今日は、珍しく、１時間目の子どもたちの様子を観に行きました。

　自分が担任をしていたときは、子どもたちが朝ご飯をきちんと食べていたり、睡眠が十分にとれていたりしていたら、１～２時間目はとても集中力があったので、覚えたり考えたりすることが多い授業をよく入れていました。

　するとどうでしょう。今日の１時間目は意外と実技教科が多かったです。

１～２年は体育。みんな元気よくバリバリと走る走る走る･･･跳ぶ跳ぶ跳ぶ･･･リレー遊びやハードル走遊びでした。

水分補給は忘れずに、全力で走っていました。

　３年生は社会で昔の道具の学習。ビデオデッキや蠅帳（はえちょう：食卓のかや）等の画像を子どもたちに見せ、これな～んだゲームで子どもたちは口々に「テント！」など答えていました。懐かしい･･･もちろん私の子どもの頃に使っていた物です。

　４年生は音楽で「とんび」の曲の斉唱で、強弱を付けたり口の形に気を付けて歌うことを学んでました。

　５～６年は書写（毛筆）をしていました。自分が小学生の時に親から「落ち着いて集中力をつけるため」という理由で習字教室に通わせられていたことを思い出します。一つ上の姉と通っていたのですが、教室でも走り回ったり、姉と喧嘩したり、友達にちょっかい出したりと落ち着きがなく、「りょうこさん！！！」とよく叱られていました。

　私が６年生で引っ越すことになり、習字教室もやめることに･･･。習字の先生から姉も私も習字の色紙をいただきました。

　私の色紙には「不言実行」と書かれてあり、先生は私に「黙ってやりなさい」とお示しくださいました(笑）うるさくってごめんなさい。

「成長」の字は縦画から書くのですよ。

　相変わらずおりこうな北小の子どもたちでした。子どもの時の私がここにいたら・・・。きっと「りょうこさん！！！」と叱られていることでしょう。(笑）大人になった今、「もっと真面目に習字しておけば良かったなあ」と思うことも多々あります。今からでもしようかな・・・。(校長　上田　玲子）