習発表会になりました。参観していただいた保護者・地域の皆様、ありがとうございました。

 いよいよ明日からは12月になります。2学期まとめの1ヶ月です。

本当の学び

11月29日(金)

 3年生では200字の漢字を学習します。1年生で80字、2年生で160字ですから、合わせて440字の漢字を使うことができるようになるわけです。

 さて、3年生の教室では「荷」を使った言葉を調べた自主学習の紹介があっていました。「荷車」「荷台」「かたの荷が下りる」…それを聞いていた児童が「かたの荷が下りるってどういうことかな。」とつぶやきました。そこで、辞書で調べてみることにしました。すると「気になることがなくなって、気持ちが楽になること」と書いてありました。「どういうことかな?」→「知りたいな…」→「調べてみよう」→「そういうことか!」これが本当の学びですね。

 いよいよ明日は学習発表会です。体育館で12:30開会となります。15:00からは学級懇談会も予定しています。防寒対策の上、ぜひお越しください。 

選んで読もう

11月28日(木)

 昨日は、学習発表会を行う30日(土)分の振替休業日でした。

 今日は、1年生で大型絵本の読み聞かせをしていました。国語の「選んで読もう」というめあてでの学習です。国語で学習した「くじらぐも」のくじらと関連させ、担任の永田先生が、五味太郎さんの「くじらだ!」を選んで読み聞かせをしたものでした。子どもたちはこの後図書室に行き、「どうぶつつながり」「冒険つながり」「お母さんが好きそう」などと言いながら、本を選んで読みました。私も小学生の頃は、毎日図書室に行き、同じ作者のシリーズものや表紙の絵の印象などから本を選んで読んでいたものです…。

寒さに負けない工夫

11月26日(火)

 校庭の木々もすっかり色づいてきました。朝は霧がかかったり、夕方からは急に冷え込んだりして、昼間は暖かくても少しずつ冬が近づいているようです。

 さて、保健室前には、「寒さに負けない工夫をしよう」という掲示が貼り出されました。そのポイントは3つあるのだそうですが、何だと思いますか?

ポイント①下着を着ること ポイント②重ね着をすること ポイント③3つの首を温めること

そして、栄養バランスのよい食事を取り、体をしっかり動かすことが寒さに強い体づくりにつながります。     

 

「教科横断的な学び」

11月22日(金)

 2年生の国語「漢字の広場」で、漢字の定着をしようと今まで学習した漢字を使った算数の問題を作っていました。このように他の教科の学習内容と関連づけて学習することを「教科横断的な学び」といいます。来年度から完全実施される新学習指導要領でも示されていることの一つです。時間割では、国語の時間、算数の時間…と分かれていますが、国語で学んだことも算数で学んだことも、子どもたちの頭の中には一緒にとどまっています。

 さて、2年生は、どんな問題を作ったのでしょうか。「八人の子どもが、六百円のおべん当を買いました。だい金はいくらになるでしょうか。」「一本七十円の大こんを買うのに、百円はらいました。おつりはいくらでしょう。」

迫力あるものに

11月21日(木)

 朝は背中を丸くするほど寒くなりました。熱発や風邪でお休みする子どもも出てきています。体調管理には十分気を付けてください。

 さて、11月30日(土)12:30から本校体育館で、学習発表会を行います。2学期までに学習したことを発表することで、子どもたちの表現力の育成や学習意欲の向上を目的として行うものです。おうちの方や地域の方にも広く学校の教育活動や子どもたちの様子を知っていただく機会でもあります。今日は、業間を使って全校群読の練習をしました。気持ちがこもって、声もそろい、1回目よりも迫力のある群読になってきています。

場面設定

11月20日(水)

 今日は、竹原アドバイザーに5年生と6年生の外国語活動を参観後、授業づくりのアドバイスをいただきました。5年生では、「Can you ~?」「Yes, I can.  / No , I can’t. I can’t ~」.」という会話。6年生では、甲佐町のいいところとどんな施設があったらいいかについて、タブレットで作成したスライドショーを使って友達に紹介するという活動をしていました。会話や紹介という活動ですから、相手がいてそれには反応する必要があります。場面設定で外国語活動を使う必要感がうまれていました。

教師の役目

11月19日(火)

 本校出身の教育実習生が、今週までの2週間、教育実習を行っています。先生方の授業を見せてもらったり、指導を受けながら1年生の授業を考えて実践したりして、教師になるための学びを積まれました。今日は1年生が、教育実習生と国語の「くじらぐも」を学習していました。「くじらぐも」は「天までとどけ、1、2、3!」とくじらぐもに乗ろうと子どもたちが何度もジャンプするお話です。「やってみたい!」という1年生のつぶやきから、お話の通りにワークスペースでやってみることにしました。すると、3回出てくる「天までとどけ、1、2、3!」のかけ声が、1回目より2回目、2回目より3回目が力がこもり大きな声になるだろうと想像することができました。

 子どもたちは可能性を秘めています。それを伸ばすのが教師の役目だと思います。教師の言葉かけひとつ、教師の問いの投げかけひとつ、教師の反応ひとつで子ども達の物事のとらえ方や考え方が変わります。

相手意識と想像力

 

11月18日(月)

 14~15日の修学旅行を無事終えて帰ってきました。(修学旅行中は、教頭先生にホームページの記事をアップしてもらいました)事故やけがもなく、全員ですべての行程を終えることができたのが何よりでした。やはり、その場所で聞く当事者の方の話に勝るものはありません。語り部の池田さんの被爆当時の話には、子ども達も私も聞き入りました。話を聞きながら、平和を守ることにおいても、人権感覚を磨くことにおいても、人間関係を築くことにおいても、「相手意識」と「想像力」が必要ではないかと思いました。「こんなことを言ったら、あの人はどう思うだろうか」「こんなことをしたら、どうなるだろうか」…子ども達にとっても私にとっても学びの多い修学旅行でした。

平和学習(修学旅行3)

午後は、修学旅行の一番の目的の平和学習を行いました。

原爆被爆者の方の講話を聞き、原爆資料館の見学。そして、ボランティアガイドさんに連れられて、長崎市内の平和学習関連施設などのフィールドワークと学習を進めました。

事前にいろいろ調べて修学旅行に出かけましたが、現地ので話や見学は、さらに学習を深める時間となりました。

 

出発!(修学旅行)

心配していた雨も上がり、さわやかな陽射しの中に、長崎へ向け出発しました。

4校が合同で行きますので、玉名PAで結団式を行いました。結団式の担当は乙女小でしたので、みんなで協力して進行しました。

読み・書き・計算

11月13日(水)

 写真は、1時間目に3年生が国語の「三年とうげ」を音読している様子です。分かりやすく整理して書いたノートも見せてくれました。1年生は算数のたし算の問題文作り、2年生は3の段を使った文章問題を解いていました。やはり、学習の基礎となるものは、「読み・書き・計算」です。下学年の時に、それをしっかりと定着させておくことが、上学年でのより幅広く難易度の増した学習につながっていきます。毎日の家庭学習として、担任が国語の教科書の音読、漢字や計算練習を課すのにはこのような理由があるのです。

 さて、明日から6年生と一緒に長崎方面へ修学旅行に出かけます。甲佐町の4小学校連合での修学旅行です。安全にそして学びの多い修学旅行になりますように…。