This is US! ~学校生活~

2025年12月の記事一覧

資源回収ありがとうござました

12月6日(土)、南関第三小学校において資源回収を行いました。本格的な冬の寒さが身にしみる季節となりましたが、先日の資源回収では、早朝から多くの皆様にご参加いただき、大変ありがとうございました。

保護者や地域の皆様には、日頃より空き缶や新聞紙などを丁寧に保管し、分別して当日お持ちいただきました。 皆様の一つひとつのご協力が積み重なり、大きな成果へとつながりました。

また、当日の運営を支えてくださったPTA役員の皆様や各部の皆様、事前の準備から車の誘導、回収場所での対応まで、安全で円滑な活動のためにご尽力いただきました。閉会の時に6年生から卒業アルバムの一部を補助していただくことへお礼がありました。 

今回の収益金は、南関第三小学校の教育活動の充実のために、大切に活用させていただきます。資源回収という活動を通して、地域と学校が心をひとつにする「地域とともにある学校」の温かさを、改めて感じることができた一日となりました。皆様のあたたかいご支援とご協力に、心より感謝申し上げます。

先生もおすすめ! 読書の木

図書委員会が、児童や先生のおすすめ本をお昼の放送で紹介してくれています。

12月5日(金)の放送では、3年生の「魔法のようなスイーツの本」、4年生の「猫の国への冒険物語」、そして右田先生からは「本当の友達について考える本」が登場しました。ワクワクする話から、心にじーんと響く話まで。「読書の木」を通して、素敵な本との出会いが南関第三小学校にに広がっています。

静寂の中に響く、成長の足音

南関第三小学校の掃除時間は、ちょっと特別です。 放送委員会の合図とともに、校舎全体が「シーン」と静まり返る「無言掃除」に取り組んでいるからです。

言葉を交わさず、黙々と床を磨く子供たち。その静かな空間には、たくさんの「力」が満ちています。 言葉がなくても通じ合える「協力する力」。 自分で汚れを見つけ、工夫してきれいにする「考える力」。 そして、時間いっぱい集中して取り組む「やり抜く力」。

掃除の後のふり返りの時間を含め、この一連の流れは、単に校舎をきれいにするだけでなく、子供たちの心を磨く大切な時間でもあります。 静けさの中で、確かに聞こえる成長の足音。そんな子供たちの姿を、これからも大切に育んでいきます。

感謝の気持ちをこめて ~稲作体験学習を終えて~

5年生は、1年を通して稲作体験学習に取り組んできました。 田植えや稲刈り、収穫したお米を味わう体験など、たくさんの学びの場面がありました。 その一つひとつに、地域の方々のあたたかなご協力があったことに、子供たちも感謝の気持ちを感じているようです。

そこで、子供たちはお世話になった方々へ、感謝の気持ちを込めて手づくりの感謝状をお渡ししました。 言葉を選びながら丁寧に書いたメッセージには、子供たちの素直な思いが表れており、受け取ってくださった皆さまにも喜んでいただけたようでした。

地域の方々に支えられながら、子供たちは自然の恵みや人とのつながりの大切さを感じることができたようです。 これからも、感謝の気持ちを忘れずに、学びを深めていってほしいと思います。

 

 

6年理科授業

12月5日(金)、電気の効果的な使い方を考えていきます。

タブレットで学校内で調べタブレット端末で記録していきます。

心をととのえる時間「無言掃除」の取組~協力する力・考える力・やり抜く力を育む~

南関第三小学校では、毎日の掃除の時間を「無言掃除」として取り組んでいます。 この時間は、教室や廊下をきれいにするだけでなく、静かな空間の中で自分と向き合い、集中して行動する力や、まわりを思いやる心を育てる大切な時間です。

昼休みが終わると、放送委員会の児童が合図を流し、12分間の掃除が始まります。子どもたちは一言も発さず、黙々とほうきを動かし、雑巾で隅々まで拭き取っていきます。机を後ろに下げて掃き掃除をし、拭き掃除を終えた後は、机を元に戻してもう一度確認。ロッカーの中や黒板の溝まで、丁寧に手を伸ばします。

掃除の時間には、「協力する力」が自然と育まれます。声を出さずとも、互いの動きを見て気づき合い、譲り合いながら進める姿には、思いやりと連携の心があふれています。 また、掃除中に道具が足りないときや、汚れの落とし方に悩む場面では、「考える力」が試されます。どうすれば今できることを見つけられるか、自分で判断し、工夫する力が育っています。 そして、最後まで手を止めずに取り組む姿からは、「やり抜く力」がしっかりと根づいていることが感じられます。

掃除が終わると、片付けと短いふり返りの時間が設けられています。時間を守って行動できたか、無言で取り組めたか、掃除の仕上がりはどうだったかを、静かにふり返ります。

この時間、先生たちも声を出さずに見守ります。子どもたちが自分で気づき、考え、行動することを大切にしているからです。放送委員会の児童も、放送の準備や時間の計測、放送室の掃除など、それぞれの役割をしっかり果たしています。

無言掃除は、学校全体で心をひとつにする時間。静けさの中に、子どもたちの集中と誠実さがあふれています。 これからも、掃除を通して「協力する力」「考える力」「やり抜く力」を、日々の実践の中で育んでいきたいと思います。