食育だより
ハッシュド・ビーフ・アンド・ライス
12月6日のメニューは、ハヤシライス、ポテトサラダ、ヨーグルト、牛乳でした。
ハヤシライスネタは以前にも書いたかもしれません。重なっていたらすみません。
私は以前「ハヤシライス」の名前の由来は、「林さん」が発明した料理だったから、と聞いたことがあったのですが、どうもそれは怪しい情報です。
今、一般的には、「ハッシュド・ビーフ」をご飯にかけた「ハッシュド・ビーフ・アンド・ライス」の短縮形が「ハヤシライス」になった、といわれていますね。薄切りの牛肉をバターで炒め、野菜と煮込んだ料理ですが、給食では、ワインを使って煮込んであるそうです。そう思って味わうと、なんとなく高級な味がしないでもありません。私の舌では信用なりませんが。今日もおいしくいただきました。
タイピーエン
11月5日のメニューは、麦ごはん、タイピーエン、鶏肉のカシューナッツあえ、手作りふりかけ、牛乳でした。
手作りふりかけは、しらす、かつお節、ごま、昆布等が混ぜてあって、体に良いものづくしでした。もちろん、給食は全ての食材がそうなのですが。
タイピーエンは、中国の郷土料理が熊本でアレンジされた料理です。もともと縁起の良い料理だそうですが、野菜たっぷりで、めんが春雨なので、とてもヘルシーだと、最近は全国的にも有名になりました。家庭でも、春雨スープとしてよく食べられていますが、給食で食べられるのは熊本だけかもしれません。春雨が汁を吸ってしまうので、作ったらすぐに食べたい料理ですね。今日もおいしくいただきました。
ほっけの照り焼き
12月2日のメニューは、ご飯、ほっけの照り焼き、大根サラダ、味噌汁、牛乳でした。
大根サラダは、白のベースに緑とオレンジが彩りよく、味もよかったです。
今日の魚はほっけ。お店では、開きの干物状態で売ってあることが多いですね。私の好きな魚の1つですが、切り身で食べることはあまりないので、献立表でほっけだと分かりました。身が食べ応えありますよね。
ほっけは北海道でよく食べられる魚です。体長60センチぐらいで、割と大きな魚です。鮮度が落ちやすいので、干物にして流通することが多いのだそうです。なるほど、と納得しました。今日もおいしくいただきました。
土佐酢和え
12月1日のメニューは、ご飯、てっか煮、土佐酢和え、大豆とアーモンドのりんかけ、牛乳でした。
今日の野菜おかずは「土佐酢和え」でした。「土佐」と言えば高知県ですが、なぜ「土佐」かというと、、、。
かつお節のうま味を加えた合わせ酢「土佐酢」を使った和え物が「土佐酢和え」です。「土佐」は高知県、高知県はかつお節の産地、というつながりから、かつお節を使った料理に「土佐揚げ」「土佐煮」等と、「土佐」を冠した名前が付けられたそうです。そういえば「土佐の一本釣り」というかつお船の出てくる漫画もありましたね、かなり昔ですが。
今日の料理も、酢がマイルドな味わいで、かつお節の風味が生きていました。今日もおいしくいただきました。
ハンバーグ+パン=
11月30日のメニューは、丸パン、ハンバーグ和風ソースかけ、じゃがいものベーコン煮、グリーンサラダ、牛乳でした。
朝から次第に気温が下がって、いよいよ冬の寒さが迫ってきました。じゃがいものベーコン煮の温かさが身にしみます。
今日のパンには切れ目が入っていました。それは「ハンバーグを挟んで食べてね」という合図です。挟むのは手作りハンバーグと、サラダを少し。和風ハンバーガーのできあがりです。
ハンバーグはふわふわして、単品で食べてもおいしいと思いましたが、パンに肉汁やソースがしみて、なお良かったです。少し挟んだサラダの歯ごたえも良いアクセントになって、とてもおいしいハンバーガーになりました。今日もおいしくいただきました。